昨日、行きたいところがある、と書いた。
小雨が降っていたけど、行くことに。
・ ・ ・ ・ ・
投入堂(なげいれどう)と聞けば、行ってみたくなる。
何せ、下のように崖の穴に投げ入れたようにある。
代表は、下の鳥取県三朝町にある三佛寺奥院投入堂。
右は、同じ鳥取県若桜(わかさ)町にある不動院岩屋堂。(記事は最後に紹介)

階(きざはし)という橋に、初めて出会った。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に)
場所は宇佐市院内町。

道と駐車場は大丈夫。

国道から県道に、そしてこの道。
右写真は、駐車場から来た方向を。 赤〇から左に上がる。 石橋が見える。 最後に紹介。

出発。 振り返ってここから奥は、平家の落人集落。
※ 平教盛(のりもり)の子孫を名乗っている。
教盛の孫に重子。 後鳥羽天皇と重子の間に、順徳天皇。 順徳天皇についてはここに。
石段を行く。

龍岩寺。 本堂は民家のよう。 200円。 大丈夫かなって雰囲気。 真っ直ぐ行く。

小雨は時々。

途中の景観は荒れている。 杉の木を伐採して。
萬力坊大権現が、右上に祀っている。 ここから20㍍。 伝説では、仏像制作を手伝った。
帰りに行こうとした。 急な斜面の道は壊れている。 最後の数㍍、つかまれるものがなく引き返す。

手掘りのトンネルの向こうに見えた。

この時「きざはし」の意味が分からなかった。 正面の斜めの木だった。 以前はそこを通って上に行った。
古くなって行けないので、右の道を行く。
奥院礼堂(おくのいんらいどう)は穴の中にすっぽり。

崖を削って道をつくった。

着いた。 柵が低いから注意。
建物は、弘安9年に建築。(1286年) 棟木に書いてるのでわかる。 後に何度か修理。
(鎌倉時代に入って、執権の北条氏が主導権を握ったころでしょうか)
山の下の他の建物は、戦国時代にキリシタンの大友宗麟に焼かれた。

反対側に行ってみた。 上からこのように。 木造の仏像が頭だけ見える。 大きい。
屋根は、片流れの板葺き。 国の重要文化財。

外にあるように見えるけど、礼堂の中としている。

下は深い谷。

中に入れた。 (他の2つの投入堂は、普段は入れない) 格子の壁がある。

隙間から顔だけ撮った。
左から、不動明王座像、阿弥陀如来坐像、薬師如来座像。 平安時代後期の作。
高さ3㍍ほど。 楠(くすのき)の大木から作られたよう。 国の重要文化財。
薄っすらと目を開けて。 お不動様は片目。

下の写真は、県のHPから。

荒れた参道と思っていたけど、木が植えてある。
ròudədéndrənと書いてある。 調べたらラテン語。読みは ロォゥダァデェンドゥラァン。(読めない)
※ どう発音するか知りたければ、ここに。音声の再生をクリック。
意味は、シャクナゲ(石楠花)だった。 室生寺の五重塔は、石楠花に彩られる。

階(きざはし)を見に、下に来た。 木を削って階段の橋に。
他には伊勢神宮にしかない。 右写真は、月虹(げっこう)さんのサイトからお借り。(自分は行ったけど見てない)

戻るとき句碑があった。 読みにくいけど、写真を見て何とかなった。
「 鵙猛る 社のしじまを 引き裂きて 元重廉直 」
鵙はモズで百舌鳥とも書く。 キーキーうるさい鳥。 スズメよりずっと大きい。 餌を木に刺す習性。
しじま(静寂)を引き裂いた、とある。 元重廉直は宇佐市の俳人(ホトトギス所属)。 明治時代。

戻ってきた。

経座橋。 左に家は1軒だけ。 経座石という石が近くの民家にあるよう。
※ ずっと昔、さっき行った山の奥から、天狗が悪さをして石を投げた。
それを止めさせるため、ある僧が石の上に座ってお経を唱えた。 おさまった。 その石が経座石。(伝説)

700年前の仏像が、延々と残るなんて不思議です。
それもこんな田舎にあって。 地域の人々に大事にされてきた。
【記事の紹介】
三徳山三仏寺投入堂 ~三朝町~ 他 (2011/6/7)
不動院岩屋堂は岩窟からせり出すように。 投入堂と同じ懸造。 古い絵図と今も同じ。 平家一族の墓。~若桜町~ 他 (2018/11/14)
西椎屋の風景は、宇佐のマチュピチュ。 椎屋神社の大銀杏。 戻って来た大龍寺の梵鐘。~宇佐市~ 他 (2016/12/10)
あまり谷の奥の高い所に、両合棚田と両合川橋。 あまり温泉から歩く。 途中に広い棚田。~宇佐市院内町~ 他 (2016/12/12)
※ 追記 こんな鳥を見ました。 ノスリかと思うけど、自信はありません。
距離は、100㍍くらいか。 口笛を吹いたら、こっちを向いた。
逃げなかったんだから、望遠のカメラで撮ればよかった。 バ〇みたい。
【今日の歌】 階~きざはし~ 谷村新司 Shinji Tanimura
別の映像で。 大河ドラマ『琉球の風』総集編OP (階(きざはし)♪谷村新司)
.
※ ブログランキングに新しい記事が載らない。 FC2に連絡したら一旦は載ったんだが。 また載らない。
【道の駅】 いんない (宇佐市院内町)
【明日の予定】 院内町に特になければ、湯布院に向かうのかな。
※ 都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。
(放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は3700ほど。)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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何せ、下のように崖の穴に投げ入れたようにある。
代表は、下の鳥取県三朝町にある三佛寺奥院投入堂。
右は、同じ鳥取県若桜(わかさ)町にある不動院岩屋堂。(記事は最後に紹介)


