fc2ブログ

キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

野口雨情は、證誠寺の「狸囃子伝説」を知った。
その伝説に想を得て生まれたのが、「証城寺の狸囃子」。
     ※ 證誠寺~しょうじょうじ。   証城寺~しょうじょうじ。  同じ読み。

中山晋平が曲を付け、1925年(大正14年)に発表された。
踊りたくなるほど、調子のいい歌。



木更津(きさらず)市の證誠寺に、狸塚があるので、行ってみた。
     ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )    

木更津は、初めての町。

s-15年7月16日 (26)

パーキングから、歩いた。

s-15年7月16日 (27)    s-15年7月16日 (23)

町中にある、小さなお寺。

s-15年7月16日 (1)    s-15年7月16日 (2)

正面に本堂。

s-15年7月16日 (4)

浄土真宗の寺なので、親鸞の像。   鐘楼と。

s-15年7月16日 (3)    s-15年7月16日 (5)

説明があった。      證誠寺の伝説。

昔、寺の前で、タヌキたちが踊っていた。
それを見た和尚さんも、踊った。

タヌキは、何日も踊って、お腹が破れた。
 (中心になって、張り切って踊ったタヌキ)

和尚さんは、そのタヌキを葬った。
それが、狸塚。

右は、お寺からのお知らせ。

s-15年7月16日 (6)    s-15年7月16日 (9)

どうしてタヌキは、踊ったのか。   ※ 今日の文は、Wikipedia、寺のHP、等他から。

タヌキはいたずらが好き。
色んな物に化けて、和尚さんを脅していた。

ある日、1人の和尚がやって来た。
全く驚かない。

面白くないと言って、寺の前で踊って、騒いだ。
それでも、和尚さんは驚かない。  一緒になって踊り出した。

下に、境内図。  右に、野口雨情のこと。

了因法師(律師白公)とある。
この人が、上に書いた、和尚さん。

s-15年7月16日 (7)    s-15年7月16日 (8)

こんな、詞。
   

   證 證 證城寺   證城寺の庭は

   ツ ツ 月夜だ   皆(みんな)出て 來い來い來い

   己等(おいら)の友達ァ  ぽんぽこ ぽんの ぽん


   負けるな 負けるな  和尚さんに 負けるな

   來い 來い 來い   來い 來い 來い

   皆出て 來い來い來い


    證 證 證城寺   證城寺の萩は

    ツ ツ 月夜に 花盛り

    己等は浮かれて   ぽんぽこ ぽんの ぽん


狸囃子伝説の全体は、ここに。(證誠寺のHP)

本堂。

s-15年7月16日 (10)

どうして、こんな伝説が生まれたのか。
昔、この寺には、声明の得意な和尚さんがいた。   声明(しょうみょう)~お経にメロディが付く。

夜にみんなでお経を唱えると、音楽界会をやっているように、聞こえた。
その音楽会を、狸囃子として、伝説は生まれたよう。

下は、童謡碑。    作詞は、野口雨情。

野口雨情は、證誠寺の伝説を知った。

でも、彼は、何しに木更津に来たのでしょう。
それは、童謡を広める目的があったよう。

狸囃子の伝説を偶然見つけたのではなく、紹介した人がいた。

s-15年7月16日 (11)    s-15年7月16日 (12)

伝説が楽しいので、雨情も、そのような詞にする。

歌詞が読める。  
作曲は、中山晋平。    彼は、童謡でも歌謡曲でも、数えきれないほど、作曲。

       中山晋平記念館 ~信州 中野市~  他  (2011/7/14)        

s-15年7月16日 (13)    s-15年7月16日 (14)

寺の名前は、證誠寺。  歌は、証城寺。

違う理由は、はっきりしない。  予想されてる3つは、
  
  ① 自分の寺の歌と思われるのが、いやだった。(今は違うけど、当初)
  ② 間違った。
  ③ 證誠寺にしたら、この寺の歌になる。
    寺を特定しない方が、全国区の歌になると。

あちこちに、タヌキ。

s-15年7月16日 (15)

タヌキと踊った、了因法師(律師白公)の墓。

 s-P5850275ppp.jpg     s-15年7月16日 (16)

狸塚。  お腹の破れたタヌキは、ここに葬った。

s-15年7月16日 (17)

下は、札幌の狸小路にある、狸神社。
かずさ御前が祀られている。

かずさ御前の実家は、證誠寺だそう。
先祖は、あのお腹が破れたタヌキ。

何が本当で、何が伝説なのか、私の頭も、混乱。
 ※ 今度行ったら、写真を撮ってきます。 お参りして。  下は、Wkipediaからお借り。

s-15年7月16日 (28)

奉納された、額。 

右は、「花守りとなりしか 夫のかえらざる」。  これでいいのかな。  

s-15年7月16日 (18)    s-15年7月16日 (19)

キキョウと、柿かな。

s-15年7月16日 (20)    s-15年7月16日 (21)

中の島大橋。  左の袂(たもと)近くに、停泊している。
自衛隊の駐屯地があるので、散歩のように、飛んでいる。

s-15年7月16日 (22)

この船は、砂利を積んでいる。  今は、空(から)かな。

s-15年7月16日 (24)    s-15年7月16日 (25)

どんな風にして、歌は生まれたのか。
それが知りたくて、行ってきました。

野口雨情は、伝説通りの、楽しい詞をつくった。
中山晋平は、楽しい詞に、軽快なメロディを付けた。

伝説、詞、メロディ、3拍子揃って、楽しい歌が出来上がった。

【今日の歌】  証城寺の狸囃子







【停泊場所】   鳥居崎海浜公園駐車場

【明日の予定】  木更津市のどこか。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

         meisigazoupppm.jpg

 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

【ランキング】   国内旅行4位。 旅行全体で、5位です
                
                  気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。

                      ※ クリックするバナーは、下のです。 
                                ランキングが、見られます。
                                    
                                 ありがとう!! ランキング 

                      ※ 最初は、国内旅行のランキングが。
                         旅行をクリックすると、旅行全体のが。             

                      ※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
                        次の日のクリックも、また、1週間生きる。
 【拍 手】
.

 
 

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

https://akkamui.com/tb.php/1764-3d14d1e8

openclose

03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09 

  • 童謡「証城寺の狸ばやし」。  詞は、證誠寺に伝わる「狸囃子伝説」から、生まれた。~木更津市~ 他 (2915/7/15)
  • 2015年07月16日 (木)
  • 07時05分11秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


02 | 2023/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

現在の閲覧者数:

名前:
メール:
件名:
本文:

QR

気に入った所がありましたら、よろしく。