一日中、雨。 古い家を見ることに。
面白いものが、見つかるか。
考えたことが1つ。(晩には調べて)
それは、江戸時代と明治時代、庶民(農民)はどっちが幸せだったのか。
どんな生活をしてたのかな~って、遠い昔に思いを馳せながら、
旧 矢作(やはぎ)家住宅を見学した。
(写真をクリックして一瞬で大きくならない時が。 再度開き直したら大丈夫な時があります。 改善に時間を)
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
新庄市。 尾花沢を過ぎてこの辺りで、最上川は向きを変える。 海の方に。

建物は、印から移築した。

受付が。 無料。 説明してくれる。

1700年代の中頃の建物。 重要文化財。 中門造り。(数日前に紹介)

普通の農民の家だけど、何かに組頭とあった。
※ 庄屋を助けるというか、普通より少し上の位置。
ちょっと大きめの、江戸時代後期の農民の家。
そんな押さえでいいよう。

入り口の左。 蓑(みの)がある。 かぶるのは無い。 雨や雪の時に。 右のように。(雪の蒲原)

昔は、家の周りに薬草。 基本は、自分で治すなんですね。 いくつかだけ。
オダマキは後で見る。(糸巻きに似ている。苧環)
5にギボンとある。 間違い。 ギボシ。 ギボウシ、擬宝珠とも。
腺病質は虚弱体質のこと。 これは、ギボウシの効能。

甘茶は一度紹介したことが。 ガクアジサイの一種からつくる。
高価だけど、東本願寺に近い美好園で安く売っている。
そして、弟切草。 オトギリソウ。 兄が弟を・・。 すごい名前。 もっと詳しく知りたい方は、ここ。

中に入る。 左に馬。

土間。 冬や雨の日は、ここで作業か。 普通、納屋もありますね。
庶民は、小さなカマドで煮炊き。

中学生の頃まで、こんなお風呂だった。 入ってみたい。 いろいろ展示。 さいごにまた。

説明があったけど、暗い中では読みにくい。 資料として載せます。
右は市のHPから。 一般農家の建物ということで、価値が。
普通残っているのは、大きく立派な家ばかり。

ここが茶の間。 正面に2畳の部屋。 奥に、1部屋。 その右に客室。

向こうに、客室。 普段は、寝室として使ってたよう。

戸の上に、般若の絵。 説明を聞いたけど、忘れた。(ボールペンを忘れてメモできない)
下の方に字があって、それで分かった。
隠明寺(おんみょうじ)家に伝わる凧だった。 縮小版。 魔除けかな。
薄暗い中で見たら、子どもは怖がる。

文化2年、この家にこのお触れ。 建てたのはその前と分かる、証拠。
※ この文書で、あることが分かります。
農民が本当に貧しかったら、下のようなのは造れない。
わざわざお触れを出すということは、みんな造っていたということですね。

※ 農民は、5割か6割の米を税として納めた。 大変なこと。
ところが、米以外の商品作物をつくっても、それからは取られなかったよう。
だから、出羽三山参りや伊勢参りなどが出来た。 講を作って何年かに1回。
これは、実質遊びの旅。
一応、客間。

ネットで調べたら、江戸時代と明治時代どっちが苦しかったかは、はっきりしない。
常識として残っているのは、江戸時代が苦しい。
でも最近は、逆でないかという考えが出てきている。
明治に入ったら、地主の策略で土地を奪われ、悲惨な状況が生まれる。
江戸時代の農民の生活はひどかったと、人々に意識を定着させたのは、明治政府のような。
明治がひどいから、そうした。
主人の寝室。 わら布団。
江戸時代は、ゴザの上で寝ていたよう。 掛け布団とかは無い。

二畳の部屋。 ここは若夫婦か。

説明には、虫かごとあった。 初めて見る。 調べてみたら、ホタルの虫かごだった。 すごいデザイン。
右写真は、ホタルが隙間から逃げた。(栃木県立博物館からお借り)
間もなく、ホタルの季節。 見たいな~。

1家族は10人ほど。 家長の場所は、左手前。
寒い時は、肩寄せ合っていろりを囲んだ。 煙い時は目をこすって。
今も時々火を燃やす。 屋根の茅(かや)をいぶして丈夫に。

焼いた魚は、干せば保存食。 燻製っぽい。 味噌汁の出汁にも使える。

旅してたら、農村歌舞伎があったりする。 ちゃんと文化があった。
生きるか死ぬかは、飢饉の時だけだったよう。
農民の生活は、教えられたより、もっと良かったのではと思い始めていた。

神棚。 左は、棟木。 改修した時のか。 一番古いのだったら、建築年代が書いてある。
※ 表には、右からこう書いてある。 火から守ってもらう神。 縁起のいい事が書いてある。
罔象女神(みずはのめのかみ)
奉 上棟天之御中主神家運長久栄昌守
五帝龍神(ごていりゅうじん)

