登り5時間、下り4時間。
3日目の山なので、確かに足は疲れていたが、それでも遠かった。
朝7時過ぎに出て、戻って来たのは、夕方の5時。
山は、アケボノツツジが満開だった。
疲れを忘れさせてくれた。
いい時期に登った。
祖母山は、大分県、熊本県、宮崎県の県境の近くにある。
私は、大分県側から登った。
尾平(おびら)の登山口から。
登山の本では、2日日程の山だった。
でも、みんな日帰りで登ってるようだ。
道の駅 原尻の滝から見える。
尖がってる。 頂上近くは、急峻だ。
登山口まで、20㌔程県道を走った。
登山届を書いて、歩きだした。 7時15分頃。
食べ物は、コンビニで買った。 おにぎり5個と、ハム。 アクエリアス500ml3本。 チョコとキャラメル。
※ 万が一のために、カロリーメイトが、一日分。(いつも、リュックにある)
正面の岩の、右の方に祖母山。 見えない。
分岐点に来た。 右は、黒金尾根コース。 左は宮原コース。
右は難しいけど、景色がいいとある。
少し迷って、「エイッ」って、右に行ってしまった。
道は川沿いに始まったが、途中から尾根になった。
熊はいない筈なので、スプレーは持たなかった。
ところが、最近、祖母山でツキノワグマの目撃情報が、あると言う。 九州では絶滅しているはずなのに。
いないと思っているから、何も怖くない。
下山の途中、熊のことは一度だけ考えた。
もし出て来たら、何を話しかければいいんだ、と。
「おまえこんなとこで、何してんのよ」
「一人ぼっちか」
こんな辺りかなと思った。
谷底が深くなった。 200㍍程登った。
祖母山と、椎葉村辺りが、九州の最奥の山の中かな。
高度では、およそ中間地点。 2時間かかった。
木の隙間に、ツツジを発見。 やさしいピンク。 山の頂上で、アケボノツツジと教えてもらう。
山は、続けて3つ目。 いつもと、足の調子が違う。
普段は、疲れた時、30秒程立ち止まったら、また歩ける。
今日は違う。 回復が遅い。
周りの山が見え始めた。
ここのコースは、登り3時間とも4時間とも、人は言った。
ネットに、こんなのもあった。
朝6時に出発したら、戻るのは午後の3時になると。
色々ある。 今日の足では、4時間では着かないなと思った。
いつもの足なら、4時間の山かなと。
地図のある水場。 水を汲んだ。
東方面の山。 ここから向こうにかけて、熊の目撃情報が多いようだ。
祖母山は、人里から遠い。
そういう意味では、椎葉村より、山の中。
小さな花が2つ。
登山道から、少し離れた所に、展望台があった。
東方面の山。 傾山かな。 アケボノツツジがある。
祖母山の頂上が、はっきり見えた。 まだ遠い。
最後は、この崖を登る。
展望台は、この分岐点の近く。 ここの場所は、天狗の肩。
葉っぱが出る前に、咲いてる。
何とも言えない。 いい。
一度谷に下りた。 そこから見た頂上。
ここから、あと56㍍。 少し下って、一気に頂上に。
ここから、スタート。
自分の腕の力で体重を支えられなければ、ここは登れない。 少し大変。
梯子と鎖(くさり)で、60㍍を登った。
やっと着いた。 ここまで、途中一組の人に会っただけ。
12時を過ぎていた。 5時間かかった。
休みながら来たから、特別疲れてはいない。 ※ 疲れ切って、鎖場を登るのは危険。
向こうの方の、左下から登って来た。
左のリュックは、私の。
阿蘇の方向。 中国の黄砂で、今日は特に霞んでいる。
帰りの宮原コースの下り口が見える。 まずこれを確認した。
どこかは分からない。
この下から来た。
向こうから来た。 左の山の方に、縦走する人もいる。
おにぎりを2つ食べて、ゆっくり休んだ。
帰り道は宮原ルートだけど、途中の分岐の場所の様子を、他の人に確認した。
頂上には、10人ほどいた。 みんな他から来た。
1時に、下山開始。 直ぐに分岐点。 私は、右に。
次の分岐点に、9合目の山小屋があった。 こういうとこに、泊ったことはない。
一度経験してみたい。
行方不明者の案内があった。 去年の秋。
尾根から下に落ちたら、発見されるのは、難しいように思う。
落ちるような場所は、いたる所にある。
外に、こんな標示。 一番下に、こうある。
私が登って来たのを、下った場合、3~6時間とある。
と云うことは、登った場合は、4~7時間だ。
山小屋の外観。 祖母山は、携帯は全く使えなかった。
山の尾根を下った。 ツツジがいい。
細い尾根。 風が強かったら、結構危険。 こういう所で落ちても、発見してもらえない。
向こうに下りていく。 ここから下まで、3時間以上かかった。
右は崖。 頼りない木。 鎖はない。
頂上は、左側。 山小屋が小さく。
こんな道を歩く。
シャクナゲ。
色が濃い。
急な下りに入った。 途中1度だけ人に会ったが、会ったのはそれだけ。
絶対に怪我はできないので、用心して、ゆっくり下った。
※ 九重山は人がいっぱいいたので、何かあってら助けてもらえる。
木の根の階段を、ずいぶん下った。
足に、「どうだい」、と聞いてみた。 すると、
「最初から3連ちゃんですからね」と言った。
「ゆっくり温泉にでも浸かろうか」と言ったら
「足湯で十分です」と言った。 カチン、ときた。
道が、こうなる時がある。 山の中に色んな道があるので、迷ったら大変。
道には、時々テープの印がある。 道が不安な時は、ナビで確認する。
川の音が聞こえてきた。 下は近い。
川に出た。
こんな道を10分ほど歩いて、駐車場。 ちょうど5時。 4時間かかった。
5時に戻るのは、危険ですね。 3時でないとだめですね。
疲れた時、回復を早くするための工夫はあるのでしょうか。
それが知りたい。
強い足がほしい。
そうだ、普段は錘(おもり)を足に付けて歩きましょうか。
霧島の韓国岳は、新燃岳の噴火で登れません。
九州の山は、これで終わりです。
祖母山は、たいへんな山でした。
【道の駅】 原尻の滝
【明日の予定】 清川のTさんの所に寄って、天草に近い長島に向かう。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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3日目の山なので、確かに足は疲れていたが、それでも遠かった。
朝7時過ぎに出て、戻って来たのは、夕方の5時。
山は、アケボノツツジが満開だった。
疲れを忘れさせてくれた。
いい時期に登った。
祖母山は、大分県、熊本県、宮崎県の県境の近くにある。
私は、大分県側から登った。
尾平(おびら)の登山口から。

