大国主命の妻の1人に、奴奈川姫がいた。
※ おおくにぬしのみこと ぬながわひめ
奴奈川姫は、越後のこの地域の人。 (糸魚川市一帯)
糸魚川市の中心の川は、姫川。
この姫は、奴奈川姫の姫だった。 初めて知る。
万葉集に、下の歌。
「渟名河(ぬなかは)の 底なる玉 求めて 得まし玉かも
拾ひて 得まし玉かも 惜(あたら)しき君が 老ゆらく惜(を)しも」
渟名河(ぬなかわ)は、姫川のこと。
姫川の玉(ヒスイ)を支配した神が、奴奈川姫だった。
ヒスイの発見者は、上のことから、ヒスイがこの地にあるのではと、疑った。
そして、発見することになる。
山奥に、奴奈川姫の生れた地があるという。
気になるので、行くしかなかった。
熊に用心して。
美味しいラーメンと、素敵な建物の温泉は、おまけ。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
糸魚川市の能生(のう)地区。 合併する前は、能生町。
印は、能生白山神社。

旅館玉屋とある。 芭蕉は奥の細道の旅で、ここに泊まったよう。

駐車は、スーパーとホームセンターの駐車場に。
歩いて5分の所に、あさひ桜。
特徴は、スープが美味しいこと。
麺には問題があって、最初から柔く、のびていく。
のんびり食べてたら、面が減らない。
麺を固めに、とかの対応はしていない。
客が評価する以上に、店は自信を持っている、ということかな。
※ 人気が出るほど、店の腰は低くなる。 これが理想。 難しい。
京都の人気店、たかばし本店は、客は神様の扱い。 並ばぬ時はない店。

※ スープをみんな飲んでしまった。 麺は、だいぶ残した。
夜遅くまで、体はつらそうだった。
能生白山神社に向かう。 麗(うら)らかな日和(ひより)。

左は何でしょう。 まさか、ダリアってことは。 隣は、シャクヤクかな。 バラは、初夏にも。
右写真が、気になる。

10分ほどでここに。 神社は、左。 右は、歴史民俗資料館。
正面に、トンネル。
鉄道跡を歩いていたよう。

いつの日か、歩いてみましょうか。
※ すぐ下を、国道8号線。 京都と新潟の間。 何度も通った道。 また通る。
右写真の資料館は、この地方の典型的な、昔の民家。

能生白山神社。 白山神社から、神様を分けてもらった。
本殿が後ろにあるけど、木の陰だった。

ここは、ヒメハルゼミの北限とある。
そう云えば、まだ、ハルゼミの鳴き声を聞いてない。 ウイ~ン、ワンワンワンワンって。 頭、くらくら。

神社の説明はなかったけど、祭神は、大国主命と奴奈川姫。
※ この地方には、奴奈川姫の神社や、いわれの地、石像などが、いっぱい。
汐路の鐘。 芭蕉が来た時も、あった。
義経が見たのは、初代の鐘。 火事で焼けて作り直したのを、芭蕉は見た。
美しい音色が、評判だった。 今は割れている。 廃仏毀釈で。
「曙や霧にうずまくかねの声」 芭蕉

昔の街道。 旧国道。 戻る。

合併する前の、その町を、Wikipediaで調べる。 それが一番詳しい。
糸魚川市で調べたら、奴奈川姫産所(ぬながわひめ うぶしょ)は、載ってない。
能生は、合併する前は、能生町。
能生のことは、能生町で調べると、詳しく分かる。
今年に入って、そのことを知って、活用している。
情報誌は、Wikipediaの情報より、大雑把。
目的地は、山の中。
行く前は、正確な場所は、分かっていない。
場所の特定は、航空写真で、後でやっと。

海岸沿いに、そんなに家はない。
ところが、内陸に入ると、人はどこにでも住んでいる。
いい風景が続く。
右写真に、右に入る道が見えた。

ここを行く。 細い道。 距離が書いてない。 熊がいると。
2㌔とあったら、歩く。 でも、2㌔歩いて着かなかったら、不安。
車で行くことに。 行ってしまえって。

なんだ、1㌔ほどで、駐車場に。 奥への道を行く。
湧水があった。 帰りに汲んだが、小さなゴミが、まったくない。
左右の奥で、カジカガエルが鳴いていた。 ゲロゲロではない。

さあ、行く。 笛を鳴らしながら。 熊への、あいさつ。
少し行ったら、右への細い道。 雨が降りそう。 4時前。

少し歩いてここに。
左の写真の突き当りで、左を見たら、右写真。
参道と分かる。 杉の木が並んでいる。

この地は、伝説が山にある、だけではなく、信仰の場として大事にされてきた。
上の参道を行って、右を見たら、下の写真。 着いた。

こうです。 大きな岩。

岩に穴がある。

古事記には、各地にあった伝説も、載せたよう。
都合よく変えた部分が、あるかも知れないが。
この地の伝説が、古事記に載った。 それがいいですね。
古事記にあるから、それに合わせて、伝説を作った。 これなら、つまらない。
※ 日本各地には、古文書に合わせて作られた伝説がいっぱい。
小町も、和泉式部も、義経も。

