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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

芭蕉は、酒田や象潟では、海の近くに。    ※ 象潟~きさかた
越後では、また海を見ている。   「荒海や・・」って詠って。

しかし、その途中は、ずっと山の中を歩いていた。
旧出羽街道を。  

曾良と一緒に、峠をいくつも越えた。
大沢峠、そして葡萄峠を越えたら、出羽街道終点の村上は近い。
今日は、大沢峠の石畳を歩いてみた。

峠の麓に、大沢集落。
そこには、懐かしい風景が残っていた。
     ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

歩くスタート地点は、どこなのか。  ネットで調べても分からなかった。
北中という集落で、聞いた。

大毎(おおごと)の集落に入って、右に曲がって、ずっと行くと教えられた。

後で分かったが、印の場所が大沢集落で、そこが出発点だった。
地図のどこから入っても、車は通れる。

赤〇に、大沢峠があって、石畳が。

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7号線から、この道を、大毎に入った。  もう少し7号線を行ってから、トンネルの手前で、左に入ってもいい。

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大毎の市街地を通り抜けたら、ここに来た。   大沢集落の、入り口。  ここに停めて歩いても、近い。

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家並みの入り口に、案内図。  これで、だいじょうぶ。  右地図の印は、パーキング。

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駐車場。  日本国の山で見たのと、同じ街道図。

日本国は、右端。  大沢峠の石畳は、左端に近い。

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左に駐車場。   右写真は、駐車場の正面。

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向こうから、入ってきた。   峠は、少し行って、右奥に入る。

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出発。   左から、こっちに来ていた。  峠は、右の道。  湯殿山供養塔は、すぐ右にある。

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供養塔は、先祖を供養するんだけど、湯殿山にお参りした後などに、作ったりする。 記念に。

石の、下の方に、湯殿山と読める。  上にあるのは、梵字(ぼんじ)  仏様を彫ったと同じ意味に。
湯殿山は神社だけど、神仏混淆の時代。  仏があってもいい。

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向こうに行ったら、集落を出る。  どこも、立派な家。

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いよいよ、この道を行く。

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こんな道、大好き。

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天気がいいから、山に来た。  町並みは、雨の日に傘をさしても見られる、と思って。

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大沢峠の石畳まで、距離や時間は、分からない。

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峠の入り口か。

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味のある、字。   芭蕉の他にも、いっぱい歩いているのに、こう。

矢葺(やぶき)明神まで、2㌔。 これは何だか、調べてない。   

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一番奥の、お家。   この集落の人は、石畳を大事にしているかも知れない。

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新しい石は、歩きやすいように、敷いた。  ネットにあった。  誰がしたかは、確認してない。

古い石もある。 石畳でいいのだろうか。

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ずっと新しい石畳。

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女性1人で歩くのは、少し不安。  クマだっているし。  道は細いし。  人には、会わない。

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今はもう、木の株も見当たらない。

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さらに、峠を登る。   歩きやすい道になってきた。

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大沢峠の頂上のよう。  思ってたより、遠くなかった。

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先を急ぐ。  時たま、カケスが、ギャ~って鳴いた。

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この辺りから、苔の下は、石だった。  つまり石畳。  石畳の始まり。

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下りの斜面。  雨の時は滑る。 それで、石畳。

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昔は今よりずっと、クマは多かった。  オオカミだっていた。  泥棒もいた。
街道の山越えは、大変。

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左は、振り返って撮った。  もう少しで大沢集落。 そこまで行ったら、一安心。 旅人は、そう思って。

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出羽街道は、今の時代は使われない。  苔生(む)して。

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石畳の終点辺りに、標識。  ここまで、800㍍だった。  やっと、距離が分かった。

矢葺(ぶき)明神まで、どんな所か分からないけど、行ってみる。

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道が不安。  しばらく行くと、道は草の中になった。

戻る理由を探し始めていて、ちょうど良かった。
戻ることに。

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石畳を踏みしめて。  この風景に気付いて。  
旅人は、遠くが見えたら、必ず立ち止まる。  あの山の向こうが、湯殿山だなって。

