1日ちょっと降り続いた、花散らしの雨は、ほんとうに散らしてしまった。
嵐山の桜は、あっという間に、見頃が過ぎた。
花が散ったら、観光客は激減。
嵯峨野の道に、人は少しだけ。
咲いていたのは、遅咲きの枝垂桜が中心。
また、心田(しんでん)桜と云う桜に出会った。
調べたら、珍しい花と分かった。
どこにあったかって、天竜寺の塔頭(たっちゅう)の、慈済院(じさいいん)に。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
〇の中を歩く。 印は、最後に行く、清凉寺(せいりょうじ)。
嵐山駅から天竜寺に向かっている。 あと、300㍍。
天竜寺の境内は、昔は、この辺りまであった。
駅近辺も、普通の桜は、散っていた。
下は、枝垂桜なので、咲いてる。 枝垂桜は、遅咲が多いよう。

天竜寺に入った。(無料の部分)
ここは、天竜寺の塔頭(たっちゅう)の、慈済院(じさいいん)。
枝垂れでないけど、咲いている。 真っ白。 心田桜とある。
入れないので、花のアップは撮れない。

心田桜について調べてみた。
花の特徴は、1本の木に、八重と普通のが、混ざっている。 これが珍しい。
何の種類かと云うと、御車返しの桜(みくるまがえしのさくら)の一種だそう。
一種と云うから、違う部分を知りたいが、それは分からない。
天皇の車が、美しい桜だったので、戻ってまた見たと言うので、この名前。
特徴は、上に書いた通り。
どんな花かと云うと、下の花。(楽天市場から)
花びらの枚数が、色々なのかな。
名前の由来は、この寺に昔、稲葉心田と云う、管主(住職)がいたから。
このように、遅咲きの桜があるといい。
散った桜の中心は、ソメイヨシノ。
下は、葉っぱが同時に出ているので、ヤマザクラの仲間。
緑と白の組み合わせがいい。
右は散った状態。 次は、さくらんぼ。 実を成らすのが、最終目的。

保津川への途中。 お店。 右には、宝厳院がある。
嵐山 宝厳院のライトアップ ~京都市~ 冬の旅路 他 (2011/11/22)

嵐山吉兆。 いつだか、騒がれた店。

渡月橋。 渡ったら中州。 もう一つ渡って、向こう岸。 人が少ない。

保津川下りの船は、向こうに持っていく。 ずっと奥で、トラックに積む。

亀山公園。 ツツジの花。 像は、角倉了以(すみのくら りょうい)。 水運に貢献した人。

振り返って。 嵐山。 手前に、保津川(桂川)。 まだ桜が残っている。

亀山公園には、百人一首の歌碑がある。
昔の歌には、愛だ 恋だ 失恋だ、の歌が多い。
公家は、半分以上遊んでいたから、時間を持て余して、こんな歌ばかり。
権力争いが大変か。
作者の娘は、冷泉天皇の女御となり、花山天皇の母となる。
晩年は摂政・太政大臣になっている。

百人一首を歩く(その2)~京都、嵐山・嵯峨野~ 他 (2011/11/24)
百人一首を歩く(その1)~京都、嵐山~ 他 (2011/11/23)
左に行くと、展望台。 保津川が見える。 右に行く。
こうやって咲いてるのは、ほんの少し。

雨は弱くなって、降ったり止んだり。 でも、ずいぶんと降った。
今日の歌は、これを見て作った。

山を下りて、あるお家の庭。 1本の木に、白とピンクの花。
桜は種類が多く、何でもある。 何があっても、不思議でない。
※ 1つの花が、ピンクと白の混ざったのだって或る。
例えば、森小町。 北海道の森町に、1本だけ。

少し行ったら落柿舎。 桜が見えないから、戻る。

この後、愛宕街道を通って、清凉寺へ。
本堂横の桜も、ずいぶん散った。 下に桜の絨毯。
この寺には、インドで作られた、釈迦如来像がある。 これで、この寺は知られる。
国宝。 日本中の多くの寺の釈迦如来像は、この像を基本にして、造られている。
また、清凉寺が建つ前は、ここに、源融の別荘があった。 彼は源氏物語の、光源氏のモデルと云われる。
物語の登場する、光源氏の愛人の夕顔は、この近くで生まれている。 生家跡があった。
源氏物語ゆかりの寺、清涼寺 ~京都市~ トルコ行進曲(モーツァルト、演奏はフェッラーティ 他) 他 (2012/6/5)
京都駅から鴨川公園まで、源氏物語を歩く。~京都市~ 借りぐらしのアリエッティ 他 (2912/6/22)

