ここ数日、越前海岸を北上してきた。
大きな港は、なかった。
しかし、越前海岸の最北に、大きな港。
三国港。
深い湾の奥ではなく、九頭竜川の河口近く。
昔、北前船が寄るには、とても便利。
かつて繁栄した、三国の古い町並みを、歩いてみた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
ちょっと北に行ったら、石川県。
福井県の、最北に。
九頭竜川の河口。
福井県は、越前海岸の右の方が広い。
そこのほとんどが、九頭竜(くずりゅう)川の流域。
だから、福井県の70㌫が、九頭竜川の流域だという。
驚き。 福井県は、この川と共に生きている。
※ 余談 山形県の75㌫は、最上川の流域。 芭蕉が愛した最上川です。
「 五月雨を 集めて早し 最上川 」って。
小さな汐見公園があって、駐車場。 川は、竹田川。 丸岡城の方からくる。
右向こうの家並みに行く。

港橋を渡って。 右に、三國神社。
山は、白山か、その近辺のよう。
白山に登る ~日本三名山、深田久弥のふるさとの山 白山市~ 他 (2011/7/6)

港橋から見た。下流。 左の方からの、九頭竜川に合流する。
※ 九頭竜川の源流は、九頭竜湖の上流に。 油坂峠近く。
そこを通って、郡上八幡や高山に行ける。

橋を渡って、右の方に。 背の高い家の中に、祭で使う山車(だし)があった。 作成中か。

三國神社。

立派な狛犬。

随身門。 門の両側に随身がいる。 神を守る。
門の偉容さが、かつての三国の町の、力を感じるでしょうか。

拝殿。 右には、神輿をしまっておくのか。 神輿殿だったか。

三国の祭りでは、こんなのが登場。
橋 弁慶と云う、能楽があるよう。 仔(こ)獅子は歌舞伎かな。
梶原影季(かげすえ)は、一ノ谷で義経と共に戦う。
※ 影季の父の景時が、頼朝に義経を悪く伝えた。 これがなければ、義経は死ななかった。
頼光は、酒呑童子(しゅてんどうじ)をやっつけた。 鬼殺しを飲ませて。
前田慶次は、上杉景勝に仕えている。

この後、きたまえ通りに向かった。 ずっと、電気工事。
下の地図の、赤〇を。
ここは、旧森田銀行。 大正9年。 鉄筋コンクリート。 壁はタイル。

森田家は、北前船で、財を成した。 最後は、福井銀行に合併される。

白い漆喰(しっくい)が、美しい。

祭の山車は、このような建物に。 町中にある。

いい感じの、町並みに入ってきた。
ただ、重伝建地区にはなっていない。
30年前に、町並みの貴重さに気づいていれば、なったでしょうね。
(福井県の重伝建地区は、小浜市と熊川宿だけ。)
この地区には、古い家が、点である状態かな。

案内所、休憩所。 新しく作った建物。

祭は、5月。 1ヶ月を切っている。 準備に、どこも、余念がない。
燃える季節は、間もなく。
三国を舞台にした、アニメがある。 初めて知った。 6人の高校生の物語。

旧岸名家。
屋根に三角の部分が、少し見える。(切り妻の妻の部分)
その前の部分は、前に流れている。
かぐら建てという建て方だそう。 三国、独特の建て方。
※ 坂井市のHPの写真はこう ⇒
分かりやすい。
通りに面しては、この造りにしないと、許可出なかったのかな。
2階から、殿様の行列を見れないように。

江戸時代後期とある。 材木商。 家の中に、通りがある。
ずっと行くと、九頭竜川。

仏間と中庭。 必ず、中庭。
三国の最高位の遊女は、小女郎(こじょろう)と呼ばれた。
※ 京都は、太夫(だゆう)。 江戸は、花魁(おいらん)。

三国仏壇。 塗りがいい、頑丈、釘を使わない、などのよう。
仏像の顔だけが、ピントが合ってない。 これが不思議。

説明の人が、水琴窟がありますよと。
2階に上がった。
目の前の屋根の一番上は、笏谷石(しゃくだにいし)でないかなと。
丸岡城の天守の瓦が、この石だった。 濡れたら、緑になるそう。 ここに、分かりやすく。
高見順の作品があった。 この人は、三国の出身。

