福島原発が心配。
東京電力は、今回の事故を想定外と言った。
何度も使われると、事故の責任は私達にはありませんよ、と聞こえてくる。
自分たちが考えた想定の外だった、というのに。
最悪の場合は、チェルノブイリの再現になる。
あの時は、広島に落とされた原子爆弾の500倍の放射能がまき散らされた。
原子力発電では、原子核の中でゆっくり核分裂をさせるんですね。
そして、その時の熱で、発電する。
もし、一気に核分裂したら、原子爆弾になる。
※ 昨年、薩摩川内で原子力資料館を見た。 その時のブログ。
核燃料は高温になるので、常時水で冷やす。
冷やさないと、核燃料のある炉心を溶かしてしまう。 ※ 炉心~原子炉の中心辺り
報道では、これを、炉心溶融(ろしんゆうよう)と言ってますね。
チェルノブイリは、炉心溶融の後、爆発した。
もし爆発したら、福島県の広くが、死の世界になる。
だから、炉心溶融が起きたら、おしまい。
世界は、どう見てるかだが、楽観論は下の。
ロシアと日本のは、違うと言っている。
イギリスは、チェルノブイリに似てきたと言っている。
チェルノブイリで、何が起きたかは、下の動画が分かりやすいでしょうか。
東京電力が、今回のような事故への対応を、シュミレーションしたことがあったのか、不安に感じる。
大事故を防ぐことだけを考えて、やってもらいたい。 メンツとかを捨てて。
※ チェルノブイリ事故で、多くの子どもたちが、甲状腺癌になった。
日本から駆けつけ、悲劇に立ち向かった医者がいた。
NHKのプロジェクトXです。 時間のある時に見てください。 感動の内容です。
下の画面をクリックすると、見られます。
深い谷の底に、椎葉村の中心街はあった。 今日行く所は、この中にある。
先日、美々津に行ったら、大きな川があった。 あれは、耳川。
耳川の上流に、椎葉村はあった。 ここまでの道は、急な斜面にやっと造ってあった。
この道でさえ、出来たのは、昭和8年だった。
椎葉民俗芸能博物館。 ここで、勉強することに。
椎葉村も、平家の落人の里だった。
東北のマタギと同じように、狩猟が発達していた。
ここの落人は、耳川を上ってきたのではなく、九重・阿蘇・高千穂と、山の中を下って来たとあった。
静かに暮らしていたが、源氏の追手がやってきた。
大将は、那須大八郎。 ※ 壇ノ浦で平家の扇の的を射抜いた、那須与一の弟。
これは的射(まとい)。 お祭りの時、中心めがけて矢を射る。 災難除けのため。
説明はなかったが、那須与一と関係あるのかなと思った。
源氏の追っ手は、仮の住まいを作った。 屋根は、椎の葉でふいた。
椎葉村の名は、ここから来ている。
平家の落人たちは、山間のこの地で、静かに暮らしていた。
大八郎は、その姿を見て、いつの日か源氏に刃向うようには見えなかった。
人々が幸せそうに暮らすこの地は、大八郎には、桃源郷に見えた。
小さな村だけど、神楽などの伝統芸能が残っている。
鎌倉には、全員の首を打ち取ったと、大八郎は報告した。 村人は喜んだ。 感謝した。
大八郎は、この地で暮らした。 平氏と源氏の争いは忘れて。
鶴富(つるとみ)姫といふ美貌の娘に出会う。
2人は深い仲となり、姫は大八郎の子を宿した。
※ 2人の出会いを歌ったのが、ひえつき節。
庭の山椒(さんしゅ)の木鳴る鈴かけてヨーホイ
鈴のなるときゃ出ておじゃれヨー
鈴のなるときゃ何というて出ましょう
駒に水くりょうと言うて出ましょヨー
鈴の音は、会う時の合図の音だった。
しかし、やがて大八郎には、鎌倉へ戻るよう、頼朝からの知らせがあった。
大八郎は姫に、那須家伝来の「天国の太刀」を与へた。
生まれた子が男子なら、この刀を持たせて、那須へ連れて来るように言って、村を後にした。
下は、鶴富姫が登場する、お祭りの様子。
厳島神社があった。
厳島神社は、平家の神社。 源氏の、那須大八郎が建てた。
下の建物は、鶴富屋敷。
鶴富姫は女の子を産んだ。 大きくなって婿をもらった。
婿の名を、那須下野守宗久とした。 大八郎の名だった。
この建物は、300年前に建てたもの。 (国の重油文化財)
この地に、鶴富姫は住んでいたと伝えられている。
斜面に建てるので、細長い。 これが、椎葉村の昔の家の特徴。
那須家は今も続いていて、旅館を経営している。
部屋の前が、廊下のようになっている。
昔は茅葺だったが、今は銅板。 ※ 火災から守るため。
コットンと、たまに臼をつく。
鶴富姫の墓。 五輪塔のようなのが。
※ 説明の人がこう言った。
本当はどれが鶴姫の墓かは分からなかった。
だけど、ある学者の人が、これに間違いないと云ったそう。
椎葉村のメイン通り。
椎葉村の伝説は、伝説がある、だけではなかった。
神社があって、大八郎の文書があって、歴史上の人物も登場する。
伝説は、もちろん作られた可能性はあるが、他の地域の伝説より、ずっと具体的。
ほんとうにあったかもしれないと、少しだけ、思うでしょうか。
【停泊場所】 昨晩に同じ。 ダムの上の駐車場。
【明日の予定】 椎葉村の山の中。 伝建地区があります。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は11位、 旅行全体で45位です。 放浪の旅は40位です。
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東京電力は、今回の事故を想定外と言った。
何度も使われると、事故の責任は私達にはありませんよ、と聞こえてくる。
自分たちが考えた想定の外だった、というのに。
最悪の場合は、チェルノブイリの再現になる。
あの時は、広島に落とされた原子爆弾の500倍の放射能がまき散らされた。
原子力発電では、原子核の中でゆっくり核分裂をさせるんですね。
そして、その時の熱で、発電する。
もし、一気に核分裂したら、原子爆弾になる。
※ 昨年、薩摩川内で原子力資料館を見た。 その時のブログ。


