新しい重伝建地区があると、分かった。
千曲市にある、稲荷山宿。 いなりやまじゅく。
北国(ほっこく)西街道と呼ばれる、善光寺街道に。
※ 北国西街道は、中山道の塩尻から分岐して、善光寺の近くまで。
宿場は13あって、その中で、重伝建地区として残っているのは、稲荷山宿だけ。 貴重。
大きな商家の家が、蔵し館として、観光の拠点になっていた。
そこで、建物を見せていただく。
その後、多くの蔵のある町並みを歩いた。
退屈しないだけ、見所は十分に。
この町は、上杉景勝がつくったよう。
(大きな危機を乗り越えた後かな。 本能寺の変の年。 本能寺の変に助けられる。)
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
今回知ったけど、松本から長野への道が、北国西街道。 昔の中心の道ですね。
鉄道(篠ノ井線)も、そこを通る。
そして、高速の長野道も通っている。
ところが、国道19は犀川沿いを通っている。
この違いを、知らなかった。


目的地に近づくけど、いつまでも長野県。 千曲市に入らない。
あと300㍍で、入った。
車は、蔵し館の駐車場に。 この通りです。(意味が2つ)
右に、蔵し館。 見学は200円。 地図をいただく。

豪商の松林邸を、修復再生。 この建物は、これでずっと残る。 太い梁(はり)

管理している女性の方が、説明してくれた。

中をデザインした人は、プロですね。 そう云う職業がありますからね。

衣裳の展示。 打掛って云うのかな。 説明に、戦火(空襲)をくぐり抜けたとあった。

お金を儲けると、文化に興味を持つ人が多いよう。

2階。 天井は低い。 江戸時代の商家の建物は、もっと天井の低い物も。

大きな吹き抜け。 冬は寒いから、みんな囲炉裏に集まるのか。 家族のだんらん。
お茶をいただいた。 囲炉裏に炭で火というのは、やらないそう。

見所はいっぱい。 もう一度来ても、まる1日はかかりそう。
遅れたけど、重伝建の取り組みは、あきらめなかった。
稲荷山宿は広いから、意見をまとめるのが、きっと大変だった。
これでもう、後退することはない。 家並みは、きっと良くなっていく。

蔵を見るために、中庭に。

中庭の紅葉が、始まって。 陽に輝く。

秋遅くの花が、まだ美しく。

庭もみんな、素人ではない。 1日、のんびり過ごしていてもいい。
この施設の部屋を、地元の人は、いろんな集まりに使うのがいい。
夏休みに、子供たちが集まって、宿題をしたっていい。
大人と、触れあって。

蔵の中。 明治から昭和の物が、多いでしょうか。 昭和は、遠くなっていく。

江戸時代が始まる少し前に、城下町として、宿場町として発展。
明治の後半に、商業が最も盛んに。
桜の下で、縄跳びかな。 繁盛しているのが、分かる。

これだけそろっていたら、子供たちの地域学習に役立ちますね。

綿から繭(まゆ)に。 町が街道にあることが、発展を支える。

間もなく戦争の時代。 日本の歴史で、一番ひどい時代の頂点に。
自転車は、誰でもは持てなかった。

梁は上に沿っている。 丈夫なんですね、この方が。

知ってる歌ばかり。

誰が歌ってるかは、分からない。 プロです。 きっと。
※ 貼り付けた曲が、繰り返し流れるようにしたいけど、うまくいかない。
やり方は、ネット上にある。
ふつうのYouTubeを連続して聞くのは、難しくないけど。
何でもある。 動物は、何に使うのか。

母屋に戻って。

いただいた地図で、歩く。 モデルコースが載っている。 町中を歩く。
長雲寺が、道の奥に。 蔵の写真に、徳富蘇峰がここに来てるとあった。
この寺には、重要文化財の愛染明王尊がある。 こんなの。
ネットにある物(サイト名分からない)

