朝来(あさご)市と云えば、竹田城跡。
その町には、生野銀山があった。 石見銀山と共に、大きく栄えた時代があった。
この橋は、鋳物(いもの)で出来ている。 それで、鋳鉄橋(ちゅうてっきょう)。
名前は、神子畑(みこはた)にあるから、神子畑鋳鉄橋。
鋳物の鉄橋では、日本で一番古い。
重要文化財等、色々指定されている。
明治初期、この近くで採掘された銀などの鉱石を、生野の精錬所に運ぶため、作られた。
場所は、ここ。 右下に、生野が見える。
神子畑選鉱場の跡。 ここの鉱石を運ぶため、上の橋を作った。
明治に入っての生野の鉱山の開発は、フランスの技術によって行われた。
技師の家が、この家。 もとは、生野銀山にあった。 ここに移築。 ムーセ旧居となっていた。
雨が強いので、車の中から撮影。
上の橋が作られたのが、1885年(明治18)。
フランス人は、その前に来ている。
エッフェル塔が出来たのは1889年だから、当時フランスは、橋の工事でも、鉱山の採掘でも、高い技術を持っていた。
下は、生野銀山。
ここに生野銀山はあった。
正面の山の上で、銀の鉱脈が発見された。 平安時代辺り。
上から掘る、露天掘りで始まった。 その後、 穴を掘って。
山の中には、蟻の巣のように、坑道がある。 ※ 下関までの長さがあると。
見学できる道は、上の写真の左から入って、右から出てくる。 距離、1㌔㍍。
下は、明治時代の古い写真。
自然のままの岩。 観音岩と呼んでいた。
観音様の顔に見えた人には、いいことがある、と案内の人が云った。 私には、直ぐに見えた。
雨なので、中を先に見た。
太い坑道は、明治になって掘ったもの。
坑道を掘ると、江戸時代に掘った細い坑道に、直ぐにぶつかる。
細い坑道は、山のいたるところから、中に入って行った。 上とか中腹からが多い。
古い坑道は、他の鉱山と比べたら、細い。 それなりに広いのも作ったが。
お酒を熟成させていた。
明治に入って。 トロッコが走っていた。
鉱脈。 鉱脈を追っかけるように、山の中に穴を掘って行った。
岩を砕くのは、ダイナマイト。
鉱脈の層を見つけたら、そこを彫る。 掘った後は、このように。
この坑道は、実際に使われていた。 見えてくる細い穴も、観光のために掘ったのではない。
それが、いい。
湧水があった。 秀吉がここにきて、この水を飲んだと云う。
縦穴のエレベーターの巻上げ機。
斜面をワイヤーが向こうに行き、下に行く。 そこに、エレベーター。
穴は、下へ下へと行き、深さ800㍍まで掘った。
地下深くの気温は、30度以上ある。 今日歩いた所は、13度。
深くなると採算がとれなくなる。
外国から安い鉱石が入って来て、1973年閉山。 経営は、三菱だった。
山の中奥深く、菜種油の灯りで歩いた。 薄暗い。 不安。
鉱山で働く人の平均寿命は、きっと40歳以下。 肺をやられる。
普通の人でも、50歳はなかった時代。 ※ ちなみに、吉原の遊女は、22歳だったとか。
砕石して、火を使って鉛と混ぜて取り出して、最後に鉛と分ける。
大ざっぱには、こんな作業。
坑道から出て来たら、外は、蒸し風呂のようだった。
カメラはしばらく使えなかった。 曇って。
山の上に向かった。 左に、彫刻の跡。
露天掘りの跡。
山の斜面に、こんな入り口は、どこにでもあった。
1日の作業で、どれだけ掘れるんだろう。 1回ハンマーを打ちおろしても、岩は少し欠けるだけ。
左に坑道。 右の向こうに、掘った跡。 鉱脈があったので、露天掘り。
山を下りてきた。 向こうの穴は、出口。
資料館に行った。 昔の人の表情。
積んだ石の、昔と今を比べてみた。 トンネルは同じでいいですね。
機械を使ってるけど、初期の頃でしょうか。 マスクとか、してない。
石を砕いている。
蟻の巣のようの、掘った。
昔の絵。
1㌧の鉱石から、たったこれだけ。
昔の生野銀山。 昭和30年代には、1万人以上が住んでいた。
生野銀山で知ったことは、坑道は細かったこと。 太い所もあったが。
細い穴を、猫のように歩いた。 灯りが、うっかり消えたら、真っ暗。
働く人達は、不安だったろうな、と思う。
生野銀山は、よかったですね。
昔の姿を見せるという姿勢が、基本にあった。 満足。
【その他】 私は観光地のお土産屋さんには入らない。
でも、いろんな石があったので、ながめていた。
そうしたら、ブレスレットがあった。 1000円から、数万円。
宝石屋さんの感じで、展示していた。
気に入ったのが、4つあった。
店には、宝石に詳しい人がいた。 アドバイスをお願いした。
私には、これが似合うと、ある石のを勧めた。
勧めた理由は、適当ではなかった。
私の手首は、細く日に焼けている。
左手に、ブルーの時計をしている。
そんなので、判断したようだ。
ブルークリソコーラと云う石だった。
深く濃い、ブルー。 1万円はしない。
とても気に入っている。
【その他2】
晩に、仁を見てみた。 綾瀬はるかの演技も見たくて。
よかったですね。
演技してるというのを、忘れさせてくれた。
風の盆からもそうだったが、仁も、よく分からない映画。 面白いけど。
【道の駅】 あおがき
【明日の予定】 篠山市へ ※ 天気が心配
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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その町には、生野銀山があった。 石見銀山と共に、大きく栄えた時代があった。
この橋は、鋳物(いもの)で出来ている。 それで、鋳鉄橋(ちゅうてっきょう)。
名前は、神子畑(みこはた)にあるから、神子畑鋳鉄橋。
鋳物の鉄橋では、日本で一番古い。
重要文化財等、色々指定されている。
明治初期、この近くで採掘された銀などの鉱石を、生野の精錬所に運ぶため、作られた。

