住宅の清掃は、大変な仕事でした。
大船渡市と陸前高田市の小さな集落も、壊滅的な打撃を受けていた。
そこの動画を撮りに行ってきた。
ボランティアの人たちは、9時前に、市役所前に集まってくる。
受付をして待っていると、行く所が告げられる。
今日は、男の人12名で、2軒の家の清掃。 6名ずつ分かれて。
早く終わった方は、手伝う。
私が行ったのは、90歳を過ぎたお年寄りのお家。
下の写真の、右の平屋。
この写真は、作業が終わった後に撮影。
この辺りは、150㌢程の深さになった。 家は大きく壊れていない。 死者もいない。
テレビには瓦礫の山が放映される。 それを見たら、ボランティアのすることは無いように見える。
でも実際は、床上浸水の家があって、その清掃には多くの人出を必要とする。
黒い津波が家に侵入し、去った後には、汚泥のような黒い土が、床上に数㌢積る。
家の中の物は、すべて動かされる。 泥にまみれて、積み重なっていた。
強いにおいがするが、それには慣れてくる。
気温が低いから、まだ弱い。
家の中の物は、全て外に出した。
水を吸った畳は重い。 もう一度使える物は、ほとんどない。
私は、汚泥をスコップですくって外に出した。 これも、切りなく続く仕事。
写真や仏壇は、丁寧に扱った。
水は出ないから、家の中を水洗いできるまでにする。
最後に、少しの家具を中に入れた。
仕事は、午前で終わった。 仕事の内容がきびしいので、午前だけにしたのかもしれない。
おにぎりを2つ頂いて帰った。
私の作業の時の服装は、登山の時のにしている。
よごれても、拭けば取れるし、軽く動きやすい。
車に入る時は、帽子、上着、長靴の全てを脱いで、車の後ろのゴミ箱に仕舞う。
時間が生まれたので、1時間ほど寝て、南の小さな湾を見に行くことにした。
下の地図が、行った場所。 この辺りは、一昨年に通った。
※ 碁石海岸(碁石浜) 高田松原① ② 大理石海岸
大船渡市末崎。 後で、車で走る。
谷の、中の方。 学校は、もっと左の高台に。
陸前高田、小友町。 この場所からは、むこうに行けなかった。 少し歩いた。
車を停める場所とか、地元の人が教えてくれた。
※ 車には、ボランティアに参加してることを、標示してある。
これに、助けられる。
読まなくても、何かが標示してあると、震災に関わってる車と思ってもらえる。
この家は、床上浸水。
右方向。
山の向こうは海。
左側。
上の写真の家。 これまでにできたら、水で洗える。 ここまでが、大変。
すべて歩く時間は無かったので、他の場所は動画です。
今日歩いた場所から陸前高田市まで、直線で10㌔ありません。
明日行けたら行きます。
ガソリンが入ってきたら、機械が一斉に動くでしょうか。
まだ、作業の車や機械は少ないです。
【停泊場所】 大船渡市総合福祉センター駐車場
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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大船渡市と陸前高田市の小さな集落も、壊滅的な打撃を受けていた。
そこの動画を撮りに行ってきた。
ボランティアの人たちは、9時前に、市役所前に集まってくる。
受付をして待っていると、行く所が告げられる。
今日は、男の人12名で、2軒の家の清掃。 6名ずつ分かれて。
早く終わった方は、手伝う。
私が行ったのは、90歳を過ぎたお年寄りのお家。
下の写真の、右の平屋。
この写真は、作業が終わった後に撮影。