登山の本では、2日日程の山だった。
でも、みんな日帰りで登ってるようだ。
道の駅 原尻の滝から見える。

尖がってる。 頂上近くは、急峻だ。

登山口まで、20㌔程県道を走った。
登山届を書いて、歩きだした。 7時15分頃。
食べ物は、コンビニで買った。 おにぎり5個と、ハム。 アクエリアス500ml3本。 チョコとキャラメル。
※ 万が一のために、カロリーメイトが、一日分。(いつも、リュックにある)
正面の岩の、右の方に祖母山。 見えない。

分岐点に来た。 右は、黒金尾根コース。 左は宮原コース。
右は難しいけど、景色がいいとある。
少し迷って、「エイッ」って、右に行ってしまった。

道は川沿いに始まったが、途中から尾根になった。


熊はいない筈なので、スプレーは持たなかった。
ところが、最近、祖母山でツキノワグマの目撃情報が、あると言う。 九州では絶滅しているはずなのに。
いないと思っているから、何も怖くない。
下山の途中、熊のことは一度だけ考えた。
もし出て来たら、何を話しかければいいんだ、と。
「おまえこんなとこで、何してんのよ」
「一人ぼっちか」
こんな辺りかなと思った。
谷底が深くなった。 200㍍程登った。

祖母山と、椎葉村辺りが、九州の最奥の山の中かな。
高度では、およそ中間地点。 2時間かかった。

木の隙間に、ツツジを発見。 やさしいピンク。 山の頂上で、アケボノツツジと教えてもらう。

山は、続けて3つ目。 いつもと、足の調子が違う。
普段は、疲れた時、30秒程立ち止まったら、また歩ける。
今日は違う。 回復が遅い。
周りの山が見え始めた。

ここのコースは、登り3時間とも4時間とも、人は言った。
ネットに、こんなのもあった。
朝6時に出発したら、戻るのは午後の3時になると。
色々ある。 今日の足では、4時間では着かないなと思った。
いつもの足なら、4時間の山かなと。

