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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

太宰治の本は、若い頃数冊読んだだけ。
それでも、今でも月見草を見ると、富士そして太宰を思い出す。
  ・  ・  ・  ・  ・  ・
湯布院に来ると以前から決めていた。
そして昨日、町並みを見学。

ちょっと違うんだよな~って、心の中で。  何しにここに・・。
道の駅でデコポンを買った。

レジの近くに太宰の人形。 これだ、と思い出した。
太宰の住んだ東京の碧雲荘(へきうんそう)が、湯布院に移築していた。

道の駅から、歩いて10分の所。
ゆふいん文学の森に。
    ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
          ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に)

元あった場所は、東京都杉並区天沼(あまぬま)。
荻窪(おぎくぼ)駅から近い。  
               ※ 余談 駅のそばの赤〇に、丸福というラーメン屋。 一度行っている。
右地図について。 
オレンジ〇は、太宰が玉川上水で心中した場所。

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上の地図を詳しく見るとこう。
実際は移築したから、今はない。

地理院の航空写真だけが古かったために、碧雲荘はあった。
右写真は、移築した湯布院にある碧雲荘。

同じですね。   ※ 湯布院の黄色〇の部分は増築部分。 屋根の色が違う。

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下は東京にあったときの、碧雲荘。 (写真はアエラからお借り。ステンドグラスや廊下も)  
太宰の部屋は、2階の左の窓の8畳間。 

井伏鱒二がいたから、ここに来た。 半年ほどいる。  周辺で転居。 (右図はここからお借り
ここを出てしばらくして、富士の見える天下茶屋に。

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移築の話は、下のように。   新しい施設が出来るからと解体。

  ※ 一番いいのは、杉並区が買い取って解体修理して、その場所に残す。
    それは叶わない。

行き場のない碧雲荘を引き取ったのは、湯布院のある温泉旅館の女将さん。(後ほど紹介)

右写真には、移築した碧雲荘の館長さんのことが。
太宰は、碧雲荘のトイレから富士を見ていた。

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解体中。 移築だから、丁寧に。  碧雲荘跡には、今は碑が立っている。
               (下の写真は東京新聞から。 右写真2枚は、荻窪百点からお借り)

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御坂峠にある天下茶屋。  最後に記事で紹介。

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そして湯布院ですね。 市街地から離れた自然の中に。

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どこにあるんだろうと調べたら、道の駅の近くだった。
どの道も車は通れる。  自分は歩いて。

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途中で由布岳と一緒に見えた。  ※ 行く前に調べていたので、屋根の形は知っていた。

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着きました。 2人女性がいる。 
右の方は、『おやど二本の葦束』の女将・橋本律子さん。 彼女が買い取る。  ※ おやど二本の葦束のHP

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移築された碧雲荘。  ※ 移築の経緯と建築中の様子は「ドキュメント九州・碧雲荘」に。 動画あり。
ベテラン宮大工さんが再生した。

一階は太宰カフェとかに。  宿泊可能。

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太宰がお出迎え。  2階の見学は200円。   右は説明書。
富士を見たトイレは2階に。

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玄関など、つくりはもちろん一緒。 ステンドグラスも。 右は、東京にあったときの写真。

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階段を上がった正面にトイレ。  部屋の後に紹介。

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上がって左に長い廊下。  奥の左が太宰の部屋。   右写真は、東京での。

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廊下の壁に説明。 彼は井伏鱒二が好きだった。 師事していた。
碧雲荘には、昭和11年11月から約7か月間住む。

ここを出た次の年に、天下茶屋に。 それまでの間、井伏鱒二の近くに。

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奥の右に八畳間。 ここのアパートは下宿なので、部屋だけ。
右の窓がほぼ南向き。  移築しても同じ向き。

この部屋からは富士山は見えなかった。  

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眠れなくて朝まで酒を飲んだり。

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ここに来る前は自殺を図る。  パビナール中毒が進行して。
どん底の時に来ている。

そんな中でも「姥捨て」を書いている。  ※ 川端康成と合わないようで、作品の賞の時邪魔される感じ。

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このトイレの窓が彼を助けてくれた。 転機をもたらす。

彼の像が。  太宰は作家の中では人気が高い。 女性からも。  ※ 土方歳三に似てる部分が。(函館)  

今はないが、窓の下に小便器があった。  
窓を開けた時、そこから富士が見えた。    

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この窓。  移築前。  トイレの戸の表に、右が貼ってあった。
富士に誘われるように、後に行くことになる。

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1階ではスタッフの方に、色々教えていただいた。 
太宰が住んだのは、建った次の年。 ピカピカだ。

外に、灯篭や桜の木が。 作家の又吉さんが元の玄関前からここに。(自腹) ※ 彼は火花で芥川賞。太宰のファン。

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コーヒーを注文した。 ごっついカップにいっぱいの量。  
    ※ 下の写真はボケちゃった。  写真は1枚しか撮らない。 平行が難しい時は3枚ほど。

s-DSCF0691pppp    s-19年2月 27日 (42)

外の庭。   赤〇が又吉さんのお陰で。

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赤〇の部屋。  こっちが南向き。

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このように。 

s-19年2月 27日 (47)kkkk 

碧雲荘は遠く異国の地に来た感じ。
東京にいることができなかったから仕方ない。

碧雲荘にとって一番大切なのは、大事にしてもらえるかどうかですね。
そう考えたら、ゆふいん文学の森は悪くない。

心温かな人が周りにいっぱい。
富士山の代わりに、由布岳がある。

建物の中の空間は依然と一緒。
多くの太宰ファンが、今後もやってきますね。 
全国から。

【記事の紹介】

   富士には、月見草がよく似合う ~富嶽百景・太宰治・天下茶屋~  (2009/10/29)

   太宰治が高校時代下宿した、旧藤田家住宅。(まなびの家)。  均整のとれた、最勝院五重塔。~弘前市~ 他 (2015/10/2)
   太宰治記念館「斜陽館」  雲祥寺の地獄絵   他 (2009/09/04)  

【今日の歌】    まぶしい夏  太宰治グッド・バイ  Morita Doji GOOD-BYE  森田童子
                                           ※ やっと紹介できる時がきました。



ラスト・ワルツ      太宰は亡くなる前日の晩、どのように過ごしたのでしょう。 どんなラスト・ワルツ?



【その他】  自分のランキングに新着記事が載り始めました。
       全体の人が、いったん載らなくなったのかなと。
  
       今現在は対応した人だけが載っているのでは。
       ほんの一部の人だけしか、載っていません。

       載るまでに時間がかかっていますが、一応一安心です。

【道の駅】    ゆふいん

【明日の予定】    臼杵に向かいます。  途中どこかに寄って。

  都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg

   (放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は3700ほど。)
          
 ※ プロフィール・・・。 ⇒ ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg  今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 太宰の住んだ碧雲荘が「ゆふいん文学の森」に移築された。 富嶽百景で描かれた東京のアパート。~由布市湯布院町~ 他 (2019/2/27)
  • 2019年02月28日 (木)
  • 01時46分37秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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