秋山郷には、平家の落人伝説がある。
昭和の初め、この地を測量隊が訪れた。
村人から「源氏はまだ栄えているか?」と尋ねられた。
これが、逸話だったとしても、こんな話が生まれる程の秘境だった。
新潟側からも長野側からも隔絶され、自給自足の生活をしていた。
今でも、そこへの道は、深い谷の斜面にあるため、両側1車線以上の道はつくれない。
国道と言っても、舗装してある林道と同じだった。
秋山郷は、新潟県と長野県にまたがっていて、下の○の中。
国道405。 昨日も405。
道は、ヘビのよう。 動物を飲み込んだ所が太くなり、そこで、車はすれ違える。
カーブには鏡がある。 相手に分かりやすいように、ライトをつけて走った。
ここは、へいけ茶屋。 新潟県側の一番奥。 ここを過ぎたら、長野県。
峠を越えるわけではなく、同じ川(中津川)の上流が、隣の県。
だから、秋山郷の一番奥も、新潟県の奥という感じがする。
国道も、新潟県側からしかない。 秋山郷の奥で、国道も終わり。
茶屋の駐車場に車を停めたので、キノコ汁を食べた。
前倉橋。 中津川渓谷が続く。
長野県に入ってすぐ。 県境に滝がある。
じゃぶちのたき。
名前の由来を、一応紹介。
その昔、熊獲り名人が熊を追ってやってきた。
川にかけられた丸太の橋を渡った。
渡り終えて、後ろを振り向いた。
ところが、丸太と思ったのは、丸太でなく大蛇だった。
淵は、深い所だから、滝壺に近い所か。
いい紅葉になりそう。
上の方の、オレンジの○から、滝はスタートしている。
滝壺が、3つ見える。 高さは15㍍なんだが、もっと高いのではないかな。
滝から少し走った栄村の集落に、二十三夜塔があった。 ※ 関連ブログ 二十三夜待ち
二十三夜塔の隣は、庚申塔。 庚申塔(Wikipedia) 昔は、不思議な行事があった。 みんな信心深かった。
この集落の近くの谷底に、大きな集落があった。
そこに、昔、大秋山と呼ばれる集落があった。 秋山郷の名前の由来。
平家の落人は、南の草津側から、この辺りに逃げてきたようだ。(伝説)
落人というか残党の中心は、平勝秀という人物だが、この人がどういう人かは分からない。
上の集落の写真。(Wikipedia から)

疲れる運転が続いて、やっと終点の、切明(きりあけ)温泉に着いた。
雄川閣(ゆうせんかく)という温泉旅館。
大きな地図で見る
これが、面白そう。
橋を渡って行くのだが、間違って、こっちの橋を渡った。 スコップは、旅館で貸してくれた。
あの吊橋を渡ればよかった。
反対側の橋の下に、別のホテルが。
温泉は、川が右に曲がったすぐの所に。
この写真は、吊橋から撮影。
この時、女のひとが3人通った。(40代)
私が掘るから、入らないかい、と言ったが、恥ずかしいって、笑ってお終い。
ここです。 河原に掘った跡がいっぱい。 人もいっぱい。
ここは、熱くて入れない。
黄色の○の所を掘ることにした。
出来た。 まだ、少しに濁っている。
小さいので足湯。 「アッカムイの足湯」と、名付けた。
少しぬるいが、気持ちいい。 人は、誰もいなくなった。
遊びで、小さな小さな温泉。 これは、指湯。
最近、右手の人差指に、力が入らない。 温泉で、いつもマッサージ。
人差し指は、後ろ指を指す時に使う、大事な指。
戻って、雄川閣の温泉に入った。 湯船からお湯は、あふれ出ている。
ここにも足湯が。 一人で入っても、出会いの足湯にはならない。
元来た道を戻ることにしていた。
雄川閣で、林道を通って長野側に抜けれることが分かった。
一晩ここに停泊したかったが、雨が降り続いている。
土砂崩れがおっかない。
山の土が、水を満タンに含む前に動くことにした。
林道の割には、走りやすい。 正面に滝。
紅葉だ。
車の後ろに着いた。 走りやすい。 前の車が、露払い。
1時間以上走って、やっと家が見えた。
中野市。 長野市の市街地まで、20㌔程。 そういう場所に来ている。
放浪の旅の中で、今日が一番の秘境だったように思う。
今でも、冬は陸の孤島だ。
他との交流がない時代、若者はどんな青春時代を過したのでしょうね。
娘ざかりに、女の子たちは、ちゃんと化粧をできたのか。
何を楽しみに生きたのか、そんなことも、知りたいかな。
【道の駅】 北信州やまのうち
大きな地図で見る
【明日の予定】 まだ調べていない。
【今日の歌】 秋冬(YouTube) 木枯らしの情報が入ってkました。 季節の変わり目です。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、こちらです。
8,9月分だけ、タイトル一覧表が出来ています。
【ランキング】 国内旅行は 4位、 旅行全体で10位 です。 放浪の旅は、39位。
記事は役立ったでしょうか。
気に入った所などがありましたら、クリックをよろしく。
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※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
昭和の初め、この地を測量隊が訪れた。
村人から「源氏はまだ栄えているか?」と尋ねられた。
これが、逸話だったとしても、こんな話が生まれる程の秘境だった。
新潟側からも長野側からも隔絶され、自給自足の生活をしていた。
今でも、そこへの道は、深い谷の斜面にあるため、両側1車線以上の道はつくれない。
国道と言っても、舗装してある林道と同じだった。
秋山郷は、新潟県と長野県にまたがっていて、下の○の中。