場所は、ここ。 右下に、生野が見える。
神子畑選鉱場の跡。 ここの鉱石を運ぶため、上の橋を作った。

明治に入っての生野の鉱山の開発は、フランスの技術によって行われた。
技師の家が、この家。 もとは、生野銀山にあった。 ここに移築。 ムーセ旧居となっていた。
雨が強いので、車の中から撮影。

上の橋が作られたのが、1885年(明治18)。
フランス人は、その前に来ている。
エッフェル塔が出来たのは1889年だから、当時フランスは、橋の工事でも、鉱山の採掘でも、高い技術を持っていた。
下は、生野銀山。

ここに生野銀山はあった。
正面の山の上で、銀の鉱脈が発見された。 平安時代辺り。
上から掘る、露天掘りで始まった。 その後、 穴を掘って。
山の中には、蟻の巣のように、坑道がある。 ※ 下関までの長さがあると。

見学できる道は、上の写真の左から入って、右から出てくる。 距離、1㌔㍍。
下は、明治時代の古い写真。

自然のままの岩。 観音岩と呼んでいた。
観音様の顔に見えた人には、いいことがある、と案内の人が云った。 私には、直ぐに見えた。

雨なので、中を先に見た。
太い坑道は、明治になって掘ったもの。
坑道を掘ると、江戸時代に掘った細い坑道に、直ぐにぶつかる。
細い坑道は、山のいたるところから、中に入って行った。 上とか中腹からが多い。
古い坑道は、他の鉱山と比べたら、細い。 それなりに広いのも作ったが。

お酒を熟成させていた。

明治に入って。 トロッコが走っていた。

鉱脈。 鉱脈を追っかけるように、山の中に穴を掘って行った。

岩を砕くのは、ダイナマイト。

鉱脈の層を見つけたら、そこを彫る。 掘った後は、このように。

この坑道は、実際に使われていた。 見えてくる細い穴も、観光のために掘ったのではない。
それが、いい。

湧水があった。 秀吉がここにきて、この水を飲んだと云う。

縦穴のエレベーターの巻上げ機。

斜面をワイヤーが向こうに行き、下に行く。 そこに、エレベーター。

穴は、下へ下へと行き、深さ800㍍まで掘った。
地下深くの気温は、30度以上ある。 今日歩いた所は、13度。
深くなると採算がとれなくなる。
外国から安い鉱石が入って来て、1973年閉山。 経営は、三菱だった。

山の中奥深く、菜種油の灯りで歩いた。 薄暗い。 不安。
鉱山で働く人の平均寿命は、きっと40歳以下。 肺をやられる。
普通の人でも、50歳はなかった時代。 ※ ちなみに、吉原の遊女は、22歳だったとか。

砕石して、火を使って鉛と混ぜて取り出して、最後に鉛と分ける。
大ざっぱには、こんな作業。

坑道から出て来たら、外は、蒸し風呂のようだった。
カメラはしばらく使えなかった。 曇って。
山の上に向かった。 左に、彫刻の跡。

露天掘りの跡。

山の斜面に、こんな入り口は、どこにでもあった。
1日の作業で、どれだけ掘れるんだろう。 1回ハンマーを打ちおろしても、岩は少し欠けるだけ。

左に坑道。 右の向こうに、掘った跡。 鉱脈があったので、露天掘り。

山を下りてきた。 向こうの穴は、出口。

資料館に行った。 昔の人の表情。

積んだ石の、昔と今を比べてみた。 トンネルは同じでいいですね。


機械を使ってるけど、初期の頃でしょうか。 マスクとか、してない。

石を砕いている。

蟻の巣のようの、掘った。

昔の絵。

1㌧の鉱石から、たったこれだけ。

昔の生野銀山。 昭和30年代には、1万人以上が住んでいた。


生野銀山で知ったことは、坑道は細かったこと。 太い所もあったが。
細い穴を、猫のように歩いた。 灯りが、うっかり消えたら、真っ暗。
働く人達は、不安だったろうな、と思う。
生野銀山は、よかったですね。
昔の姿を見せるという姿勢が、基本にあった。 満足。
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でも、いろんな石があったので、ながめていた。
そうしたら、ブレスレットがあった。 1000円から、数万円。
宝石屋さんの感じで、展示していた。
気に入ったのが、4つあった。
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私には、これが似合うと、ある石のを勧めた。
勧めた理由は、適当ではなかった。
私の手首は、細く日に焼けている。
左手に、ブルーの時計をしている。
そんなので、判断したようだ。
ブルークリソコーラと云う石だった。
深く濃い、ブルー。 1万円はしない。
とても気に入っている。

【その他2】
晩に、仁を見てみた。 綾瀬はるかの演技も見たくて。
よかったですね。
演技してるというのを、忘れさせてくれた。
風の盆からもそうだったが、仁も、よく分からない映画。 面白いけど。
【道の駅】 あおがき
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