エーデルワイスと云われ、早池峰山にしかないから、有名なのかと思っていた。
違った。 それだけではなかった。
花に見える部分全体に、薄く雪が付いているように見えた。
純白の綿毛にくるまれた感じで。
ハヤチネウスユキソウは、それが、際立って美しかった。
他の花にはない、大きな魅力だった。
時期が遅く、花は終わりかけていた。
南斜面でない日陰に、いい状態のが、少しだけあった。
場所は、監視員さんに教えてもらっていた。
別の登山道を下った所に、あった。
早池峰山は、蛇紋岩の山。
アポイ岳と同じで、珍しい花が、いっぱい。
楽しい山登りでした。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
早池峰山は、北上山地の最高峰。 右地図の印が、今回の登山口。
小田越ルートを行く。
バスから人が降りた。 7時45分出発。 20分ほど、樹林帯を。
熊を驚かす、一斗缶がぶら下がっている。 鳴らした。

岩場に出て、振り返った。 〇が、登山口。 正面の山は、薬師岳。 山の向こうは、遠野市。

花を探すので、頂上は遠い。 右は、ナンブトウウチソウかな。

左は、ウメバチソウ。 これしか見なかった。
真ん中は、ナンブトラノオ。 早池峰山の固有種。 この山から無くなったら、絶滅。
右は、ナンブトウウチソウ。 これも、この山の花。

左は、ホソバツメクサ。
真ん中は、ミヤマナデシコ。 真ん中付近が、茶色っぽい。 今まで、数回しか見てない花。
上の花の、右下に、ヤハズトウヒレン。 後で、咲いてるのを見る。
右は、ハクサンシャジン。 ツリガネニンジンの仲間。

これは、ミネウスユキソウ。 この山以外にもある。 たくさんあった。
右は、ナンブトラノオ。
花は、珍しいのが、次から次と。
右下方向。 赤〇は、河原の坊登山口。 真っ直ぐ頂上に向かう。 直登。 前回はあっちを。

こんな天気は、久しぶり。 右写真、遠くは三陸海岸。 下山の後、あの山の中を走る。
切れ目なく、人が来る。 右は、ナンブトウウチソウ。

2時間ほど経った。 頂上が遠くに見えた。 小屋の屋根が見える。
花を見つけたら止まるから、進まない。
岩場が続く。 暑い。

ありました。 ハヤチネウスユキソウ。 人の話では、いい時期は過ぎている。
ミネウスユキソウと比べたら、白い花びらのようなのが、長い。 白い綿がある。
右は、チングルマの花が終わって、この姿。

ハクサンシャジン。 アポイ岳でも、見ている。

再び、ハヤチネウスユキソウ。 感動する姿ではない。
花を探さない人も、いる。

ミネウスユキソウですね。 ナンブトラノオ。 そよ風に揺れて。

やっと、3合目。 ハヤチネウスユキソウの群落。

ミヤマナデシコ、ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオ、の3つが。 右は、キンロバイかな。

監視員さんがいたら、話すことにしていた。
ハヤチネウスユキソウのいい時期は、過ぎている。
ただ、南斜面でない縦走コースに、少しいいのが残っていると。
1㌔以内と云うので、行くことにした。

