山頭火には生活力がない。
いつでも酒は飲みたい。 時には浴びるほど。
そんな山頭火だが、俳句を作ることだけは手を抜かなかった。
気が付いたら朝。 珍しくない。
命を削るように句をつくった。
山頭火の句には魅力がある。
それがあるから、周りは面倒をみた。
多くの人の世話になって、其中庵(ごちゅうあん)で6年ほど暮らした。
命尽きる数年前のこと。 (写真は3日に撮影)
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に)
場所は、山口市小郡(おごおり)。

ナビで行かないと分かりにくい。 案内を見つけたら楽。

駐車場があって休憩所。 写真のあるちょっとした資料館。 最後に行く。
句碑があった。 「母よ うどんそなへて わたくしもいただきます 山頭火」 ※ 母の47回忌。
山頭火が子供のころ、母親は亡くなる。
彼の心に中に、いつも母親がいた。 今は、自分より若くなった母が。

反対側に其中庵。

設計図があったので、それを元に復元。
オゴオリザクラのことが。 八重のヤマザクラ。 ※ 八重は開花が少し遅いかな。

庭の奥に井戸。 後で、水汲みの写真を見る。
説明に3句。

家の前から、井戸方向を。 句碑がある。

「はるかぜの はちのこひとつ 山頭火」
※ 説明に大山澄太とある。 山頭火を世に出すために、大きな働きをした。

「俳人種田山頭火其中庵」とある。

見取り図の他に写真もあったので復元できた。
昭和7年9月から昭和13年10月まで。 家が傷んで引っ越し。
ここで多くの本が完成。
自分は昔、草木塔を何度も読んだ。 100円ショップで買った。

庵の中。 土間があって。 ここで6年間生活。
終の住家と考えて、きっと住み始めた。 命が長いとは思ってない。

奥に三畳間。 この広さがあれば十分。 ※ 関係ないけど、自分は6畳一間かな。
米と味噌があれば、生きていけると思っていたでしょうね。
ここから、托鉢に出かける。
冬の暖房は何でしょう。 火鉢に炭か。 囲炉裏はない。 冬は寒い。

休憩所に来た。 管理人はいない。 電気を点けて見学。

其中庵の本物は、茅葺だった。 何を思っている表情でしょう。 精神を病むことも。

色んな写真が。 左写真に、「うれしいことも かなしいことも 草しげる」

彼の俳人仲間。 支えた人たちでも。

50才を過ぎて。 (58才まで生きる)

