古い建物、長い石段、興味深い歴史か伝説。
そんなのがあるお寺は、行ってみたい。
今日の摩尼寺(まにじ・まにでら)は、それらがそろっている。
小雨模様なので、傘をさして。
摩尼寺は鳥取城の北東に。
鬼門と呼ばれる場所に建ち、城を守っていた。
継子(ままこ)滝の伝説は、他とは違っていた。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に)
左下に鳥取城。

摩尼山の中腹に。

石段の手前に、数軒の茶屋。

展望台まで行って、戻った。 小雨とクマ(?)で。
ここは、大山、三徳山と並ぶ、天台宗の霊場だった。 ※ 2つは最後に紹介。
長い参道に多くの堂宇。

寺全体は元々は山頂付近にあった。 江戸時代の初めに、今の場所に。
建物は、江戸時代末期以降のもの。
多くの石仏群。 展望台からの見晴らし。
女性を救うことを目的に始まったので、摩尼寺と。

自然石の石段。 これが好き。 ※ 走って登れる体力を身に付けたい。

仁王門。

仁王像。 仁王門は、石段の下で見た説明には17世紀後半とあった。 Wikipediaはここの説明と同じ。

上に行く。

海老蔵がすましている。 ※ 京都でのお練りで見た。 中央付近に。
右写真は、斜面が崩れた。 ここ数年の豪雨災害は、過去になかったもの。

上がってきた。 間もなく333段。 正面に鐘楼。
右写真は山門。

本堂。 幕末に建てられた。
右写真について。 108観音霊場は、中国・四国・九州の観音霊場。
中国33観音には、最初に書いた三徳山の三仏寺や大山の大山寺も。
※ 他に2つ紹介。
坂と文学と映画の町、尾道を歩く。 千光寺。 文学記念室で林芙美子を。 浄土寺。~尾道市~ 他 (2016/11/11)
佛通寺の紅葉は、今が見頃。 曝凉(ばくりょう)展を初めて見学。~三原市~ 他 (2016/11/14)

本堂は、千徳殿とも呼ぶよう。 緑の扁額に。 彫物がよかったのに見忘れた。

下の左下が崩れていた。 今も似たように建っている。

本堂から振り返って、山門と鐘楼。
戦争が始まると、文化財はどうでもよくなる。
花の山から、花の奥から・・、の文がいいですね。
※ 花については、シャクヤクがあるというだけしか、分からない。
(深草少将が小町に届けた花でしたね。 最後の百日目に洪水の川に・・)

秀衡(ひでひら)杉。 平泉からここは遠いのに。
※ 秀衡は義経が好きだった。 義経は秀衡を信用し尊敬もしていた。
秀衡が亡くなって泰衡になったら、おかしくなった。 泰衡は頭が悪かった。
秀衡が生きていたら、義経と一緒に頼朝と戦った。
頼朝にとってそれは恐怖だった。

善光寺如来堂。 長野市の善光寺と同じで、戒壇巡りが出来る。(地下の暗い所を)

如来堂の裏から奥の院への道。

鳥取地震で倒れたそう。 雪もあるか。

こんな道を行く。 六角堂に向こうから上がってきた。

右写真に、奥の院が。

途中の展望台に。 海が見えた。 砂丘が見える。

鳥取砂丘。

鳥取の市街地の方かな。

クマに注意の看板を2回見た。
※ 鳥取県と岡山県の間の山にはクマが多い。
後山に登った時、自分から遠くない所で、数頭のクマが捕まった。
雨も降ってきたし、戻ることに。

