絶壁な岩の横穴に、お堂があった。
どうやって造ったかも不思議だが、そこまで行く道がたいへん。
3年続けて、転落死亡事故が起きたそうだ。
一人なら入山禁止なので、他の人と一緒に登った。
大山を一緒に下った女の子たちが、一押しで勧めたのが、三徳山(みとくさん)。
危険だというのが、かえって魅力になっている。 不思議だ。
ここから、入って行く。
三徳山全景。(三徳山を世界遺産へのHPより)
谷川天狗堂と云う、お店。 帰りに寄ることになる。
山菜の下処理をしていた。
一番の山の上に、投入堂(なげいれどう)がある。
ここまでは、一人では許可が出ない。 一緒に行く人を探していた。
この人達と一緒に行くことに。 親子のよう。
受付で、400円を払った。
一番上に、三仏寺(さんぶつじ)があるが、途中に寺やお堂がいくつかある。
開山は、役(えん)の行者によるとなっている。 706年のこと。
役の行者が、3枚のハスの花びらを散らした。
1枚は四国の石鎚山、もう1枚は吉野に、後の1枚は三徳山。
三仏寺には、阿弥陀如来、大日如来、釈迦如来の3つの仏がある。 それで、三仏寺。
左が本堂。
本堂。
3仏ある。 毎朝の、ここでの読教は、何百年も続いている。
三徳山全景の看板があった。
登山事務所で、200円を払って受付。 靴の裏を見せて、登山開始時刻を書いた。
タスキも、もらった。
※ 靴が許可でなかったら、わらじを借りる。
ここが修験の道の入り口。
時々、このように根につかまりながら登った。
つかまる所があるのは、危険ではない。
どこにつかまって、どう登るかは、自分で考えなければならない。 むずかしくはない。
ここを登ったら、文殊堂。 後で知ったが、左にう回路があった。
文殊堂の周りは歩けるが、柵がない。 落ちたらきっと、助からない。
今地震が来たら大変だねと言って、撮影。
名前は分からない。
危険な場所にやってきた。
左に細く道が見える。 もしこれを行って、左に足を踏み外したら、数十㍍真っ逆さま。
事故があったと、小さな標示があった。
草や木の枝があるため、左が崖と分からない。
岩の上を通るが、ここで左に転がってもお終い。
三徳山の鎖やロープの付け方の特徴は、登るための鎖はあっても、転落防止の鎖やロープは無い。
だから、下に垂らした物がほとんんど。
この場所には、右側に、上と下と中間を固定したロープがあれば、事故は起きない。
上の写真の場所を、岩の向こうから撮影。 花があったので。
地蔵堂が見えた。 建物のほとんどが、国の重要文化財。
右の人達は、下りてきた。
男の人が、まだ若いから、危ないとこには行かないことにした、と言った。
お堂の周りには、行かなかったことを言っている。
鐘楼。 鐘の音がする直前。 深い谷に伝わって行った。 耳を澄ますと、いつまでも聞こえた。
納経堂、観音堂に着いた。
岩の中にある。
観音堂の後ろを通って、ここに出る。
この後、ちょっと行って右に曲がったら、投入堂が見えた。
見えた。 投入堂。 役の行者が、建物を投げ入れたので、こんな名前が付いた。
でも、実際、どうやって作ったかが不思議。
このお堂だけでないが、重たい材料を、どのように運んだのか。
昔は、お堂まで行けたけど、今はいけない。
来る人が多くなったことと、危険なことが、理由のよう。
私のいる場所は、安全。
でも、女の人がいる所の下には、向こうへの細い道があるだけ。(途中で通行禁止)
もし、女の人が左に転んで、細い道で止まれなかったら、ずっと下まで落ちていく。
危険な場所。
私は、男の人の所までしか行ってない。
建物への道は、建物と右の岩の間にある。
今日最後に会った、地元の男の人は、子供の頃よくここに来たと言った。
そして、屋根にも登ったと。 国宝の屋根に。
右の方に、向こうからの入り口が見える。
投入堂の本尊は、蔵王権現立像。(重要文化財)
今は、宝物殿にある。 下山した後、見た。
戻った。 登る時より、足場が見えずらい。
下る方が、たいへん。
六地蔵さんのうちの1つ。
山にはたくさんの地蔵さんがあったが、この一体は、とくにいい。
誰が彫ったか知らないが、この表情を作るのだから、たいいしたもんだ。
谷川天狗堂で、うどんを食べた。 久しぶりに、美味しいと思って食べた。
ランの一種、セッコクがあった。 きれいだ。
お店の旦那さんの趣味。
旦那さんは、山に山菜を採りに行くから、元気いっぱい。
(これらのことは、若奥さんが教えてくれた)
お店の裏から、文殊堂と地蔵堂が見えるって、旦那さんが連れて行ってくれた。
投入堂が見える場所を教えてくれた。 5分ほど歩いたら、見えた。 ※ 最初の地図にある。
山の上から、3つのお堂が見えると言うので、行こうとした。
写真の人が、草が伸びてて行かれない、と教えてくれた。
15分程、立ち話をした。
子供の頃、他にすることないから、投入れ堂によく行ったと言った。 屋根にも登ったと。
今年は雪が多かったと言った。 2㍍。
この地域は、谷が東西に深いので、冬の太陽は、ずっと山の陰と言った。
ここからも、見えた。
この池で、さっきの人は、ニジマスを飼っている。
今日は、こんなことが書いてあるのを、どこかで見た。
「人は人として、どう生きるかを教えてくれるのが、仏教」
ふ~ん、なるほどな、って思った。
そう言えば、震災の被災地の人が求めている物の一つに、考え方がある。
家族を亡くして、大事な人を失って、どう生きていけばいいか分からず、立ち上がれない人もいる。
本当に納得できるものは、きっとない。
でも、その考えで生きていくか、って云う物があれば、助かる。
長淵剛が、被災者に、こんな詩をプレゼントした。
仏教の教えに似ているかな。
三徳山は、危険だけど、魅力いっぱい。
でも、子供は、連れて行かない方がいい。
そんなところでした。
【道の駅】 神話の里白うさぎ
【明日の予定】 近くのどこか
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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どうやって造ったかも不思議だが、そこまで行く道がたいへん。
3年続けて、転落死亡事故が起きたそうだ。
一人なら入山禁止なので、他の人と一緒に登った。
大山を一緒に下った女の子たちが、一押しで勧めたのが、三徳山(みとくさん)。
危険だというのが、かえって魅力になっている。 不思議だ。
ここから、入って行く。

