小千谷縮は、細かな皺がなぜ消えないのか、それが不思議。
木喰観音堂には、微笑みをたたえた不思議な仏像がたくさんあった。
情報誌で、「布ギャラリー」という所では工房も見学できるとあった。
これが、一番の楽しみだった。
でも、行ってみたら、旅行業者を通さないとダメと言われた。 残念。
それでも、お店で小千谷縮を見学できたので、よかったかなと。 店の感じが、ハイレベル。
撮影できる所がないか、市役所に電話してみた。
サンプラザという所を紹介してくれた。 ※ 複合施設だった。
そこにも、工房はあるのだが、休みだった。
観光案内所があって、市内に、小千谷縮を撮影できる所はないかを聞いた。
今手元に、小千谷縮があると言った。 発表会で使われたもののよう。
撮影してもいいですよと言われた。
下の3つを選んでくれた。
細かな皺(しわ)がある。 「シボ」と呼ばれる。
これがあるため、肌に、ぺたっとくっつかない。 だから、夏に涼しい。
越後には、もともと、越後上布という布があった。
それに改良を加えて縮にしたのが、小千谷縮。
改良は江戸の中期で、赤穂藩からやってきた、一人の浪士だった。
赤穂には、赤穂縮があって、その技術が生かされた。
なぜ、小さなシボと言われる皺ができるのか。 それは、
緯(よこ)糸に強い撚(よ)りをかける。
※ 撚りは、ねじる感じ。 普通の糸にもある。
※ 「よりを戻す」は、ねじれてしまった関係を、ねじれをゆるめ元に戻すこと。
強い撚りの糸と、普通の糸とで、布を織る。
そうして、下のように、お湯で洗う。 布全体が縮もうとする。
この時に、皺が出来るそう。
肝心なのは、この時に、どうして皺が出来るのか。
調べたが、書いてあるものはなかった。
でも、想像はつく。
布の中の、強い撚りの糸が、元に戻ろうとする。
布の皺を生み出す力は、この元に戻ろうとする力だと想像できる。
小千谷は織物の産地として、昔は上杉家の財政を支えていた。
今は、ユネスコ無形文化遺産として、登録されている。
錦鯉の里、という施設が、隣接してあった。
市の施設のよう。 室内に大きな水槽と、外の池。
小千谷市には、養鯉場(ようりじょう)が多い。
他の鯉とちがって、エサが欲しそうに水から顔を出さない。
庭もよかった。
1匹の値段は分からないが、数万円から、数十万円のよう。 これは、大正3色と言われるもののよう。
鯉の色が濁っていない。 はっきりしている。 これは、黒がはっきりしていて、昭和3色か。
山吹黄金と浅黄のよう。
これは? どれにも、名前がある。
プラチナのよう。
これも分からない。 大きいのは、70㌢くらい。
このように滝もある。
この後、木喰観音に向かった。 小千谷駅前。
牛がいた。 闘牛の牛。 小千谷市では牛の角突きが盛ん。 ※ 24日に大会がある。 見られない。
※ 角突きの大会の様子(YouTube)
ここが、木喰観音堂。 場所はここ。
木喰(もくじき)上人が彫った像がある。 この人は、江戸時代後期の人。
管理人さんがいて、連絡を取ると開けてもらえる。 連絡を取って行ったが、他の客がいて、開いていた
木喰上人が彫った像は、全国に千体以上。 新潟県に260体。 ここ中越地方には特に多い。
全体が見える。
寺を持たず、地方を歩いて仏像を彫った。 円空に似ている。
中央の3体。
笑ってる。 右側の仏像。
これも微笑んでいる。 左側。
どうして、笑う仏像にしたのでしょうね。 福が来るからか。(?)
左にも、たくさん並んでる。
1体を1ヶ月もかけて彫るのではなく、1日か数日で彫ったよう。
右側。
笑っている表情にも、共通のものがありますね。 同じ人の顔ではなくても、親子か兄弟か。
文化財としては、現在は、県の重要文化財のレベル。
これは、新しいからそうなのであって、500年後まで残るものは、国の重要文化財にはなるでしょうね。
ここの観音堂も、スプリンクラーとかの消火設備はない。
火事になったら、おしまい。
円空の像と比べたらどうでしょうね。
私は個人的には、様々な表情のある円空の方が、好きかな。
ただ、専門家には、高い評価を受けているようです。
信濃川から離れたら、このような風景。 越後平野からも離れた。
小千谷縮の工房が見られなかったのは、残念。
情報誌に書いてあっても、確認しないとダメでしょうか。
一度は来たいと思っていた小千谷ですし、撮影は出来たので、良かったことにします。
(サンプラザの方、お世話になりました。)
【道の駅】 ちぢみの里おぢや 昨晩と同じ。
【明日の予定】 西に行くのかな。 茅葺の家並みがあって、そこか。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、こちらです。
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木喰観音堂には、微笑みをたたえた不思議な仏像がたくさんあった。
情報誌で、「布ギャラリー」という所では工房も見学できるとあった。
これが、一番の楽しみだった。
でも、行ってみたら、旅行業者を通さないとダメと言われた。 残念。
それでも、お店で小千谷縮を見学できたので、よかったかなと。 店の感じが、ハイレベル。
撮影できる所がないか、市役所に電話してみた。
サンプラザという所を紹介してくれた。 ※ 複合施設だった。
そこにも、工房はあるのだが、休みだった。
観光案内所があって、市内に、小千谷縮を撮影できる所はないかを聞いた。
今手元に、小千谷縮があると言った。 発表会で使われたもののよう。
撮影してもいいですよと言われた。
下の3つを選んでくれた。