水が美味しい。 写真を撮りながらなので、疲れない。
右は、イブキジャコウソウ。 イブキは伊吹山のイブキ。

下山する人もいる。 こんな日の登れるのは、幸せ。

チシマフウロ。 ある高さの所に、広がっていた。 北海道に多い。 少し青っぽい。

急登の河原の坊ルート。 人が見える。 落石に、注意して。
ミヤマナデシコの群落。 花畑。
この山は、蛇紋岩の山。 緑っぽい。 濡れたら、ぬるっとした感じ。

探さなくても、ハヤチネウスユキソウはある。 鎖場を、上がった。

もう楽。 背の部分に上がった。 向こうに頂上。

雨が降ったら、水溜まりが出来そう。 少し、湿原っぽい。
花は、ヨツバシオガマ。 最盛期は過ぎているかな。

中央左に、コバイケイソウの群落。 右に、森。 育つのは大変。

コバイケイソウ。 この一帯だけ。 可愛い花なので、人気。

もうすぐ。

避難小屋かな。 生まれたばかりの、まつぼっくり。

着きました。 11時。

食事の場所から撮影。 右は、一等三角点。 この場所でも、撮る人が多い。

神社の隣に、いい状態の、ミネウスユキソウ。
とってもいい状態ですよと、監視員が教えてくれた。
黄色いのが、花のよう。

※ 監視員さんが、北海道の大平山のオオヒラウスユキソウは、見た目はハヤチネウスユキソウと同じと言った。
根の方のどこかを見たら、違いが分かるそう。
一昨年、浦河のTさんと大平山の近くに行ったけど、雨で登れなかった。
周りが全部見える。 この時、岩手山は見えなかった。

中央の人は、熊本から来た4人組の1人。 聞いたことある言葉だなと思った。 語尾に、「と」が付いた。

両方の登山口が見える。
正面に薬師岳。
早池峰山の頂上と、薬師岳の頂上と、その向こうにある早池峰神社と、さらに向こうの遠野市街は、
1直線に並ぶ。
監視員さんが、縦走のコースを行くという。 一緒に行くことに。
ミヤマオダマキ。

ミヤマアケボノソウ。 大雪山のどこかで、一度見ている。

監視員さんが、いいのがあると言った。 手前のが、特にいい。

こうです。 美しい。 この花は、美しさを、こうやって表現。 これを見たくて登る。
やっと見られた。

ミヤマアケボノソウ。 ミヤマオダマキ。

まあまあのが。 この方が、案内してくれた。

この先は、いいのはないというので、戻る。 縦走コースは、赤〇から赤〇に。
※ 赤〇の岳(たけ)集落から、こっちの頂上まで、8時間のコース。 大変。

まあまあの。 遠くに、岩手山かな。

花全体が、綿にくるまれたのがあるとも、聞いていた。
これが、それでしょうか。
こんは花、見たことない。 驚きの表情。 これから咲くんだろうか。

1時20分、下山開始。

ミヤマナデシコが、いい姿。 ハヤチネウスユキソウに、お別れ。

ヤハズトウヒレン。 クルマユリの後ろ姿。

ミヤマハンショウヅル。
下山は、2時間ほどで。 無事に着きました。

ハヤチネウスユキソウを見て、珍しい花もいっぱい見て、満足。
花があると、山は、2倍も3倍も楽しくなる。
またいつか来ます。
【今日の一句】 「 早池峰は 花がいっぱい 頂上が遠い 」
「 ウスユキが 人を集めて 花の早池峰山 」
「 トンボがストックに留まって よく来たね 」 トンボも暑いから、山の上に。
【関連ブログ】
ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)の咲く、早池峰山 ~北上山地の最高峰~ 明日岩手山へ 他 (2010/7/26)
カンラン岩のアポイ岳は、高山植物の宝庫だった ~様似町~ 他 (2010/8/8)
岩手山は人気の山、人でいっぱい。 頂上まで5時間。 四方絶景。~八幡平市~ 他 (2013/9/28)
【その他】 旧岩泉線沿いの道を走った。
東北で最も、奥深い地域の1つ。
鉄道は、震災の後、廃線になった。
道は、離合が大変なところも。

大きな峠の手前に、歌碑があった。 西塔幸子(さいとうこうこ)。
教員をしていた。 若くして亡くなる。
「 九十九(つづら)折る 山路を越えて乗る馬の ゆきなづみつつ 日は暮れにけり 」
他に、こんなのも。 「 澄み透る空の青さよ 掌(て)にくまむ水の清さよ 美しこの村 」
詳しくは、「西塔幸子~女啄木と呼ばれた詩人」に。
【今日の歌】 上に書いた、西塔幸子が、ある所で、下の歌を歌った。 紹介したサイトに、出てくる。
さすらいの歌。 作詞、北原白秋。 作曲、中山晋平。 松井須磨子が歌った。
【無料駐車場】 登山口近くには、駐車できない。 道沿いに停められるところが、数か所ある。
河原の坊のパーキングまでは、2㌔。 前回は、歩いた。
【停泊場所】 龍泉洞の駐車場
【明日の予定】 龍泉洞
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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違った。 それだけではなかった。
花に見える部分全体に、薄く雪が付いているように見えた。
純白の綿毛にくるまれた感じで。
ハヤチネウスユキソウは、それが、際立って美しかった。
他の花にはない、大きな魅力だった。
時期が遅く、花は終わりかけていた。
南斜面でない日陰に、いい状態のが、少しだけあった。
場所は、監視員さんに教えてもらっていた。
別の登山道を下った所に、あった。
早池峰山は、蛇紋岩の山。
アポイ岳と同じで、珍しい花が、いっぱい。
楽しい山登りでした。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
早池峰山は、北上山地の最高峰。 右地図の印が、今回の登山口。