三徳山全景。(三徳山を世界遺産へのHPより)

谷川天狗堂と云う、お店。 帰りに寄ることになる。
山菜の下処理をしていた。

一番の山の上に、投入堂(なげいれどう)がある。
ここまでは、一人では許可が出ない。 一緒に行く人を探していた。
この人達と一緒に行くことに。 親子のよう。
受付で、400円を払った。

一番上に、三仏寺(さんぶつじ)があるが、途中に寺やお堂がいくつかある。

開山は、役(えん)の行者によるとなっている。 706年のこと。
役の行者が、3枚のハスの花びらを散らした。
1枚は四国の石鎚山、もう1枚は吉野に、後の1枚は三徳山。

三仏寺には、阿弥陀如来、大日如来、釈迦如来の3つの仏がある。 それで、三仏寺。
左が本堂。

本堂。

3仏ある。 毎朝の、ここでの読教は、何百年も続いている。

三徳山全景の看板があった。

登山事務所で、200円を払って受付。 靴の裏を見せて、登山開始時刻を書いた。
タスキも、もらった。
※ 靴が許可でなかったら、わらじを借りる。
ここが修験の道の入り口。

時々、このように根につかまりながら登った。

つかまる所があるのは、危険ではない。

どこにつかまって、どう登るかは、自分で考えなければならない。 むずかしくはない。

ここを登ったら、文殊堂。 後で知ったが、左にう回路があった。

文殊堂の周りは歩けるが、柵がない。 落ちたらきっと、助からない。

今地震が来たら大変だねと言って、撮影。

名前は分からない。

危険な場所にやってきた。
左に細く道が見える。 もしこれを行って、左に足を踏み外したら、数十㍍真っ逆さま。
事故があったと、小さな標示があった。
草や木の枝があるため、左が崖と分からない。
岩の上を通るが、ここで左に転がってもお終い。

