芭蕉は、酒田や象潟では、海の近くに。 ※ 象潟~きさかた
越後では、また海を見ている。 「荒海や・・」って詠って。
しかし、その途中は、ずっと山の中を歩いていた。
旧出羽街道を。
曾良と一緒に、峠をいくつも越えた。
大沢峠、そして葡萄峠を越えたら、出羽街道終点の村上は近い。
今日は、大沢峠の石畳を歩いてみた。
峠の麓に、大沢集落。
そこには、懐かしい風景が残っていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
歩くスタート地点は、どこなのか。 ネットで調べても分からなかった。
北中という集落で、聞いた。
大毎(おおごと)の集落に入って、右に曲がって、ずっと行くと教えられた。
後で分かったが、印の場所が大沢集落で、そこが出発点だった。
地図のどこから入っても、車は通れる。
赤〇に、大沢峠があって、石畳が。
7号線から、この道を、大毎に入った。 もう少し7号線を行ってから、トンネルの手前で、左に入ってもいい。

大毎の市街地を通り抜けたら、ここに来た。 大沢集落の、入り口。 ここに停めて歩いても、近い。

家並みの入り口に、案内図。 これで、だいじょうぶ。 右地図の印は、パーキング。

駐車場。 日本国の山で見たのと、同じ街道図。
日本国は、右端。 大沢峠の石畳は、左端に近い。

左に駐車場。 右写真は、駐車場の正面。

向こうから、入ってきた。 峠は、少し行って、右奥に入る。

出発。 左から、こっちに来ていた。 峠は、右の道。 湯殿山供養塔は、すぐ右にある。

供養塔は、先祖を供養するんだけど、湯殿山にお参りした後などに、作ったりする。 記念に。
石の、下の方に、湯殿山と読める。 上にあるのは、梵字(ぼんじ) 仏様を彫ったと同じ意味に。
湯殿山は神社だけど、神仏混淆の時代。 仏があってもいい。

向こうに行ったら、集落を出る。 どこも、立派な家。

いよいよ、この道を行く。

こんな道、大好き。

天気がいいから、山に来た。 町並みは、雨の日に傘をさしても見られる、と思って。

大沢峠の石畳まで、距離や時間は、分からない。

峠の入り口か。

味のある、字。 芭蕉の他にも、いっぱい歩いているのに、こう。
矢葺(やぶき)明神まで、2㌔。 これは何だか、調べてない。

一番奥の、お家。 この集落の人は、石畳を大事にしているかも知れない。

新しい石は、歩きやすいように、敷いた。 ネットにあった。 誰がしたかは、確認してない。
古い石もある。 石畳でいいのだろうか。

ずっと新しい石畳。

女性1人で歩くのは、少し不安。 クマだっているし。 道は細いし。 人には、会わない。

今はもう、木の株も見当たらない。

さらに、峠を登る。 歩きやすい道になってきた。

大沢峠の頂上のよう。 思ってたより、遠くなかった。

先を急ぐ。 時たま、カケスが、ギャ~って鳴いた。

この辺りから、苔の下は、石だった。 つまり石畳。 石畳の始まり。

下りの斜面。 雨の時は滑る。 それで、石畳。

昔は今よりずっと、クマは多かった。 オオカミだっていた。 泥棒もいた。
街道の山越えは、大変。

左は、振り返って撮った。 もう少しで大沢集落。 そこまで行ったら、一安心。 旅人は、そう思って。

出羽街道は、今の時代は使われない。 苔生(む)して。

石畳の終点辺りに、標識。 ここまで、800㍍だった。 やっと、距離が分かった。
矢葺(ぶき)明神まで、どんな所か分からないけど、行ってみる。

道が不安。 しばらく行くと、道は草の中になった。
戻る理由を探し始めていて、ちょうど良かった。
戻ることに。

石畳を踏みしめて。 この風景に気付いて。
旅人は、遠くが見えたら、必ず立ち止まる。 あの山の向こうが、湯殿山だなって。

足取り軽く。 不自然な音がしたら、立ち止まる習慣。

中央の、上の方。 トカゲの細い感じの、カナヘビ。 枯葉の上を、滑るように動く。 何度も見た。
集落に出てきた。 新しい石畳は、400年後、平成の石畳になって、貴重になる。