人が来た。 美味しい山菜料理とか食べて参拝か。
この時急に、傘に当たる雨の音が大きくなった。

寺に説明は無かったけど、下の伝説が。
(元は、近くの寺の伝説だったよう。 だから、紹介しないのかな)
【継子落しの滝の伝説】 ※ お話はここのHPからお借り。
昔々の事。鳥取の近くに継子のある夫婦がありました。
いつの世でも、継子は随分いじめられましたが、この夫婦も例外ではありませんでした。
「ねえおまえさん、あの子を早く何とか始末しなければねえ・・・」
「そうだなあ、いい方法はないだろうか」
そんなある日の事でした。
夫婦は子供を呼んで言いました。
「今日は摩尼寺へ連れて行ってやろう」
「とても有り難いお寺だよ。 少し遠いけどしっかり歩くんだよ。 わかったねえ」
夫婦は無理やりに子供を促して出かけました。
覚寺村を抜けると坂道になり、透き通るような流れにそってタニウツギの花が綺麗に咲いていました。
滝のある所まで来た時でした。
「お前の手を出してごらん」
おかみさんは急に子供の手を広げて見ました。
手はそんなに汚れてはいませんでしたが、
「なんて汚い手だこと。 こんな手で拝んだら罰があたるよ。
さあ、そこの谷川の水で綺麗に洗いなさい」
と、子供を引きずるように滝の上の流れに立たせました。
子供は言われるままに小さな両手を丁寧にこすり、無心に洗っていました。
その時です。
おかみさんは子供の背中を滝壷めがけて、勢いよく突き落としてしまいました。
「アッ!おかあちゃんッ!」
子供が泣き叫ぶと同時に小さな体はしぶきをあげ、渦を巻いている滝壷の中に、まっさかさまに落ちてしまいました。
夫婦は互いに顔を見合わせて、苦笑いしました。
人通りもなく、誰もそれを見た者はありませんでした。
夫婦はそれっきり摩尼寺へは参らず、くるりと向きを変え急いで家へ帰っていきました。
とうとう厄介払いができたと家の戸を開けたとたん、子供の履いていた小さな草履が、
きちんと揃っているではありませんか。
まさかと思って部屋へ駆け上がってみると、
案の定滝壷にはまって死んだはずの子供が一足先に帰っていたのです。
それにしても、一体子供の命を救ったのは誰だったのでしょう。
きっと摩尼寺の帝釈天が身代わりになってやられたにちがいありません。
子供は、そのあくる日から夫婦の前から姿を消し、どこかへ行ってしまいました。
そんな事があってから、人々はその滝の事を「継子落しの滝」と呼ぶようになったといいます。
※ 家に戻っていた継子は、どんな素振りだったのでしょう。
何か言ったのでしょうか。
その辺の様子が上手に表現で来ていたら、物足りなさが消えますね。
下の伝説は、継子が滝に連れて来られたとき、継母の帯と自分の帯を結んだ。
継子を突き飛ばした時、継母も一緒に滝つぼに。
須木の山里を歩く。 ダム湖に架かる大つり橋。 悲しい伝説のままこ滝。 かじかの湯。~小林市~ 他 (2017/1/7)
【記事の紹介】
大山寺最古の阿弥陀堂 妖怪天井画の圓流院 石の大鳥居 ~大山町~ 他 (2011/6/1)
三徳山三仏寺投入堂 ~三朝町~ 他 (2011/6/7)
【道の駅】 神話の里「白うさぎ」
【明日の予定】 白兎神社など。
※ 都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。
(放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は3700ほど。)
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そんなのがあるお寺は、行ってみたい。
今日の摩尼寺(まにじ・まにでら)は、それらがそろっている。
小雨模様なので、傘をさして。
摩尼寺は鳥取城の北東に。
鬼門と呼ばれる場所に建ち、城を守っていた。
継子(ままこ)滝の伝説は、他とは違っていた。
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( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に)
左下に鳥取城。


摩尼山の中腹に。

石段の手前に、数軒の茶屋。


展望台まで行って、戻った。 小雨とクマ(?)で。
ここは、大山、三徳山と並ぶ、天台宗の霊場だった。 ※ 2つは最後に紹介。
長い参道に多くの堂宇。


寺全体は元々は山頂付近にあった。 江戸時代の初めに、今の場所に。
建物は、江戸時代末期以降のもの。
多くの石仏群。 展望台からの見晴らし。
女性を救うことを目的に始まったので、摩尼寺と。



自然石の石段。 これが好き。 ※ 走って登れる体力を身に付けたい。

仁王門。

仁王像。 仁王門は、石段の下で見た説明には17世紀後半とあった。 Wikipediaはここの説明と同じ。



上に行く。

海老蔵がすましている。 ※ 京都でのお練りで見た。 中央付近に。
右写真は、斜面が崩れた。 ここ数年の豪雨災害は、過去になかったもの。


上がってきた。 間もなく333段。 正面に鐘楼。
右写真は山門。


本堂。 幕末に建てられた。
右写真について。 108観音霊場は、中国・四国・九州の観音霊場。
中国33観音には、最初に書いた三徳山の三仏寺や大山の大山寺も。
※ 他に2つ紹介。
坂と文学と映画の町、尾道を歩く。 千光寺。 文学記念室で林芙美子を。 浄土寺。~尾道市~ 他 (2016/11/11)
佛通寺の紅葉は、今が見頃。 曝凉(ばくりょう)展を初めて見学。~三原市~ 他 (2016/11/14)


本堂は、千徳殿とも呼ぶよう。 緑の扁額に。 彫物がよかったのに見忘れた。


下の左下が崩れていた。 今も似たように建っている。

本堂から振り返って、山門と鐘楼。
戦争が始まると、文化財はどうでもよくなる。
花の山から、花の奥から・・、の文がいいですね。
※ 花については、シャクヤクがあるというだけしか、分からない。
(深草少将が小町に届けた花でしたね。 最後の百日目に洪水の川に・・)