小田越ルートを行く。

バスから人が降りた。 7時45分出発。 20分ほど、樹林帯を。
熊を驚かす、一斗缶がぶら下がっている。 鳴らした。


岩場に出て、振り返った。 〇が、登山口。 正面の山は、薬師岳。 山の向こうは、遠野市。

花を探すので、頂上は遠い。 右は、ナンブトウウチソウかな。


左は、ウメバチソウ。 これしか見なかった。
真ん中は、ナンブトラノオ。 早池峰山の固有種。 この山から無くなったら、絶滅。
右は、ナンブトウウチソウ。 これも、この山の花。



左は、ホソバツメクサ。
真ん中は、ミヤマナデシコ。 真ん中付近が、茶色っぽい。 今まで、数回しか見てない花。
上の花の、右下に、ヤハズトウヒレン。 後で、咲いてるのを見る。
右は、ハクサンシャジン。 ツリガネニンジンの仲間。



これは、ミネウスユキソウ。 この山以外にもある。 たくさんあった。
右は、ナンブトラノオ。


花は、珍しいのが、次から次と。
右下方向。 赤〇は、河原の坊登山口。 真っ直ぐ頂上に向かう。 直登。 前回はあっちを。


こんな天気は、久しぶり。 右写真、遠くは三陸海岸。 下山の後、あの山の中を走る。


切れ目なく、人が来る。 右は、ナンブトウウチソウ。


2時間ほど経った。 頂上が遠くに見えた。 小屋の屋根が見える。
花を見つけたら止まるから、進まない。


岩場が続く。 暑い。

ありました。 ハヤチネウスユキソウ。 人の話では、いい時期は過ぎている。
ミネウスユキソウと比べたら、白い花びらのようなのが、長い。 白い綿がある。
右は、チングルマの花が終わって、この姿。


ハクサンシャジン。 アポイ岳でも、見ている。


再び、ハヤチネウスユキソウ。 感動する姿ではない。
花を探さない人も、いる。


ミネウスユキソウですね。 ナンブトラノオ。 そよ風に揺れて。


やっと、3合目。 ハヤチネウスユキソウの群落。


ミヤマナデシコ、ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオ、の3つが。 右は、キンロバイかな。


監視員さんがいたら、話すことにしていた。
ハヤチネウスユキソウのいい時期は、過ぎている。
ただ、南斜面でない縦走コースに、少しいいのが残っていると。
1㌔以内と云うので、行くことにした。


