今日の岩に彫った磨崖梵字(まがいぼんじ)は古い。
鎌倉時代が終わったころ。
どうも昔は、寺や神社がたくさんあったのではと感じる。
人々の日常生活は、仏教と日々関わっていた。
仏教によって、生き方を学んだり、心の平安を得た。
病気だって、祈って直そうとしたくらい。
今の時代に、昔の面影がひっそりと残されている所がある。
岩屋権現の磨崖梵字も、そんなところ。
小さな鍾乳洞があって、今日もまた穴の中に入ってみた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
自分の旅の性格上、一度は行かなければならない場所。
そう考え、近くなので行ってきた。

カーナビは近道をするから、細い道も通った。
一昨日の福智山の登山口まで、直線で1㌔ちょっと。 福智山の中腹。 家が途絶えた辺り。

周辺は公園で、キャンプ場になっている。 広い駐車場。 この時期は、誰もいない。

岩屋大権現。 ※ 権現は、神社だけど、仏が神の姿になって現れた所。
曼荼羅と云えば、仏教の密教っぽい。
こんなことがあって、神仏混淆(こんこう)なんですね。

杉の巨木が。 九州の杉は、基本的には植林。 ここのは、違うと考えられている。

ここに立った時、左前方に梵字が見えた。

こうです。 梵字が4つ。 岩に彫ってるので、磨崖梵字。

説明。
上の4文字が見えたんですね。
真ん中は、曼荼羅。
仏教の教えの世界を表しているのか。
梵字も曼荼羅も難しい。 庶民には理解できたのでしょうか。
お坊さんが、易しく教えを説いたのか。
説明には、山伏の修験に使ったとある。
1335年と、どこかに彫ってあるんですね。
鎌倉時代が終わったのが、1333年。(いちみさんざん)
その2年後ですね。
室町も、江戸も越えて、今に。 700年。

ここに、梵字曼荼羅。

曼荼羅の中が、梵字ばかりなので、梵字曼荼羅なんですね。

説明の一番下の、梵字一文字。

向こうに石段がある。

小さな祠。 昔は立派な建物があった雰囲気。

穴が見える。 中に照明はあるんだが、切れている。

こうです。 入れる。 クマの棲む地域なら、入るのは勇気がいる。

小さな懐中電灯で。 カメラの感度を、目いっぱい高くして。
山伏はここで寝たのか。

これが大杉。 細かな点で、他の杉と違うという。
という事は、他からの移植ではない。
九州独自の杉かも知れない。

上への道があったから来て見た。 炭焼き小屋があるというので。

距離が分からないので、少し行って戻った。
500㍍とあれば、行く。
書いてないと、200㍍かも知れないけど、2㌔かも知れない。

振り返ったら、下に福智町。 その向こうは、糸田町。 左に、田川市。

炊事場。 キャンプが出来る。
ネットの状態が良ければ、ここで停泊しても良かった。
星を見たりして。 そんな天気ではないか。

戻る途中、岩屋高麗窯発祥の地と。
この一帯は、上野(あがの)焼が有名。 一昨日の登山口。
それと関わりがあるよう。

一応、どんな所か行って来ました。
修行の場は、大岩、滝、山、洞穴など、自然の神秘を感じるところが、選ばれるんですね。
【今日の一句】 「 その昔 ほら貝の音が 谷の下へと流れた 」
【動画】 曼荼羅の文字と云ってるのは間違いです。 梵字のことです。 四角い曼荼羅がありました。
【関連ブログ】 磨崖仏関係をいくつか紹介。
日石寺の本尊は、磨崖仏のお不動様。 おおかみこどもの花の家は、立山連峰の山裾に。~上市町~ 他 (2015/5/10)
高瀬石仏は、石窟の中にある磨崖仏。 珍しい深沙大将があった。~大分市~ 他 (2015/3/6)
穏やかな表情のお不動様、犬飼石仏。 智福寺跡。 六字名号。 ~豊後大野市~ 他 (2015/3/4)
国宝 臼杵石仏は、 岩から飛び出した、優れた磨崖仏群。~臼杵市~ 他 (2014/3/30)
清水磨崖仏群。 日本一の大五輪塔、月輪大梵字、他。~南九州市~ 他 (2014/1/30)
【今日の歌】 María José, Sara y Úrsula - Niño Malo 記事がちょっぴり暗いので、歌だけは明るくパ~っと。
【道の駅】 かわら
【明日の予定】 北に向かいます。 魅力的な場所を探しています。
少し明るい所がないかな。 花とか。 門司手前に、植物園があったか。
貫山と云う山が、カルストにある。 天気は?
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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鎌倉時代が終わったころ。
どうも昔は、寺や神社がたくさんあったのではと感じる。
人々の日常生活は、仏教と日々関わっていた。
仏教によって、生き方を学んだり、心の平安を得た。
病気だって、祈って直そうとしたくらい。
今の時代に、昔の面影がひっそりと残されている所がある。
岩屋権現の磨崖梵字も、そんなところ。
小さな鍾乳洞があって、今日もまた穴の中に入ってみた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
自分の旅の性格上、一度は行かなければならない場所。
そう考え、近くなので行ってきた。