中庭。 ここから風が、家の中を通り抜ける。
内陸よりは、雪は少ないが、それでもある。 ここに、ためると、説明していただいた。
俳句は、このようにするのか。 句会ですね。

黛まどかさんの文。
三国の小女郎 哥川(かせん)について。 彼女は、俳人でもあった。
面白いですよ。
「 春雨や こころのおくの 吉野まで 」

歩いていたら、時々、文学の説明。
水上勉も、福井県の人。
水上勉の生家跡の位置を、はっきりさせる。 若州一滴文庫。 はなれ瞽女(ごぜ)おりん。~おおい町~ 他 (2014/11/6)
校歌に、白山とある。 白山は、三国から見えてるんですね。

思案橋の向こうは、遊郭街だった。 ここで思案して、よし・・って。

哥川(かせん)の説明。
2つ目の歌について
爪紅(つまくれない)は、マニキュアのことだが、ホウセンカの花のことでも。
秋海棠(しゅうかいどう)は、こんな花。
(季節の花300からお借り)
季語は秋。 花言葉は、恋の悩み、片思い。

料理茶屋。 魚志桜(うおしろう)。 昔の三国の味を、今でも。

森田愛子は、この町の生まれ。
「化粧して 病みこもりをり 春の雪」
29歳で亡くなるんですね。 結核。

永正寺。 哥川の菩提寺。

ここを、戻った。

途中から、さっき歩いた、町並みに戻った。
これを、見忘れていた。
彼は、金沢の人ですね。 軽井沢に、旧居があった。 夏の別荘。
旧軽井沢を歩く。 旧軽井沢銀座・ショー記念礼拝堂・雲場池 他。~軽井沢町~ 他 (2013/10/31)

三国の町並みを、歩いてみました。
作家が大事にされてる、印象でした。
九頭竜川の河口に、三国港。 近くに、東尋坊。
3つは、セットになっていますね。
【今日の一句】 「 福井県の雨は 流れて旅して みんな九頭竜川に 」
【今日の曲】 Spanish Romance - by anonymous - Performed by John H. Clarke
昨日と同じ人とは、思えない。 若い時。
【道の駅】 みくに
【明日の予定】 東尋坊
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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大きな港は、なかった。
しかし、越前海岸の最北に、大きな港。
三国港。
深い湾の奥ではなく、九頭竜川の河口近く。
昔、北前船が寄るには、とても便利。
かつて繁栄した、三国の古い町並みを、歩いてみた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

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ちょっと北に行ったら、石川県。
福井県の、最北に。
九頭竜川の河口。


福井県は、越前海岸の右の方が広い。
そこのほとんどが、九頭竜(くずりゅう)川の流域。
だから、福井県の70㌫が、九頭竜川の流域だという。
驚き。 福井県は、この川と共に生きている。
※ 余談 山形県の75㌫は、最上川の流域。 芭蕉が愛した最上川です。
「 五月雨を 集めて早し 最上川 」って。
小さな汐見公園があって、駐車場。 川は、竹田川。 丸岡城の方からくる。
右向こうの家並みに行く。

港橋を渡って。 右に、三國神社。
山は、白山か、その近辺のよう。
白山に登る ~日本三名山、深田久弥のふるさとの山 白山市~ 他 (2011/7/6)


港橋から見た。下流。 左の方からの、九頭竜川に合流する。
※ 九頭竜川の源流は、九頭竜湖の上流に。 油坂峠近く。
そこを通って、郡上八幡や高山に行ける。

橋を渡って、右の方に。 背の高い家の中に、祭で使う山車(だし)があった。 作成中か。


三國神社。

立派な狛犬。


随身門。 門の両側に随身がいる。 神を守る。
門の偉容さが、かつての三国の町の、力を感じるでしょうか。


拝殿。 右には、神輿をしまっておくのか。 神輿殿だったか。


三国の祭りでは、こんなのが登場。
橋 弁慶と云う、能楽があるよう。 仔(こ)獅子は歌舞伎かな。
梶原影季(かげすえ)は、一ノ谷で義経と共に戦う。
※ 影季の父の景時が、頼朝に義経を悪く伝えた。 これがなければ、義経は死ななかった。
頼光は、酒呑童子(しゅてんどうじ)をやっつけた。 鬼殺しを飲ませて。
前田慶次は、上杉景勝に仕えている。