蔵は豊かさの象徴でしょうね。 開く窓が美しい。
窓の扉を、単純に同じ厚さにすると、閉まらないのかな。 ・・・。

向こうから来た。

裏道を歩く。 蔵が並んで。

蔵のデザインは、一様でない。

裏道と、本通りを結ぶ、小路。 古い建物は、古さを増して輝く。
今風のデザインの家は、50年持たない。 デザインは、すぐに飽きる。
右写真。 右奥から来た。 木が茂りすぎた。

二十三夜待ち。 こんなので楽しまないと、働いてばかりになる。
夜遅くまで、何を話したのでしょう。
親しい人には、「好きな人いるんだよね」って、そんなことも。

大きな通りの向こうに行く。

上八日町のお地蔵さま。

ふたたび、小路に。 何かありそうな楽しみ。 町屋敷東蔵小路。 お寺の鐘楼が。

鐘楼。 この町で一番古い建物。 大きな木。

山門前は、このように。

稲荷山城の跡。 1682年とある。 城が出来て、稲荷山の町のスタート。
この年、上杉景勝は、信長や家康を敵に回して、戦っている。
もうだめと云う時に、本能寺の変。 6月のこと。
亀山城から本能寺まで ~京都市~ 他 (2011/11/29)
景勝は助かる。 ここに城を作ったのは、その後でしょうね。
後に、米沢に直江兼続と行くことになる。
気の強い、気骨のある武将でしたね。

稲荷山宿 蔵し館に戻ってきた。

蔵し館で説明の人が、こう言った。
この10年で、たくさんの古い家が消えて行ったと。
もし、30年前に町並みの貴重さに気付いていたら、全国トップクラスの、重伝建地区になったでしょうね。
奈良井宿や馬籠宿を越えて。
でも、今となっては、仕方ない。
地元の人が、子供たちが、生活しやすい重伝建地区。
それを目指すのがいいでしょうね。
昔ながらのしっとりした生活空間。
そこで、子供たちを育てる。
その子供たちが、大人になって、町づくりをする。
目標がはっきりすれば、遅れたことは、そんなに気にしなくていい。
目にそして心に優しい、耳に心地いい、町づくりをする。
いつの日か、もう一度来ます。
【今日の一句】 「 景勝は態勢を整えるべく この地に城を 本能寺の変に助けてもらって 」 ※ 城は秋なのか、確認できないけど。
【関連ブログ】
姨捨の棚田。 田毎の月。 姨捨伝説。~千曲市~ 他 (2013/7/4)
妻籠宿から馬籠宿まで、歩く。 馬籠峠を越えて。~南木曽町・中津川市~ 他 (2013/11/6)
鳥居峠の登り口にある、大きな宿場町、奈良井宿。~塩尻市~ 他 (2013/11/5)
木曽漆器の産地、木曽平沢を歩く。 重伝建地区の、漆工町。~塩尻市~ 他 (2013/11/4)
和田宿は、和田峠の入り口に。 和宮が宿泊した、和田宿本陣。~長和町~ 他 (2013/11/3)
茂田井宿は、間の宿。 昔の面影が色濃く残っていた。~佐久市~ 他 (2013/11/2)
中山道、望月宿。 逢坂の関の清水に影見えて今やひ くらむ望月の駒。~佐久市~ 他 (2013/11/1)
妻籠宿から馬籠峠への道には、木曽路の面影が残っていた。~南木曽町~ 他 (2012/11/16)
街道時代の古い家並みが残る、福島宿を歩く。~木曽町~ 無塩乳酸発酵の漬物、すんき。 (2012/11/11)
鬼無里の紅葉伝説 青鬼集落 ~長野市・白馬村~ 明日、黒部ダムへ 他 (2010/10/30)
信州北国(ほっこく)街道、海野宿を歩く。 海野格子、他。~東御市~ 他 (2013/5/31)
【今日の歌】 フランチェスカの鐘 ちあきなおみ
【道の駅】 さかきた

