啄木は明治36年に結核を発症。
それなりに生活出来たが、無理な生活でずっと体調は良くない。(低血糖症の指摘も)
結核は、明治44年の暮れに重くなる。
次の年の4月13日に亡くなる。
歌集「一握の砂」の発刊は明治43年。 亡くなる2年前。
評価が高まるのは死んでから。
一握の砂に、下の歌。
「いのちなき砂のかなしさよ さらさらと握れば指の間より落つ」
幸せはみんな砂のように逃げていく。
自分の命も、この砂のように・・。 そんな思いで作ったのか。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に)
昔は渋民(しぶたみ)村。 渋民尋常小学校は、元々は〇の辺りにあったよう。

石川啄木記念館。 左の方に、移築した旧渋民尋常小学校が。

入館料300円。

写真はここまで。
※ 展示の主なものはパンフレット(リーフレット)に。 それを紹介。 右写真から。
リーフレット全体は、HPのリーフレットをクリックしたら見られます。

啄木は岩手山の見える渋民で育った。
父は、記念館の裏にある宝徳寺の住職。 歌人でも。
※ 記念館の場所は、啄木が幼少から走り回っていた場所でもあるんですね。

盛岡中時代。 秀才。 神童。 頭が良かった。 生意気だけど嫌われない(?)

キツツキは啄木鳥と書く。
啄木は、キツツキの木を突く音を聞いて感じた。
森が切られ自然が少なくなるのを見て、キツツキは警鐘を鳴らしていると。
啄木はキツツキに自分を重ねた。
石川一を、石川啄木に。
※ これを感じさせてくれるビデオを館内で見た。
人間とサルとの会話。 百年後を見通してる感じの内容。 全文は右に。 「林中の譚(はなし)」
19歳で結婚。

文壇で高い評価はなかなかもらえない。

評価されない苦しみの中で、最後の最後に「一握の砂」が生まれる。
吹っ切れたように、あふれ出るように、歌が生まれたという。 一晩に100とか。
変に評価されていたら、一握の砂は生まれなかった。
山頭火と同じように、極限の苦しみの中から。 (芭蕉は淡々と作った感じ)

東京から戻って、旧渋民尋常小学校の代用教員に。
啄木は人と直ぐにもめるから、長続きはしない。 後の新聞社も。

北海道に行ってみることに。 誰かの世話になって。
啄木の生きがいは決まっていた。 文を書くこと。 東京に行くこと。
苦しみの旅は無駄にならなかった。
その中から歌が生まれたのだから。

自分の高い評価を知ることなく、命を終える。
でも、啄木は一握の砂に、きっと自信を持っていた。
※ 啄木は死ぬことと眠ることは、そんなに違わないように考えていたよう。

啄木は庶民の悲しみを歌った。 平易な文で。
ある作家が、啄木は日本人として最初の現代人、と評した。 考え方、文体を見てですね。

旧渋民尋常小学校と、代用教員時代に住んだ旧齋藤家。 ※ 齋藤家はこの下の方にあったよう。 旧街道の道沿い。

子どもたちと歌を歌って。

明治17年に建った。 啄木は明治24年に入学。 代用教員は明治39年。(1年ほど)
教室は2階に。

左の方。 左が職員室の感じ。 右は、小使室とあった。

足踏みオルガン。 優しい音。

2階の廊下。

1・2年生の教室。 啄木は他の子より1年早く入学。 小さいから前の方か。
右は、3・4年。

ここに住んだ。

大きな家に間借り。 この部屋と読み取っていいのかな。 2階も使った。

こっちは持ち主の人が。 奥に馬屋。 ※ 余談 炉端での酒はまだ実現できていない。

大きな枝垂れカツラの木。 上に与謝野晶子と鉄寛の歌が。 ※ 間違って他の写真を。
下の歌があったよう。
いつしかと 心の上に跡形も あたずなるべき 人と思はず (晶子)
古びたる 国禁の書に はさまれて 日付のあらