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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

今日も、朝から雨が降った。
明日の天気がいいと分かっているので、登山は考えなかった。
松江市に向かって走った。


松江城は、三大湖城の一つだという。 濠(ほり)が、宍道湖とつながっているからか。 
              ※ 諏訪湖の高島城も、湖城。 (高島城の復元した城は、昔と違う。 ?。)

11年6月2日 (1)

ここから入る。 石垣は、自然石を使っている。 野良積みと云うそう。 

11年6月2日 (2)

この建物は、興雲閣。 明治天皇の宿泊場所として建てた。 でも、泊ることは無かった。

11年6月2日 (3)

30年くらい前に、一度来ている。

11年6月2日 (4)

秀吉、家康に仕えた、堀尾氏がつくった。
明治に入って、天守閣以外は、みんな壊された。
  ※ 城や寺は、いらないと考えた。 一部の者が、その考えを主導したのかな。

11年6月2日 (5)

一目、大きい。 板張りの黒が目立つ。 安定感があって、美しい。   ※ 黒くて美しいのは、松本城
 ※ 見えづらいが、板は横張り。 備中松山城は、縦に張ってあった。

11年6月2日 (6)

茶席があった。
あんたがたは、呼び込みかい、と言って、パチリ。 

11年6月2日 (7)

1階。 深い井戸があった。 

11年6月2日 (8)

柱など、ほとんどの物は、古い材料の感じがした。

11年6月2日 (9)

左の鎧が、後藤又兵衛のとあった。(そう伝えられている、ということで)

11年6月2日 (10)

この人。

gotoumatabei89799.jpg

後藤又兵衛には、面白い話がある。 豊臣秀頼と共に、生存説。
Wikipediaにはこう。(概略)

  大阪夏の陣で戦死した後藤又兵衛は影武者だった。
  大坂城落城の前に、豊臣秀頼を護衛し、真田幸村と共に、瀬戸内海から豊後国日出に上陸した。
  薩摩国の島津氏を頼りに、九州に来た。(計画していた)
  上陸後、秀頼一行との再会を誓い日田の地で別れた。

  又兵衛は、かつて黒田氏が中津を領していた頃の知人である女性・お豊のいる伊福の里に向かう。
  お豊や里の人々と平穏な日々を過ごしていたが、やがて秀頼の病死を知る。
  又兵衛は、豊臣家再興の夢が断たれた悲しみから、承応3年(1654年)1月29日、お豊の家で自刃した。

後藤又兵衛と伊福の里の紙芝居   

※ 後藤又兵衛は、鳥取と関わりがあるので、それであるのか。

義経他、色んな人の生存説がある。 どれかは、実際にあった。 そう思うかな。

城を作っている時、殿様の堀尾吉晴が、作業している人に、ふるまってる。 古い絵ではない。

11年6月2日 (11)

中は、5階。

11年6月2日 (12)

現存する天守は、全国に12しかない。 この城も、現存天守。 価値が高い。

ここを登ったら、最上階。

11年6月2日 (13)

四方が見渡せる。

11年6月2日 (14)

天気が良ければ、写真中央に、大山が見える。

11年6月2日 (15)

宍道湖(しんじこ)。 シジミで知られている。
 ※ 全国のシジミ漁獲量1万9295トン中、約39%の7500トンが、宍道湖産。(平成12年度)
  
11年6月2日 (16)

この城を作る時、石垣が崩れた。
工夫は人柱がなければ、石垣は完成しないと言った。

盆踊りを開催し、その中で最も美しく、もっとも踊りの上手な少女が生け贄にされた。
娘は踊りの最中にさらわれ、事情もわからず埋め殺されたという。
その後、城主に祟りがあった。

11年6月2日 (17)

お濠(ほり)が見える。

11年6月2日 (18)

11年6月2日 (19)

階段の手すりとかも古い。 グラグラしない。 堅い木で作られている。

11年6月2日 (20)

別の方向から。

11年6月2日 (21)

小泉八雲の旧居に向かった。 八雲が、この神社に散歩で良く来たという。

11年6月2日 (22)

船が、よく通る。

11年6月2日 (23)

ここが、旧居。
彼は、明治23年の4月から、1年3カ月ここに住む。

11年6月2日 (24)