細かな皺(しわ)がある。 「シボ」と呼ばれる。
これがあるため、肌に、ぺたっとくっつかない。 だから、夏に涼しい。

越後には、もともと、越後上布という布があった。
それに改良を加えて縮にしたのが、小千谷縮。
改良は江戸の中期で、赤穂藩からやってきた、一人の浪士だった。
赤穂には、赤穂縮があって、その技術が生かされた。

なぜ、小さなシボと言われる皺ができるのか。 それは、
緯(よこ)糸に強い撚(よ)りをかける。
※ 撚りは、ねじる感じ。 普通の糸にもある。
※ 「よりを戻す」は、ねじれてしまった関係を、ねじれをゆるめ元に戻すこと。
強い撚りの糸と、普通の糸とで、布を織る。
そうして、下のように、お湯で洗う。 布全体が縮もうとする。
この時に、皺が出来るそう。
肝心なのは、この時に、どうして皺が出来るのか。
調べたが、書いてあるものはなかった。
でも、想像はつく。
布の中の、強い撚りの糸が、元に戻ろうとする。
布の皺を生み出す力は、この元に戻ろうとする力だと想像できる。


小千谷は織物の産地として、昔は上杉家の財政を支えていた。
今は、ユネスコ無形文化遺産として、登録されている。
錦鯉の里、という施設が、隣接してあった。

市の施設のよう。 室内に大きな水槽と、外の池。

小千谷市には、養鯉場(ようりじょう)が多い。

他の鯉とちがって、エサが欲しそうに水から顔を出さない。

庭もよかった。

1匹の値段は分からないが、数万円から、数十万円のよう。 これは、大正3色と言われるもののよう。

鯉の色が濁っていない。 はっきりしている。 これは、黒がはっきりしていて、昭和3色か。

山吹黄金と浅黄のよう。

これは? どれにも、名前がある。

プラチナのよう。

これも分からない。 大きいのは、70㌢くらい。

このように滝もある。

この後、木喰観音に向かった。 小千谷駅前。

牛がいた。 闘牛の牛。 小千谷市では牛の角突きが盛ん。 ※ 24日に大会がある。 見られない。
※ 角突きの大会の様子(YouTube)

ここが、木喰観音堂。 場所はここ。

木喰(もくじき)上人が彫った像がある。 この人は、江戸時代後期の人。

管理人さんがいて、連絡を取ると開けてもらえる。 連絡を取って行ったが、他の客がいて、開いていた
木喰上人が彫った像は、全国に千体以上。 新潟県に260体。 ここ中越地方には特に多い。
全体が見える。

寺を持たず、地方を歩いて仏像を彫った。 円空に似ている。
中央の3体。

笑ってる。 右側の仏像。

これも微笑んでいる。 左側。

どうして、笑う仏像にしたのでしょうね。 福が来るからか。(?)

左にも、たくさん並んでる。

1体を1ヶ月もかけて彫るのではなく、1日か数日で彫ったよう。

右側。

笑っている表情にも、共通のものがありますね。 同じ人の顔ではなくても、親子か兄弟か。

文化財としては、現在は、県の重要文化財のレベル。
これは、新しいからそうなのであって、500年後まで残るものは、国の重要文化財にはなるでしょうね。
ここの観音堂も、スプリンクラーとかの消火設備はない。
火事になったら、おしまい。
円空の像と比べたらどうでしょうね。
私は個人的には、様々な表情のある円空の方が、好きかな。
ただ、専門家には、高い評価を受けているようです。
信濃川から離れたら、このような風景。 越後平野からも離れた。

小千谷縮の工房が見られなかったのは、残念。
情報誌に書いてあっても、確認しないとダメでしょうか。
一度は来たいと思っていた小千谷ですし、撮影は出来たので、良かったことにします。
(サンプラザの方、お世話になりました。)
【道の駅】 ちぢみの里おぢや 昨晩と同じ。
【明日の予定】 西に行くのかな。 茅葺の家並みがあって、そこか。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、こちらです。
8,9月分だけ、タイトル一覧表が出来ています。
【ランキング】 国内旅行は 4位、 旅行全体で8位 です。 放浪の旅は、26位。
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コメント
円空さん
Re: 円空さん
こんにちは。
今回のように、写真を撮らせてもらえたら有難いです。
円空を何度か見ましたが、写真は撮ってない。
円空いいですね。
普通の仏像より好きですね。
今回のように、写真を撮らせてもらえたら有難いです。
円空を何度か見ましたが、写真は撮ってない。
円空いいですね。
普通の仏像より好きですね。
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私も、円空ファンです。
若い頃に、岐阜の方へ行った際に
円空彫りのお土産を買いました。
もう、30年以上も前のことですが。
現在も、飾ってあります。
時々ですが、磨いたりしてます。(笑・・;
木喰さんも、初めて見ますが
写真では、笑顔がいい感じに見えます。
更新、楽しみにしております。