国道405。 昨日も405。
道は、ヘビのよう。 動物を飲み込んだ所が太くなり、そこで、車はすれ違える。
カーブには鏡がある。 相手に分かりやすいように、ライトをつけて走った。

ここは、へいけ茶屋。 新潟県側の一番奥。 ここを過ぎたら、長野県。
峠を越えるわけではなく、同じ川(中津川)の上流が、隣の県。
だから、秋山郷の一番奥も、新潟県の奥という感じがする。
国道も、新潟県側からしかない。 秋山郷の奥で、国道も終わり。

茶屋の駐車場に車を停めたので、キノコ汁を食べた。
前倉橋。 中津川渓谷が続く。

長野県に入ってすぐ。 県境に滝がある。

じゃぶちのたき。

名前の由来を、一応紹介。
その昔、熊獲り名人が熊を追ってやってきた。
川にかけられた丸太の橋を渡った。
渡り終えて、後ろを振り向いた。
ところが、丸太と思ったのは、丸太でなく大蛇だった。
淵は、深い所だから、滝壺に近い所か。

いい紅葉になりそう。

上の方の、オレンジの○から、滝はスタートしている。
滝壺が、3つ見える。 高さは15㍍なんだが、もっと高いのではないかな。

滝から少し走った栄村の集落に、二十三夜塔があった。 ※ 関連ブログ 二十三夜待ち
二十三夜塔の隣は、庚申塔。 庚申塔(Wikipedia) 昔は、不思議な行事があった。 みんな信心深かった。

この集落の近くの谷底に、大きな集落があった。
そこに、昔、大秋山と呼ばれる集落があった。 秋山郷の名前の由来。
平家の落人は、南の草津側から、この辺りに逃げてきたようだ。(伝説)
落人というか残党の中心は、平勝秀という人物だが、この人がどういう人かは分からない。
上の集落の写真。(Wikipedia から)

疲れる運転が続いて、やっと終点の、切明(きりあけ)温泉に着いた。

雄川閣(ゆうせんかく)という温泉旅館。

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これが、面白そう。

橋を渡って行くのだが、間違って、こっちの橋を渡った。 スコップは、旅館で貸してくれた。

あの吊橋を渡ればよかった。

反対側の橋の下に、別のホテルが。

温泉は、川が右に曲がったすぐの所に。
この写真は、吊橋から撮影。
この時、女のひとが3人通った。(40代)
私が掘るから、入らないかい、と言ったが、恥ずかしいって、笑ってお終い。