彼の名前は、ラフカディオ・ハーン。 また、小泉八雲。
八雲は、「ハウン」と読め、「ハーン」となる。 これについては、調べたが分からない。

11年6月2日 (25)

高浜虚子の句があった。 この人は、どこにでも顔を出している。 よく見る。
「くわれもす 八雲旧居の 秋の蚊に」

11年6月2日 (26)



武家屋敷が並んでいる。

11年6月2日 (28)

ここの武家屋敷に入った。 こんな門が、長屋門。 ※ 長屋のような門。

11年6月2日 (27)

左の砂の山を刀で何回か切ると、刀が切れるようになるとあった。

11年6月2日 (29)

二百数十年を経ていると、説明にある。

11年6月2日 (30)

昔の物を展示。

11年6月2日 (31)

庭。

11年6月2日 (32)

いろんな提灯がある。

11年6月2日 (33)

駐車場に戻る途中、船が通った。

11年6月2日 (34)

天気は回復して来た。

11年6月2日 (35)

上だけ見えた。

11年6月2日 (36)

途中にあった、安来(やすぎ)駅。

11年6月2日 (37)

安来節は、この地で生まれた。

11年6月2日 (38)



※ 安来節の思い出

   私が、最初に赴任したのは、根室の幌茂尻小学校。
   お祭りの後とか、PTA会長さんのお家に、先生方みんな呼ばれた。
   会長さんは、いつも、安来節を踊った。 ザルを持って。
   カラオケとか無いから、伴奏なしで歌謡曲や民謡を歌った。

   その時の校長は、先日チシマザクラを紹介した、根室の清隆寺の住職さんのお兄さん。
   でも、3年目の時に、病気で亡くなった。
   私は4年生を担任しており、秋のある日、教室で「野ばら」をリコーダーで練習していた。
   演奏の途中、緊急のブザーが鳴って、職員室に行った。 亡くなったことを知らされた。
   
    「野ばら」は、リコーダーの3重奏。
     旅に出る時、物を整理していたら、練習風景を録音したテープだ出てきた。
    今、車に積んでいる。 カセットの機械がないので聞いてないが。
    35年前のこと。
    
    安来節を聞くと、楽しかった宴会を思い出す。
    野ばらは、悲しい思い出と重なる。

松江城は、残存天守の12の城の中でも、魅力は上位にあるように思う。
城があるということで、その街が、しっとりした感じになる。
本物の城の価値は、大きい。



【道の駅】  昨晩に同じ

【明日の予定】   大山に登る

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

松江城

松江城はきれいな城ですね。町並みがきれなので、城はよりきれいに見えます。以前から気になっていた町のひとつです。宍道湖、小泉八雲、武家屋敷……。旅人から好まれる要素を持っています。
美味しい食べ物は何ですか。シジミはあまりに有名ですが。他になにがあるでしょうか。ここに寅さんも来た事があるでしょうね。

Re: 松江城

松江は、魅力のある町です。
大山の山を一緒に下りた2人の女性は、2人とも鳥取県の人です。
こう言ってました。
鳥取市に行くことは滅多にないが、松江市にはよく行きますよ、って。
松江市のことを、いい街と言ってました。

松江市のとなりは、出雲市です。
この二つの町で、文化圏を作っているようです。 出雲文化圏。
出雲文化圏はの東の端は、鳥取県の5日に歩いた琴浦町と言われています。

普段の旅で、名物を探して食べようという発想は無いんですよ。
贅沢な旅ではないので。
松江では、何も食べていません。

魚を焼いたり煮たりした定食を食べることがあります。
普段食べられないので。





> 松江城はきれいな城ですね。町並みがきれなので、城はよりきれいに見えます。以前から気になっていた町のひとつです。宍道湖、小泉八雲、武家屋敷……。旅人から好まれる要素を持っています。
> 美味しい食べ物は何ですか。シジミはあまりに有名ですが。他になにがあるでしょうか。ここに寅さんも来た事があるでしょうね。

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  • 山陰で唯一残った、松江城   小泉八雲旧居 ~松江市~  明日、大山へ  他  (2011/6/2)
  • 2011年06月03日 (金)
  • 01時17分20秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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