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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

石鎚山は、最後の最後が危険だった。
頂上近くには、まだ、アケボノツツジが咲いていた。
また、桜前線が本土最東端の根室にたどり着こうとする今、桜も咲いていた。
それは、花の小さな、イシヅチザクラだった。

石鎚山は愛媛県だけど、この辺りから南は、高知の方に川は流れている。


右下の、土小屋から登る。 頂上まで、3時間くらい。 
土小屋の標高は、1500㍍。 頂上との標高差は約500㍍。 大変ではない。

_MG_9301kokollok98.jpg

土小屋までは、石鎚スカイラインを走る。 7時にならないと、ゲートは開かない。

11年5月25日 (1)

土小屋の駐車場で朝食を食べ、弁当を作った。 おかずは卵焼きだけ。

駐車場から見た、石鎚山。 

11年5月25日 (2)

どこが頂上かは、あとで分かった。

11年5月25日 (3)

小さな祠が見える。

11年5月25日 (4)

駐車場の近くには、石鎚神社や宿泊施設があった。

登山口は、少し歩いた所にあった。
8時40分出発。 他の人は、みんな行ってしまった。 (車は、20台程)
頂上まで、4.6㌔㍍。

11年5月25日 (5)

登山道は、時々登りはあっても、平坦な部分も多く、休みを取らないで歩けた。
直ぐに見晴らしが良くなり、それが続いた。 尾根を歩いた。

11年5月25日 (6)

残雪。

11年5月25日 (7)

9時7分。 30分しか歩いていないのに、距離は全体の3分の1まで来た。

11年5月25日 (8)

見えた。 右に登山道が。

11年5月25日 (9)

頂上は、正面と思っている。 実際は少し右。

11年5月25日 (10)

今日はいい天気。 先日の雨が、空気の汚れを落とした。 気持ちいい。
上着は来てない。

11年5月25日 (11)

遠くの景色は、ずっと見えた。 

11年5月25日 (12)

急な登りが始まった。 木道が多くなった。

11年5月25日 (13)

雲海。 北の方向。

11年5月25日 (14)

避難小屋や神社が見えてきた。 ここは、山岳信仰の山だった。

11年5月25日 (15)

石鎚頂上舎と呼ばれる神社。

11年5月25日 (16)

一人なので、疲れたら少し休む。 だから、とことん疲れることはない。
※ 集団で登って、疲れたと言えなかったら、きっと辛い。

11年5月25日 (17)

木道の工事をしている人がいた。 ここまで、1時間半かかった。
挨拶の後、毎日登山ですね、と話しかけた。

11年5月25日 (18)

北から来る道が、表参道。 ここで合流。 少し上に、二の鎖小屋がある。

11年5月25日 (19)

ヘリコプターが、救助訓練をしていた。 
身を乗り出して探したり、人を吊り上げたり、していた。
下の方に、表参道が見える。

11年5月25日 (20)

面白いので、20分程ながめていた。 他の人達と一緒に。
エンストしたら終わり。 風が強いと、特に危険。

今なら怪我をしても、直ぐ愛媛の病院に運んでもらえると思った。

11年5月25日 (21)

神社までの、最後の登り。 鎖場があったが、行かなかった。
登山道があっても鎖場を作るのは、ここは修験の場、だからか。

11年5月25日 (22)

イシヅチザクラがあった。

11年5月25日 (24)

小さな花。 薄いピンク。 花が少し筒っぽい。
姫と云う名前を付ければ似合う、かわいい花だった。
※ 例えば、イシヅチヒメザクラ(石鎚姫桜)とか。

11年5月25日 (23)

上の花と、根室のチシマザクラが、5月の終わりに咲いている。  一緒に、桜のフィナーレを飾る。
下は根室の清隆寺のチシマザクラ。 今日。(北海道新聞)   若いころ、毎年見た。 大きな木がいっぱいある。

tisimazakurao90890o.jpg

石鎚頂上舎に着いた。 その前の広場。 ここは、弥山(みせん)と云う山の頂上。

11年5月25日 (25)

拝殿。 お参りした。

11年5月25日 (26)