水を汲んでいる。

大山澄太は、山頭火の魅力を知っていた。 彼に関わる本をいっぱい出す。 世に出す。

其中庵は、丘の上にあった。

彼は、ここの後は湯田温泉、最後は松山市に。
山頭火への評価は、大きくなり続けているように感じます。
彼の句に魅力を感じる人が多い。
句碑は、芭蕉の次に多いのでは。
其中庵で生まれた草木塔に、下の句がある。
※ 山頭火は東北を旅した時に、草木塔を知りましたね。 きっと。
米沢地方に多い。 草・木・虫に感謝。 日本の自然との共生の原点の考え。
「分け入っても 分け入っても 青い山」
「まっすぐな道で さみしい」
「窓あけて 窓いっぱいの春」
「また見ることもない山が 遠ざかる」 長い命でないと知って。
「酔うては こほろぎと寝ていたよ」
「ぬいてもぬいても 草の執着をぬく」
「ふくろうはふくろうで わたしはわたしで ねむれない」
【記事の紹介】
国宝 瑠璃光寺五重塔は、いつ見ても美しい ~山口市~ Mot Coi Di Ve - Trinh Cong Son 他 (2012/4/20)
※ 国宝の五重塔は13。 その中でも特に好き。
可愛くて美しいのは、飛びぬけて室生寺の五重塔。
室生寺五重塔は新緑に映えていた。 とびきり美しい十一面観音菩薩立像。 長い石段の上に奥の院。~宇陀市~ 他 (2018/4/5)
時代を行き抜いてきたなって感じさせるのは、羽黒山五重塔。
【記事の紹介】 山頭火の記事をいくつか。
淵崎を歩く。(尾崎放哉、西光寺三重塔、迷路のまちの灯篭 他)~土庄町~ 他 (2012/12/13)
山頭火の終の住処となった 一草庵~昭和14年の暮から翌年の10月11日迄 松山市~ 他 (2011/2/11)
瑠璃光寺五重塔 湯田温泉 ~山口市~ 他 (2010/5/6)
昭和5年の旅は下に。 九州の西の方を。
いで湯の郷、京町温泉。 京町銀天街。 山頭火が、いい歌を残す。~えびの市~ 他 (2015/1/23)
山頭火が愛した、日奈久温泉。 宿泊した木賃宿、織屋。 ばんぺい湯、他。~八代市~ 他 (2014/12/8)
源泉かけ流し・炭酸泉で人気の、長湯温泉 ~竹田市~ 鈴木一平「水鏡」 他 (2012/4/2)
志布志の歴史を散歩 山頭火句碑 ダグリ岬 ~志布志市~ さくら(森山直太朗) 他 (2012/3/14)
糸田は、山頭火が緑平さんを頼り、また陽水が育った町だった。~福岡県のほぼ中央、糸田町~ (2010/4/25)
高座右寺 山頭火遊歩道 鏡山大神社 ~香春町を歩く~ 他 (2010/4/23)
湯平温泉 ~美しい石畳と清流の温泉。湯布市湯院町湯平~ 他 (2010/4/3)
【今日の歌】 believe の付く曲はいくつも。 2曲紹介。
華原朋美 - I BELIEVE PV(original full version) 彼女は待った。 疲れて心が壊れた。 それでも立ち直った。
岡村孝子 アンコールⅡ Believe 曲は1分過ぎから。
※ 埋め込められないけど、こっちの方がいいでしょうか。
【道の駅】 きくがわ (下関市)
【明日の予定】 本州最西端へ。
※ 都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。
(放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は3700ほど。)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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いつでも酒は飲みたい。 時には浴びるほど。
そんな山頭火だが、俳句を作ることだけは手を抜かなかった。
気が付いたら朝。 珍しくない。
命を削るように句をつくった。
山頭火の句には魅力がある。
それがあるから、周りは面倒をみた。
多くの人の世話になって、其中庵(ごちゅうあん)で6年ほど暮らした。
命尽きる数年前のこと。 (写真は3日に撮影)
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場所は、山口市小郡(おごおり)。


ナビで行かないと分かりにくい。 案内を見つけたら楽。

駐車場があって休憩所。 写真のあるちょっとした資料館。 最後に行く。
句碑があった。 「母よ うどんそなへて わたくしもいただきます 山頭火」 ※ 母の47回忌。
山頭火が子供のころ、母親は亡くなる。
彼の心に中に、いつも母親がいた。 今は、自分より若くなった母が。


反対側に其中庵。


設計図があったので、それを元に復元。
オゴオリザクラのことが。 八重のヤマザクラ。 ※ 八重は開花が少し遅いかな。


庭の奥に井戸。 後で、水汲みの写真を見る。
説明に3句。


家の前から、井戸方向を。 句碑がある。

「はるかぜの はちのこひとつ 山頭火」
※ 説明に大山澄太とある。 山頭火を世に出すために、大きな働きをした。


「俳人種田山頭火其中庵」とある。

見取り図の他に写真もあったので復元できた。
昭和7年9月から昭和13年10月まで。 家が傷んで引っ越し。
ここで多くの本が完成。
自分は昔、草木塔を何度も読んだ。 100円ショップで買った。


庵の中。 土間があって。 ここで6年間生活。
終の住家と考えて、きっと住み始めた。 命が長いとは思ってない。


奥に三畳間。 この広さがあれば十分。 ※ 関係ないけど、自分は6畳一間かな。
米と味噌があれば、生きていけると思っていたでしょうね。
ここから、托鉢に出かける。
冬の暖房は何でしょう。 火鉢に炭か。 囲炉裏はない。 冬は寒い。


