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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

最後の息を、ふっと吐いた。
そこから、時は止まったまま。

つらい修業が終わって、やっとこれで、楽になれる。
即身仏は、そんな表情をしていた。

北海道紋別市の上渚滑(かみしょこつ)で、巨大熊が射止められた。
体重400㌔。  体長2.8㍍。
    三毛別ヒグマ事件のより、大きい。
    
その場所は、自分のいた職場から7㌔程。
デントコーン畑。

小さな川があるので、近くでよく釣りをした。
クマがいると分かっていたから、車から50㍍以上離れることはなかった。

射止めたハンターは、自分の知っている人だった。
それにしても、大きい。
     ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

酒田市は、最上川の河口に。

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道の駅があると自分には助かるが、酒田市にはない。

停泊場所を、探さなければならない。
公園か港。

赤〇の、日和(ひより)山公園に。 快適。

  ※ 余談  自分は、停泊してブログの作業を始めたら、自分がどこにいるかは、忘れてしまう。
        それがあるから、山の中でも、どこでも、大丈夫。
        強い心と言いたいが、そうではない。  

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日和山公園。   池に船。   出発。

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海向寺の手前に、日枝(ひえ)神社。

その鳥居の側に、石碑。  井上靖。  風林火山を書いた人。   旭川の人。
   (この人の記念館に行っているが、その記事が見つからない)

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氷壁と云う小説の中に、ここの神社が登場する。 

氷壁は、登山の話。  ザイルが切れて、事故が起きる。
なぜ切れたかが問題。   そんな中で、物語は展開。   ※ 今日の歌は、この話の中に出てくる。

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日枝神社。   ずっと奥に、拝殿。

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立派な随身(ずいじん)門。 

額は、東郷平八郎が書いたという。 日清・日露戦争で活躍した人。  薩摩の人。
この人は、西郷隆盛が好きだった。

西南戦争の時は、イギリスに留学していた。 西郷がそうさせてくれた。
もし日本にいたら、当然西郷と一緒に戦っていた。 

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少し歩いてここ。  海向寺。

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普通に見える寺。   智山派。(ちさんは)  本山は、高野山、根来寺、智積院と移る。
秀吉に攻められたり、大変な歴史を抱えている。

  ※ 根来寺は行ってるけど、智積院に行ってない。 京都に行ったら、行きますね。
         根来衆で知られた名刹、根来寺 ~和歌山県北部、岩出市~   他  (2010/6/1)

  ※ 成田山は、大きな寺。
         成田山新勝寺。  初詣客数、2位。  彫刻が際立つ、三重塔と釈迦堂。~成田市~ 他 (2015/7/13)

  ※ 正月にある三朝祈祷は、みささ祈祷と、読みますね。 三朝温泉と同じ読み方。   ラジウム温泉。
         倉吉市白壁土蔵群・赤瓦  三朝温泉恋谷橋  三朝温泉  他   (2011/6/6)

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即身仏は、即身仏堂にある。  蔵の建物。   拝観は、400円。

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即身仏は、お堂の中の、小さな祠の中にあった。
住職さんの説明を聞いた。
熊本から来たという女性がいて、その方と一緒に。

撮影は出来ない。
下の写真は、ネット上に出回っているもの。

海向寺で売ってるハガキの写真と、同じ。
表情までは読み取れないが、仕方ない。

飢饉とか続けば、人々の生活は苦しくなる。
それを助けようと、生きながら仏になるのを目指す。

3年3ヶ月の修行が続く。
修行を通して、体の脂肪と筋肉を落としていく。

最後は、骨と皮。  
そうでないと、腐ってしまう。

下のは、奥にある方ので、忠海上人。
写真は撮れないから、表情を何分も見ていた。

即身仏の時は、止まっている。
金を鳴らせなくなった時から。

忠海上人。

15年10月12日 (30) 

骨と皮になるには、五穀を断つ。
漆を溶かしたのを、飲んだり。
腐りにくい体に、するために。

体力が落ちて、病気になって死んだら、お終い。

うまく、骨と皮になれたら、今度は、穴の中。
下のように。
生きているうちに、土葬。
気が変わって、出たいと騒いでも、出られない。 (図は、ネットから)