田舎に行くと、集落がある。 その1つの集落が、だいたい江戸時代の村。
普通は、50~100戸程。 中心になって治めるのが、庄屋。
冬のうちに、みんな作っておく。

柱は斧や手斧(ちょうな)で削った。 変わったノコ。 太い木はこれで。 隙間にのこくずが。
下のまるいのには炭入れ。 右写真ので、稲からもみを取る。 千把扱(こ)き。

外を散歩。

煙り出しの穴ですね。 右写真の模様は、色々に見えてくる。 蛇の怨霊か。
(今日もひきそうになった。 無事に避けた。 3度目、気をつけよう)

石の形に、柱を。 オダマキ。

別方向から。

江戸時代、飢饉の時は確かに苦しかった。
でもそれ以外は、それなりに心豊かに暮らしていたような気がする。
明治以降、多くの若者が戦争で死んだ。
徳川幕府は、そんな馬鹿なことはしなかった。
そのこともあるから、江戸時代の庶民の生活は、明治よりは良かった。
この考えが定着する時がきっとくる。
そんな風に感じます。
【今日の一句】 「 ホタル籠(かご)から 自由の暗闇に 1匹向かった 」
【その他】 大蔵村に。 情報誌にあったので。
食べきれないと分かる量。 味噌だなって感じのいい味。 ひき肉いっぱい。

【記事の紹介】 300年前に植林した、大美輪の大杉。 小杉の大杉は、トトロの木。 トトロパン。~金山町・鮭川村~ 他 (2015/10/10)
【道の駅】 尾花沢
【明日の予定】 東沢バラ公園の開花を待っています。 今日5分咲き。 土曜日は雨。
見学は日曜日か。 満開の少し前の、新鮮な花を撮りたい。
※ 追記 東沢バラ園は一気に咲き始めた。 行って来ます。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
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面白いものが、見つかるか。
考えたことが1つ。(晩には調べて)
それは、江戸時代と明治時代、庶民(農民)はどっちが幸せだったのか。
どんな生活をしてたのかな~って、遠い昔に思いを馳せながら、
旧 矢作(やはぎ)家住宅を見学した。
(写真をクリックして一瞬で大きくならない時が。 再度開き直したら大丈夫な時があります。 改善に時間を)
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。

( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
新庄市。 尾花沢を過ぎてこの辺りで、最上川は向きを変える。 海の方に。


建物は、印から移築した。

受付が。 無料。 説明してくれる。

1700年代の中頃の建物。 重要文化財。 中門造り。(数日前に紹介)

普通の農民の家だけど、何かに組頭とあった。
※ 庄屋を助けるというか、普通より少し上の位置。
ちょっと大きめの、江戸時代後期の農民の家。
そんな押さえでいいよう。


入り口の左。 蓑(みの)がある。 かぶるのは無い。 雨や雪の時に。 右のように。(雪の蒲原)


昔は、家の周りに薬草。 基本は、自分で治すなんですね。 いくつかだけ。
オダマキは後で見る。(糸巻きに似ている。苧環)
5にギボンとある。 間違い。 ギボシ。 ギボウシ、擬宝珠とも。
腺病質は虚弱体質のこと。 これは、ギボウシの効能。

甘茶は一度紹介したことが。 ガクアジサイの一種からつくる。
高価だけど、東本願寺に近い美好園で安く売っている。
そして、弟切草。 オトギリソウ。 兄が弟を・・。 すごい名前。 もっと詳しく知りたい方は、ここ。


中に入る。 左に馬。


土間。 冬や雨の日は、ここで作業か。 普通、納屋もありますね。
庶民は、小さなカマドで煮炊き。

中学生の頃まで、こんなお風呂だった。 入ってみたい。 いろいろ展示。 さいごにまた。


説明があったけど、暗い中では読みにくい。 資料として載せます。
右は市のHPから。 一般農家の建物ということで、価値が。
普通残っているのは、大きく立派な家ばかり。


ここが茶の間。 正面に2畳の部屋。 奥に、1部屋。 その右に客室。


向こうに、客室。 普段は、寝室として使ってたよう。

戸の上に、般若の絵。 説明を聞いたけど、忘れた。(ボールペンを忘れてメモできない)
下の方に字があって、それで分かった。
隠明寺(おんみょうじ)家に伝わる凧だった。 縮小版。 魔除けかな。
薄暗い中で見たら、子どもは怖がる。


文化2年、この家にこのお触れ。 建てたのはその前と分かる、証拠。
※ この文書で、あることが分かります。
農民が本当に貧しかったら、下のようなのは造れない。
わざわざお触れを出すということは、みんな造っていたということですね。

