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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

山頭火には生活力がない。
いつでも酒は飲みたい。 時には浴びるほど。

そんな山頭火だが、俳句を作ることだけは手を抜かなかった。
気が付いたら朝。 珍しくない。
命を削るように句をつくった。

山頭火の句には魅力がある。
それがあるから、周りは面倒をみた。

多くの人の世話になって、其中庵(ごちゅうあん)で6年ほど暮らした。
命尽きる数年前のこと。  (写真は3日に撮影)
    ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に)

場所は、山口市小郡(おごおり)。

s-18年12月4日 (2)    s-18年12月4日 (1)

ナビで行かないと分かりにくい。 案内を見つけたら楽。

s-18年12月4日 (3)

駐車場があって休憩所。 写真のあるちょっとした資料館。  最後に行く。

句碑があった。 「母よ うどんそなへて わたくしもいただきます  山頭火」 ※ 母の47回忌。
山頭火が子供のころ、母親は亡くなる。

彼の心に中に、いつも母親がいた。  今は、自分より若くなった母が。

s-18年12月4日 (5)ppp     s-18年12月4日 (6)

反対側に其中庵。

s-18年12月4日 (4)    s-18年12月4日 (7)

設計図があったので、それを元に復元。

オゴオリザクラのことが。  八重のヤマザクラ。  ※ 八重は開花が少し遅いかな。

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庭の奥に井戸。   後で、水汲みの写真を見る

説明に3句。

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家の前から、井戸方向を。 句碑がある。

s-18年12月4日 (14)

「はるかぜの はちのこひとつ  山頭火」
 
  ※ 説明に大山澄太とある。  山頭火を世に出すために、大きな働きをした。

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「俳人種田山頭火其中庵」とある。

s-18年12月4日 (17)

見取り図の他に写真もあったので復元できた。

昭和7年9月から昭和13年10月まで。 家が傷んで引っ越し。
ここで多くの本が完成。

自分は昔、草木塔を何度も読んだ。 100円ショップで買った。

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庵の中。  土間があって。   ここで6年間生活。 
終の住家と考えて、きっと住み始めた。   命が長いとは思ってない。

s-18年12月4日 (19)    s-18年12月4日 (20)

奥に三畳間。  この広さがあれば十分。  ※ 関係ないけど、自分は6畳一間かな。

米と味噌があれば、生きていけると思っていたでしょうね。
ここから、托鉢に出かける。

冬の暖房は何でしょう。  火鉢に炭か。   囲炉裏はない。 冬は寒い。

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休憩所に来た。   管理人はいない。   電気を点けて見学。

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其中庵の本物は、茅葺だった。   何を思っている表情でしょう。   精神を病むことも。

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色んな写真が。  左写真に、「うれしいことも かなしいことも 草しげる」

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彼の俳人仲間。  支えた人たちでも。

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50才を過ぎて。 (58才まで生きる)

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水を汲んでいる。

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大山澄太は、山頭火の魅力を知っていた。 彼に関わる本をいっぱい出す。 世に出す。

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其中庵は、丘の上にあった。

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彼は、ここの後は湯田温泉、最後は松山市に。
山頭火への評価は、大きくなり続けているように感じます。

彼の句に魅力を感じる人が多い。
句碑は、芭蕉の次に多いのでは。

其中庵で生まれた草木塔に、下の句がある。 

         ※ 山頭火は東北を旅した時に、草木塔を知りましたね。 きっと。
           米沢地方に多い。 草・木・虫に感謝。 日本の自然との共生の原点の考え。

  「分け入っても 分け入っても 青い山」
  「まっすぐな道で さみしい」

  「窓あけて 窓いっぱいの春」
  「また見ることもない山が 遠ざかる」  長い命でないと知って。

  「酔うては こほろぎと寝ていたよ」
  「ぬいてもぬいても 草の執着をぬく」

  「ふくろうはふくろうで わたしはわたしで ねむれない」

【記事の紹介】

   国宝 瑠璃光寺五重塔は、いつ見ても美しい ~山口市~  Mot Coi Di Ve - Trinh Cong Son  他  (2012/4/20)

    ※ 国宝の五重塔は13。  その中でも特に好き。

      可愛くて美しいのは、飛びぬけて室生寺の五重塔。
   室生寺五重塔は新緑に映えていた。 とびきり美しい十一面観音菩薩立像。 長い石段の上に奥の院。~宇陀市~ 他 (2018/4/5)    
       
      時代を行き抜いてきたなって感じさせるのは、羽黒山五重塔

【記事の紹介】   山頭火の記事をいくつか。

   淵崎を歩く。(尾崎放哉、西光寺三重塔、迷路のまちの灯篭 他)~土庄町~  他  (2012/12/13) 
   山頭火の終の住処となった 一草庵~昭和14年の暮から翌年の10月11日迄 松山市~   他  (2011/2/11)
   
   瑠璃光寺五重塔  湯田温泉 ~山口市~   他  (2010/5/6)

  昭和5年の旅は下に。  九州の西の方を。

   いで湯の郷、京町温泉。  京町銀天街。  山頭火が、いい歌を残す。~えびの市~ 他 (2015/1/23) 
   山頭火が愛した、日奈久温泉。  宿泊した木賃宿、織屋。  ばんぺい湯、他。~八代市~ 他 (2014/12/8)
       
   源泉かけ流し・炭酸泉で人気の、長湯温泉 ~竹田市~  鈴木一平「水鏡」  他  (2012/4/2)
   志布志の歴史を散歩  山頭火句碑  ダグリ岬 ~志布志市~  さくら(森山直太朗)  他  (2012/3/14)
       
   糸田は、山頭火が緑平さんを頼り、また陽水が育った町だった。~福岡県のほぼ中央、糸田町~  (2010/4/25)
   高座右寺 山頭火遊歩道 鏡山大神社 ~香春町を歩く~   他  (2010/4/23)
       
   湯平温泉 ~美しい石畳と清流の温泉。湯布市湯院町湯平~   他  (2010/4/3)

【今日の歌】    believe の付く曲はいくつも。  2曲紹介。

華原朋美 - I BELIEVE PV(original full version)    彼女は待った。 疲れて心が壊れた。 それでも立ち直った。



岡村孝子 アンコールⅡ Believe      曲は1分過ぎから。    
 
             ※ 埋め込められないけど、こっちの方がいいでしょうか



【道の駅】     きくがわ (下関市)

【明日の予定】   本州最西端へ。

 都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg 

             (放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は3700ほど。)
          
 ※ プロフィール・・・。 ⇒  ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg  今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 山頭火は昭和の初め、其中庵で6年間暮らした。 復元された住居。 句碑や使用していた井戸が。~山口市~ 他 (2018/12/4)
  • 2018年12月04日 (火)
  • 19時50分44秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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