三徳山の鎖やロープの付け方の特徴は、登るための鎖はあっても、転落防止の鎖やロープは無い。
だから、下に垂らした物がほとんんど。
この場所には、右側に、上と下と中間を固定したロープがあれば、事故は起きない。
上の写真の場所を、岩の向こうから撮影。 花があったので。

地蔵堂が見えた。 建物のほとんどが、国の重要文化財。

右の人達は、下りてきた。
男の人が、まだ若いから、危ないとこには行かないことにした、と言った。
お堂の周りには、行かなかったことを言っている。

鐘楼。 鐘の音がする直前。 深い谷に伝わって行った。 耳を澄ますと、いつまでも聞こえた。

納経堂、観音堂に着いた。

岩の中にある。

観音堂の後ろを通って、ここに出る。
この後、ちょっと行って右に曲がったら、投入堂が見えた。

見えた。 投入堂。 役の行者が、建物を投げ入れたので、こんな名前が付いた。
でも、実際、どうやって作ったかが不思議。
このお堂だけでないが、重たい材料を、どのように運んだのか。
昔は、お堂まで行けたけど、今はいけない。
来る人が多くなったことと、危険なことが、理由のよう。

私のいる場所は、安全。
でも、女の人がいる所の下には、向こうへの細い道があるだけ。(途中で通行禁止)
もし、女の人が左に転んで、細い道で止まれなかったら、ずっと下まで落ちていく。
危険な場所。
私は、男の人の所までしか行ってない。

建物への道は、建物と右の岩の間にある。

今日最後に会った、地元の男の人は、子供の頃よくここに来たと言った。
そして、屋根にも登ったと。 国宝の屋根に。
右の方に、向こうからの入り口が見える。

投入堂の本尊は、蔵王権現立像。(重要文化財)
今は、宝物殿にある。 下山した後、見た。

戻った。 登る時より、足場が見えずらい。

下る方が、たいへん。

六地蔵さんのうちの1つ。
山にはたくさんの地蔵さんがあったが、この一体は、とくにいい。
誰が彫ったか知らないが、この表情を作るのだから、たいいしたもんだ。

谷川天狗堂で、うどんを食べた。 久しぶりに、美味しいと思って食べた。

ランの一種、セッコクがあった。 きれいだ。
お店の旦那さんの趣味。
旦那さんは、山に山菜を採りに行くから、元気いっぱい。
(これらのことは、若奥さんが教えてくれた)

お店の裏から、文殊堂と地蔵堂が見えるって、旦那さんが連れて行ってくれた。

投入堂が見える場所を教えてくれた。 5分ほど歩いたら、見えた。 ※ 最初の地図にある。


山の上から、3つのお堂が見えると言うので、行こうとした。
写真の人が、草が伸びてて行かれない、と教えてくれた。
15分程、立ち話をした。
子供の頃、他にすることないから、投入れ堂によく行ったと言った。 屋根にも登ったと。

今年は雪が多かったと言った。 2㍍。
この地域は、谷が東西に深いので、冬の太陽は、ずっと山の陰と言った。
ここからも、見えた。

この池で、さっきの人は、ニジマスを飼っている。

今日は、こんなことが書いてあるのを、どこかで見た。
「人は人として、どう生きるかを教えてくれるのが、仏教」
ふ~ん、なるほどな、って思った。
そう言えば、震災の被災地の人が求めている物の一つに、考え方がある。
家族を亡くして、大事な人を失って、どう生きていけばいいか分からず、立ち上がれない人もいる。
本当に納得できるものは、きっとない。
でも、その考えで生きていくか、って云う物があれば、助かる。
長淵剛が、被災者に、こんな詩をプレゼントした。
仏教の教えに似ているかな。



三徳山は、危険だけど、魅力いっぱい。
でも、子供は、連れて行かない方がいい。
そんなところでした。
【道の駅】 神話の里白うさぎ
【明日の予定】 近くのどこか
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