長い石段がある。 塔もある。
何か、変わった寺のようだ。
他にも近くに札所(お寺)はあったが、切幡寺(きりはたじ)に行くことに。
山門までの道は狭いので、遠くに停めて歩いた。
本堂の後ろの部分の屋根に、変わった像が。
迦陵頻伽(かりょうびんが)という、下半身が鳥の美女。
想像上の動物で、初めて見た。
二重の塔は、普通多宝塔と呼ぶ。
しかし、大きい時は、大塔と。
変わった歴史を持った大塔が、境内の一番高い所にあった。
重要文化財。
そこからの、吉野川沿いの風景は格別だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
吉野川は、西から東に。 真っ直ぐ。 右地図に、9番札所の法輪寺が見える。

近くに停められなかったので、1.5㌔程歩く。 歩くのは、気にならない。
山の中腹に、塔が見えている。 平地にあるより、面白い。

参道は、門前商店街に。

山門(仁王門)。

門の向こうに駐車場。 普通車の大きさまで。 戻って来てここから入る人も。
仁王様。
※ 写真は、普通に撮ったら金網にピントが。
手動で撮るといいけど、面倒と云う人は、下の方法で。
仏像と同じ距離くらいの別の所に、ピントを合わせて、
シャッターを半押しのまま仏像に向けて撮る。
簡単かな。

登っていく。

途中に、経木場(きょうぎば)。 線香や蝋燭が売ってるよう。

ここから、333段。 途中から左に。

着きました。 左に本堂。 右に大師堂。

※ 上の写真の中央辺りに、小さく、はたきり観音が写っている。
大事な像と知らず、気付かなかった。
右写真は、Wikipediaからお借り。 この像については、後ほど。
本堂左上に、大塔が見える。 説明については、後で。 大塔は、だいとう、おおとう、どちらでも。

上がってきたら、このように。

本堂の後ろの部分の屋根に、変わった物があった。 両側に2つ。
この時は、何か分からない。
調べたら、迦陵頻伽(かりょうびんが)という想像上の生物。
極楽浄土にすむと云われる。
※ Wikipediaには、こんな写真も。

※ 以前、伊勢神宮で下のを見た。 ここの舞台で、迦陵頻伽の舞が舞われるよう。 待って、見ればよかった。
迦陵頻伽(かりょうびんが)が舞い遊ぶ姿を表現した舞楽 。 長いので、少しだけでも。
上がってきた。 これが大塔。 二重塔は、普通は多宝塔と云う。
※ 一重(一階)部分の横が、5間(けん)あると分かるでしょうか。 柱の数で。
5間ある多宝塔は、大塔とも呼ばれる。
※ 普通の多宝塔は3間。 これは新潟の本成寺の多宝塔。 珍しく、2階部分がここと同じで四角い。
※ 大津の石山寺のは国宝。 高野山の金剛三昧院のも国宝。 和歌山県の根香寺のも国宝。 国宝は多くない。

この大塔は、大阪住吉大社の神宮寺にあった。
明治に入って、神社に寺は置けなくなって、1つを譲り受けた。
※ 大塔は、住吉大社の西と東にあったそう。
ここのは、西にあった西塔。 東の東塔の行方は分からない。
※ Wikipediaのここの大塔の情報源は、下の説明。
それはよくないんですね。
客観性のない情報が含まれているから。
塔の中に、右の絵がある。 文化財としての価値は、はっきりしないけど。

大塔の説明。

この塔が住吉大社にあった時、その価値が分かった住職がいて、今ここにあるんですね。
二重塔は、一階部分は普通は四角い。 ところが、2階部分はまるいのが普通なんですね。
でも、ここのは、2階部分も四角い。 部屋が四角いと云ってもいいかな。
それが珍しい。 古いのでこんな建物は無いよう。 新しいのはあるけど。
多宝塔と云うより、二重塔だなって感じがする。

丸いのが9つある。 九輪。 クリンソウは、これに似ている。

こみいった造り。 縁側のような部分の手すりの角が、跳ね上がっている。
説明の跳高欄(はねこうらん)は、そのことですね。

はたきり観音の話に戻って。
四国霊場のHPのこの寺の紹介の記事に、下のがある。
これがあるので、ここは切幡寺(きりはたじ)。 薬子(くすこ)の乱が関係している。
島に流された人は何人もいない。 でも、父が誰かは分からない。
※ 薬子の乱で勝ったのは嵯峨天皇。 後年、京都の嵯峨野に住んだ人。 大覚寺のある所。
子供に、源氏物語のモデルの源融(みなもとのとおる)。 また、有智子親王がいる。
有智子内親王は初代の斎王(薬師の乱の後から) (斎王は天皇の代わりに伊勢神宮に行く)
源氏物語ゆかりの寺、清涼寺 ~京都市~ トルコ行進曲(モーツァルト、演奏はフェッラーティ 他) 他 (2012/6/5)
紅葉を求めて、保津峡駅~清滝~鳥居本~嵐山、と歩いてみた。 有智子内親王の漢詩。~京都市~ 他 (2012/11/19)
※ この寺は、灌頂(かんじょう)院 切幡寺。 灌頂が上にある。 頭に水をかけるのかな。 儀式。
下は、このように。 岩盤の上に建てるのが理想でしょうか。