向こうに見えるのが、石鎚山の最高峰、1982㍍。
頂上がこんな崖なのは、初めて。

11年5月25日 (27)

荷物を置いて、カメラだけを持って向かった。

ここを下りてきた。
ここが危険と、戻って来た人が言った。

危険な理由が分かった。 
易しいコースは右なのに、誰かが鎖を左にしていた。
左を下りると、鎖は途中まで。 そこから、右手前まで鎖は無い。 
ここで落ちたら大変。 細いロープは当てにならない。

用心して渡ったけど、まずい判断と思った。
もう一度戻って、鎖を右に垂らして下りればよかった。(右は、鎖がなくても何とかなる感じ)
戻る時は、鎖は、右になっていた。 誰かが直した。

鎖が垂れている方が、正規ルートと思った。
それが、失敗のもと。
ただ、この時学んだ「戻る」ということは、この後役だった。

11年5月25日 (28)

こんな道。 何とかなりそう。

11年5月25日 (29)

アケボノツツジ。 まだつぼみもあり、見頃。 この花は、祖母山で見た。 

11年5月25日 (30)

この辺りから、自信のある人は、好きな所を歩いていく。 

11年5月25日 (31)

手前が危険。 右に落ちたら大変。 

11年5月25日 (32)

この岩を真っ直ぐ行こうとしたが、危険に感じ、少し行って戻った。 下の迂回ルートを行った。

11年5月25日 (33)

迂回ルートは、木と岩の境にあった。 木につかまりながら登った。

11年5月25日 (34)

頂上が見えた。 右に転がっても大丈夫。 怪我ですむ。 左は、真っ逆さまの崖。

11年5月25日 (35)

やっと着いた。 頂上には、数名しか上がれない。 向こうは南。 

11年5月25日 (36)

周りは、知らない山ばかり。

11年5月25日 (37)

南方面。 四国カルストは向こう。 ※ 四国カルストから見た、石鎚方面。 この写真の右奥に石鎚山が

11年5月25日 (38)

北からの、表参道。

11年5月25日 (39)

向こうから来た。

11年5月25日 (41)

11年5月25日 (40)  11年5月25日 (42)

11年5月25日 (43)  11年5月25日 (44)

雲が多くなって来た。 天気は、下り坂。 この天気は、今週今日だけ。

11年5月25日 (45)

向こうの岩場に行く人もいた。

11年5月25日 (46)

アケボノツツジのつぼみ。

11年5月25日 (47)

神社に戻ってきた。 そこで、お弁当。
帰りは、どこも危険に感じなかった。
 
頂上の近くを撮影。 
手前の人は、崖の縁をずっと登って行った。

IMG_0484p0990.jpg

11年5月25日 (48)

下山開始。 午後1時26分。

11年5月25日 (49)

山芍薬(ヤマシャクヤク)だそう。 キンポウゲ科の仲間。 似た花が咲くのかな。

11年5月25日 (50)

一番後ろの人は一人。 長野から来ていた。
子供の頃、高知に住んでいたという。 母親と弟さんで高知に来た。

途中から2人になって、ずっとおしゃべり。 私と同じ年齢。

11年5月25日 (51)

11年5月25日 (52)

向こうの山を下りたら、駐車場。 あと少し。

11年5月25日 (53)

2時間ほどで、着いたようだ。
下の駐車場に、母親と弟さんが待っていた。 ※ 女性の方は、表参道から登って来ていた。
弟さんは、私の車を見て、ブログを読んでいた。
お礼を言って、お別れ。

私は、次の道の駅に向かった。 近道がないので大変。

ヘリでの救助訓練を見たが、石鎚山は滑落事故がたまにあっても不思議でない、そん感じがした。
今日は、大きな勉強をした。 「戻る」と云うこと。
そういう面で、いい日だった。





【道の駅】    木の香



【明日の予定】  午前中はブログ  午後、剣山に近づく途中、どこかを。

          
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  • 西日本の最高峰、石鎚山に登る ~頂上は大きな岩の先っぽだった~  他  (2011/5/25)
  • 2011年05月25日 (水)
  • 23時29分37秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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