  ※ 掘りだしたら、穴の天井にひっかき傷が。
    穴の中の人の爪は、はがれていた。
    そんなことも。

下の図より、ずっと深い穴。  長い竹の棒で、空気。

YK2ZOUmTCtRC14p_C8opG_113.jpg 

鐘の音は、生きている証。 まだ、修行中。
聞こえなくなって、3年経ったら、掘り出す。

人に尊敬されていないと、ほっとけ、と言われて、ほとけにはなれない。
そのまま。

掘りだして腐っていても、お終い。
普通に墓の中。

   ※ 余談 こんなことも可能になる。
        即身仏になりたいというから、埋めてやった。
        つまり、即身仏殺人事件。

エジプトのミイラは、内臓を取ったり、腐りにくくする。
でも即身仏は、そのまま。

下の即身仏は、息を吐いた瞬間。
再度吸うことはなかった。

修行を通して、仏になる喜びは、増していった。
この瞬間、苦しさよりも、安堵かも知れない。

円明海上人。

s-15年10月12日 (29)

※ 円明海上人の祠が違う。
  即身仏は、寺に1つあればいいそう。

  住職さんは、どこかの寺から何かの事情で、海向寺に来たのではと言った。

なお、即身仏には、防腐のためにニカワが塗られている。
お堂の中は、空調も完備。

衣裳は12年に1度、新しく。
古いのは小さく切って、お守りに。

即身仏になるのは、難しい。  ほとんどが失敗。
下の数だけある。

自分が見たのは、他には、大日坊と横蔵寺だけ。  赤い服の大日方のは、自分が撮影。
             湯殿山大日坊 真如海上人の即身仏 ~鶴岡市~   他  (2010/10/4)
             横蔵寺、妙心法師のミイラ。  重要文化財の仏像が、22体。~揖斐川町~  他  (2014/5/8)

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おまけ。
左は、鬼のミイラ。  右は、河童のミイラ。
江戸時代、こんなのを作るのが、流行った。
       カッパのミイラ(松浦一酒造)  里小路の小笹生垣 ~伊万里市~  おひさまのたね  他 (2012/1/15)
       八幡社の総本宮宇佐神宮  大乗院の鬼のミイラ ~大分県北部~   他  (2010/4/19) 

s-15年10月12日 (25)    s-15年10月12日 (26)

お堂の中には、忠海上人が穴の中で振った鈴などが、展示してあった。

見学の後、本堂を見た。 面白いことが。

s-15年10月12日 (11)

斗 栱(ときょう)を支えている形の、像があった。  4体。

s-15年10月12日 (12)

必死に支えている。  こんなのは、たまに見る。 少ない。

s-15年10月12日 (13)    s-15年10月12日 (14)    s-15年10月12日 (15)llllv 

左は、以前、自分が撮影。   泣きながら支えている。
右は、ネットの画像。

今日のようなのは、珍しい。
201404181016269f2qqq.jpg     yanewo9999099.jpg

海向寺は少し高い所にある。
このあと、左に行く。  酒田市の中心街に。

s-15年10月12日 (8)

写真は撮れないけど、一応見ておきました。
    ※ 万が一のために、大きなカメラは、リュックに入れていました。

全ての苦しみを乗り越えないと、即身仏にはなれない。
生きながら仏になるのは、大変なこと。

そういうことでした。

【今日の一句】  「 即身仏になって 人々を救済 目指す人の原点はそこに 」

【今日の歌】    いつかある日    原詩があって、その訳詩は、百名山の深田久弥。

                           ※ 映像は、穂高でしょうか。
                      西穂高まででいいので、行ってみたい。
                  西穂高独標。  雷鳥のつがい。 新穂高ロープウェイ。 ~高山市~ 他 (2013/7/1)  



