その伝説に想を得て生まれたのが、「証城寺の狸囃子」。
※ 證誠寺~しょうじょうじ。 証城寺~しょうじょうじ。 同じ読み。
中山晋平が曲を付け、1925年(大正14年)に発表された。
踊りたくなるほど、調子のいい歌。
木更津(きさらず)市の證誠寺に、狸塚があるので、行ってみた。
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木更津は、初めての町。

パーキングから、歩いた。


町中にある、小さなお寺。


正面に本堂。

浄土真宗の寺なので、親鸞の像。 鐘楼と。


説明があった。 證誠寺の伝説。
昔、寺の前で、タヌキたちが踊っていた。
それを見た和尚さんも、踊った。
タヌキは、何日も踊って、お腹が破れた。
(中心になって、張り切って踊ったタヌキ)
和尚さんは、そのタヌキを葬った。
それが、狸塚。
右は、お寺からのお知らせ。


どうしてタヌキは、踊ったのか。 ※ 今日の文は、Wikipedia、寺のHP、等他から。
タヌキはいたずらが好き。
色んな物に化けて、和尚さんを脅していた。
ある日、1人の和尚がやって来た。
全く驚かない。
面白くないと言って、寺の前で踊って、騒いだ。
それでも、和尚さんは驚かない。 一緒になって踊り出した。
下に、境内図。 右に、野口雨情のこと。
了因法師(律師白公)とある。
この人が、上に書いた、和尚さん。


こんな、詞。
證 證 證城寺 證城寺の庭は
ツ ツ 月夜だ 皆(みんな)出て 來い來い來い
己等(おいら)の友達ァ ぽんぽこ ぽんの ぽん
負けるな 負けるな 和尚さんに 負けるな
來い 來い 來い 來い 來い 來い
皆出て 來い來い來い
證 證 證城寺 證城寺の萩は
ツ ツ 月夜に 花盛り
己等は浮かれて ぽんぽこ ぽんの ぽん
狸囃子伝説の全体は、ここに。(證誠寺のHP)
本堂。
どうして、こんな伝説が生まれたのか。
昔、この寺には、声明の得意な和尚さんがいた。 声明(しょうみょう)~お経にメロディが付く。
夜にみんなでお経を唱えると、音楽界会をやっているように、聞こえた。
その音楽会を、狸囃子として、伝説は生まれたよう。
下は、童謡碑。 作詞は、野口雨情。
野口雨情は、證誠寺の伝説を知った。
でも、彼は、何しに木更津に来たのでしょう。
それは、童謡を広める目的があったよう。
狸囃子の伝説を偶然見つけたのではなく、紹介した人がいた。
伝説が楽しいので、雨情も、そのような詞にする。
歌詞が読める。
作曲は、中山晋平。 彼は、童謡でも歌謡曲でも、数えきれないほど、作曲。
中山晋平記念館 ~信州 中野市~ 他 (2011/7/14)
寺の名前は、證誠寺。 歌は、証城寺。
違う理由は、はっきりしない。 予想されてる3つは、
① 自分の寺の歌と思われるのが、いやだった。(今は違うけど、当初)
② 間違った。
③ 證誠寺にしたら、この寺の歌になる。
寺を特定しない方が、全国区の歌になると。
あちこちに、タヌキ。
タヌキと踊った、了因法師(律師白公)の墓。
狸塚。 お腹の破れたタヌキは、ここに葬った。
下は、札幌の狸小路にある、狸神社。
かずさ御前が祀られている。
かずさ御前の実家は、證誠寺だそう。
先祖は、あのお腹が破れたタヌキ。
何が本当で、何が伝説なのか、私の頭も、混乱。
※ 今度行ったら、写真を撮ってきます。 お参りして。 下は、Wkipediaからお借り。
奉納された、額。
右は、「花守りとなりしか 夫のかえらざる」。 これでいいのかな。
キキョウと、柿かな。
中の島大橋。 左の袂(たもと)近くに、停泊している。
自衛隊の駐屯地があるので、散歩のように、飛んでいる。
この船は、砂利を積んでいる。 今は、空(から)かな。
どんな風にして、歌は生まれたのか。
それが知りたくて、行ってきました。
野口雨情は、伝説通りの、楽しい詞をつくった。
中山晋平は、楽しい詞に、軽快なメロディを付けた。
伝説、詞、メロディ、3拍子揃って、楽しい歌が出来上がった。
【今日の歌】 証城寺の狸囃子
【停泊場所】 鳥居崎海浜公園駐車場
【明日の予定】 木更津市のどこか。
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(2008年4月~2010年9月までの.記事)
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