明治に入って、文化は西洋から入って来た。
それで、校舎も西洋風のが生まれたのでしょうか。
旧遷喬尋常小学校校舎は、それを思わせる建物だった。 ※ 遷喬~せんきょう。
中は、普通の小学校と大きくは変わらないけど。
当時の人々は、教育こそが大事と考えたのか。 大きく立派な建物だった。
美しさも備えて。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
真庭市の中心街にある。
中国山地の、南の端でしょうか。

駅名は久世(くせ)。 合併する前は、久世町だった。

全てが洋風でないので、擬洋風校舎と呼ばれる。
左右対称。 国の重要文化財。
中央に、変わった屋根。
2つの三角屋根。
前からの風を破るように分ける。 それで、破風(はふ)と呼ばれる。 城や神社にも。

中央部分は、前に出ている。

明治40年の歴史的建造物。 2階中央に、講堂。

建築費は、町の予算の3倍だそう。
教育の重要性を分かっていたんですね。 今の時代よりもですね。

「すそひくところ」とある。 中国山地から出た所に、ここが。
「みんななかよく」については、後でふれます。

校章。 高瀬舟をイメージ。
ここには旭川が流れており、高瀬舟での水運が盛んだった。 (割と小型の船)
当時は久世村だったでしょうか。 久世の字が隠れているという。
何となくあるかな。

中国の故事が。 この中に校名の、遷喬(せんきょう)がある。
高い所に行く(登る)の意味に。 後ほどまた。

子供たちは、表からも裏からも、出入りしたのか。

校舎は明治40年だけど、遷喬小学校は、明治7年に開校。
「出自幽谷 遷于喬木」から、山田方谷が命名したとある。
※ ただ、遷喬館と呼ばれる藩校や私塾が、他の地に江戸時代からあった。
だから、まったくのオリジナルの名前ではない。
山田方谷は、遷喬館の名前を知っていたでしょうね。
「出自幽谷 遷于喬木」の意味については、長くなるので後ほど。

この場所が、中央交差点の感じ。 右向こうは、校長室。 今は事務室。

正面から向かって、左方面の廊下。
廊下の板は松材。 場所によって、使われた木材が違う。
学校給食を食べられるが、今日はやってなかった。
地域のお祭りの準備で、いそがしいよう。
自分は、ご飯の給食が好き。
※ 給食は最初からご飯にしてれば、米が余ったりしなかったのに。
車を売るために、アメリカから無理やり小麦を買わされた。
政治は、誰を大事にしたかが分かりますね。
少し右に曲がって、向こうに廊下。 左に資料室。 ここは最後に。

昔の掃除は、ぞうきんがけ。 疲れる動き。 左を見学。

右の写真は全校児童か。 校舎にも、子供はいる。

この人が設計。 この地方の多くの建物を設計している。
右は、高梁(たかはり)市立吹屋小学校。 (数年前に撮影) 少し似ている。
この人の設計は、多くの影響を与えたよう。
昨日見た旧越畑小学校は、こうだった。 こっちも洋館風。

映画にも登場。 右は、松嶋菜々子か。

吉田拓郎も。

吉田拓郎CM集 24分40秒から。 画面の丸いのを動かして。
階段の板の角はまるい。

「出自幽谷 遷于喬木」の意味について。
読みは、ゆうこくよりいでて きょうぼくにうつる。 ※ のぼる、でもいいよう。
※ 喬の字には、髙いという意味がある。 喬は「たかし」と読んで名前にも。
※ 于(ウ)の字は、千でも干でもない。 下をはねる。
芋や宇の字に。 行くの意味があるよう。
意味は、パンフレットには下のように。
ウグイスが深山の暗い谷間から飛び立ち、高い木に移ることに例えて、
学問に励み立身出世するという意味。
※ 故事の文を調べてみたら、出自幽谷 遷于喬木 嚶其鳴矣 求其友聲 のように続いていく。
何のために高い木に行くのか。 友を探しに行くという考えがあるよう。
ウグイスは木の上で、一生懸命鳴く。
校歌に「みんななかよく」とあった。 上に合いますね。
「出自幽谷 遷于喬木」の意味は、だいたい分かったでしょうか。
余談 仰げば尊しの歌詞の「身を立て名を上げ」は、この故事の影響を受けている感じがします。
早春賦の歌詞は、下のように。
「 春は名のみの 風の 寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず 」
この詩の作者も、上の故事を知っていたと自分は思います。
2階に。

昔のままに。

もっと古い机。
保健だよりがあった。 夕日小学校とある。 (映画の時につくったのか。分からない)
※ 手書き。 細いペンで太い字を。 7日(火)とある。
考えられ年は、昭和56年です。
※ 心も体もげんきに、とある。 勉強のことを書いてない。
学校の中で、養護教諭(保健室の先生)だけは、勉強が出来るかどうかで、子供を見ない。
多くの子供達にとって、実にうれしいこと。
それがあるために、保健室が、心休まる場所になることが多い。

