朧月夜を初め、信州からは多くの唱歌(名歌)が生まれている。
その大きな要因は、高野辰之と中山晋平がいたからだった。
今日知ったことだが、その二人ともが、中野市の出身だった。
※ さらに、この町からは、久石譲も出ていた。
中山晋平記念館の場所はここ。 長野市に近い。
※ 高野辰之記念館は、一昨年行っている。
記念館は、花に囲まれていた。
新平の像があった。
前半を読むと、新平の大まかな一生が分かる。
島村抱月の書生となったことが、人生を切り開くことになって行く。
記念館の中は撮影できなかった。(パンフレットより)
この部屋で、20分程の映画を見た。 新平の一生を。
楽譜や手紙などの資料が展示。
新平。
向こうに行くと、資料館の入り口。 右に、カチューシャの像。
カチューシャは、トルストイの長編小説『復活』の中に出てくる、女性の名前。
※ この名前は、エカテリーナと云う名前を親しく呼ぶ時の、短縮形だと云う。
※ あらすじはこうです。(Wikipedia)
若い貴族ネフリュードフは殺人事件の裁判に陪審員として出廷するが、被告人の一人である若い女を見て驚く。
彼女は、彼がかつて弄んで捨てた、下女カチューシャその人だった。
彼女は彼の子供を産んだあと、そのために娼婦に身を落とし、ついに殺人に関わっていた。
カチューシャが殺意をもっていなかったことが明らかとなり、本来なら軽い刑罰で済むはずだったのだが、手違いでシベリアへの徒刑が宣告されてしまう。
ネフリュードフはここで初めて罪の意識に目覚め、恩赦を求めて奔走し、ついには彼女とともに旅して彼女の更生に人生を捧げる決意をする。
いい表情ですね。 悲しみの中にいて、人間の尊厳を失っていない。 そんな感じでしょうか。
※ 岩手県立美術館で見た、クラムスコイの忘れえぬ女(ひと)を思い出します。
島村抱月と女優の松井須磨子は、芸術座を旗揚げする。 最初に演じたのが、上に書いた「復活」。
カチューシャを須磨子が演じた。
その中で、歌った歌が「カチューシャの唄」。
楽譜の装丁は、竹久夢二。
日本で最初のヒット曲は、この曲と言われている。 新平の作曲。 ※ この後の曲も、全て新平の。
下をクリックすると、聞けます。
松井須磨子が歌った歌に、「ゴンドラの歌」もある。 作詞は、吉井勇。
芸術座第5回公演『その前夜』の劇中歌として生まれた。
下のは、鮫島有美子の。 いい詩ですよ。 若い女性を強く励ましている。 そんなように思う。
これは、森繁久弥。 間奏で佐藤春夫の詩を言っている。 ただたまゆらの・・・って。
「ゴンドラの歌」について、詳しくはここにあります。(二木紘三のうた物語)
※ 松井須磨子は島村抱月が好きだった。 不倫。 最後は悲しい運命。 それについてもあります。
右から2番目の木は、「銀座の柳」。
映画「東京行進曲」の主題歌の中に、銀座の柳は出てくる。
作詞は、西條八十。
歌ったのは、佐藤千夜子。 日本の映画主題歌、第一号。
シャボン玉の像があった。
作詞は、野口雨情。 この人とのコンビの歌がいっぱいある。 いい歌が多い。 あの町この町、波浮の港など。
シャボン玉。 歌詞の意味について、色々言われているが、誰もが認める定説はない。
※ 所ジョージは、「屋根も飛んでしまった」と解釈した。 お遊び。
この歌に似ていると云われている。 新平は、間違いなくこの歌を聴いてましたね。
脳裏のどこかにきっとあった。
北原白秋。
いい歌ですよ。 YouTubeにはなかった。
下をクリックすると、流れます。
上の歌は、大正の中頃に作られたと云われている。
白秋は、その少し前の大正5年、江口章子と結婚している。
彼女の童謡を作る力は、白秋よりは上だった。
下の詩は、江口章子のもの。
白秋は、江口章子の影響を強く受け、上の歌を作ることができた。 そう思うかな。
※ 一緒になった大正5年頃は、白秋はまだ売れていなかった。
【丘の春】
こゝはふるさと 丘の春
玉虫とびて わかき日の
夢青々と 光るなり
吾が父母の 眠ります
丘もつづくに 玉虫の
虹の色して とび去るを
草笛さみし 春の丘
下は、生家。 資料館の裏にある。
中山晋平は、人との出会いの中で、世界が広まって行った。
あの歌も中山晋平のか、というのが多くある。
中山晋平の歌を、いくつか紹介しました。
【道の駅】 クロス10十日町
※ 中山晋平は、十日町小唄もつくっている。
【明日の予定】 エアコンの調子が変なので、工場で見てもらう。
午後から、奥只見の方に向かう。
※ 車の排気ガスの関係に問題が起きて、トヨタの工場に入った。
とりあえず直った。 いつか、根本的に直す必要も。
電気系統を、いろいろしているうちに、エアコンが調子悪くなった。
その前から、完璧ではなかった。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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その大きな要因は、高野辰之と中山晋平がいたからだった。
今日知ったことだが、その二人ともが、中野市の出身だった。
※ さらに、この町からは、久石譲も出ていた。
中山晋平記念館の場所はここ。 長野市に近い。
※ 高野辰之記念館は、一昨年行っている。
記念館は、花に囲まれていた。