この辺りは、150㌢程の深さになった。 家は大きく壊れていない。 死者もいない。
テレビには瓦礫の山が放映される。 それを見たら、ボランティアのすることは無いように見える。
でも実際は、床上浸水の家があって、その清掃には多くの人出を必要とする。
黒い津波が家に侵入し、去った後には、汚泥のような黒い土が、床上に数㌢積る。
家の中の物は、すべて動かされる。 泥にまみれて、積み重なっていた。
強いにおいがするが、それには慣れてくる。
気温が低いから、まだ弱い。
家の中の物は、全て外に出した。
水を吸った畳は重い。 もう一度使える物は、ほとんどない。
私は、汚泥をスコップですくって外に出した。 これも、切りなく続く仕事。
写真や仏壇は、丁寧に扱った。
水は出ないから、家の中を水洗いできるまでにする。
最後に、少しの家具を中に入れた。
仕事は、午前で終わった。 仕事の内容がきびしいので、午前だけにしたのかもしれない。
おにぎりを2つ頂いて帰った。
私の作業の時の服装は、登山の時のにしている。
よごれても、拭けば取れるし、軽く動きやすい。
車に入る時は、帽子、上着、長靴の全てを脱いで、車の後ろのゴミ箱に仕舞う。
時間が生まれたので、1時間ほど寝て、南の小さな湾を見に行くことにした。
下の地図が、行った場所。 この辺りは、一昨年に通った。

※ 碁石海岸(碁石浜) 高田松原① ② 大理石海岸
大船渡市末崎。 後で、車で走る。

谷の、中の方。 学校は、もっと左の高台に。

陸前高田、小友町。 この場所からは、むこうに行けなかった。 少し歩いた。
車を停める場所とか、地元の人が教えてくれた。
※ 車には、ボランティアに参加してることを、標示してある。
これに、助けられる。
読まなくても、何かが標示してあると、震災に関わってる車と思ってもらえる。

この家は、床上浸水。

右方向。

山の向こうは海。

左側。

上の写真の家。 これまでにできたら、水で洗える。 ここまでが、大変。

すべて歩く時間は無かったので、他の場所は動画です。
今日歩いた場所から陸前高田市まで、直線で10㌔ありません。
明日行けたら行きます。
ガソリンが入ってきたら、機械が一斉に動くでしょうか。
まだ、作業の車や機械は少ないです。
【停泊場所】 大船渡市総合福祉センター駐車場
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
地震直後
Re: 地震直後
陸前高田は、大変なようです。
数日後、陸前高田でボランティアが可能なら、考えてみようと思います。
大変さを伝えることに、高田市民は反対しないと思います。
数日後、陸前高田でボランティアが可能なら、考えてみようと思います。
大変さを伝えることに、高田市民は反対しないと思います。
見つけました!
現地に行きたくてもどうしても現地に行けない末崎町太田団地出身者です。どうなってるのか、探しても探しても写真も映像も見つからなかった2週間。少しずつ細浦や泊里など他の部落の写真を見つけられるようになりました。被害甚大と県の情報で伝えられていた太田団地。父母は流されながらも何とか助かりました。聞けば聞くほどどうなってるのか・・・
この動画には、太田団地の様子が映されてました。私の実家が外壁と父の作った物干し竿だけを残して全てなくなっているのを画面の正面で確認しました。
末崎に行って下さって、太田団地に行って下さって、ありがとうございます。本当に松林も町も壊滅状態ですね。
こんな中でも明るく避難所生活をしている両親を誇りに思います。
この動画には、太田団地の様子が映されてました。私の実家が外壁と父の作った物干し竿だけを残して全てなくなっているのを画面の正面で確認しました。
末崎に行って下さって、太田団地に行って下さって、ありがとうございます。本当に松林も町も壊滅状態ですね。
こんな中でも明るく避難所生活をしている両親を誇りに思います。
Re: 見つけました!
報道されない所を、撮っていました。
大きな被害地だけ、テレビに映るので。
流されながら助かったなんて、奇跡ですよ。
生きていたら、今は、それ以上の贅沢はいらないですね。
よかったです。
大きな被害地だけ、テレビに映るので。
流されながら助かったなんて、奇跡ですよ。
生きていたら、今は、それ以上の贅沢はいらないですね。
よかったです。
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県内の大部分が停電して情報源のラジオで陸前高田の情報を呼びかけても入ってこない状態で2~3日たってから被害状況が伝わったくらいですから。
カメラを向けると否定的な見方や意見をされるかもしれませんが(最大限の配慮をしながら)現地の今を、伝えたいことを撮り続けてください。