古事記には、ここの伝説が、ヒスイと関わって載っている。
それが面白く、伝説の真実味を、高めている。
穴の中。 美しい人と、古事記にもある。 岩穴には、よく伝説がある。

上に上がってみた。 上の岩。

こんな感じです。
戻ってきた。 右は、車から撮影。 脱輪しないように、運転している。

建物の写真が撮れそう。
そんな温泉があるので、向かった。
この集落の奥。 今度来たら、この集落の写真を撮りましょうか。
いい所がいっぱい。
新幹線は、トンネルから出てもこう。 除雪しなくていい。

長者温泉ゆとり館。 400円。 公営。
かけ流しではないけど、大量の湯が、湯船からあふれ出ていた。
傷に効く湯。 心の傷には、? (湯船の写真は、ナビタイムからお借り)
場所は、
(印にさっきまでいた)

今日のように、探しに行く、これが面白い。
奴奈川(ぬながわ)姫は、ヒスイの神。
はるか昔から、糸魚川の地に、ヒスイがあることは、分かっていた。
この地方で、彼女を知らない人はいない。
有名人。
※ 余談 天照大御神は天の神。 大国主命は、地の神。
大国主命の方は、天照大御神の方に、組み込まれる。
そのかわり、出雲神社を与えられる。
天皇は、天照大御神の系統。
神代の時代は複雑。 上の感じかなと。
天皇が、普通の人間でないことを示さなければならない。
そのために作られたのが、古事記と日本書紀。
朝鮮半島から来たために、なお一層、
先祖は日本人であることを、示さねばならなかった。
神様だったんですよと。
【今日の一句】 「 古事記と伝説 伝説が先なら 面白い 」 古事記に合わせて、伝説を作ったのではなく。
「 清流の奥 カジカガエルの 軽やかな声 」
「 熊におびえて 山奥歩く ここが自分の居場所と感じる 不思議 」
※ 自分は、オオカミ。 雨でなく、雪でなく、風かな。
【今日の歌】 ニーナさんです。 若い時。 NHKロシア語講座。
日本で最初に流れた、百万本のバラ。 丁寧に、発音。 彼女は、今も歌っている。 札幌。
若い時の彼女。
右の人は、プガチョワさん。 この人が、ロシアで百万本のバラを歌った。
【道の駅】 能生(のう)
【明日の予定】 少し北。 断崖の下に家並み。 駅がトンネルの中に。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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※ おおくにぬしのみこと ぬながわひめ
奴奈川姫は、越後のこの地域の人。 (糸魚川市一帯)
糸魚川市の中心の川は、姫川。
この姫は、奴奈川姫の姫だった。 初めて知る。
万葉集に、下の歌。
「渟名河(ぬなかは)の 底なる玉 求めて 得まし玉かも
拾ひて 得まし玉かも 惜(あたら)しき君が 老ゆらく惜(を)しも」
渟名河(ぬなかわ)は、姫川のこと。
姫川の玉(ヒスイ)を支配した神が、奴奈川姫だった。
ヒスイの発見者は、上のことから、ヒスイがこの地にあるのではと、疑った。
そして、発見することになる。
山奥に、奴奈川姫の生れた地があるという。
気になるので、行くしかなかった。
熊に用心して。
美味しいラーメンと、素敵な建物の温泉は、おまけ。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
糸魚川市の能生(のう)地区。 合併する前は、能生町。
印は、能生白山神社。

旅館玉屋とある。 芭蕉は奥の細道の旅で、ここに泊まったよう。


駐車は、スーパーとホームセンターの駐車場に。
歩いて5分の所に、あさひ桜。
特徴は、スープが美味しいこと。
麺には問題があって、最初から柔く、のびていく。
のんびり食べてたら、面が減らない。
麺を固めに、とかの対応はしていない。
客が評価する以上に、店は自信を持っている、ということかな。
※ 人気が出るほど、店の腰は低くなる。 これが理想。 難しい。
京都の人気店、たかばし本店は、客は神様の扱い。 並ばぬ時はない店。



※ スープをみんな飲んでしまった。 麺は、だいぶ残した。
夜遅くまで、体はつらそうだった。
能生白山神社に向かう。 麗(うら)らかな日和(ひより)。

左は何でしょう。 まさか、ダリアってことは。 隣は、シャクヤクかな。 バラは、初夏にも。
右写真が、気になる。




10分ほどでここに。 神社は、左。 右は、歴史民俗資料館。
正面に、トンネル。
鉄道跡を歩いていたよう。

いつの日か、歩いてみましょうか。
※ すぐ下を、国道8号線。 京都と新潟の間。 何度も通った道。 また通る。
右写真の資料館は、この地方の典型的な、昔の民家。


能生白山神社。 白山神社から、神様を分けてもらった。
本殿が後ろにあるけど、木の陰だった。

ここは、ヒメハルゼミの北限とある。
そう云えば、まだ、ハルゼミの鳴き声を聞いてない。 ウイ~ン、ワンワンワンワンって。 頭、くらくら。


神社の説明はなかったけど、祭神は、大国主命と奴奈川姫。
※ この地方には、奴奈川姫の神社や、いわれの地、石像などが、いっぱい。
汐路の鐘。 芭蕉が来た時も、あった。
義経が見たのは、初代の鐘。 火事で焼けて作り直したのを、芭蕉は見た。
美しい音色が、評判だった。 今は割れている。 廃仏毀釈で。
「曙や霧にうずまくかねの声」 芭蕉