桜が咲いてたので撮った。 そうしたら、石碑に、秀頼とあった。
どうしてあるのか。
※ その前に、上の本堂は、5代将軍義綱が、1700年頃建てた。(寄進したと言うか)
その前の建物は、秀頼が1600年過ぎに建てた。
その前は、すたれていたから、秀頼は、清凉寺中興の大恩人。 その恩は、忘れない。
そして、こんなことが、(Wikipedia)
昭和55年(1980)に行われた、大坂城三の丸跡の学術調査で、発掘現場から
豊臣秀吉の三男の豊臣秀頼公のものと思われる頭蓋骨が出土しました。
その後の調査でこの骨が人為的に丁寧に埋葬されていることや、介錯の跡、周
囲からの出土品などから考察して、秀頼公のものと断定されました。
上の骨が、ここの首塚に埋葬されている。
夏の陣で、自刃し介錯してもらう。
彼の母が淀殿で、その前は、茶々と云われた。 浅井3姉妹の一番上。
こうの一句の、主人公。

この寺には、こんなのもある。 今回知った。
源平の戦いで、敦盛は熊谷直実に、首を打ち取られた。
その、熊谷直実の文書があるんですね。 重要文化財。
熊谷直実の鎧で湯豆腐を作ったとかいうのが、下の店。
境内にある。 ※ 鎧で作るとは、どういう意味か。
桜は、枝垂桜。

※ 平安神宮の北に、金戒光明寺がある。
ここに、江の供養塔がある。 そして、熊谷直実の墓も。
今度行ったら、見てこようと思う。 明日、見れたらいいが。
※ 先日、知恩院の千姫の墓の近くに何かがあって、思い出せないと書いた。
これは間違いで、千姫の母の江(ごう)の供養塔の近くと、勘違いしていたよう。
戻ってきた。 真っ直ぐ行ったら、渡月橋。 少しの観光客。

京都の桜の季節は、あっという間に、通り過ぎた。
数日間は、遅咲きの桜を楽しむのでしょうか。
こうやって散ってしまうから、咲いたその日を大事にする。
また、来年です。
【今日の一句】 「 花散らし雨に すっかり濡れそぼった 桜の花びら 」
※ そぼるは、濡ると書く。 これも、濡(ぬ)れる意味。
※ 美しかった淀殿も、最後は、すっかり濡れそぼった桜の花のように。
「 象潟や 雨に西施が ねぶの花 」 を、思い起こさせます。
※ 花散らし雨には、別と云うか、・・・、とだけ。
「桜 なぜ散るのを急ぐ 嫌われる前にか 」 心配しなくていいのに。
【今日の歌】
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 平安神宮に、八重紅枝垂桜を見に行く。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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嵐山の桜は、あっという間に、見頃が過ぎた。
花が散ったら、観光客は激減。
嵯峨野の道に、人は少しだけ。
咲いていたのは、遅咲きの枝垂桜が中心。
また、心田(しんでん)桜と云う桜に出会った。
調べたら、珍しい花と分かった。
どこにあったかって、天竜寺の塔頭(たっちゅう)の、慈済院(じさいいん)に。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
〇の中を歩く。 印は、最後に行く、清凉寺(せいりょうじ)。

嵐山駅から天竜寺に向かっている。 あと、300㍍。
天竜寺の境内は、昔は、この辺りまであった。
駅近辺も、普通の桜は、散っていた。
下は、枝垂桜なので、咲いてる。 枝垂桜は、遅咲が多いよう。

天竜寺に入った。(無料の部分)
ここは、天竜寺の塔頭(たっちゅう)の、慈済院(じさいいん)。
枝垂れでないけど、咲いている。 真っ白。 心田桜とある。
入れないので、花のアップは撮れない。

心田桜について調べてみた。
花の特徴は、1本の木に、八重と普通のが、混ざっている。 これが珍しい。
何の種類かと云うと、御車返しの桜(みくるまがえしのさくら)の一種だそう。
一種と云うから、違う部分を知りたいが、それは分からない。
天皇の車が、美しい桜だったので、戻ってまた見たと言うので、この名前。
特徴は、上に書いた通り。
どんな花かと云うと、下の花。(楽天市場から)
花びらの枚数が、色々なのかな。

名前の由来は、この寺に昔、稲葉心田と云う、管主(住職)がいたから。
このように、遅咲きの桜があるといい。
散った桜の中心は、ソメイヨシノ。
下は、葉っぱが同時に出ているので、ヤマザクラの仲間。
緑と白の組み合わせがいい。
右は散った状態。 次は、さくらんぼ。 実を成らすのが、最終目的。


保津川への途中。 お店。 右には、宝厳院がある。
嵐山 宝厳院のライトアップ ~京都市~ 冬の旅路 他 (2011/11/22)