吉野川流域の風景。

戻っている。 上から下りてきた。 2人の男の子が、ピッチャーとバッター。
ボールが転がって来たので、渡した。 少しお話し。 さようならって分かれた。
ほんの短い時間でも、友達になれる。

面白い話があって、退屈しない寺でした。
石段もあり、上からの景色も良かった。
納経帳は書いてもらった。(ハンコが薄い。 字が雑。 手抜きの感じも)
※ 年配の女性が、他のことを考えながら書いてる印象。
それでも、自分は、こんな寺が好き。
【今日の一句】 「 伝説は 歴史の残り火か 」 これは、九州の鬼山御前で書いたかな。
※ 切幡寺の伝説を生み出した人は、薬子の乱を知らないと作れない。
それとも、伝説の卵のような話があったのか。
それは事実としての話で。 そんなのが、歴史の残り火って思うかな。
【今日の歌】 早春賦 今年も鳴き始めました。 作曲者は信州ですね。
【その他①】 下のようなニュースが。 風情のある温泉。 共同湯の感じ。
飯坂温泉を歩く。 ギャラリー梟。 鯖湖湯。 八幡神社祭、他。~福島市飯坂町~ 他 (2013/10/4)

【その他②】 29日のお昼頃、鹿児島県の長島町から、5年生のAくんが1人で新大阪の駅にやってきます。
出水駅から新幹線で。
3泊4日で、京都と奈良の旅。 私と一緒の旅。
29日の11時24分に、新大阪の25番ホームで、Aくんを待ちます。
4日間、楽しく遊んでいっぱい勉強。 逞しい人間にする。 それが目標。
あっちこっちの港で、Aくんと魚釣り。 アラカブ(カサゴ)他、いろんな魚がいっぱい。 晩にお食事会。~長島町~ 他 (2016/1/10)
【道の駅】 第九の里
第九のふるさとは、板東俘虜収容所だった ~映画バルトの楽園の舞台に 鳴門市大麻町~ 他 (2010/12/8)
【明日の予定】 鳴門海峡の方かな
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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何か、変わった寺のようだ。
他にも近くに札所(お寺)はあったが、切幡寺(きりはたじ)に行くことに。
山門までの道は狭いので、遠くに停めて歩いた。
本堂の後ろの部分の屋根に、変わった像が。
迦陵頻伽(かりょうびんが)という、下半身が鳥の美女。
想像上の動物で、初めて見た。
二重の塔は、普通多宝塔と呼ぶ。
しかし、大きい時は、大塔と。
変わった歴史を持った大塔が、境内の一番高い所にあった。
重要文化財。
そこからの、吉野川沿いの風景は格別だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
吉野川は、西から東に。 真っ直ぐ。 右地図に、9番札所の法輪寺が見える。


近くに停められなかったので、1.5㌔程歩く。 歩くのは、気にならない。
山の中腹に、塔が見えている。 平地にあるより、面白い。

参道は、門前商店街に。

山門(仁王門)。

門の向こうに駐車場。 普通車の大きさまで。 戻って来てここから入る人も。
仁王様。
※ 写真は、普通に撮ったら金網にピントが。
手動で撮るといいけど、面倒と云う人は、下の方法で。
仏像と同じ距離くらいの別の所に、ピントを合わせて、
シャッターを半押しのまま仏像に向けて撮る。
簡単かな。



登っていく。


途中に、経木場(きょうぎば)。 線香や蝋燭が売ってるよう。

ここから、333段。 途中から左に。


着きました。 左に本堂。 右に大師堂。


※ 上の写真の中央辺りに、小さく、はたきり観音が写っている。
大事な像と知らず、気付かなかった。
右写真は、Wikipediaからお借り。 この像については、後ほど。


本堂左上に、大塔が見える。 説明については、後で。 大塔は、だいとう、おおとう、どちらでも。


上がってきたら、このように。

本堂の後ろの部分の屋根に、変わった物があった。 両側に2つ。
この時は、何か分からない。
調べたら、迦陵頻伽(かりょうびんが)という想像上の生物。
極楽浄土にすむと云われる。
※ Wikipediaには、こんな写真も。



