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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

お店の前が、木造のアーケード。
古くからあり、情緒たっぷり。

夏は雨や日差しから、冬は雪から、行き交う人を守ってくれる。
大きな規模は、ここ黒石と、上越市の高田など、数か所。

それは、雁木(がんぎ)と云われるが、黒石では、「こみせ」と呼んでいた。
今日は、重伝建地区になっている、中町こみせ通りを、歩いてみた。

江戸時代からの古い建物が、いくつもあった。
酒屋などが。

銭湯を再生した、松の湯交流館に入った。
初めて、番台にあがった。

津軽こみせ駅で、珍しい物を食べた。
黒石名物、つゆ焼そば。
麺類では、他にない味。  美味しい。
     ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

黒石は、津軽ですね。  十和田湖に行く道がある。

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駐車場は、市役所。  ありがたい。

最初に話したのは、駐車場の人。  地図をいただいた。  行く道も教えていただいて。
人柄のあたたかさに、津軽を感じた。

庁舎前に、案内地図。  地図の真ん中辺りを、歩けばいい。

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重伝建地区。   平成17年に。  遅いけど、よく間に合いましたね。

黒石市の市街地以外は、何ヶ所か行っている。 

       津軽海峡を渡る  鶴の名湯温湯温泉~黒石市~  この夏の収穫  他  (2011/10/3)
       青荷温泉~ランプの宿~  他 (2009/09/10)    

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ここが、中町こみせ通り。   小見世と書くけど、小店もあるよう。

自分は、こんなのを、雁木(がんぎ)って呼んできた。  黒石でも、通じた。

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最初に、こみせ駅に来た。  
ここで、つゆ焼そばを、食べる。  食事を作る時間が、終わりそうなので、まず。

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観光案内所の役割も。

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黒石こけしも、知られている。

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ガスの火が点かないって、少し時間がかかった。

麺は、ソバですね。 ラーメンでなく。  スープは、少し酸っぱい味が。
野菜を炒めている。  それが、いい味を作るのか。  

温玉入り。 500円。  高くない。

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黒石には、黒石ねぷたがある。
弘前のように、扇の形が多いんだが、青森のように、人形もあるという。

   ※ この夏の八戸のように、写真を撮ってみたい。
        八戸三社大祭、お通り。  27台の豪華絢爛な山車と、神輿・虎舞・神楽などの神社行列の競演。~八戸市~ 他 (2015/8/1)   

武者人形のような、表情がいい。

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さあ、歩きます。  向こうから来た。   

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上の写真の右。  盛家。     右は、その向かい。  鳴海醸造店。 最後に紹介。

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高橋家住宅。   国の重要文化財。

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古いですよ。    1763年頃の建物。

 ※ 黒石は、津軽藩の支藩。   黒石津軽家があった。   それで、栄えたんですね。

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高橋家の横から、かぐじ小路に入った。  ここにも、こみせ。  

黄色い所に、冬になったら、板を落とし込む。  歩くところに、雪が入って来ない。

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突き当りに、いろいろと。

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黒石には、黒石よされがある。  夏のお盆の頃。   江戸時代から、ずっと続く。

下のは、恋よされ。  恋よ去れ、ではなく。

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※ 黒石よされを、少しだけ紹介。  みんなが参加する。



この町からは、作曲家が出ている。   聞いたことある、名前ですよ。

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下に説明があったけど、読めなかった。
別の所に、下のがあった。

この中から、今日の歌を決めました。
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小路の、一番奥。  のんびり、休めるのか。

   ※ 町並みには、入ってみたくなる小路が必要ですね。   小さくても、かまわない。
     郡上八幡とか、上手に工夫している所があります。
          水と踊りの城下町、郡上八幡。~郡上市~  他  (2013/5/5)

     湯布院も多いか。 お店だが。
          湯布院、湯の坪街道をてくてくと。 ショップ。 由布岳。  金鱗湖。~由布市~  他  (2014/3/27)

右写真は、戻る方向。

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こみせ通りに出た。   右は、中村亀吉酒造。

大きな杉玉。  新酒が出来ましたよと、知らせる。
説明を読むと、杉玉を酒林と、呼んでいる。  

酒屋さんは、昔のままの建物で、商売を続けられた。
このことがあって、中町一帯に、こみせ通りが残った。

日本酒が、飲みたくなる。
左は、西谷家。

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家の中から、大きな松の木。  昔は、松の湯だった。
今は、松の湯交流館。

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右に、松の湯交流館。  正面は、上で紹介した、西谷家。   間の道を、後で行く。

右の写真は、酒林(杉玉)のあった、酒屋さん。

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ご自由にとあるので、松の湯交流館に。

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新しい建物。   今の時代の、センス。    素敵な像があって。 (作者を撮らなかった)

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女湯だけ、浴槽を残してある。   明治45年から、平成5年まで、営業。
管理してる女性の方が、説明してくれた。

深めの浴槽。 右に熱い湯。 左に来るのは、少し温度が低い。   こけしねぷたか。

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番台に上がってもいいですよと云うので、あがった。  こんな経験は、できない。
女湯の、番台。