昔の街道。 旧国道。 戻る。

合併する前の、その町を、Wikipediaで調べる。 それが一番詳しい。
糸魚川市で調べたら、奴奈川姫産所(ぬながわひめ うぶしょ)は、載ってない。
能生は、合併する前は、能生町。
能生のことは、能生町で調べると、詳しく分かる。
今年に入って、そのことを知って、活用している。
情報誌は、Wikipediaの情報より、大雑把。
目的地は、山の中。
行く前は、正確な場所は、分かっていない。
場所の特定は、航空写真で、後でやっと。


海岸沿いに、そんなに家はない。
ところが、内陸に入ると、人はどこにでも住んでいる。
いい風景が続く。
右写真に、右に入る道が見えた。


ここを行く。 細い道。 距離が書いてない。 熊がいると。
2㌔とあったら、歩く。 でも、2㌔歩いて着かなかったら、不安。
車で行くことに。 行ってしまえって。

なんだ、1㌔ほどで、駐車場に。 奥への道を行く。
湧水があった。 帰りに汲んだが、小さなゴミが、まったくない。
左右の奥で、カジカガエルが鳴いていた。 ゲロゲロではない。

さあ、行く。 笛を鳴らしながら。 熊への、あいさつ。
少し行ったら、右への細い道。 雨が降りそう。 4時前。


少し歩いてここに。
左の写真の突き当りで、左を見たら、右写真。
参道と分かる。 杉の木が並んでいる。


この地は、伝説が山にある、だけではなく、信仰の場として大事にされてきた。
上の参道を行って、右を見たら、下の写真。 着いた。

こうです。 大きな岩。

岩に穴がある。


古事記には、各地にあった伝説も、載せたよう。
都合よく変えた部分が、あるかも知れないが。
この地の伝説が、古事記に載った。 それがいいですね。
古事記にあるから、それに合わせて、伝説を作った。 これなら、つまらない。
※ 日本各地には、古文書に合わせて作られた伝説がいっぱい。
小町も、和泉式部も、義経も。



古事記には、ここの伝説が、ヒスイと関わって載っている。
それが面白く、伝説の真実味を、高めている。
穴の中。 美しい人と、古事記にもある。 岩穴には、よく伝説がある。



上に上がってみた。 上の岩。

こんな感じです。
戻ってきた。 右は、車から撮影。 脱輪しないように、運転している。


建物の写真が撮れそう。
そんな温泉があるので、向かった。
この集落の奥。 今度来たら、この集落の写真を撮りましょうか。
いい所がいっぱい。
新幹線は、トンネルから出てもこう。 除雪しなくていい。


長者温泉ゆとり館。 400円。 公営。
かけ流しではないけど、大量の湯が、湯船からあふれ出ていた。
傷に効く湯。 心の傷には、? (湯船の写真は、ナビタイムからお借り)
場所は、



今日のように、探しに行く、これが面白い。
奴奈川(ぬながわ)姫は、ヒスイの神。
はるか昔から、糸魚川の地に、ヒスイがあることは、分かっていた。
この地方で、彼女を知らない人はいない。
有名人。
※ 余談 天照大御神は天の神。 大国主命は、地の神。
大国主命の方は、天照大御神の方に、組み込まれる。
そのかわり、出雲神社を与えられる。
天皇は、天照大御神の系統。
神代の時代は複雑。 上の感じかなと。
天皇が、普通の人間でないことを示さなければならない。
そのために作られたのが、古事記と日本書紀。
朝鮮半島から来たために、なお一層、
先祖は日本人であることを、示さねばならなかった。
神様だったんですよと。
【今日の一句】 「 古事記と伝説 伝説が先なら 面白い 」 古事記に合わせて、伝説を作ったのではなく。
「 清流の奥 カジカガエルの 軽やかな声 」
「 熊におびえて 山奥歩く ここが自分の居場所と感じる 不思議 」
※ 自分は、オオカミ。 雨でなく、雪でなく、風かな。
【今日の歌】 ニーナさんです。 若い時。 NHKロシア語講座。
日本で最初に流れた、百万本のバラ。 丁寧に、発音。 彼女は、今も歌っている。 札幌。
若い時の彼女。

【道の駅】 能生(のう)

【明日の予定】 少し北。 断崖の下に家並み。 駅がトンネルの中に。
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(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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