新平の像があった。

前半を読むと、新平の大まかな一生が分かる。
島村抱月の書生となったことが、人生を切り開くことになって行く。

記念館の中は撮影できなかった。(パンフレットより)
この部屋で、20分程の映画を見た。 新平の一生を。

楽譜や手紙などの資料が展示。

新平。

向こうに行くと、資料館の入り口。 右に、カチューシャの像。

カチューシャは、トルストイの長編小説『復活』の中に出てくる、女性の名前。
※ この名前は、エカテリーナと云う名前を親しく呼ぶ時の、短縮形だと云う。
※ あらすじはこうです。(Wikipedia)
若い貴族ネフリュードフは殺人事件の裁判に陪審員として出廷するが、被告人の一人である若い女を見て驚く。
彼女は、彼がかつて弄んで捨てた、下女カチューシャその人だった。
彼女は彼の子供を産んだあと、そのために娼婦に身を落とし、ついに殺人に関わっていた。
カチューシャが殺意をもっていなかったことが明らかとなり、本来なら軽い刑罰で済むはずだったのだが、手違いでシベリアへの徒刑が宣告されてしまう。
ネフリュードフはここで初めて罪の意識に目覚め、恩赦を求めて奔走し、ついには彼女とともに旅して彼女の更生に人生を捧げる決意をする。
いい表情ですね。 悲しみの中にいて、人間の尊厳を失っていない。 そんな感じでしょうか。
※ 岩手県立美術館で見た、クラムスコイの忘れえぬ女(ひと)を思い出します。

島村抱月と女優の松井須磨子は、芸術座を旗揚げする。 最初に演じたのが、上に書いた「復活」。
カチューシャを須磨子が演じた。


その中で、歌った歌が「カチューシャの唄」。
楽譜の装丁は、竹久夢二。


日本で最初のヒット曲は、この曲と言われている。 新平の作曲。 ※ この後の曲も、全て新平の。
下をクリックすると、聞けます。

松井須磨子が歌った歌に、「ゴンドラの歌」もある。 作詞は、吉井勇。
芸術座第5回公演『その前夜』の劇中歌として生まれた。
下のは、鮫島有美子の。 いい詩ですよ。 若い女性を強く励ましている。 そんなように思う。
これは、森繁久弥。 間奏で佐藤春夫の詩を言っている。 ただたまゆらの・・・って。
「ゴンドラの歌」について、詳しくはここにあります。(二木紘三のうた物語)
※ 松井須磨子は島村抱月が好きだった。 不倫。 最後は悲しい運命。 それについてもあります。
右から2番目の木は、「銀座の柳」。

映画「東京行進曲」の主題歌の中に、銀座の柳は出てくる。

作詞は、西條八十。
歌ったのは、佐藤千夜子。 日本の映画主題歌、第一号。

シャボン玉の像があった。

作詞は、野口雨情。 この人とのコンビの歌がいっぱいある。 いい歌が多い。 あの町この町、波浮の港など。

シャボン玉。 歌詞の意味について、色々言われているが、誰もが認める定説はない。
※ 所ジョージは、「屋根も飛んでしまった」と解釈した。 お遊び。
この歌に似ていると云われている。 新平は、間違いなくこの歌を聴いてましたね。
脳裏のどこかにきっとあった。
北原白秋。

いい歌ですよ。 YouTubeにはなかった。
下をクリックすると、流れます。

上の歌は、大正の中頃に作られたと云われている。
白秋は、その少し前の大正5年、江口章子と結婚している。
彼女の童謡を作る力は、白秋よりは上だった。
下の詩は、江口章子のもの。
白秋は、江口章子の影響を強く受け、上の歌を作ることができた。 そう思うかな。
※ 一緒になった大正5年頃は、白秋はまだ売れていなかった。
【丘の春】
こゝはふるさと 丘の春
玉虫とびて わかき日の
夢青々と 光るなり
吾が父母の 眠ります
丘もつづくに 玉虫の
虹の色して とび去るを
草笛さみし 春の丘
下は、生家。 資料館の裏にある。

中山晋平は、人との出会いの中で、世界が広まって行った。
あの歌も中山晋平のか、というのが多くある。
中山晋平の歌を、いくつか紹介しました。
【道の駅】 クロス10十日町
※ 中山晋平は、十日町小唄もつくっている。
【明日の予定】 エアコンの調子が変なので、工場で見てもらう。
午後から、奥只見の方に向かう。
※ 車の排気ガスの関係に問題が起きて、トヨタの工場に入った。
とりあえず直った。 いつか、根本的に直す必要も。
電気系統を、いろいろしているうちに、エアコンが調子悪くなった。
その前から、完璧ではなかった。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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