カーナビは近道をするから、細い道も通った。
一昨日の福智山の登山口まで、直線で1㌔ちょっと。 福智山の中腹。 家が途絶えた辺り。



周辺は公園で、キャンプ場になっている。 広い駐車場。 この時期は、誰もいない。

岩屋大権現。 ※ 権現は、神社だけど、仏が神の姿になって現れた所。
曼荼羅と云えば、仏教の密教っぽい。
こんなことがあって、神仏混淆(こんこう)なんですね。

杉の巨木が。 九州の杉は、基本的には植林。 ここのは、違うと考えられている。


ここに立った時、左前方に梵字が見えた。

こうです。 梵字が4つ。 岩に彫ってるので、磨崖梵字。


説明。
上の4文字が見えたんですね。
真ん中は、曼荼羅。
仏教の教えの世界を表しているのか。
梵字も曼荼羅も難しい。 庶民には理解できたのでしょうか。
お坊さんが、易しく教えを説いたのか。
説明には、山伏の修験に使ったとある。
1335年と、どこかに彫ってあるんですね。
鎌倉時代が終わったのが、1333年。(いちみさんざん)
その2年後ですね。
室町も、江戸も越えて、今に。 700年。

ここに、梵字曼荼羅。

曼荼羅の中が、梵字ばかりなので、梵字曼荼羅なんですね。


説明の一番下の、梵字一文字。


向こうに石段がある。

小さな祠。 昔は立派な建物があった雰囲気。

穴が見える。 中に照明はあるんだが、切れている。

こうです。 入れる。 クマの棲む地域なら、入るのは勇気がいる。


小さな懐中電灯で。 カメラの感度を、目いっぱい高くして。
山伏はここで寝たのか。


これが大杉。 細かな点で、他の杉と違うという。
という事は、他からの移植ではない。
九州独自の杉かも知れない。

上への道があったから来て見た。 炭焼き小屋があるというので。

距離が分からないので、少し行って戻った。
500㍍とあれば、行く。
書いてないと、200㍍かも知れないけど、2㌔かも知れない。


振り返ったら、下に福智町。 その向こうは、糸田町。 左に、田川市。


炊事場。 キャンプが出来る。
ネットの状態が良ければ、ここで停泊しても良かった。
星を見たりして。 そんな天気ではないか。

戻る途中、岩屋高麗窯発祥の地と。
この一帯は、上野(あがの)焼が有名。 一昨日の登山口。
それと関わりがあるよう。


一応、どんな所か行って来ました。
修行の場は、大岩、滝、山、洞穴など、自然の神秘を感じるところが、選ばれるんですね。
【今日の一句】 「 その昔 ほら貝の音が 谷の下へと流れた 」
【動画】 曼荼羅の文字と云ってるのは間違いです。 梵字のことです。 四角い曼荼羅がありました。
【関連ブログ】 磨崖仏関係をいくつか紹介。
日石寺の本尊は、磨崖仏のお不動様。 おおかみこどもの花の家は、立山連峰の山裾に。~上市町~ 他 (2015/5/10)
高瀬石仏は、石窟の中にある磨崖仏。 珍しい深沙大将があった。~大分市~ 他 (2015/3/6)
穏やかな表情のお不動様、犬飼石仏。 智福寺跡。 六字名号。 ~豊後大野市~ 他 (2015/3/4)
国宝 臼杵石仏は、 岩から飛び出した、優れた磨崖仏群。~臼杵市~ 他 (2014/3/30)
清水磨崖仏群。 日本一の大五輪塔、月輪大梵字、他。~南九州市~ 他 (2014/1/30)
【今日の歌】 María José, Sara y Úrsula - Niño Malo 記事がちょっぴり暗いので、歌だけは明るくパ~っと。
【道の駅】 かわら
【明日の予定】 北に向かいます。 魅力的な場所を探しています。
少し明るい所がないかな。 花とか。 門司手前に、植物園があったか。
貫山と云う山が、カルストにある。 天気は?
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(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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