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足取り軽く。  不自然な音がしたら、立ち止まる習慣。 

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中央の、上の方。   トカゲの細い感じの、カナヘビ。  枯葉の上を、滑るように動く。   何度も見た。
集落に出てきた。  新しい石畳は、400年後、平成の石畳になって、貴重になる。

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写真の右端に。   石碑。  庚申(こうしん)塔。  隣は、読めない。

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薬でしょうか、お茶でしょうか。  左端は、風蘭(フウラン)かなと。

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向こうから来た。  右のお家の方と、しばらくお話し。

石畳は、この集落の人達で敷き詰めたそう。
大沢峠の石畳を、大沢集落の人達は、大事にしている。
いい事が、確認できました。

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カエルかサンショウウオの卵でしょうか。  暖かいから、春と勘違いして。  この道を戻る。

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あるお家の庭に、小さな神社。   柿が、細長い。

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出てきました。  右のお家に、人がいた。

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少しお話したら、コーヒーを飲みませんんかと言っていただく。
ここのお家の、奥さまって感じ。

これは、大豆。 乾かしている。   シイタケも。

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どこの家も、立派ですねと、自分は言った。

雪が多いから、大きくて丈夫な家にしてるんですよ、と。
1㍍くらい屋根に積もっても、つぶれない家。

湧水をここに引いている。
この水が美味しいからって、コーヒーは遠慮。

水筒にも汲んで。

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大沢集落の人達の心に触れて、いい一日。

集落をひとまわりして、車に戻る。   あっちが、集落の入り口。   少し行って、左に。

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曲がって、この風景。  畑は、雪が降るまで。

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振り返って。  右写真は、左の方。  冬に備えて、薪(まき)。

  ※ 薪を燃やしても、自然には何の影響もない。
    数十年前に、二酸化炭素を吸って、吸った分を燃やして出すだけ。

    ところが石油は、はるか昔の物。
    だから、100年前の自然を、今の自然を、違ったものにする。

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さらに曲がって。  もし子供が飛び出して来たら、車にあるおやつを、みんなあげたくなる。

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戻ってきました。  車のこっちににも、湧水。  

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大沢集落を、歩いてみました。

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大沢峠の石畳は、今後さらによく、整備されますね。
         ※ 村上市に動いてもらうことも、大事になるでしょうか。

国道7号線から遠くないので、大沢峠を歩く人は、きっと増えます。
自分も、大沢峠・葡萄峠を、一気に歩いてみたい。  
            ※ 準備をちゃんとして。   朝出て。  片道は、バスを利用かな。

【今日の一句】 「大沢峠の石畳  苔の生(む)すまで時代は過ぎて  今に 」 

        「 芭蕉は一気に大沢峠を越える 越後に何か楽しみが?」

        ※ 曾良の記録で、大変な思いで、出羽街道を通っていないと、分かっている。

【今日の歌】    芭蕉は、大沢峠を1689年の8月13日頃、通る。
            そして、海に出て、18日に出雲崎で 「荒海や佐渡に横たふ天河」を詠む。

            佐渡には、多くの人が流された歴史がある。
            そんなのがあるので、佐渡は必ず詠むと、きっと決めていましたね。

     砂山 フォレスタ



【ブログ紹介】   
          大垣は、おくのほそ道 むすびの地。  ここから、伊勢に向かう。~大垣市~  他  (2013/6/18)
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【道の駅】    朝日

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【明日の予定】    高坪山っていう、小さな山に行きたい。
             
 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

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 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 旧出羽街道、大沢峠の石畳。  芭蕉が通った道は、苔生(む)して今に。  大沢集落。~村上市~ 他 (2015/10/17)
  • 2015年10月18日 (日)
  • 09時42分51秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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