嵐山吉兆。 いつだか、騒がれた店。

渡月橋。 渡ったら中州。 もう一つ渡って、向こう岸。 人が少ない。

保津川下りの船は、向こうに持っていく。 ずっと奥で、トラックに積む。

亀山公園。 ツツジの花。 像は、角倉了以(すみのくら りょうい)。 水運に貢献した人。

振り返って。 嵐山。 手前に、保津川(桂川)。 まだ桜が残っている。

亀山公園には、百人一首の歌碑がある。
昔の歌には、愛だ 恋だ 失恋だ、の歌が多い。
公家は、半分以上遊んでいたから、時間を持て余して、こんな歌ばかり。
権力争いが大変か。
作者の娘は、冷泉天皇の女御となり、花山天皇の母となる。
晩年は摂政・太政大臣になっている。


百人一首を歩く(その2)~京都、嵐山・嵯峨野~ 他 (2011/11/24)
百人一首を歩く(その1)~京都、嵐山~ 他 (2011/11/23)
左に行くと、展望台。 保津川が見える。 右に行く。
こうやって咲いてるのは、ほんの少し。

雨は弱くなって、降ったり止んだり。 でも、ずいぶんと降った。
今日の歌は、これを見て作った。

山を下りて、あるお家の庭。 1本の木に、白とピンクの花。
桜は種類が多く、何でもある。 何があっても、不思議でない。
※ 1つの花が、ピンクと白の混ざったのだって或る。
例えば、森小町。 北海道の森町に、1本だけ。



少し行ったら落柿舎。 桜が見えないから、戻る。

この後、愛宕街道を通って、清凉寺へ。
本堂横の桜も、ずいぶん散った。 下に桜の絨毯。
この寺には、インドで作られた、釈迦如来像がある。 これで、この寺は知られる。
国宝。 日本中の多くの寺の釈迦如来像は、この像を基本にして、造られている。
また、清凉寺が建つ前は、ここに、源融の別荘があった。 彼は源氏物語の、光源氏のモデルと云われる。
物語の登場する、光源氏の愛人の夕顔は、この近くで生まれている。 生家跡があった。
源氏物語ゆかりの寺、清涼寺 ~京都市~ トルコ行進曲(モーツァルト、演奏はフェッラーティ 他) 他 (2012/6/5)
京都駅から鴨川公園まで、源氏物語を歩く。~京都市~ 借りぐらしのアリエッティ 他 (2912/6/22)


桜が咲いてたので撮った。 そうしたら、石碑に、秀頼とあった。
どうしてあるのか。
※ その前に、上の本堂は、5代将軍義綱が、1700年頃建てた。(寄進したと言うか)
その前の建物は、秀頼が1600年過ぎに建てた。
その前は、すたれていたから、秀頼は、清凉寺中興の大恩人。 その恩は、忘れない。
そして、こんなことが、(Wikipedia)
昭和55年(1980)に行われた、大坂城三の丸跡の学術調査で、発掘現場から
豊臣秀吉の三男の豊臣秀頼公のものと思われる頭蓋骨が出土しました。
その後の調査でこの骨が人為的に丁寧に埋葬されていることや、介錯の跡、周
囲からの出土品などから考察して、秀頼公のものと断定されました。
上の骨が、ここの首塚に埋葬されている。
夏の陣で、自刃し介錯してもらう。
彼の母が淀殿で、その前は、茶々と云われた。 浅井3姉妹の一番上。
こうの一句の、主人公。

この寺には、こんなのもある。 今回知った。
源平の戦いで、敦盛は熊谷直実に、首を打ち取られた。
その、熊谷直実の文書があるんですね。 重要文化財。
熊谷直実の鎧で湯豆腐を作ったとかいうのが、下の店。
境内にある。 ※ 鎧で作るとは、どういう意味か。
桜は、枝垂桜。

※ 平安神宮の北に、金戒光明寺がある。
ここに、江の供養塔がある。 そして、熊谷直実の墓も。
今度行ったら、見てこようと思う。 明日、見れたらいいが。
※ 先日、知恩院の千姫の墓の近くに何かがあって、思い出せないと書いた。
これは間違いで、千姫の母の江(ごう)の供養塔の近くと、勘違いしていたよう。
戻ってきた。 真っ直ぐ行ったら、渡月橋。 少しの観光客。

京都の桜の季節は、あっという間に、通り過ぎた。
数日間は、遅咲きの桜を楽しむのでしょうか。
こうやって散ってしまうから、咲いたその日を大事にする。
また、来年です。
【今日の一句】 「 花散らし雨に すっかり濡れそぼった 桜の花びら 」
※ そぼるは、濡ると書く。 これも、濡(ぬ)れる意味。
※ 美しかった淀殿も、最後は、すっかり濡れそぼった桜の花のように。
「 象潟や 雨に西施が ねぶの花 」 を、思い起こさせます。
※ 花散らし雨には、別と云うか、・・・、とだけ。
「桜 なぜ散るのを急ぐ 嫌われる前にか 」 心配しなくていいのに。
【今日の歌】
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 平安神宮に、八重紅枝垂桜を見に行く。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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