名草(なぐさ)神社は、妙見(みょうけん)山の8合目にある。
朱い三重塔が見たい。
標高760㍍。 そこまでの道が心配だ。
市の商工観光課に、聞いた。
道は細いという。 バスは通れないが、マイクロバスなら何とか、と。
すれ違える場所はありますか、と聞いた。
そうしたら、相手の若い感じの女の子は、こう言った。
車通らないから、心配しないでいいですと。
その通りだった。 行き帰り、観光客の車とは、1台も出会わなかった。
駐車場からの道を、上がって行った。
この場所で、いい形で見えたら、と思った。 左に歌碑があった。
歌碑には、こうあった。
「妙見の雪に埋もれてひっそりと、生きづけるがに塔はあるもの」 ※ 「がに」は、ように、のような意味。
雪が降ったら、誰も来ないか。
作者は、富田砕花(さいか)。
調べたら、『全国中等野球大会行進歌』の作詞者だった。
この曲のメロディは、今も、高校野球の入場行進で使われている。
こんな詩。
左の建物に、「妙見の大杉の切り株」がある。
じゃまだなあ。 三重塔が美しく見えない。
この三重塔は、尼子氏が出雲大社に建て、後に、ここに移築したとある。
国の重要文化財。
朱色の塔は、いいですね。
高さ24㍍。 大きくは見えないけど、室生寺の五重塔よりは、大きい。 ※ 室生寺は、16㍍。
初層(1階)では、力士の彫刻が軒を支えている。
日本一高いところにある三重塔。 緑と一緒の方が、美しい。
昔、ここの神社が、出雲大社本殿を建てる時、妙見杉を提供した。
それで、出雲大社から三重塔を譲り受けた。
3層の屋根の下に、サルの彫刻があったのだが、写真を忘れた。
「見ざる、聞かざる、言わざる」の他に、「思わざる」があった。 小さく見える。
朱色の部分が、少し、輝かない。
神社全体の管理が十分でなく、三重塔も、よごれている。
※ 国宝の室生寺五重塔は、人気抜群。 管理も完璧。 スキが無い程、美しい。
本殿は、この上にある。
尻尾の青いトカゲがいた。
チョウと花。 いい組み合わせ。
三門と思ったら、拝殿だった。 拝むとこは、どこにもないが。
ここは、神社と云ってるが、お寺の雰囲気。
本殿。 建物はどれも、国の重要文化財。
拝殿の天井。
古いって、一目で感じる。 ※ 羽黒山の五重塔も、特にそう感じた。
彫刻が、すごい。 きっと、創建当時のまま。
社務所はあるが、誰もいない。 普段の管理はどうなっているのだろう。
ここでも、支えている。 力童子だそう。
鶴仙人。
名前は、分からない。
縁の下。 柱を少し、継ぎ足している。
本殿から、拝殿を。 江戸時代は、神仏習合だから、こんな建物があるのか。
神社なら普通、右の建物の後ろに、本殿がある。
三重の塔の近くに、こんな建物が。 荒れ放題。 残骸。
観光客にいっぱい来てもらって、儲けようと思ったのか。 これを取り除く余裕は、きっとない。
最後に、もう一枚。 余計な建物があるから、撮影ポイントは、何カ所もない。
これを発見。 やった、と大喜び。
モリアオガエルは、こんなの。 かわいい。 (Wikipediaより)
※ 昔、ある女(ひと)の娘さんが可愛かったので、「カエルのように可愛いいね」と、私は言った。
その人は、「カエルか~」って言って、喜ばなかった。
こんな道を。 何ぼ遠くても行く。
初めて見た。 感動。 木についてる、白い塊の中に、オタマジャクシがいる。
カエルの鳴き声も聞こえた。 後で確認したが、モリアオガエルの声だった。
時期が来たら、オタマジャクシは、下に落ちる。 下には必ず水。
3㍍程の高さ。 こんな所からダイブして、大丈夫かな。
感触は、「麩(ふ)」の感じ。
池の中には、サンショウウオがうじゃうじゃ。 落ちてくるのを、狙っているのか。
今落ちて来たら、みんな食べられてしまう。
枯れ枝に産んだ卵があった。 乾いた地面に落ちていた。
中をのぞいたら、オタマはいっぱいいた。 ふたをして、枝を水の上に置いた。
※ 夜に大雨になったので、池に出たかもしれない。
戻る途中、磨崖仏があった。
山の中腹に、小さな集落。
三重の塔自体は、美しいものでしたね。
どんなものでも、それを美しく見せるためには、周りが大事かな。
掃除とかの、手入れも。
いつか旅が終わって、することが無くなったら、ここに戻って来ましょうか。
三重の塔を、元の美しさに戻す。
そのための仕事をする。
草を刈ったり、木を剪定したり、石垣を直したり。 塔の掃除も。
※ 熊野の三重の塔(見える滝は、那智の滝)
【今日の歌】
【道の駅】 同じ ようか但馬蔵
【明日の予定】 雨なら、生野銀山か。 天気なら、山に入るかも。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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朱い三重塔が見たい。
標高760㍍。 そこまでの道が心配だ。
市の商工観光課に、聞いた。
道は細いという。 バスは通れないが、マイクロバスなら何とか、と。
すれ違える場所はありますか、と聞いた。
そうしたら、相手の若い感じの女の子は、こう言った。
車通らないから、心配しないでいいですと。
その通りだった。 行き帰り、観光客の車とは、1台も出会わなかった。
駐車場からの道を、上がって行った。
この場所で、いい形で見えたら、と思った。 左に歌碑があった。