ここです。 河原に掘った跡がいっぱい。 人もいっぱい。

ここは、熱くて入れない。

黄色の○の所を掘ることにした。

出来た。 まだ、少しに濁っている。
小さいので足湯。 「アッカムイの足湯」と、名付けた。

少しぬるいが、気持ちいい。 人は、誰もいなくなった。

遊びで、小さな小さな温泉。 これは、指湯。
最近、右手の人差指に、力が入らない。 温泉で、いつもマッサージ。
人差し指は、後ろ指を指す時に使う、大事な指。

戻って、雄川閣の温泉に入った。 湯船からお湯は、あふれ出ている。

ここにも足湯が。 一人で入っても、出会いの足湯にはならない。

元来た道を戻ることにしていた。
雄川閣で、林道を通って長野側に抜けれることが分かった。
一晩ここに停泊したかったが、雨が降り続いている。
土砂崩れがおっかない。
山の土が、水を満タンに含む前に動くことにした。
林道の割には、走りやすい。 正面に滝。

紅葉だ。

車の後ろに着いた。 走りやすい。 前の車が、露払い。

1時間以上走って、やっと家が見えた。

中野市。 長野市の市街地まで、20㌔程。 そういう場所に来ている。

放浪の旅の中で、今日が一番の秘境だったように思う。
今でも、冬は陸の孤島だ。
他との交流がない時代、若者はどんな青春時代を過したのでしょうね。
娘ざかりに、女の子たちは、ちゃんと化粧をできたのか。
何を楽しみに生きたのか、そんなことも、知りたいかな。
【道の駅】 北信州やまのうち
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【明日の予定】 まだ調べていない。
【今日の歌】 秋冬(YouTube) 木枯らしの情報が入ってkました。 季節の変わり目です。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、こちらです。
8,9月分だけ、タイトル一覧表が出来ています。
【ランキング】 国内旅行は 4位、 旅行全体で10位 です。 放浪の旅は、39位。
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コメント
信州
はじめまして!
毎日楽しく読ませて頂いています。
私も、キャンピングカー乗りです。
YMSのレジーナを所有しています。
息子が京都へ学生で行ってることもあり、行くときはブログで情報収集させてもらってます。
私は、信州の北信地方の須坂市に生息しています。
須坂市の 米子の大瀑布 は車を停めて少々歩きますがおすすめです。米子鉱山の跡地等がありまのでトレッキングにはいいと思いますよ。
土日は一般車両がはいれません。
湯っ蔵んど という温泉施設もありますので是非寄ってみて下さい。
メール頂ければ詳しくご説明しますよ!
毎日楽しく読ませて頂いています。
私も、キャンピングカー乗りです。
YMSのレジーナを所有しています。
息子が京都へ学生で行ってることもあり、行くときはブログで情報収集させてもらってます。
私は、信州の北信地方の須坂市に生息しています。
須坂市の 米子の大瀑布 は車を停めて少々歩きますがおすすめです。米子鉱山の跡地等がありまのでトレッキングにはいいと思いますよ。
土日は一般車両がはいれません。
湯っ蔵んど という温泉施設もありますので是非寄ってみて下さい。
メール頂ければ詳しくご説明しますよ!
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
須坂に行くことになりました。
須坂に行くことになりました。
Re: 信州
事情があって、群馬は変更になりました。
まら来年。
この後は、黒部に近づいていきます。
まら来年。
この後は、黒部に近づいていきます。
須坂市へようこそ
須坂市は、観光町 小布施 が有名なので影が薄いのです。
小布施町も 葛飾北斎 の町なので見所満載です。
須坂は 田中本家・臥竜公園の須坂市動物園・米子大瀑布は是非行ってみてください。
温泉もいっぱいありますよ。
おすすめは、高山村の 子安温泉 です。
是非入ってみては?
小布施には道の駅がありますので、そこに泊まればよいかと。県道の向かいには大きな公園もあります。
どこかで、お会いできたらうれしいですね。
目立たない町 須坂 ですけど楽しんでください。
小布施町も 葛飾北斎 の町なので見所満載です。
須坂は 田中本家・臥竜公園の須坂市動物園・米子大瀑布は是非行ってみてください。
温泉もいっぱいありますよ。
おすすめは、高山村の 子安温泉 です。
是非入ってみては?
小布施には道の駅がありますので、そこに泊まればよいかと。県道の向かいには大きな公園もあります。
どこかで、お会いできたらうれしいですね。
目立たない町 須坂 ですけど楽しんでください。
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この後は日本ロマンチック街道を通って群馬方面でしょうか。