この後、きたまえ通りに向かった。 ずっと、電気工事。
下の地図の、赤〇を。

ここは、旧森田銀行。 大正9年。 鉄筋コンクリート。 壁はタイル。

森田家は、北前船で、財を成した。 最後は、福井銀行に合併される。


白い漆喰(しっくい)が、美しい。


祭の山車は、このような建物に。 町中にある。


いい感じの、町並みに入ってきた。
ただ、重伝建地区にはなっていない。
30年前に、町並みの貴重さに気づいていれば、なったでしょうね。
(福井県の重伝建地区は、小浜市と熊川宿だけ。)
この地区には、古い家が、点である状態かな。


案内所、休憩所。 新しく作った建物。


祭は、5月。 1ヶ月を切っている。 準備に、どこも、余念がない。
燃える季節は、間もなく。
三国を舞台にした、アニメがある。 初めて知った。 6人の高校生の物語。


旧岸名家。
屋根に三角の部分が、少し見える。(切り妻の妻の部分)
その前の部分は、前に流れている。
かぐら建てという建て方だそう。 三国、独特の建て方。
※ 坂井市のHPの写真はこう ⇒

通りに面しては、この造りにしないと、許可出なかったのかな。
2階から、殿様の行列を見れないように。


江戸時代後期とある。 材木商。 家の中に、通りがある。
ずっと行くと、九頭竜川。


仏間と中庭。 必ず、中庭。
三国の最高位の遊女は、小女郎(こじょろう)と呼ばれた。
※ 京都は、太夫(だゆう)。 江戸は、花魁(おいらん)。


三国仏壇。 塗りがいい、頑丈、釘を使わない、などのよう。
仏像の顔だけが、ピントが合ってない。 これが不思議。


説明の人が、水琴窟がありますよと。
2階に上がった。
目の前の屋根の一番上は、笏谷石(しゃくだにいし)でないかなと。
丸岡城の天守の瓦が、この石だった。 濡れたら、緑になるそう。 ここに、分かりやすく。
高見順の作品があった。 この人は、三国の出身。



中庭。 ここから風が、家の中を通り抜ける。
内陸よりは、雪は少ないが、それでもある。 ここに、ためると、説明していただいた。
俳句は、このようにするのか。 句会ですね。


黛まどかさんの文。
三国の小女郎 哥川(かせん)について。 彼女は、俳人でもあった。
面白いですよ。
「 春雨や こころのおくの 吉野まで 」


歩いていたら、時々、文学の説明。
水上勉も、福井県の人。
水上勉の生家跡の位置を、はっきりさせる。 若州一滴文庫。 はなれ瞽女(ごぜ)おりん。~おおい町~ 他 (2014/11/6)
校歌に、白山とある。 白山は、三国から見えてるんですね。


思案橋の向こうは、遊郭街だった。 ここで思案して、よし・・って。

哥川(かせん)の説明。
2つ目の歌について
爪紅(つまくれない)は、マニキュアのことだが、ホウセンカの花のことでも。
秋海棠(しゅうかいどう)は、こんな花。

季語は秋。 花言葉は、恋の悩み、片思い。


料理茶屋。 魚志桜(うおしろう)。 昔の三国の味を、今でも。

森田愛子は、この町の生まれ。
「化粧して 病みこもりをり 春の雪」
29歳で亡くなるんですね。 結核。


永正寺。 哥川の菩提寺。


ここを、戻った。

途中から、さっき歩いた、町並みに戻った。
これを、見忘れていた。
彼は、金沢の人ですね。 軽井沢に、旧居があった。 夏の別荘。
旧軽井沢を歩く。 旧軽井沢銀座・ショー記念礼拝堂・雲場池 他。~軽井沢町~ 他 (2013/10/31)

三国の町並みを、歩いてみました。
作家が大事にされてる、印象でした。
九頭竜川の河口に、三国港。 近くに、東尋坊。
3つは、セットになっていますね。
【今日の一句】 「 福井県の雨は 流れて旅して みんな九頭竜川に 」
【今日の曲】 Spanish Romance - by anonymous - Performed by John H. Clarke
昨日と同じ人とは、思えない。 若い時。
【道の駅】 みくに
【明日の予定】 東尋坊
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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