※ 以前、伊勢神宮で下のを見た。 ここの舞台で、迦陵頻伽の舞が舞われるよう。 待って、見ればよかった。

迦陵頻伽(かりょうびんが)が舞い遊ぶ姿を表現した舞楽
上がってきた。 これが大塔。 二重塔は、普通は多宝塔と云う。
※ 一重(一階)部分の横が、5間(けん)あると分かるでしょうか。 柱の数で。
5間ある多宝塔は、大塔とも呼ばれる。
※ 普通の多宝塔は3間。 これは新潟の本成寺の多宝塔。 珍しく、2階部分がここと同じで四角い。
※ 大津の石山寺のは国宝。 高野山の金剛三昧院のも国宝。 和歌山県の根香寺のも国宝。 国宝は多くない。

この大塔は、大阪住吉大社の神宮寺にあった。
明治に入って、神社に寺は置けなくなって、1つを譲り受けた。
※ 大塔は、住吉大社の西と東にあったそう。
ここのは、西にあった西塔。 東の東塔の行方は分からない。
※ Wikipediaのここの大塔の情報源は、下の説明。
それはよくないんですね。
客観性のない情報が含まれているから。
塔の中に、右の絵がある。 文化財としての価値は、はっきりしないけど。



大塔の説明。

この塔が住吉大社にあった時、その価値が分かった住職がいて、今ここにあるんですね。
二重塔は、一階部分は普通は四角い。 ところが、2階部分はまるいのが普通なんですね。
でも、ここのは、2階部分も四角い。 部屋が四角いと云ってもいいかな。
それが珍しい。 古いのでこんな建物は無いよう。 新しいのはあるけど。
多宝塔と云うより、二重塔だなって感じがする。


丸いのが9つある。 九輪。 クリンソウは、これに似ている。

こみいった造り。 縁側のような部分の手すりの角が、跳ね上がっている。
説明の跳高欄(はねこうらん)は、そのことですね。


はたきり観音の話に戻って。
四国霊場のHPのこの寺の紹介の記事に、下のがある。
これがあるので、ここは切幡寺(きりはたじ)。 薬子(くすこ)の乱が関係している。
島に流された人は何人もいない。 でも、父が誰かは分からない。
※ 薬子の乱で勝ったのは嵯峨天皇。 後年、京都の嵯峨野に住んだ人。 大覚寺のある所。
子供に、源氏物語のモデルの源融(みなもとのとおる)。 また、有智子親王がいる。
有智子内親王は初代の斎王(薬師の乱の後から) (斎王は天皇の代わりに伊勢神宮に行く)
源氏物語ゆかりの寺、清涼寺 ~京都市~ トルコ行進曲(モーツァルト、演奏はフェッラーティ 他) 他 (2012/6/5)
紅葉を求めて、保津峡駅~清滝~鳥居本~嵐山、と歩いてみた。 有智子内親王の漢詩。~京都市~ 他 (2012/11/19)

※ この寺は、灌頂(かんじょう)院 切幡寺。 灌頂が上にある。 頭に水をかけるのかな。 儀式。
下は、このように。 岩盤の上に建てるのが理想でしょうか。

吉野川流域の風景。

戻っている。 上から下りてきた。 2人の男の子が、ピッチャーとバッター。
ボールが転がって来たので、渡した。 少しお話し。 さようならって分かれた。
ほんの短い時間でも、友達になれる。

面白い話があって、退屈しない寺でした。
石段もあり、上からの景色も良かった。
納経帳は書いてもらった。(ハンコが薄い。 字が雑。 手抜きの感じも)
※ 年配の女性が、他のことを考えながら書いてる印象。

それでも、自分は、こんな寺が好き。
【今日の一句】 「 伝説は 歴史の残り火か 」 これは、九州の鬼山御前で書いたかな。
※ 切幡寺の伝説を生み出した人は、薬子の乱を知らないと作れない。
それとも、伝説の卵のような話があったのか。
それは事実としての話で。 そんなのが、歴史の残り火って思うかな。
【今日の歌】 早春賦 今年も鳴き始めました。 作曲者は信州ですね。
【その他①】 下のようなニュースが。 風情のある温泉。 共同湯の感じ。
飯坂温泉を歩く。 ギャラリー梟。 鯖湖湯。 八幡神社祭、他。~福島市飯坂町~ 他 (2013/10/4)

【その他②】 29日のお昼頃、鹿児島県の長島町から、5年生のAくんが1人で新大阪の駅にやってきます。
出水駅から新幹線で。
3泊4日で、京都と奈良の旅。 私と一緒の旅。
29日の11時24分に、新大阪の25番ホームで、Aくんを待ちます。
4日間、楽しく遊んでいっぱい勉強。 逞しい人間にする。 それが目標。
あっちこっちの港で、Aくんと魚釣り。 アラカブ(カサゴ)他、いろんな魚がいっぱい。 晩にお食事会。~長島町~ 他 (2016/1/10)
【道の駅】 第九の里
第九のふるさとは、板東俘虜収容所だった ~映画バルトの楽園の舞台に 鳴門市大麻町~ 他 (2010/12/8)
【明日の予定】 鳴門海峡の方かな
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(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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