地図のある水場。 水を汲んだ。

東方面の山。 ここから向こうにかけて、熊の目撃情報が多いようだ。
祖母山は、人里から遠い。
そういう意味では、椎葉村より、山の中。

小さな花が2つ。


登山道から、少し離れた所に、展望台があった。
東方面の山。 傾山かな。 アケボノツツジがある。

祖母山の頂上が、はっきり見えた。 まだ遠い。

最後は、この崖を登る。

展望台は、この分岐点の近く。 ここの場所は、天狗の肩。

葉っぱが出る前に、咲いてる。

何とも言えない。 いい。

一度谷に下りた。 そこから見た頂上。

ここから、あと56㍍。 少し下って、一気に頂上に。

ここから、スタート。
自分の腕の力で体重を支えられなければ、ここは登れない。 少し大変。
梯子と鎖(くさり)で、60㍍を登った。

やっと着いた。 ここまで、途中一組の人に会っただけ。
12時を過ぎていた。 5時間かかった。
休みながら来たから、特別疲れてはいない。 ※ 疲れ切って、鎖場を登るのは危険。

向こうの方の、左下から登って来た。

左のリュックは、私の。

阿蘇の方向。 中国の黄砂で、今日は特に霞んでいる。
帰りの宮原コースの下り口が見える。 まずこれを確認した。

どこかは分からない。

この下から来た。

向こうから来た。 左の山の方に、縦走する人もいる。

おにぎりを2つ食べて、ゆっくり休んだ。
帰り道は宮原ルートだけど、途中の分岐の場所の様子を、他の人に確認した。
頂上には、10人ほどいた。 みんな他から来た。
1時に、下山開始。 直ぐに分岐点。 私は、右に。

次の分岐点に、9合目の山小屋があった。 こういうとこに、泊ったことはない。
一度経験してみたい。
行方不明者の案内があった。 去年の秋。
尾根から下に落ちたら、発見されるのは、難しいように思う。
落ちるような場所は、いたる所にある。

外に、こんな標示。 一番下に、こうある。
私が登って来たのを、下った場合、3~6時間とある。
と云うことは、登った場合は、4~7時間だ。

山小屋の外観。 祖母山は、携帯は全く使えなかった。

山の尾根を下った。 ツツジがいい。

細い尾根。 風が強かったら、結構危険。 こういう所で落ちても、発見してもらえない。

向こうに下りていく。 ここから下まで、3時間以上かかった。

右は崖。 頼りない木。 鎖はない。

頂上は、左側。 山小屋が小さく。

こんな道を歩く。

シャクナゲ。

色が濃い。

急な下りに入った。 途中1度だけ人に会ったが、会ったのはそれだけ。
絶対に怪我はできないので、用心して、ゆっくり下った。
※ 九重山は人がいっぱいいたので、何かあってら助けてもらえる。

木の根の階段を、ずいぶん下った。

足に、「どうだい」、と聞いてみた。 すると、
「最初から3連ちゃんですからね」と言った。
「ゆっくり温泉にでも浸かろうか」と言ったら
「足湯で十分です」と言った。 カチン、ときた。

道が、こうなる時がある。 山の中に色んな道があるので、迷ったら大変。
道には、時々テープの印がある。 道が不安な時は、ナビで確認する。
川の音が聞こえてきた。 下は近い。

川に出た。

こんな道を10分ほど歩いて、駐車場。 ちょうど5時。 4時間かかった。

5時に戻るのは、危険ですね。 3時でないとだめですね。
疲れた時、回復を早くするための工夫はあるのでしょうか。
それが知りたい。
強い足がほしい。
そうだ、普段は錘(おもり)を足に付けて歩きましょうか。
霧島の韓国岳は、新燃岳の噴火で登れません。
九州の山は、これで終わりです。
祖母山は、たいへんな山でした。
【道の駅】 原尻の滝
【明日の予定】 清川のTさんの所に寄って、天草に近い長島に向かう。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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