※ 農民は、5割か6割の米を税として納めた。 大変なこと。
ところが、米以外の商品作物をつくっても、それからは取られなかったよう。
だから、出羽三山参りや伊勢参りなどが出来た。 講を作って何年かに1回。
これは、実質遊びの旅。
一応、客間。

ネットで調べたら、江戸時代と明治時代どっちが苦しかったかは、はっきりしない。
常識として残っているのは、江戸時代が苦しい。
でも最近は、逆でないかという考えが出てきている。
明治に入ったら、地主の策略で土地を奪われ、悲惨な状況が生まれる。
江戸時代の農民の生活はひどかったと、人々に意識を定着させたのは、明治政府のような。
明治がひどいから、そうした。
主人の寝室。 わら布団。
江戸時代は、ゴザの上で寝ていたよう。 掛け布団とかは無い。

二畳の部屋。 ここは若夫婦か。


説明には、虫かごとあった。 初めて見る。 調べてみたら、ホタルの虫かごだった。 すごいデザイン。
右写真は、ホタルが隙間から逃げた。(栃木県立博物館からお借り)
間もなく、ホタルの季節。 見たいな~。


1家族は10人ほど。 家長の場所は、左手前。
寒い時は、肩寄せ合っていろりを囲んだ。 煙い時は目をこすって。
今も時々火を燃やす。 屋根の茅(かや)をいぶして丈夫に。

焼いた魚は、干せば保存食。 燻製っぽい。 味噌汁の出汁にも使える。

旅してたら、農村歌舞伎があったりする。 ちゃんと文化があった。
生きるか死ぬかは、飢饉の時だけだったよう。
農民の生活は、教えられたより、もっと良かったのではと思い始めていた。

神棚。 左は、棟木。 改修した時のか。 一番古いのだったら、建築年代が書いてある。
※ 表には、右からこう書いてある。 火から守ってもらう神。 縁起のいい事が書いてある。
罔象女神(みずはのめのかみ)
奉 上棟天之御中主神家運長久栄昌守
五帝龍神(ごていりゅうじん)


田舎に行くと、集落がある。 その1つの集落が、だいたい江戸時代の村。
普通は、50~100戸程。 中心になって治めるのが、庄屋。
冬のうちに、みんな作っておく。


柱は斧や手斧(ちょうな)で削った。 変わったノコ。 太い木はこれで。 隙間にのこくずが。
下のまるいのには炭入れ。 右写真ので、稲からもみを取る。 千把扱(こ)き。


外を散歩。


煙り出しの穴ですね。 右写真の模様は、色々に見えてくる。 蛇の怨霊か。
(今日もひきそうになった。 無事に避けた。 3度目、気をつけよう)


石の形に、柱を。 オダマキ。


別方向から。

江戸時代、飢饉の時は確かに苦しかった。
でもそれ以外は、それなりに心豊かに暮らしていたような気がする。
明治以降、多くの若者が戦争で死んだ。
徳川幕府は、そんな馬鹿なことはしなかった。
そのこともあるから、江戸時代の庶民の生活は、明治よりは良かった。
この考えが定着する時がきっとくる。
そんな風に感じます。
【今日の一句】 「 ホタル籠(かご)から 自由の暗闇に 1匹向かった 」
【その他】 大蔵村に。 情報誌にあったので。
食べきれないと分かる量。 味噌だなって感じのいい味。 ひき肉いっぱい。


【記事の紹介】 300年前に植林した、大美輪の大杉。 小杉の大杉は、トトロの木。 トトロパン。~金山町・鮭川村~ 他 (2015/10/10)
【道の駅】 尾花沢
【明日の予定】 東沢バラ公園の開花を待っています。 今日5分咲き。 土曜日は雨。
見学は日曜日か。 満開の少し前の、新鮮な花を撮りたい。
※ 追記 東沢バラ園は一気に咲き始めた。 行って来ます。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)

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コメント
Re: タイトルなし
北海道の人間は、ゲンノショウコをよく聞きましたね。
サイト見せていただきました。
北海道の魅力は大きいですね。
道東が特に好きです。
サイト見せていただきました。
北海道の魅力は大きいですね。
道東が特に好きです。
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初めまして、迷ってここまで来ました。よろしくお願いします。
今日のテーマを限りなく追及する姿勢に感動しました。
写真をふんだんに使い解説、私説も交えて、面白く読ませて頂きました。家の周りに色んな薬草を植えていた。これは理解できますね。私の親父は農家上がりだったので、薬草にも食用にも強く、よく薬草の種類を叩き込まれたものです。
この中にゲンノショウコとドクダミが無いのが不思議でしたね。色々と勉強になりました。ありがとうございます。