行ってみるかとなった。
案内の場所に行ったら、勿来関跡でなく、勿来の関公園だった。
最初に見た案内板に、勿来関跡がない。
寝殿造り風の建物があっても、それが何を意味するのか分からないまま見学。
別の案内に、小さく関跡とあった。
そっちに向かって歩いた。
勿来関を詠った歌碑が並んでいた。
終点に、勿来関趾とあった。 (跡でなく趾)
戻って調べた。
そうしたら、勿来関はどこにあったか分からないのが、今現在の一般的な状況、定説。
今日は、ひどいものを見てしまった。
それでも、勿来関の歌は面白いので紹介。
源義家、小野小町、和泉式部など。
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( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
茨城県と福島県の県境に来ている。 ここから北が東北。


ヤフーの地図は正確。 勿来関跡となっていない。 勿来の関公園に。

駐車場に着いた。 勿来関跡はどこだろう。 載ってない。


吹風殿と云う建物。 勿来関とどんな関係があるのかは、分からない。
ただ見てお終い。 体験学習館だったよう。


向こうに行ったら、関跡の案内があった。 正面は文学館。


小町の歌があった。
※ 勿来関に関係する歌は多い。 勿来関で詠んだものではないよう。 多くの歌が。
※ 小野町が福島県の内陸部にある。 小町伝説で知られる町。
この町の伝説は、他と違って、この町独自の物。
乙字ヶ滝 小町伝説が残る、小野町 レベルが違った、あぶくま洞 ~阿武隈山地~ 他 (2010/7/19)
歌の解説は後で見る。


向こうなので行く。 左に歌碑。

源義家の歌。 義家は、義経や頼朝の先祖で、4代前の人。 武士の始まりの人と言われる。
自分は初めてだけど、有名な歌のよう。


※ 義家は八幡太郎とも呼ばれる。 歌がある。 今は、学校で歌ったりしない。
再び歌碑が。 源 源明(さねあきら)。 三十六歌仙の1人。


※ 源明には、こんな歌が。
「ふる雪の下ににほへる梅の花しのびに春の色ぞ見えける」(玉葉63)
【通釈】降り積もる雪の下にほのぼの映える梅の花――ひっそりと春の色が見えるのだった。(千人万首から)
次は小町。
あなたとの間「来ないで」なんて関は作ってないのよ。 って言っている。
和泉式部。
あなたが自分で関を作って、来てくれない。 そう言ってるのかな。 小町と似たことを考えている。
来るなと云われて、春はどうやって・・・。
再度、義家の歌碑。
ここは「勿来関跡」でなく「勿来の関公園」だったけど、「勿来関趾」と。
※ 趾は跡とは意味が違って、足跡って意味。
跡にすると問題が起きるからか。 説明の図では、関跡になっていたが。
桜は散って、サクランボに。
少し走ったら、茨城県。 平潟港。 石の橋が見えた。
今日のようなところを造ってしまうと、勿来関の史実が歪んでしまう。
実際に、情報誌では勿来関跡と紹介している。
つくる方は、それを期待して造ったかも知れない。
【今日の一句】 「 勿来の関公園の実質は 勿来の歌紹介公園でしょうね 」
【その他】 「なこそ」については、「名古曽」もある。 百人一首に出てくる滝。 名古曽の滝(なこそのたき)。
「瀧の音は 絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」
大沢池・名古曽(なこそ)の滝跡から、広沢池へ ~京都市~ モーツァルト、ピアノソナタ第11番 K.331 第1楽章 (2012/6/6)
【今日の歌】 Joan Baez - The Green Green Grass Of Home
Joan Baez - Donna Donna - Live Paris , 1983
【停泊場所】 6号線沿いの大きな駐車場。
【明日の予定】 塩屋埼灯台 ※ どうして行くか分かる人がいるかも知れない。
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(2008年4月~2010年9月までの.記事)
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