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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

啄木は明治36年に結核を発症。
それなりに生活出来たが、無理な生活でずっと体調は良くない。(低血糖症の指摘も)

結核は、明治44年の暮れに重くなる。
次の年の4月13日に亡くなる。

歌集「一握の砂」の発刊は明治43年。 亡くなる2年前。
評価が高まるのは死んでから。

一握の砂に、下の歌。
  「いのちなき砂のかなしさよ さらさらと握れば指の間より落つ」

幸せはみんな砂のように逃げていく。
自分の命も、この砂のように・・。    そんな思いで作ったのか。
   ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
             ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に)

昔は渋民(しぶたみ)村。  渋民尋常小学校は、元々は〇の辺りにあったよう。

s-19年9月23日 (1)    s-19年9月23日 (2)

石川啄木記念館。  左の方に、移築した旧渋民尋常小学校が。

s-19年9月23日 (3)

入館料300円。

s-19年9月23日 (4)

写真はここまで。

  ※ 展示の主なものはパンフレット(リーフレット)に。 それを紹介。 右写真から。
    リーフレット全体は、HPのリーフレットをクリックしたら見られます

s-19年9月23日 (5)    s-19年9月23日 (36)

啄木は岩手山の見える渋民で育った。
父は、記念館の裏にある宝徳寺の住職。 歌人でも。

※ 記念館の場所は、啄木が幼少から走り回っていた場所でもあるんですね。

s-19年9月23日 (28)

盛岡中時代。  秀才。 神童。 頭が良かった。 生意気だけど嫌われない(?)

s-19年9月23日 (27)

キツツキは啄木鳥と書く。
啄木は、キツツキの木を突く音を聞いて感じた。
森が切られ自然が少なくなるのを見て、キツツキは警鐘を鳴らしていると。

啄木はキツツキに自分を重ねた。
石川一を、石川啄木に。

  ※ これを感じさせてくれるビデオを館内で見た。
    人間とサルとの会話。 百年後を見通してる感じの内容。  全文は右に。 「林中の譚(はなし)」

19歳で結婚。


s-19年9月23日 (29)

文壇で高い評価はなかなかもらえない。

s-19年9月23日 (30)

評価されない苦しみの中で、最後の最後に「一握の砂」が生まれる。
吹っ切れたように、あふれ出るように、歌が生まれたという。 一晩に100とか。

変に評価されていたら、一握の砂は生まれなかった。
山頭火と同じように、極限の苦しみの中から。 (芭蕉は淡々と作った感じ)

s-19年9月23日 (31)

東京から戻って、旧渋民尋常小学校の代用教員に。 
啄木は人と直ぐにもめるから、長続きはしない。 後の新聞社も。

s-19年9月23日 (32)

北海道に行ってみることに。 誰かの世話になって。
啄木の生きがいは決まっていた。 文を書くこと。 東京に行くこと。

苦しみの旅は無駄にならなかった。 
その中から歌が生まれたのだから。

s-19年9月23日 (33)

自分の高い評価を知ることなく、命を終える。
でも、啄木は一握の砂に、きっと自信を持っていた。
  ※ 啄木は死ぬことと眠ることは、そんなに違わないように考えていたよう。

s-19年9月23日 (34)

啄木は庶民の悲しみを歌った。 平易な文で。
ある作家が、啄木は日本人として最初の現代人、と評した。 考え方、文体を見てですね。

s-19年9月23日 (35)

旧渋民尋常小学校と、代用教員時代に住んだ旧齋藤家。 ※ 齋藤家はこの下の方にあったよう。 旧街道の道沿い。

s-19年9月23日 (6)


子どもたちと歌を歌って。

s-19年9月23日 (7)    s-19年9月23日 (8)

明治17年に建った。 啄木は明治24年に入学。  代用教員は明治39年。(1年ほど)
教室は2階に。

s-19年9月23日 (9)    s-19年9月23日 (10)

左の方。 左が職員室の感じ。 右は、小使室とあった。  

s-19年9月23日 (12)    s-19年9月23日 (11)

足踏みオルガン。 優しい音。

s-19年9月23日 (13)

2階の廊下。

s-19年9月23日 (14)

1・2年生の教室。 啄木は他の子より1年早く入学。 小さいから前の方か。
右は、3・4年。

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ここに住んだ。

s-19年9月23日 (18)    s-19年9月23日 (19)

大きな家に間借り。  この部屋と読み取っていいのかな。 2階も使った。

s-19年9月23日 (20)    s-19年9月23日 (21)

こっちは持ち主の人が。 奥に馬屋。  ※ 余談 炉端での酒はまだ実現できていない。

s-19年9月23日 (22)    s-19年9月23日 (23)

大きな枝垂れカツラの木。 上に与謝野晶子と鉄寛の歌が。 ※ 間違って他の写真を。
下の歌があったよう。

   いつしかと 心の上に跡形も あたずなるべき 人と思はず (晶子)
   古びたる 国禁の書に はさまれて 日付のあらぬ 啄木の文 (鉄寛)   

s-19年9月23日 (25)    s-19年9月23日 (24)

直ぐ近くに、父が住職していた宝徳寺。

s-19年9月23日 (26)

雨が降っている時に見学と決めていました。
中々これなくて、今日になりました。

啄木以上に好かれている歌人っているでしょうか。

【記事紹介】

   啄木が旭川にいたのは、15時間15分。  歌は、4首。  像と歌碑が、旭川駅に。~旭川市~ 他 (2015/8/16)
   ノロッコ号に乗って、釧路の街へ。  幣舞橋、そして、石川啄木と小奴。~釧路市~ 他 (2013/9/2)

   函館での、石川啄木 ~函館市~  他  (2011/7/31)

【動画紹介】  よかったらこれを。   石川啄木 「一握の砂」  1/4

【道の駅】    にしね (八幡平市)

【明日の予定】    南に 

  都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg

   (放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は3700ほど。)
          
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  • 石川啄木記念館。 一握の砂を残し26才で。 学び教えた旧渋民尋常小学校。 一時住んだ旧齋藤家。~盛岡市~ 他 (2019/9/23) 
  • 2019年09月24日 (火)
  • 09時10分08秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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