【明日の予定】 高山市まで行くのかな。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
【ランキング】 国内旅行、2位。 旅行全体、3位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
ランキングが、見られます。
⇓
ランキング
※ 最初は、国内旅行のランキングが。
旅行をクリックすると、旅行全体のが。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
次の日のクリックも、また、1週間生きる。
【拍 手】
.
千曲市にある、稲荷山宿。 いなりやまじゅく。
北国(ほっこく)西街道と呼ばれる、善光寺街道に。
※ 北国西街道は、中山道の塩尻から分岐して、善光寺の近くまで。
宿場は13あって、その中で、重伝建地区として残っているのは、稲荷山宿だけ。 貴重。
大きな商家の家が、蔵し館として、観光の拠点になっていた。
そこで、建物を見せていただく。
その後、多くの蔵のある町並みを歩いた。
退屈しないだけ、見所は十分に。
この町は、上杉景勝がつくったよう。
(大きな危機を乗り越えた後かな。 本能寺の変の年。 本能寺の変に助けられる。)
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
今回知ったけど、松本から長野への道が、北国西街道。 昔の中心の道ですね。
鉄道(篠ノ井線)も、そこを通る。
そして、高速の長野道も通っている。
ところが、国道19は犀川沿いを通っている。
この違いを、知らなかった。



目的地に近づくけど、いつまでも長野県。 千曲市に入らない。
あと300㍍で、入った。
車は、蔵し館の駐車場に。 この通りです。(意味が2つ)
右に、蔵し館。 見学は200円。 地図をいただく。


豪商の松林邸を、修復再生。 この建物は、これでずっと残る。 太い梁(はり)


管理している女性の方が、説明してくれた。

中をデザインした人は、プロですね。 そう云う職業がありますからね。


衣裳の展示。 打掛って云うのかな。 説明に、戦火(空襲)をくぐり抜けたとあった。



お金を儲けると、文化に興味を持つ人が多いよう。


2階。 天井は低い。 江戸時代の商家の建物は、もっと天井の低い物も。

大きな吹き抜け。 冬は寒いから、みんな囲炉裏に集まるのか。 家族のだんらん。
お茶をいただいた。 囲炉裏に炭で火というのは、やらないそう。


見所はいっぱい。 もう一度来ても、まる1日はかかりそう。
遅れたけど、重伝建の取り組みは、あきらめなかった。
稲荷山宿は広いから、意見をまとめるのが、きっと大変だった。
これでもう、後退することはない。 家並みは、きっと良くなっていく。



蔵を見るために、中庭に。

中庭の紅葉が、始まって。 陽に輝く。


秋遅くの花が、まだ美しく。

庭もみんな、素人ではない。 1日、のんびり過ごしていてもいい。
この施設の部屋を、地元の人は、いろんな集まりに使うのがいい。
夏休みに、子供たちが集まって、宿題をしたっていい。
大人と、触れあって。


蔵の中。 明治から昭和の物が、多いでしょうか。 昭和は、遠くなっていく。

江戸時代が始まる少し前に、城下町として、宿場町として発展。
明治の後半に、商業が最も盛んに。
桜の下で、縄跳びかな。 繁盛しているのが、分かる。


これだけそろっていたら、子供たちの地域学習に役立ちますね。


綿から繭(まゆ)に。 町が街道にあることが、発展を支える。


間もなく戦争の時代。 日本の歴史で、一番ひどい時代の頂点に。
自転車は、誰でもは持てなかった。


梁は上に沿っている。 丈夫なんですね、この方が。

知ってる歌ばかり。


誰が歌ってるかは、分からない。 プロです。 きっと。
※ 貼り付けた曲が、繰り返し流れるようにしたいけど、うまくいかない。
やり方は、ネット上にある。
ふつうのYouTubeを連続して聞くのは、難しくないけど。
何でもある。 動物は、何に使うのか。


母屋に戻って。

いただいた地図で、歩く。 モデルコースが載っている。 町中を歩く。
長雲寺が、道の奥に。 蔵の写真に、徳富蘇峰がここに来てるとあった。
この寺には、重要文化財の愛染明王尊がある。 こんなの。



蔵は豊かさの象徴でしょうね。 開く窓が美しい。
窓の扉を、単純に同じ厚さにすると、閉まらないのかな。 ・・・。


向こうから来た。

裏道を歩く。 蔵が並んで。


蔵のデザインは、一様でない。


裏道と、本通りを結ぶ、小路。 古い建物は、古さを増して輝く。
今風のデザインの家は、50年持たない。 デザインは、すぐに飽きる。
右写真。 右奥から来た。 木が茂りすぎた。


