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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

古い敷石の道を復活させて、未来に残すことに、どんな意味(意義)があるのでしょう。
深い森の中に、黒沢峠敷石道は続いていた。

この越後米沢街道は、明治の中頃まで使われた。
街道には多くの峠があり、十三峠と呼ばれた。  その1つが、黒沢峠。

長く土や葉に埋もれていた古道は、地域の保存会によって復活された。
自然の中を、歴史を感じながらの、楽しい道に。

昔、峠を越える人々は、何を思って歩いたのでしょう。
歴史に名を残した、多くの人も通った道。

(写真をクリックして一瞬で大きくならない時が。 再度開き直したら大丈夫な時があります)
     ※     ※     ※     ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

国道の入り口には案内が。  数㌔入る。

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スタート地点まで車で行ける。 グーグルの地図には、歩ける道は出る。 登山道など、点線で。

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米沢から見たら、越後に行くので越後街道。
越後側から見たら、米沢に行くので米沢街道。

それで、越後米沢街道と呼ばれる。 (地図は小国町のHPからお借り)

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自分は、道が不安だったので、少し手前の広い駐車場に停めた。
黒沢峠祭りをするので、いろいろある。

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上の道は林道で、敷石道は右に入る。   頂上まで40分。  ※ 車で来た道は、旧街道か。

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敷石道の整備などがある。 そのためにここ。   昨年の祭りのポスター。

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街道は江戸時代前からあったけど、敷石が敷かれたのは、江戸時代の遅くに。 
明治の中ころまで使われた。

   ※ 青苧(あおお)は、カラムシと呼ばれる繊維を取る植物。
     元々は、上越地方でつくられた。 上杉景勝が米沢に移封になった時に持ってきた。
     米沢で盛んになって、逆に越後に。 今は、昭和村だけで栽培。(以前行っている)

人も馬も通った。  兼続も、良寛さんも西郷さんも。

そして、イザベラ・バードというイギリスの女性も。 
旅記録作家の感じ。 明治11年の夏に通った。  北の方の金山町で彼女の碑を見た

点線を歩く。
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イザベラ・バードの写真。   ※ 最後に、彼女の黒沢峠の文を紹介。

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さあ出発。  ここから敷石道。

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少しして石切り場。  岩は谷に転がっている。 そんなのを使ったのか。

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敷石だと、雨が降っても歩ける。  今日は時々小雨。
濡れた石は滑る。  砂岩かなって感じる。

ただ草鞋(わらじ)をはいてたら滑りにくい。  ※ 今も釣り人は使う時が。

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人は真ん中を歩く。  すり減っている。

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人は2本足だから、上手に石の上に足が置ける。  4つ足の馬や牛も、上手に歩くのか。

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クマの恐怖はきっとあった。  ※ 自分は対策している。 鐘など。

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どうしてこんな形に。

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一里塚に着いた。 こんもりした土。   直江兼続が整備したとある。

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ブナの森は、空気がさわやか。 鳥が鳴いて。  クマの糞はない。

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開けた所に出た。  何かが。

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茶屋の跡。  中央奥に、石碑があった。  何かの像が彫ってあったのか。 縁取りが特徴。 

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説明。  上杉斉憲(なりのり)は米沢藩12代藩主。  名君と。 13代が最期の藩主だから、1つ前。
右写真。  明治に入って撮ったのか。 景勝の直系。 (直系は今に続いている。 宇宙関係で著名な人も)

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茶屋の土台石が残っている。  旅人は茶屋で一休み。    カタツムリと遊んで。

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さらに進んで、右に谷。  ヤマフジ。  ここで一息。  旅人は、鳥の声や花に心いやされて。

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この道は米沢に向かっている。  海の物を背にしている人も。 
牛追い唄とかはなかったのか。 クマを追い払うためにも。

チゴユリが咲いて。

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見えた。  頂上かな。

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黒石峠の頂上。  426㍍。  ここまで来たら後は下り。  旅人は、きっと一休み。
左に行けば、旧道。  最初の場所に着く。

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少し下ってみた。 荒れ気味なので、行かない。

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旧道。   少しだけ行ってみた。  敷石道の下りの風景を撮る。

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戻る。    茶屋跡に。
小国町は、ワラビの畑がどこにでも。 夕方、道の駅でアク抜きしたのを買った。 美味しかった。

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この様な形の石も。 斜面が緩いと、これで十分。    滑るのは下る時。  一里塚。

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下りの人は、越後に向かう。  家族を米沢に残してきた人も。
中には、好きな人が越後で待ってる人も。 足取り軽くなる。

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石はこの様にも。  どれ1つ持つのも大変。   完成したら、長く使える。 旅人は助かる。

アヅマヒキガエルか。 大きい。 ジャンプの瞬間を撮った。 
あわててボケた。 右にいる。 自慢できる格好ではない。

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里が近づくと一安心。   ミツバは、豆腐の味噌汁に。 味が濃く無農薬。

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着きました。

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今の時代、遠い先人の人達の汗は、何で感じ取れるでしょう。
何も残ってない町だってあります。

敷石道を歩いて、先人の苦労や知恵が学べます。
昔を大事にすることが、今の大事にし、良くすることにつながります。

黒沢峠敷石道保存会の人達が取り組む意義は、そこにあると思うでしょうか。

敷石道は、地域の自然に親しむ道でもあります。
ずっと残るといいですね。

※ イザベラ・バードの黒沢峠の記事は、ここにあります。 7月12日です。(日本語訳が2つ出る。後が正確か)

【今日の一句】 「 あの山の向こうには 家族が そして・・・」

【道の駅】        いいで(飯豊町)

【明日の予定】   雨の予報。 どうしましょう。  27日からは、いい日が続く。 

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

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 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 黒沢峠敷石道は、越後米沢街道 十三峠の一つ。 保存会が埋もれていたのを復活。 茶屋跡など。~小国町~ 他 (2017/5/25)
  • 2017年05月26日 (金)
  • 10時37分33秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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