階(きざはし)という橋に、初めて出会った。
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場所は宇佐市院内町。


道と駐車場は大丈夫。

国道から県道に、そしてこの道。
右写真は、駐車場から来た方向を。 赤〇から左に上がる。 石橋が見える。 最後に紹介。


出発。 振り返ってここから奥は、平家の落人集落。
※ 平教盛(のりもり)の子孫を名乗っている。
教盛の孫に重子。 後鳥羽天皇と重子の間に、順徳天皇。 順徳天皇についてはここに。
石段を行く。


龍岩寺。 本堂は民家のよう。 200円。 大丈夫かなって雰囲気。 真っ直ぐ行く。


小雨は時々。

途中の景観は荒れている。 杉の木を伐採して。
萬力坊大権現が、右上に祀っている。 ここから20㍍。 伝説では、仏像制作を手伝った。
帰りに行こうとした。 急な斜面の道は壊れている。 最後の数㍍、つかまれるものがなく引き返す。


手掘りのトンネルの向こうに見えた。


この時「きざはし」の意味が分からなかった。 正面の斜めの木だった。 以前はそこを通って上に行った。
古くなって行けないので、右の道を行く。
奥院礼堂(おくのいんらいどう)は穴の中にすっぽり。


崖を削って道をつくった。


着いた。 柵が低いから注意。
建物は、弘安9年に建築。(1286年) 棟木に書いてるのでわかる。 後に何度か修理。
(鎌倉時代に入って、執権の北条氏が主導権を握ったころでしょうか)
山の下の他の建物は、戦国時代にキリシタンの大友宗麟に焼かれた。


反対側に行ってみた。 上からこのように。 木造の仏像が頭だけ見える。 大きい。
屋根は、片流れの板葺き。 国の重要文化財。


外にあるように見えるけど、礼堂の中としている。


下は深い谷。

中に入れた。 (他の2つの投入堂は、普段は入れない) 格子の壁がある。


隙間から顔だけ撮った。
左から、不動明王座像、阿弥陀如来坐像、薬師如来座像。 平安時代後期の作。
高さ3㍍ほど。 楠(くすのき)の大木から作られたよう。 国の重要文化財。
薄っすらと目を開けて。 お不動様は片目。



下の写真は、県のHPから。


荒れた参道と思っていたけど、木が植えてある。
ròudədéndrənと書いてある。 調べたらラテン語。読みは ロォゥダァデェンドゥラァン。(読めない)
※ どう発音するか知りたければ、ここに。音声の再生をクリック。
意味は、シャクナゲ(石楠花)だった。 室生寺の五重塔は、石楠花に彩られる。


階(きざはし)を見に、下に来た。 木を削って階段の橋に。
他には伊勢神宮にしかない。 右写真は、月虹(げっこう)さんのサイトからお借り。(自分は行ったけど見てない)



戻るとき句碑があった。 読みにくいけど、写真を見て何とかなった。
「 鵙猛る 社のしじまを 引き裂きて 元重廉直 」
鵙はモズで百舌鳥とも書く。 キーキーうるさい鳥。 スズメよりずっと大きい。 餌を木に刺す習性。
しじま(静寂)を引き裂いた、とある。 元重廉直は宇佐市の俳人(ホトトギス所属)。 明治時代。



戻ってきた。

経座橋。 左に家は1軒だけ。 経座石という石が近くの民家にあるよう。
※ ずっと昔、さっき行った山の奥から、天狗が悪さをして石を投げた。
それを止めさせるため、ある僧が石の上に座ってお経を唱えた。 おさまった。 その石が経座石。(伝説)


700年前の仏像が、延々と残るなんて不思議です。
それもこんな田舎にあって。 地域の人々に大事にされてきた。
【記事の紹介】
三徳山三仏寺投入堂 ~三朝町~ 他 (2011/6/7)
不動院岩屋堂は岩窟からせり出すように。 投入堂と同じ懸造。 古い絵図と今も同じ。 平家一族の墓。~若桜町~ 他 (2018/11/14)
西椎屋の風景は、宇佐のマチュピチュ。 椎屋神社の大銀杏。 戻って来た大龍寺の梵鐘。~宇佐市~ 他 (2016/12/10)
あまり谷の奥の高い所に、両合棚田と両合川橋。 あまり温泉から歩く。 途中に広い棚田。~宇佐市院内町~ 他 (2016/12/12)
※ 追記 こんな鳥を見ました。 ノスリかと思うけど、自信はありません。
距離は、100㍍くらいか。 口笛を吹いたら、こっちを向いた。
逃げなかったんだから、望遠のカメラで撮ればよかった。 バ〇みたい。



【今日の歌】 階~きざはし~ 谷村新司 Shinji Tanimura
別の映像で。 大河ドラマ『琉球の風』総集編OP (階(きざはし)♪谷村新司)
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【明日の予定】 院内町に特になければ、湯布院に向かうのかな。
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