写真の右端に。 石碑。 庚申(こうしん)塔。 隣は、読めない。

薬でしょうか、お茶でしょうか。 左端は、風蘭(フウラン)かなと。

向こうから来た。 右のお家の方と、しばらくお話し。
石畳は、この集落の人達で敷き詰めたそう。
大沢峠の石畳を、大沢集落の人達は、大事にしている。
いい事が、確認できました。

カエルかサンショウウオの卵でしょうか。 暖かいから、春と勘違いして。 この道を戻る。

あるお家の庭に、小さな神社。 柿が、細長い。

出てきました。 右のお家に、人がいた。

少しお話したら、コーヒーを飲みませんんかと言っていただく。
ここのお家の、奥さまって感じ。
これは、大豆。 乾かしている。 シイタケも。

どこの家も、立派ですねと、自分は言った。
雪が多いから、大きくて丈夫な家にしてるんですよ、と。
1㍍くらい屋根に積もっても、つぶれない家。
湧水をここに引いている。
この水が美味しいからって、コーヒーは遠慮。
水筒にも汲んで。

大沢集落の人達の心に触れて、いい一日。
集落をひとまわりして、車に戻る。 あっちが、集落の入り口。 少し行って、左に。

曲がって、この風景。 畑は、雪が降るまで。

振り返って。 右写真は、左の方。 冬に備えて、薪(まき)。
※ 薪を燃やしても、自然には何の影響もない。
数十年前に、二酸化炭素を吸って、吸った分を燃やして出すだけ。
ところが石油は、はるか昔の物。
だから、100年前の自然を、今の自然を、違ったものにする。

さらに曲がって。 もし子供が飛び出して来たら、車にあるおやつを、みんなあげたくなる。

戻ってきました。 車のこっちににも、湧水。

大沢集落を、歩いてみました。

大沢峠の石畳は、今後さらによく、整備されますね。
※ 村上市に動いてもらうことも、大事になるでしょうか。
国道7号線から遠くないので、大沢峠を歩く人は、きっと増えます。
自分も、大沢峠・葡萄峠を、一気に歩いてみたい。
※ 準備をちゃんとして。 朝出て。 片道は、バスを利用かな。
【今日の一句】 「大沢峠の石畳 苔の生(む)すまで時代は過ぎて 今に 」
「 芭蕉は一気に大沢峠を越える 越後に何か楽しみが?」
※ 曾良の記録で、大変な思いで、出羽街道を通っていないと、分かっている。
【今日の歌】 芭蕉は、大沢峠を1689年の8月13日頃、通る。
そして、海に出て、18日に出雲崎で 「荒海や佐渡に横たふ天河」を詠む。
佐渡には、多くの人が流された歴史がある。
そんなのがあるので、佐渡は必ず詠むと、きっと決めていましたね。
砂山 フォレスタ
【ブログ紹介】
大垣は、おくのほそ道 むすびの地。 ここから、伊勢に向かう。~大垣市~ 他 (2013/6/18)
雨の中尊寺を歩く。 五月雨の 降残してや 光堂。 ~平泉町~ 他 (2013/10/2)
山寺 ~人でいっぱい。 みんな、芭蕉のおかげ。 山形市山寺~ 他 (2011/10/18)
象潟や 雨に西施が ねぶの花 他 (2009/09/21)
山刀伐峠 封人の家 他 (2009/06/30)
奥の細道と尾花沢 芭蕉と義経 他 (2009/06/29)
【道の駅】 朝日