二十三夜待ち。 こんなので楽しまないと、働いてばかりになる。
夜遅くまで、何を話したのでしょう。
親しい人には、「好きな人いるんだよね」って、そんなことも。


大きな通りの向こうに行く。

上八日町のお地蔵さま。


ふたたび、小路に。 何かありそうな楽しみ。 町屋敷東蔵小路。 お寺の鐘楼が。


鐘楼。 この町で一番古い建物。 大きな木。


山門前は、このように。


稲荷山城の跡。 1682年とある。 城が出来て、稲荷山の町のスタート。
この年、上杉景勝は、信長や家康を敵に回して、戦っている。
もうだめと云う時に、本能寺の変。 6月のこと。
亀山城から本能寺まで ~京都市~ 他 (2011/11/29)
景勝は助かる。 ここに城を作ったのは、その後でしょうね。
後に、米沢に直江兼続と行くことになる。
気の強い、気骨のある武将でしたね。


稲荷山宿 蔵し館に戻ってきた。

蔵し館で説明の人が、こう言った。
この10年で、たくさんの古い家が消えて行ったと。
もし、30年前に町並みの貴重さに気付いていたら、全国トップクラスの、重伝建地区になったでしょうね。
奈良井宿や馬籠宿を越えて。
でも、今となっては、仕方ない。
地元の人が、子供たちが、生活しやすい重伝建地区。
それを目指すのがいいでしょうね。
昔ながらのしっとりした生活空間。
そこで、子供たちを育てる。
その子供たちが、大人になって、町づくりをする。
目標がはっきりすれば、遅れたことは、そんなに気にしなくていい。
目にそして心に優しい、耳に心地いい、町づくりをする。
いつの日か、もう一度来ます。
【今日の一句】 「 景勝は態勢を整えるべく この地に城を 本能寺の変に助けてもらって 」 ※ 城は秋なのか、確認できないけど。
【関連ブログ】
姨捨の棚田。 田毎の月。 姨捨伝説。~千曲市~ 他 (2013/7/4)
妻籠宿から馬籠宿まで、歩く。 馬籠峠を越えて。~南木曽町・中津川市~ 他 (2013/11/6)
鳥居峠の登り口にある、大きな宿場町、奈良井宿。~塩尻市~ 他 (2013/11/5)
木曽漆器の産地、木曽平沢を歩く。 重伝建地区の、漆工町。~塩尻市~ 他 (2013/11/4)
和田宿は、和田峠の入り口に。 和宮が宿泊した、和田宿本陣。~長和町~ 他 (2013/11/3)
茂田井宿は、間の宿。 昔の面影が色濃く残っていた。~佐久市~ 他 (2013/11/2)
中山道、望月宿。 逢坂の関の清水に影見えて今やひ くらむ望月の駒。~佐久市~ 他 (2013/11/1)
妻籠宿から馬籠峠への道には、木曽路の面影が残っていた。~南木曽町~ 他 (2012/11/16)
街道時代の古い家並みが残る、福島宿を歩く。~木曽町~ 無塩乳酸発酵の漬物、すんき。 (2012/11/11)
鬼無里の紅葉伝説 青鬼集落 ~長野市・白馬村~ 明日、黒部ダムへ 他 (2010/10/30)
信州北国(ほっこく)街道、海野宿を歩く。 海野格子、他。~東御市~ 他 (2013/5/31)
【今日の歌】 フランチェスカの鐘 ちあきなおみ
【道の駅】 さかきた

【明日の予定】 高山市まで行くのかな。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)

※ プロフィール・・・。 ⇒


【ランキング】 国内旅行、2位。 旅行全体、3位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
ランキングが、見られます。
⇓

※ 最初は、国内旅行のランキングが。
旅行をクリックすると、旅行全体のが。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
次の日のクリックも、また、1週間生きる。
【拍 手】
.
コメント
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui.com/tb.php/1869-6415616c