少しでも、雰囲気を味わいたいので、女の人に、入ってもらった。 夢の世界。

足元のここで、炭。

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町並みの施設は、観光だけでなく、市民が日常使うのがいい。
夏休みになんか、子供達は、友達どうしで、ここで宿題をすればいい。

お客さんに迷惑がかからないように。
それも、勉強。  何かお手伝いもして。

松の木は、このように。   地下水を吸ってるそう。

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番台が見えます。  ここは、男湯だった。

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外から見た松。   時代を見つめてきた。

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となり。   何となく、古い建物。   味があって。

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重伝建地区の、説明。  こみせ通りを残すために、燃えた人たちがいましたね。 きっと。

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松の湯の、ポスター。 今年の7月です。

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戻ります。

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道を折れて、繁華街に。   右は、交流館の後にある、カフェ。

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消防の、昔の屯所。   集まる所。

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昔の、消防車があった。  のぞいて、撮った。    ガラス越し。

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カラオケの声が、もうこの時間から、聞こえた。   これを見て、戻る。

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左が、松の湯交流館。

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市役所に戻る。  一度写真を撮っている。  屋根のひさしが、まるい。

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最後にと、最初の書いた、鳴海醸造。

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1806年だそう。  酒の匂いが、全ての柱や板に、浸みた。

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軒先の、低い所が。   大きな建物。

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さらに歩いて、百人劇場。

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東奥信金に、ポスター。   黒石市には、四季の魅力が。

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黒石のこみせ通りは、歩きたくなる、通り。

外のようであり、中のようでもある。
人とすれ違ったら、挨拶は自然にしてしまう。

そんな雰囲気を持った、人に、子ども達に、やさしい通り。
重伝建地区になっているので、いつまでも大事にされます。

津軽人の気質は、こみせ通りでも、培(つちか)われて行くように感じます。

【その他】  黒石では、雁木(がんぎ)ではなく、なぜ「こみせ」(小店・小見世)と呼んだのでしょう。

※ まず  雁木(がんぎ)と呼ばれるものは、基本的に、階段状になっている。 段々に。  がたがたに。
      雁の群れが飛ぶ姿が、階段のようになるから、そこから生まれた言葉。 26006365-v-形成を飛んで移行-bean-雁の群れ (123RFからお借り)
      雁木梯子(がんぎばしご)は、こんなの。 gangihashigo.jpg (JAANUSからお借り)
      港にある雁木は、階段。 201112160359373d3_201510030249139ea.jpg (鞆の浦で撮影)  右の歌に、雁木が。 鞆の浦慕情

      上越市の高田のアーケードは、雁木と呼んでいる。
      右の写真のように、アーケードの屋根が、家の途中から出ている。73b8361779.jpg (出会いは突然にからお借り)
      そのために、踏み段のようになる。
      だから、雁木と呼んだのではと、想像。

        ☆ 他の考え、
            それぞれの高さが違うので、がたがたに。
            そのために、雁木と呼ばれた、との説が。

※ まとめ  黒石のアーケードの屋根は、母屋の屋根の一部に見える。
       どんな見方をしても、雁木のように、階段状とか、がたがたには、見えない。
       全体を、店の一部と考え、小見世・小店とした。
                  (物を売るために、見世る所が店)
       そんな場所の棚は、見世棚。 yjimage_20151003032853063.jpg  物を載せて、売る。
       神社に、見世棚造りがある。 hiyoshi2.jpg  
 
      「こみせ(小見世)通り」は、上に似ていますね。

       以上のことから、黒石のは、雁木ではなく、「こみせ」と呼んだと考えます。

※ 最後に  「こみせ」の屋根は、母屋の屋根の一部に見えるため、美しい。
        その美しさがあるために、重伝建地区に選定された。

        雁木造りの重伝建地区は、他にはない。
        黒石の「中町こみせ通り」だけ。     
     
【今日の一句】 「 一度でいいから 坐ってみたい それが番台 」  やっとそれが。

【余談】    今日の黒石の写真は、久しぶりに、大きい方のカメラを使っています。
         フジフイルムのXT-1。  レンズは、XF 16~55 (24~77)mm。

【今日の歌】  どっちも好きですよ。






【関連ブログ】  雪の城下町、高田。  高田城。  高田小町。  きものの小川。~上越市~  他  (2013/10/20) 

【道の駅】  いなかだて   3㌔程となり。

                               田舎館村の、田んぼアートは、浮き上がって見えた。 その理由は・・・。~田舎館村~  他  (2013/9/26) 

【その他②】   フェリーは、朝7時40分に函館を出ました。  青森に、11時20分着。
          写真と、関連ブログを。

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【明日の予定】  風が弱くなってから、弘前でしょうか。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

         meisigazoupppm.jpg

 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 津軽黒石、中町こみせ通りは、江戸時代からのアーケード。  松の湯交流館。  つゆ焼そば。~黒石市~ 他 (2015/10/1) 
  • 2015年10月02日 (金)
  • 09時54分29秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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