水が美味しい。 写真を撮りながらなので、疲れない。
右は、イブキジャコウソウ。 イブキは伊吹山のイブキ。



下山する人もいる。 こんな日の登れるのは、幸せ。

チシマフウロ。 ある高さの所に、広がっていた。 北海道に多い。 少し青っぽい。


急登の河原の坊ルート。 人が見える。 落石に、注意して。


ミヤマナデシコの群落。 花畑。
この山は、蛇紋岩の山。 緑っぽい。 濡れたら、ぬるっとした感じ。


探さなくても、ハヤチネウスユキソウはある。 鎖場を、上がった。


もう楽。 背の部分に上がった。 向こうに頂上。

雨が降ったら、水溜まりが出来そう。 少し、湿原っぽい。
花は、ヨツバシオガマ。 最盛期は過ぎているかな。



中央左に、コバイケイソウの群落。 右に、森。 育つのは大変。


コバイケイソウ。 この一帯だけ。 可愛い花なので、人気。



もうすぐ。


避難小屋かな。 生まれたばかりの、まつぼっくり。


着きました。 11時。


食事の場所から撮影。 右は、一等三角点。 この場所でも、撮る人が多い。


神社の隣に、いい状態の、ミネウスユキソウ。
とってもいい状態ですよと、監視員が教えてくれた。
黄色いのが、花のよう。



※ 監視員さんが、北海道の大平山のオオヒラウスユキソウは、見た目はハヤチネウスユキソウと同じと言った。
根の方のどこかを見たら、違いが分かるそう。
一昨年、浦河のTさんと大平山の近くに行ったけど、雨で登れなかった。
周りが全部見える。 この時、岩手山は見えなかった。


中央の人は、熊本から来た4人組の1人。 聞いたことある言葉だなと思った。 語尾に、「と」が付いた。


両方の登山口が見える。
正面に薬師岳。
早池峰山の頂上と、薬師岳の頂上と、その向こうにある早池峰神社と、さらに向こうの遠野市街は、
1直線に並ぶ。


監視員さんが、縦走のコースを行くという。 一緒に行くことに。
ミヤマオダマキ。


ミヤマアケボノソウ。 大雪山のどこかで、一度見ている。


監視員さんが、いいのがあると言った。 手前のが、特にいい。

こうです。 美しい。 この花は、美しさを、こうやって表現。 これを見たくて登る。
やっと見られた。


ミヤマアケボノソウ。 ミヤマオダマキ。


まあまあのが。 この方が、案内してくれた。


この先は、いいのはないというので、戻る。 縦走コースは、赤〇から赤〇に。
※ 赤〇の岳(たけ)集落から、こっちの頂上まで、8時間のコース。 大変。


まあまあの。 遠くに、岩手山かな。


花全体が、綿にくるまれたのがあるとも、聞いていた。
これが、それでしょうか。
こんは花、見たことない。 驚きの表情。 これから咲くんだろうか。


1時20分、下山開始。

ミヤマナデシコが、いい姿。 ハヤチネウスユキソウに、お別れ。


ヤハズトウヒレン。 クルマユリの後ろ姿。


ミヤマハンショウヅル。

下山は、2時間ほどで。 無事に着きました。


ハヤチネウスユキソウを見て、珍しい花もいっぱい見て、満足。
花があると、山は、2倍も3倍も楽しくなる。
またいつか来ます。
【今日の一句】 「 早池峰は 花がいっぱい 頂上が遠い 」
「 ウスユキが 人を集めて 花の早池峰山 」
「 トンボがストックに留まって よく来たね 」 トンボも暑いから、山の上に。
【関連ブログ】
ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)の咲く、早池峰山 ~北上山地の最高峰~ 明日岩手山へ 他 (2010/7/26)
カンラン岩のアポイ岳は、高山植物の宝庫だった ~様似町~ 他 (2010/8/8)
岩手山は人気の山、人でいっぱい。 頂上まで5時間。 四方絶景。~八幡平市~ 他 (2013/9/28)
【その他】 旧岩泉線沿いの道を走った。
東北で最も、奥深い地域の1つ。
鉄道は、震災の後、廃線になった。
道は、離合が大変なところも。

大きな峠の手前に、歌碑があった。 西塔幸子(さいとうこうこ)。
教員をしていた。 若くして亡くなる。
「 九十九(つづら)折る 山路を越えて乗る馬の ゆきなづみつつ 日は暮れにけり 」
他に、こんなのも。 「 澄み透る空の青さよ 掌(て)にくまむ水の清さよ 美しこの村 」
詳しくは、「西塔幸子~女啄木と呼ばれた詩人」に。


【今日の歌】 上に書いた、西塔幸子が、ある所で、下の歌を歌った。 紹介したサイトに、出てくる。
さすらいの歌。 作詞、北原白秋。 作曲、中山晋平。 松井須磨子が歌った。
【無料駐車場】 登山口近くには、駐車できない。 道沿いに停められるところが、数か所ある。
河原の坊のパーキングまでは、2㌔。 前回は、歩いた。

【停泊場所】 龍泉洞の駐車場
【明日の予定】 龍泉洞
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(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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