桜の花に、目標を書いたのかな。

講堂。

瀬戸大橋。 岡山県から、香川県に。 上は車道。 下は鉄道。
電車も走る、瀬戸大橋 温暖な瀬戸内 ~坂出市~ 他 (2010/12/10)

天井が兜のよう。 上からの圧迫感が消える。

子供達は廊下を走る。 叱られる。
※ 廊下を広くして、走ってもいいよって学校がある。 ミニ体育館のように遊ぶ。

講堂から、左の方を。

裏側。 自分の車が。
古いガラスは、揺れて見える。 泣きながら見たら、もっと揺れる。 そんな子供もいたでしょうね。

子供は走って下るのが上手。 自分もそうだった。

玄関の隣の資料室に。
ここは雪が降る。 もっと北は、豪雪地帯。

上から見たら、こう。 美しい。

下に説明が。 ここでの「遷喬」は、江戸時代までは、さかのぼらないですね。

古いヤマハのオルガン。 足踏み。 優しい音が出る。 少しだけ、音を鳴らしてみた。
旭川が流れる。 ※ 北海道の旭川市の名前とは、関係ない。
のびのびと育ってほしい、という願いの強い歌詞。

募金箱に少しだけ寄付。 ハガキを3枚いただいた。 (管理の人は、いっぱい持って行きなと)
明日は、真ん中の滝に行く。

子供たちのために、いい学校をつくる。
それが、地域の人達の願いだったんですね。
地域を発展させる、一番の近道と知っていた。
今の時代、学びたい考え。
美しい校舎でした。
【今日の一句】 「 喜びも悲しみも 人との関わりの中から 」 学校の子供たちもそうですね。
「 写真撮って 見たつもりの旅 」
「 秋なのに 落ちる葉のない 枯れ木 」
「 人を助けたつもりが 助けられて 」 ・・・。
「 久世はくせ 濁らなない くせを 」
【その他】 磐梯山で、7年前にお会いした。 ご冥福を・・。
快晴の磐梯山 ~田部井淳子さん・テレビ取材班に会う~ 五色沼 (2009/10/13)

【その他 ②】 三原舞依のSP。 グランプリシリーズのアメリカ大会。 3位に入った。
ジャンプが進歩して、コーチに恵まれたら、伸びるのでは。
頭が固定されていないというか、しなやかな滑りに感じる。
【道の駅】 醍醐の里(真庭市)
【明日の予定】 神庭(かんば)の滝。 悪くないよう。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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それで、校舎も西洋風のが生まれたのでしょうか。
旧遷喬尋常小学校校舎は、それを思わせる建物だった。 ※ 遷喬~せんきょう。
中は、普通の小学校と大きくは変わらないけど。
当時の人々は、教育こそが大事と考えたのか。 大きく立派な建物だった。
美しさも備えて。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
真庭市の中心街にある。
中国山地の、南の端でしょうか。


駅名は久世(くせ)。 合併する前は、久世町だった。

全てが洋風でないので、擬洋風校舎と呼ばれる。
左右対称。 国の重要文化財。

中央に、変わった屋根。
2つの三角屋根。
前からの風を破るように分ける。 それで、破風(はふ)と呼ばれる。 城や神社にも。

中央部分は、前に出ている。

明治40年の歴史的建造物。 2階中央に、講堂。

建築費は、町の予算の3倍だそう。
教育の重要性を分かっていたんですね。 今の時代よりもですね。

「すそひくところ」とある。 中国山地から出た所に、ここが。
「みんななかよく」については、後でふれます。

校章。 高瀬舟をイメージ。
ここには旭川が流れており、高瀬舟での水運が盛んだった。 (割と小型の船)
当時は久世村だったでしょうか。 久世の字が隠れているという。
何となくあるかな。


中国の故事が。 この中に校名の、遷喬(せんきょう)がある。
高い所に行く(登る)の意味に。 後ほどまた。

子供たちは、表からも裏からも、出入りしたのか。

校舎は明治40年だけど、遷喬小学校は、明治7年に開校。
「出自幽谷 遷于喬木」から、山田方谷が命名したとある。
※ ただ、遷喬館と呼ばれる藩校や私塾が、他の地に江戸時代からあった。
だから、まったくのオリジナルの名前ではない。
山田方谷は、遷喬館の名前を知っていたでしょうね。
「出自幽谷 遷于喬木」の意味については、長くなるので後ほど。

この場所が、中央交差点の感じ。 右向こうは、校長室。 今は事務室。

正面から向かって、左方面の廊下。
廊下の板は松材。 場所によって、使われた木材が違う。
学校給食を食べられるが、今日はやってなかった。
地域のお祭りの準備で、いそがしいよう。
自分は、ご飯の給食が好き。
※ 給食は最初からご飯にしてれば、米が余ったりしなかったのに。
車を売るために、アメリカから無理やり小麦を買わされた。
政治は、誰を大事にしたかが分かりますね。
少し右に曲がって、向こうに廊下。 左に資料室。 ここは最後に。