休憩所に来た。 管理人はいない。 電気を点けて見学。


其中庵の本物は、茅葺だった。 何を思っている表情でしょう。 精神を病むことも。


色んな写真が。 左写真に、「うれしいことも かなしいことも 草しげる」


彼の俳人仲間。 支えた人たちでも。


50才を過ぎて。 (58才まで生きる)


水を汲んでいる。


大山澄太は、山頭火の魅力を知っていた。 彼に関わる本をいっぱい出す。 世に出す。


其中庵は、丘の上にあった。

彼は、ここの後は湯田温泉、最後は松山市に。
山頭火への評価は、大きくなり続けているように感じます。
彼の句に魅力を感じる人が多い。
句碑は、芭蕉の次に多いのでは。
其中庵で生まれた草木塔に、下の句がある。
※ 山頭火は東北を旅した時に、草木塔を知りましたね。 きっと。
米沢地方に多い。 草・木・虫に感謝。 日本の自然との共生の原点の考え。
「分け入っても 分け入っても 青い山」
「まっすぐな道で さみしい」
「窓あけて 窓いっぱいの春」
「また見ることもない山が 遠ざかる」 長い命でないと知って。
「酔うては こほろぎと寝ていたよ」
「ぬいてもぬいても 草の執着をぬく」
「ふくろうはふくろうで わたしはわたしで ねむれない」
【記事の紹介】
国宝 瑠璃光寺五重塔は、いつ見ても美しい ~山口市~ Mot Coi Di Ve - Trinh Cong Son 他 (2012/4/20)
※ 国宝の五重塔は13。 その中でも特に好き。
可愛くて美しいのは、飛びぬけて室生寺の五重塔。
室生寺五重塔は新緑に映えていた。 とびきり美しい十一面観音菩薩立像。 長い石段の上に奥の院。~宇陀市~ 他 (2018/4/5)
時代を行き抜いてきたなって感じさせるのは、羽黒山五重塔。
【記事の紹介】 山頭火の記事をいくつか。
淵崎を歩く。(尾崎放哉、西光寺三重塔、迷路のまちの灯篭 他)~土庄町~ 他 (2012/12/13)
山頭火の終の住処となった 一草庵~昭和14年の暮から翌年の10月11日迄 松山市~ 他 (2011/2/11)
瑠璃光寺五重塔 湯田温泉 ~山口市~ 他 (2010/5/6)
昭和5年の旅は下に。 九州の西の方を。
いで湯の郷、京町温泉。 京町銀天街。 山頭火が、いい歌を残す。~えびの市~ 他 (2015/1/23)
山頭火が愛した、日奈久温泉。 宿泊した木賃宿、織屋。 ばんぺい湯、他。~八代市~ 他 (2014/12/8)
源泉かけ流し・炭酸泉で人気の、長湯温泉 ~竹田市~ 鈴木一平「水鏡」 他 (2012/4/2)
志布志の歴史を散歩 山頭火句碑 ダグリ岬 ~志布志市~ さくら(森山直太朗) 他 (2012/3/14)
糸田は、山頭火が緑平さんを頼り、また陽水が育った町だった。~福岡県のほぼ中央、糸田町~ (2010/4/25)
高座右寺 山頭火遊歩道 鏡山大神社 ~香春町を歩く~ 他 (2010/4/23)
湯平温泉 ~美しい石畳と清流の温泉。湯布市湯院町湯平~ 他 (2010/4/3)
【今日の歌】 believe の付く曲はいくつも。 2曲紹介。
華原朋美 - I BELIEVE PV(original full version) 彼女は待った。 疲れて心が壊れた。 それでも立ち直った。
岡村孝子 アンコールⅡ Believe 曲は1分過ぎから。
※ 埋め込められないけど、こっちの方がいいでしょうか。
【道の駅】 きくがわ (下関市)
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