核燃料は高温になるので、常時水で冷やす。
冷やさないと、核燃料のある炉心を溶かしてしまう。 ※ 炉心~原子炉の中心辺り
報道では、これを、炉心溶融(ろしんゆうよう)と言ってますね。
チェルノブイリは、炉心溶融の後、爆発した。
もし爆発したら、福島県の広くが、死の世界になる。
だから、炉心溶融が起きたら、おしまい。
世界は、どう見てるかだが、楽観論は下の。
ロシアと日本のは、違うと言っている。

イギリスは、チェルノブイリに似てきたと言っている。

チェルノブイリで、何が起きたかは、下の動画が分かりやすいでしょうか。
東京電力が、今回のような事故への対応を、シュミレーションしたことがあったのか、不安に感じる。
大事故を防ぐことだけを考えて、やってもらいたい。 メンツとかを捨てて。
※ チェルノブイリ事故で、多くの子どもたちが、甲状腺癌になった。
日本から駆けつけ、悲劇に立ち向かった医者がいた。
NHKのプロジェクトXです。 時間のある時に見てください。 感動の内容です。
下の画面をクリックすると、見られます。

深い谷の底に、椎葉村の中心街はあった。 今日行く所は、この中にある。

先日、美々津に行ったら、大きな川があった。 あれは、耳川。
耳川の上流に、椎葉村はあった。 ここまでの道は、急な斜面にやっと造ってあった。
この道でさえ、出来たのは、昭和8年だった。
椎葉民俗芸能博物館。 ここで、勉強することに。

椎葉村も、平家の落人の里だった。
東北のマタギと同じように、狩猟が発達していた。

ここの落人は、耳川を上ってきたのではなく、九重・阿蘇・高千穂と、山の中を下って来たとあった。
静かに暮らしていたが、源氏の追手がやってきた。
大将は、那須大八郎。 ※ 壇ノ浦で平家の扇の的を射抜いた、那須与一の弟。
これは的射(まとい)。 お祭りの時、中心めがけて矢を射る。 災難除けのため。
説明はなかったが、那須与一と関係あるのかなと思った。

源氏の追っ手は、仮の住まいを作った。 屋根は、椎の葉でふいた。
椎葉村の名は、ここから来ている。

平家の落人たちは、山間のこの地で、静かに暮らしていた。
大八郎は、その姿を見て、いつの日か源氏に刃向うようには見えなかった。
人々が幸せそうに暮らすこの地は、大八郎には、桃源郷に見えた。
小さな村だけど、神楽などの伝統芸能が残っている。

鎌倉には、全員の首を打ち取ったと、大八郎は報告した。 村人は喜んだ。 感謝した。
大八郎は、この地で暮らした。 平氏と源氏の争いは忘れて。
鶴富(つるとみ)姫といふ美貌の娘に出会う。
2人は深い仲となり、姫は大八郎の子を宿した。
※ 2人の出会いを歌ったのが、ひえつき節。
庭の山椒(さんしゅ)の木鳴る鈴かけてヨーホイ
鈴のなるときゃ出ておじゃれヨー
鈴のなるときゃ何というて出ましょう
駒に水くりょうと言うて出ましょヨー
鈴の音は、会う時の合図の音だった。
しかし、やがて大八郎には、鎌倉へ戻るよう、頼朝からの知らせがあった。
大八郎は姫に、那須家伝来の「天国の太刀」を与へた。
生まれた子が男子なら、この刀を持たせて、那須へ連れて来るように言って、村を後にした。
下は、鶴富姫が登場する、お祭りの様子。

厳島神社があった。

厳島神社は、平家の神社。 源氏の、那須大八郎が建てた。

下の建物は、鶴富屋敷。
鶴富姫は女の子を産んだ。 大きくなって婿をもらった。
婿の名を、那須下野守宗久とした。 大八郎の名だった。
この建物は、300年前に建てたもの。 (国の重油文化財)
この地に、鶴富姫は住んでいたと伝えられている。

斜面に建てるので、細長い。 これが、椎葉村の昔の家の特徴。

那須家は今も続いていて、旅館を経営している。

部屋の前が、廊下のようになっている。

昔は茅葺だったが、今は銅板。 ※ 火災から守るため。

コットンと、たまに臼をつく。

鶴富姫の墓。 五輪塔のようなのが。
※ 説明の人がこう言った。
本当はどれが鶴姫の墓かは分からなかった。
だけど、ある学者の人が、これに間違いないと云ったそう。

椎葉村のメイン通り。

椎葉村の伝説は、伝説がある、だけではなかった。
神社があって、大八郎の文書があって、歴史上の人物も登場する。
伝説は、もちろん作られた可能性はあるが、他の地域の伝説より、ずっと具体的。
ほんとうにあったかもしれないと、少しだけ、思うでしょうか。
【停泊場所】 昨晩に同じ。 ダムの上の駐車場。
【明日の予定】 椎葉村の山の中。 伝建地区があります。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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