昔の掃除は、ぞうきんがけ。 疲れる動き。 左を見学。

右の写真は全校児童か。 校舎にも、子供はいる。


この人が設計。 この地方の多くの建物を設計している。
右は、高梁(たかはり)市立吹屋小学校。 (数年前に撮影) 少し似ている。
この人の設計は、多くの影響を与えたよう。
昨日見た旧越畑小学校は、こうだった。 こっちも洋館風。


映画にも登場。 右は、松嶋菜々子か。


吉田拓郎も。

吉田拓郎CM集 24分40秒から。 画面の丸いのを動かして。
階段の板の角はまるい。

「出自幽谷 遷于喬木」の意味について。
読みは、ゆうこくよりいでて きょうぼくにうつる。 ※ のぼる、でもいいよう。
※ 喬の字には、髙いという意味がある。 喬は「たかし」と読んで名前にも。
※ 于(ウ)の字は、千でも干でもない。 下をはねる。
芋や宇の字に。 行くの意味があるよう。
意味は、パンフレットには下のように。
ウグイスが深山の暗い谷間から飛び立ち、高い木に移ることに例えて、
学問に励み立身出世するという意味。
※ 故事の文を調べてみたら、出自幽谷 遷于喬木 嚶其鳴矣 求其友聲 のように続いていく。
何のために高い木に行くのか。 友を探しに行くという考えがあるよう。
ウグイスは木の上で、一生懸命鳴く。
校歌に「みんななかよく」とあった。 上に合いますね。
「出自幽谷 遷于喬木」の意味は、だいたい分かったでしょうか。
余談 仰げば尊しの歌詞の「身を立て名を上げ」は、この故事の影響を受けている感じがします。
早春賦の歌詞は、下のように。
「 春は名のみの 風の 寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず 」
この詩の作者も、上の故事を知っていたと自分は思います。
2階に。

昔のままに。

もっと古い机。
保健だよりがあった。 夕日小学校とある。 (映画の時につくったのか。分からない)
※ 手書き。 細いペンで太い字を。 7日(火)とある。
考えられ年は、昭和56年です。
※ 心も体もげんきに、とある。 勉強のことを書いてない。
学校の中で、養護教諭(保健室の先生)だけは、勉強が出来るかどうかで、子供を見ない。
多くの子供達にとって、実にうれしいこと。
それがあるために、保健室が、心休まる場所になることが多い。


桜の花に、目標を書いたのかな。

講堂。

瀬戸大橋。 岡山県から、香川県に。 上は車道。 下は鉄道。
電車も走る、瀬戸大橋 温暖な瀬戸内 ~坂出市~ 他 (2010/12/10)


天井が兜のよう。 上からの圧迫感が消える。


子供達は廊下を走る。 叱られる。
※ 廊下を広くして、走ってもいいよって学校がある。 ミニ体育館のように遊ぶ。

講堂から、左の方を。

裏側。 自分の車が。
古いガラスは、揺れて見える。 泣きながら見たら、もっと揺れる。 そんな子供もいたでしょうね。


子供は走って下るのが上手。 自分もそうだった。

玄関の隣の資料室に。
ここは雪が降る。 もっと北は、豪雪地帯。

上から見たら、こう。 美しい。

下に説明が。 ここでの「遷喬」は、江戸時代までは、さかのぼらないですね。


古いヤマハのオルガン。 足踏み。 優しい音が出る。 少しだけ、音を鳴らしてみた。
旭川が流れる。 ※ 北海道の旭川市の名前とは、関係ない。
のびのびと育ってほしい、という願いの強い歌詞。


募金箱に少しだけ寄付。 ハガキを3枚いただいた。 (管理の人は、いっぱい持って行きなと)
明日は、真ん中の滝に行く。

子供たちのために、いい学校をつくる。
それが、地域の人達の願いだったんですね。
地域を発展させる、一番の近道と知っていた。
今の時代、学びたい考え。
美しい校舎でした。
【今日の一句】 「 喜びも悲しみも 人との関わりの中から 」 学校の子供たちもそうですね。
「 写真撮って 見たつもりの旅 」
「 秋なのに 落ちる葉のない 枯れ木 」
「 人を助けたつもりが 助けられて 」 ・・・。
「 久世はくせ 濁らなない くせを 」
【その他】 磐梯山で、7年前にお会いした。 ご冥福を・・。
快晴の磐梯山 ~田部井淳子さん・テレビ取材班に会う~ 五色沼 (2009/10/13)

【その他 ②】 三原舞依のSP。 グランプリシリーズのアメリカ大会。 3位に入った。
ジャンプが進歩して、コーチに恵まれたら、伸びるのでは。
頭が固定されていないというか、しなやかな滑りに感じる。
【道の駅】 醍醐の里(真庭市)
【明日の予定】 神庭(かんば)の滝。 悪くないよう。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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