歌碑には、こうあった。
「妙見の雪に埋もれてひっそりと、生きづけるがに塔はあるもの」 ※ 「がに」は、ように、のような意味。
雪が降ったら、誰も来ないか。
作者は、富田砕花(さいか)。
調べたら、『全国中等野球大会行進歌』の作詞者だった。
この曲のメロディは、今も、高校野球の入場行進で使われている。
こんな詩。

左の建物に、「妙見の大杉の切り株」がある。
じゃまだなあ。 三重塔が美しく見えない。

この三重塔は、尼子氏が出雲大社に建て、後に、ここに移築したとある。
国の重要文化財。

朱色の塔は、いいですね。

高さ24㍍。 大きくは見えないけど、室生寺の五重塔よりは、大きい。 ※ 室生寺は、16㍍。

初層(1階)では、力士の彫刻が軒を支えている。

日本一高いところにある三重塔。 緑と一緒の方が、美しい。

昔、ここの神社が、出雲大社本殿を建てる時、妙見杉を提供した。
それで、出雲大社から三重塔を譲り受けた。

3層の屋根の下に、サルの彫刻があったのだが、写真を忘れた。
「見ざる、聞かざる、言わざる」の他に、「思わざる」があった。 小さく見える。

朱色の部分が、少し、輝かない。
神社全体の管理が十分でなく、三重塔も、よごれている。

※ 国宝の室生寺五重塔は、人気抜群。 管理も完璧。 スキが無い程、美しい。
本殿は、この上にある。

尻尾の青いトカゲがいた。

チョウと花。 いい組み合わせ。

三門と思ったら、拝殿だった。 拝むとこは、どこにもないが。
ここは、神社と云ってるが、お寺の雰囲気。

本殿。 建物はどれも、国の重要文化財。

拝殿の天井。

古いって、一目で感じる。 ※ 羽黒山の五重塔も、特にそう感じた。

彫刻が、すごい。 きっと、創建当時のまま。

社務所はあるが、誰もいない。 普段の管理はどうなっているのだろう。

ここでも、支えている。 力童子だそう。

鶴仙人。

名前は、分からない。

縁の下。 柱を少し、継ぎ足している。

本殿から、拝殿を。 江戸時代は、神仏習合だから、こんな建物があるのか。

神社なら普通、右の建物の後ろに、本殿がある。

三重の塔の近くに、こんな建物が。 荒れ放題。 残骸。
観光客にいっぱい来てもらって、儲けようと思ったのか。 これを取り除く余裕は、きっとない。

最後に、もう一枚。 余計な建物があるから、撮影ポイントは、何カ所もない。

これを発見。 やった、と大喜び。

モリアオガエルは、こんなの。 かわいい。 (Wikipediaより)
※ 昔、ある女(ひと)の娘さんが可愛かったので、「カエルのように可愛いいね」と、私は言った。
その人は、「カエルか~」って言って、喜ばなかった。

こんな道を。 何ぼ遠くても行く。

初めて見た。 感動。 木についてる、白い塊の中に、オタマジャクシがいる。
カエルの鳴き声も聞こえた。 後で確認したが、モリアオガエルの声だった。

時期が来たら、オタマジャクシは、下に落ちる。 下には必ず水。

3㍍程の高さ。 こんな所からダイブして、大丈夫かな。

感触は、「麩(ふ)」の感じ。

池の中には、サンショウウオがうじゃうじゃ。 落ちてくるのを、狙っているのか。
今落ちて来たら、みんな食べられてしまう。

枯れ枝に産んだ卵があった。 乾いた地面に落ちていた。
中をのぞいたら、オタマはいっぱいいた。 ふたをして、枝を水の上に置いた。
※ 夜に大雨になったので、池に出たかもしれない。
戻る途中、磨崖仏があった。

山の中腹に、小さな集落。

三重の塔自体は、美しいものでしたね。
どんなものでも、それを美しく見せるためには、周りが大事かな。
掃除とかの、手入れも。
いつか旅が終わって、することが無くなったら、ここに戻って来ましょうか。
三重の塔を、元の美しさに戻す。
そのための仕事をする。
草を刈ったり、木を剪定したり、石垣を直したり。 塔の掃除も。
※ 熊野の三重の塔(見える滝は、那智の滝)
【今日の歌】
【道の駅】 同じ ようか但馬蔵
【明日の予定】 雨なら、生野銀山か。 天気なら、山に入るかも。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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