【その他】

旭川のMさんから、メールが来た。
上渚滑で、大きなクマが捕まったよって。

場所は、印。  紋別市上渚滑。   ※ かみしょこつ

   ※ 立牛岳があって、クマはそっちに多い。
     昔、巨大熊を追ってる人がいた。     

s-15年10月12日 (23)ttt

上渚滑に、自分の最後の職場があった。   毎年、寄る。

詳しい情報は、いつもお世話になる、U牧場のお父さんから。

デントコーン畑で捕まった。
場所は印。  上の緑〇は、上渚滑小学校。  自分がいた所。 そこから、7㌔程。

紫〇の道は、よく通る。  この道も、滝上(たきのうえ)に。  動物に会えるかもしれないので。
黄色〇の川で、よく釣りをした。  いつも、車の近く。

s-15年10月12日 (24)zzz

北海道新聞と産経新聞の情報。  400㌔。   滅多にこの大きさは無い。

トウモロコシ畑に、いると分かっていた。
刈り取る機械で、周りから刈った。

最後に、飛び出してきた。

撃った人は、親しくなないけど、知ってる人。
U牧場のお父さんが、上渚滑にいたとき、紹介してくれた。

山に檻(おり)を仕掛けてあるから、見に行くよって、連れて行ってくれた。
その時は、いなかったけど。

どんな銃か詳しくは分からない。 でも、もちろん、ライフルですね。

s-15年10月12日 (34)    s-15年10月12日 (33)

クマは、デントコーンが大好き。   甘い。  栄養満点。

山の実を食べても、巨大熊は生まれない。
サケを食べるか、デントコーン。

このクマは食べ過ぎて、太り過ぎ。  お腹が出てる。
情報の出どころは、地元の新聞の、民友新聞。 (昔、お世話になった会社)

  ※ 人が、手前の足の右横に立ってくれたら、正確な大きさが、見当つく。
    クマの足に手を添えるなどして。

    写真は、少し人が下がっただけで、人はずいぶん小さくなる。   

s-15年10月12日 (28)    s-15年10月12日 (31) 

※ 苫前の北海太郎は、ほぼ同じ大きさ。(450㌔とも言われる)
  人が横に並ぶと、この大きさ。

    08-tarou.jpg

クマは、デントコーンを下のように食べる。  座って。
この撮影はとても危険。
下の場所は、今回より、ずっと山奥。

右の足跡は、大きなクマではない。 今回の場所から、数百㍍。
    ついに発見。熊が食べた跡。デントコーン畑。完璧。 エゾリスも。(9月30日)(2008年)
    足跡です。 熊の姿はまだ撮れない。 他 (9月19日)(2008年)  

20080930185149.jpg     20080919200304.jpg

クマはデントコーンを食べても、夜は、山に戻る。
今回のクマは、ずっと居座っていた。
少しは遠慮して、山に戻ればよかったのに。

下は、どっちも、標津(しべつ)で捕獲。   どっちも、今回のより、かなり大きい。
     700kgと言われる熊は、北海太郎より、大きかった。  仕留めた銃。~標茶町磯分内~ 他 (2013/9/1)

右の人が持ってるライフルは、大きいですね。
この人はこの熊がいるの知っていたため、特別に用意した。

img_0ggggg.jpg     20130902084141ee8xx.jpg

クマは、昔から北海道に生きてきた。
可愛そうなわけです。

でも、畑に出て来たら、危険なので一緒には暮らせない。
その危険さは、地元の人が一番よく知っている。

難しい問題。

いつもとはならないけど、旭山動物園が、動けなかったか。
生け捕り作戦です。

そのために、1000万円かけても、価値は十分にあった。
体重400キロのヒグマが動物園にいたら、大きな目玉。
それだけを見るために、人は行く。

畑に出たことを紹介して。
どうして畑に出なければならないかを、考えてもらって。
クマが北海道で生き延びる道を、みんなで探す。

こんなことを、最後に考えました。

【今日の一句】 「 クマの悲しげな表情は 仲間たちの 絶滅の不安」

【ブログ紹介】  熊をついに、撮りました。  ウトロから、知床五湖に向かう途中、3回遭遇。~斜里町~  女子バレー、銅メダル。 (2012/8/11)
         今日も、熊に出会う。  岩尾別川での釣り。 ~斜里町~  あれから、27年。  他  (2012/8/12)

【道の駅】  庄内みかわ

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【明日の予定】  明日は天気が良くないので、明日の分も見学しました。  旧鐙屋です。  ※ 鐙屋~あぶみや

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

         meisigazoupppm.jpg

 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 海向寺の即身仏を見る。  2体あるのは、この寺だけ。~酒田市~ 自分がいた上渚滑で、400㌔の巨大熊が・・。 (2015/10/12)
  • 2015年10月13日 (火)
  • 08時30分27秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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