【明日の予定】 高坪山っていう、小さな山に行きたい。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
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越後では、また海を見ている。 「荒海や・・」って詠って。
しかし、その途中は、ずっと山の中を歩いていた。
旧出羽街道を。
曾良と一緒に、峠をいくつも越えた。
大沢峠、そして葡萄峠を越えたら、出羽街道終点の村上は近い。
今日は、大沢峠の石畳を歩いてみた。
峠の麓に、大沢集落。
そこには、懐かしい風景が残っていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
歩くスタート地点は、どこなのか。 ネットで調べても分からなかった。
北中という集落で、聞いた。
大毎(おおごと)の集落に入って、右に曲がって、ずっと行くと教えられた。
後で分かったが、印の場所が大沢集落で、そこが出発点だった。
地図のどこから入っても、車は通れる。
赤〇に、大沢峠があって、石畳が。


7号線から、この道を、大毎に入った。 もう少し7号線を行ってから、トンネルの手前で、左に入ってもいい。

大毎の市街地を通り抜けたら、ここに来た。 大沢集落の、入り口。 ここに停めて歩いても、近い。


家並みの入り口に、案内図。 これで、だいじょうぶ。 右地図の印は、パーキング。


駐車場。 日本国の山で見たのと、同じ街道図。
日本国は、右端。 大沢峠の石畳は、左端に近い。



左に駐車場。 右写真は、駐車場の正面。


向こうから、入ってきた。 峠は、少し行って、右奥に入る。

出発。 左から、こっちに来ていた。 峠は、右の道。 湯殿山供養塔は、すぐ右にある。


供養塔は、先祖を供養するんだけど、湯殿山にお参りした後などに、作ったりする。 記念に。
石の、下の方に、湯殿山と読める。 上にあるのは、梵字(ぼんじ) 仏様を彫ったと同じ意味に。
湯殿山は神社だけど、神仏混淆の時代。 仏があってもいい。


向こうに行ったら、集落を出る。 どこも、立派な家。

いよいよ、この道を行く。


こんな道、大好き。


天気がいいから、山に来た。 町並みは、雨の日に傘をさしても見られる、と思って。

大沢峠の石畳まで、距離や時間は、分からない。

峠の入り口か。

味のある、字。 芭蕉の他にも、いっぱい歩いているのに、こう。
矢葺(やぶき)明神まで、2㌔。 これは何だか、調べてない。


一番奥の、お家。 この集落の人は、石畳を大事にしているかも知れない。


新しい石は、歩きやすいように、敷いた。 ネットにあった。 誰がしたかは、確認してない。
古い石もある。 石畳でいいのだろうか。


ずっと新しい石畳。

女性1人で歩くのは、少し不安。 クマだっているし。 道は細いし。 人には、会わない。

今はもう、木の株も見当たらない。


さらに、峠を登る。 歩きやすい道になってきた。


大沢峠の頂上のよう。 思ってたより、遠くなかった。

先を急ぐ。 時たま、カケスが、ギャ~って鳴いた。


この辺りから、苔の下は、石だった。 つまり石畳。 石畳の始まり。


下りの斜面。 雨の時は滑る。 それで、石畳。

昔は今よりずっと、クマは多かった。 オオカミだっていた。 泥棒もいた。
街道の山越えは、大変。

左は、振り返って撮った。 もう少しで大沢集落。 そこまで行ったら、一安心。 旅人は、そう思って。


出羽街道は、今の時代は使われない。 苔生(む)して。

石畳の終点辺りに、標識。 ここまで、800㍍だった。 やっと、距離が分かった。
矢葺(ぶき)明神まで、どんな所か分からないけど、行ってみる。


道が不安。 しばらく行くと、道は草の中になった。
戻る理由を探し始めていて、ちょうど良かった。
戻ることに。


石畳を踏みしめて。 この風景に気付いて。
旅人は、遠くが見えたら、必ず立ち止まる。 あの山の向こうが、湯殿山だなって。


足取り軽く。 不自然な音がしたら、立ち止まる習慣。


中央の、上の方。 トカゲの細い感じの、カナヘビ。 枯葉の上を、滑るように動く。 何度も見た。
集落に出てきた。 新しい石畳は、400年後、平成の石畳になって、貴重になる。


