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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

鳥海スカイラインは、鳥海山の中腹まで。
そこは登山口でも。   いい風景を見に行ってくる。

反対側に下りたら、秋田県。
道の駅 象潟(きさかた)でのんびり。

芭蕉の句に出てくる、中国の美女「西施」の像を見る。
 「 象潟や雨に西施がねぶの花 」

どうして芭蕉はこれが作れたかを、考えてみる。

(写真をクリックして一瞬で大きくならない時が。 再度開き直したら大丈夫な時があります。 改善に時間を)
     ※     ※     ※     ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に )

道の駅鳥海から象潟まで。
s-17年6月11日 (1)    s-17年6月11日 (2)

国道7から、鳥海ブルーラインに入った。
正面に鳥海山。  雲の中。  ・・・。

s-17年6月11日 (37)

大物忌神(おおものいみのかみ)社の中ノ宮。  自分の後に大平山荘。

s-17年6月11日 (9)

神社に着くまで。  少し。



ブルーラインの一番高い所。   鉾立(ほこだて)登山口。

s-17年6月11日 (3)

雲の中を走って、着いた。

s-17年6月11日 (39)

食堂はやっている。   8年前の秋、ここから登った。
頂上まで早くて4時間。  普通は5時間か。  朝から晩まで歩いた。  

駐車場の広さが、鳥海山の人気を表している。  苦労の大きい山だけど。

s-17年6月11日 (40)

鉾立までの動画。



以前撮った写真を紹介。  山はこう見える。

s-17年6月11日 (4)

頂上直下に、大物忌神(おおものいみのかみ)社。
山荘もある。  トイレもお店も。

みんなここで食事。  天気のいい日は、お祭りのように賑やか。

s-17年6月11日 (33)

20分ほどで頂上。 頂上から、もう1つの高い所を。   活火山だから、岩だらけ。

水の多くは、流れないで地下に。  湧水となって、恵みの水に。
下に、にかほ市。 象潟はそこに。

s-17年6月11日 (34)

鳥海山のすそ野は、日本海まで。    どこから見ても、姿のいい山。
車を停めて、写真。

s-17年6月11日 (10)

新潟県との県境方向。

s-17年6月11日 (12)

にかほ市。  向こうにこの後、行く。

s-17年6月11日 (13)

何かがあったので、見学。   右の地蔵さん。   ほっぺのふくらみは、飾りか。

s-17年6月11日 (14)    s-17年6月11日 (16)

昔は下から登って来た。 上の方に、霊峰神社があった。    
昭和30年頃には、まだあった。

距離が書いてない。  行けない。  晩に調べたら、700㍍程。

s-17年6月11日 (15)

上の説明にある金峰神社。  奈曽の白橋のそばにある、奈曽の白滝。
        奈曽の白滝 元滝伏流水  芭蕉追記   他  (2009/09/23)

s-17年6月11日 (6)    s-17年6月11日 (5)

山を下りて来たら、タヌキに会った。  逃げて行った。  キツネのようにこっちを向かない。

s-17年6月11日 (17)    s-17年6月11日 (18)    20081202192546_20170612104655e3c.gif

振り返って鳥海山。   海まで坂道。

s-17年6月11日 (19)

着きました。   道の駅象潟(きさかた)。  施設の大きさでは、日本トップクラス。  左奥、ず~と。

DSCF4641pppgggppp.jpg    s-17年6月11日 (20)

展望台から。   北方面。   日本海の荒波。  いつも。

s-17年6月11日 (23)

これが象潟の風景。    1804年に、土地が隆起した。
それまでは、海。    松島のように、島がいっぱいあった。   芭蕉はそれが見たくて来た。

西行も来ていたし。

s-17年6月11日 (24)

右の方。  芭蕉は、船に乗った。

s-17年6月11日 (25)

この風景だった。

s-17年6月11日 (28)    s-17年6月11日 (29)

さらに右。   森の中に蚶満(かんまん)寺。  ※ 記事は最後に紹介。
晴れてたら、右の写真。 

新幹線は、スーパーこまち。   秋田県は、何でも小町。 米だって銀行だって。
    小町伝説の里、湯沢雄勝(おがち)。  小町堂、他。~湯沢市~  他  (2013/7/9)

s-17年6月11日 (26)    s-17年6月11日 (30)

右遠くに島。  来年か再来年には行く。  下に、白い像。   西施像。

s-17年6月11日 (27)

芭蕉が、西施(せいし)を詠ったので、これがある。

  「象潟や雨に西施がねぶの花」   象潟での代表作。

西施の説明が。  敵国を滅ぼすために送られた。 「傾城(けいせい)」を調べると彼女の名が。

s-17年6月11日 (21)    s-17年6月11日 (22)

大変な美女。  洗濯していた彼女の足を、魚が見た。 見とれて、泳ぎを忘れた。
右は、Wikipediaの説明。   分かりやすい。

s-17年6月11日 (36)    s-17年6月11日 (35)

上の説明では、少し足りない。  相手の国を滅ぼして戻って来た。
でも、自分の国が不安だからと、殺された。  ※ 生き延びた話もあるけど。

s-17年6月11日 (7)

自分が分からないのは、どうして芭蕉は、上の歌を作れたか。
それが知りたく、調べてみた。

下は、奥の細道の、象潟での原文。
「雨も又奇也」とある。

これは、芭蕉が考えた言葉ではなく、中国の漢詩にある。

s-17年6月11日 (32)

下は、あるHPの解釈。  赤で囲まれた中国の漢詩に、「雨も又奇也」がある。
芭蕉は、この漢詩を知っていた。

s-17年6月11日 (31)

その漢詩が、下の。   一番上が原文。  その下は、読み方。  最後に、現代語訳。
なんてことない、西施が出てきている。

芭蕉は、ここ来る前から、象潟は中国の「西湖」に似ていると思っていた。
西施が、悲運の美女であることも知っていた。  心を寄せて。

たまたま雨だったので、「象潟や雨に西施がねぶの花」が生まれた。

  ※ 余談  自分の想像。 芭蕉はもし雨だったら、上の句にするんだって決めていたかも知れない。
        最上川の「五月雨を・・・」だって、そうかもしれない。
        中尊寺の「・・ふり残してや 光堂」だって。
   
s-17年6月11日 (8)

芭蕉は、誰よりも博識だったんですね。
だからつくれた。  やっと分かりました。

いつか鳥海山にもう一度登りますね。

【今日の一句】  「 感性だけでは つくれない句が・・」

【記事の紹介】  象潟や 雨に西施が ねぶの花   他 (2009/09/21)
         蚶満寺のある象潟は、奥の細道の最北の地。 雨に西施がねぶの花。~にかほ市~ 他 (2016/9/8)

         快晴の鳥海山でした。   他  (2009/09/20) 
         明日鳥海山へ   象潟    他  (2009/09/19)

         「象潟さんぽみち」を歩きました。  蚶満寺 追記   他  (2009/09/22)

【道の駅】   象潟

【明日の予定】   鳥海マリモを見に行く。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの
.記事)

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 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg     今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 鳥海ブルーライン。 雲の中を走る。 「象潟や雨に西施がねぶの花」、芭蕉はすべてを知って。~にかほ市~ 他 (2017/6/11)
  • 2017年06月12日 (月)
  • 10時32分51秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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