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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

雲蝶の彫刻には、見る者を圧倒させる何かがある。

色鮮やかで彫りが深い。  また、彫の精巧さと大胆な構図。
欄間や天井の彫刻はどのようにして彫ったのだろうと、不思議にさえ思う。

雲蝶の彫刻が特に多いのが、西福寺と永林寺。
西福寺は以前見ている。 今回は永林寺。

永林寺の裏の山に、信玄が造った根小屋(ねごや)城の跡がある。
途中まで行って、下の風景を眺めた。
左手に、まだ白い八海山が見えた。

※ 堂内の写真は撮れないので、パンフレットを撮影。
     ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

場所は魚沼市。  魚沼(うおぬま)の名前は、魚沼産コシヒカリで知られていますね。

s-16年5月2日 (1)    s-16年5月2日 (2)

印が永林寺。 東京から新潟への高速のそば。

s-16年5月2日 (3)

この建物は庫裏でいいでしょうか。  冬は、階段を登らないで玄関に入れるのでは。  雪が多いから。

雲蝶の代表作が、正面に。

s-16年5月2日 (5)    s-16年5月2日 (7)

本堂は、屋根を修復中。

s-16年5月2日 (6)    s-16年5月2日 (8)

※ パンフレットに堂内の作品だけ以外の写真は無い。  撮影禁止。  そうは云っても、ある。
  下の3枚はネット上にある写真。  それをお借り。

堂内はこんな感じ。

390964544126238.jpg    b015.jpg  b016.jpg

引き戸の上にあるのが、欄間(らんま)。

下は、雲水龍。

中央の緑っぽい所が顔。  左を向いている。  自分は直ぐには分からなかった。

s-16年5月2日 (21)

欄間の彫物は、向こう側からも彫っている。  取り付けた後は、後に板。  板を彫ってる場合も。

s-16年5月2日 (22)

  ※  石川雲蝶について (にいがた観光ナビから)

        江戸時代の末に活躍した木彫りの名工、石川雲蝶の作品たちとの出会いは、
        驚きとともに感動に包まれる。

        重厚感と迫力、かと思えばモチーフをやさしく表現する繊細さと鮮やかな彩色。
        その美しさに魅せられ、思わず作品の前に立ち止まってしまうのだ。

         各地に多くの作品が残されているにもかかわらず、雲蝶本人については謎に包まれている。
         記録がほとんど残っていないためか、逸話も多く、実にミステリアスだ。

         雲蝶は文化11(1814)年に江戸の雑司が谷に生まれ、本名を安兵衛といった。
        石川流の彫物師として知られ、同じく名工といわれた小林源太郎とともに越後へやってきて、
        三国峠の三国権現社において金剛力士像の競作をしたと伝えられている。

        その後、三条の酒井家に婿養子に入るのだが、「良い酒と鑿(ノミ)を終生与える」との条件で
        越後入りしたとの話や、永林寺の作品を残すきっかけが賭け事だったという話もあり、
        破天荒な人物像が思い描かれる。

        雲蝶は凄腕のコーディネーターであり「日本のミケランジェロ」とも称される。
        作品は木彫りにとどまらず、石の彫刻や襖絵や漆喰、障子など、どれをとっても
        雲蝶の世界観がダイナミックに表現されている。

        150年を経てなお人々を魅了する。

これが気に入った。   しばらく眺めていた。  

蛇身鳥物語。

s-16年5月2日 (24)    16年5月2日 (24)pppp

天の邪鬼を香炉台が押さえつけている。

s-16年5月2日 (23)

天女。   当時の美人。  モデルは、魚沼の女性だったと。 好きな人を作品にのこしたい。

s-16年5月2日 (4)    s-16年5月2日 (20)

これも天女。   代表作品と云われる。

s-16年5月2日 (19)

雲蝶の作品は、多い。
全て個人が彫ったのでしょうか。
それとも、雲蝶グループがあったのでしょうか。

その辺の説明は見つからない。

国の重要文化財になってないのは、新しいからでしょうね。

蛇身鳥物語。   これは天井絵。

s-16年5月2日 (27)

ニワトリ、錦鶏、梅に雀の順に。   欄間絵。  

s-16年5月2日 (25)

雲蝶の作品は、寺の本堂とかに多い。
という事は、本堂が火事になったら、作品は消える。

円空の作品と同じように、少しずつ減っていくのが心配。

月に群雲。    障子。

s-16年5月2日 (29)

触ればいいことあるというので、触っておいた。   石の彫刻。

晩年の作。 改めてここを訪れた時に。

s-16年5月2日 (26)

大きな作品は25点ほど。   全体で100点ほどに。

裏山への道があるので、作品の見学の後行ってみた。
根小屋城跡。

s-16年5月2日 (9)

登って来た。  関越自動車道。

s-16年5月2日 (10)

タニウツギ。

s-16年5月2日 (11)    s-16年5月2日 (12)

上がって来た。  薬師堂。

s-16年5月2日 (13)

右が八海山かなと。  

雪の多い地方からか、まだ雪がある。  志賀高原の2000㍍には、雪が少しだったのに。
登るのは大変。

s-16年5月2日 (14)

危険な山のよう。

s-16年5月2日 (15)

ずっと城跡。  ここで引き返す。

s-16年5月2日 (16)

ここは、魚沼市越後堀之内。

s-16年5月2日 (17)

下に永林寺。

s-16年5月2日 (18)

雲蝶の作品が痛くて、今日は永林寺に。

いつの時代にか、多くの作品が重要文化財になるでしょうね。
圧倒される迫力でした。

【今日の一句】 「 したいことがあって 美味しい酒 燃えるように生きた雲蝶 」

【今日の歌】 しあわせ岬 都はるみ          春は過ぎようとしているのに、・・。    上手です。



【ブログ紹介】  本成寺で雲蝶の彫り物を見る。  雲蝶の墓。  多宝塔、庭園「三軌苑」他~三条市~ 他 (2015/10/24)

         西福寺には、石川雲蝶の世界があった。~魚沼市~  ダルビッシュは「ダルビッシュ」になってから、アメリカへ。 (2012/1026)

【道の駅】    ちぢみの里おじや

【明日の予定】    小千谷市で闘牛を観る。  

  ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
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  • 幕末の名匠 石川雲蝶の彫物を、永林寺で見る。  天女像他。  根小屋城跡から見た、八海山。~魚沼市~ 他 (2016/5/2)
  • 2016年05月03日 (火)
  • 07時43分35秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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