秀衡(ひでひら)杉。 平泉からここは遠いのに。
※ 秀衡は義経が好きだった。 義経は秀衡を信用し尊敬もしていた。
秀衡が亡くなって泰衡になったら、おかしくなった。 泰衡は頭が悪かった。
秀衡が生きていたら、義経と一緒に頼朝と戦った。
頼朝にとってそれは恐怖だった。


善光寺如来堂。 長野市の善光寺と同じで、戒壇巡りが出来る。(地下の暗い所を)


如来堂の裏から奥の院への道。


鳥取地震で倒れたそう。 雪もあるか。


こんな道を行く。 六角堂に向こうから上がってきた。


右写真に、奥の院が。


途中の展望台に。 海が見えた。 砂丘が見える。


鳥取砂丘。

鳥取の市街地の方かな。

クマに注意の看板を2回見た。
※ 鳥取県と岡山県の間の山にはクマが多い。
後山に登った時、自分から遠くない所で、数頭のクマが捕まった。
雨も降ってきたし、戻ることに。


人が来た。 美味しい山菜料理とか食べて参拝か。
この時急に、傘に当たる雨の音が大きくなった。

寺に説明は無かったけど、下の伝説が。
(元は、近くの寺の伝説だったよう。 だから、紹介しないのかな)
【継子落しの滝の伝説】 ※ お話はここのHPからお借り。
昔々の事。鳥取の近くに継子のある夫婦がありました。
いつの世でも、継子は随分いじめられましたが、この夫婦も例外ではありませんでした。
「ねえおまえさん、あの子を早く何とか始末しなければねえ・・・」
「そうだなあ、いい方法はないだろうか」
そんなある日の事でした。
夫婦は子供を呼んで言いました。
「今日は摩尼寺へ連れて行ってやろう」
「とても有り難いお寺だよ。 少し遠いけどしっかり歩くんだよ。 わかったねえ」
夫婦は無理やりに子供を促して出かけました。
覚寺村を抜けると坂道になり、透き通るような流れにそってタニウツギの花が綺麗に咲いていました。
滝のある所まで来た時でした。
「お前の手を出してごらん」
おかみさんは急に子供の手を広げて見ました。
手はそんなに汚れてはいませんでしたが、
「なんて汚い手だこと。 こんな手で拝んだら罰があたるよ。
さあ、そこの谷川の水で綺麗に洗いなさい」
と、子供を引きずるように滝の上の流れに立たせました。
子供は言われるままに小さな両手を丁寧にこすり、無心に洗っていました。
その時です。
おかみさんは子供の背中を滝壷めがけて、勢いよく突き落としてしまいました。
「アッ!おかあちゃんッ!」
子供が泣き叫ぶと同時に小さな体はしぶきをあげ、渦を巻いている滝壷の中に、まっさかさまに落ちてしまいました。
夫婦は互いに顔を見合わせて、苦笑いしました。
人通りもなく、誰もそれを見た者はありませんでした。
夫婦はそれっきり摩尼寺へは参らず、くるりと向きを変え急いで家へ帰っていきました。
とうとう厄介払いができたと家の戸を開けたとたん、子供の履いていた小さな草履が、
きちんと揃っているではありませんか。
まさかと思って部屋へ駆け上がってみると、
案の定滝壷にはまって死んだはずの子供が一足先に帰っていたのです。
それにしても、一体子供の命を救ったのは誰だったのでしょう。
きっと摩尼寺の帝釈天が身代わりになってやられたにちがいありません。
子供は、そのあくる日から夫婦の前から姿を消し、どこかへ行ってしまいました。
そんな事があってから、人々はその滝の事を「継子落しの滝」と呼ぶようになったといいます。
※ 家に戻っていた継子は、どんな素振りだったのでしょう。
何か言ったのでしょうか。
その辺の様子が上手に表現で来ていたら、物足りなさが消えますね。
下の伝説は、継子が滝に連れて来られたとき、継母の帯と自分の帯を結んだ。
継子を突き飛ばした時、継母も一緒に滝つぼに。
須木の山里を歩く。 ダム湖に架かる大つり橋。 悲しい伝説のままこ滝。 かじかの湯。~小林市~ 他 (2017/1/7)
【記事の紹介】
大山寺最古の阿弥陀堂 妖怪天井画の圓流院 石の大鳥居 ~大山町~ 他 (2011/6/1)
三徳山三仏寺投入堂 ~三朝町~ 他 (2011/6/7)
【道の駅】 神話の里「白うさぎ」
【明日の予定】 白兎神社など。
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