写真の右端に。 石碑。 庚申(こうしん)塔。 隣は、読めない。


薬でしょうか、お茶でしょうか。 左端は、風蘭(フウラン)かなと。



向こうから来た。 右のお家の方と、しばらくお話し。
石畳は、この集落の人達で敷き詰めたそう。
大沢峠の石畳を、大沢集落の人達は、大事にしている。
いい事が、確認できました。

カエルかサンショウウオの卵でしょうか。 暖かいから、春と勘違いして。 この道を戻る。


あるお家の庭に、小さな神社。 柿が、細長い。


出てきました。 右のお家に、人がいた。

少しお話したら、コーヒーを飲みませんんかと言っていただく。
ここのお家の、奥さまって感じ。
これは、大豆。 乾かしている。 シイタケも。


どこの家も、立派ですねと、自分は言った。
雪が多いから、大きくて丈夫な家にしてるんですよ、と。
1㍍くらい屋根に積もっても、つぶれない家。
湧水をここに引いている。
この水が美味しいからって、コーヒーは遠慮。
水筒にも汲んで。

大沢集落の人達の心に触れて、いい一日。
集落をひとまわりして、車に戻る。 あっちが、集落の入り口。 少し行って、左に。

曲がって、この風景。 畑は、雪が降るまで。


振り返って。 右写真は、左の方。 冬に備えて、薪(まき)。
※ 薪を燃やしても、自然には何の影響もない。
数十年前に、二酸化炭素を吸って、吸った分を燃やして出すだけ。
ところが石油は、はるか昔の物。
だから、100年前の自然を、今の自然を、違ったものにする。


さらに曲がって。 もし子供が飛び出して来たら、車にあるおやつを、みんなあげたくなる。


戻ってきました。 車のこっちににも、湧水。

大沢集落を、歩いてみました。

大沢峠の石畳は、今後さらによく、整備されますね。
※ 村上市に動いてもらうことも、大事になるでしょうか。
国道7号線から遠くないので、大沢峠を歩く人は、きっと増えます。
自分も、大沢峠・葡萄峠を、一気に歩いてみたい。
※ 準備をちゃんとして。 朝出て。 片道は、バスを利用かな。
【今日の一句】 「大沢峠の石畳 苔の生(む)すまで時代は過ぎて 今に 」
「 芭蕉は一気に大沢峠を越える 越後に何か楽しみが?」
※ 曾良の記録で、大変な思いで、出羽街道を通っていないと、分かっている。
【今日の歌】 芭蕉は、大沢峠を1689年の8月13日頃、通る。
そして、海に出て、18日に出雲崎で 「荒海や佐渡に横たふ天河」を詠む。
佐渡には、多くの人が流された歴史がある。
そんなのがあるので、佐渡は必ず詠むと、きっと決めていましたね。
砂山 フォレスタ
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大垣は、おくのほそ道 むすびの地。 ここから、伊勢に向かう。~大垣市~ 他 (2013/6/18)
雨の中尊寺を歩く。 五月雨の 降残してや 光堂。 ~平泉町~ 他 (2013/10/2)
山寺 ~人でいっぱい。 みんな、芭蕉のおかげ。 山形市山寺~ 他 (2011/10/18)
象潟や 雨に西施が ねぶの花 他 (2009/09/21)
山刀伐峠 封人の家 他 (2009/06/30)
奥の細道と尾花沢 芭蕉と義経 他 (2009/06/29)
【道の駅】 朝日

【明日の予定】 高坪山っていう、小さな山に行きたい。
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(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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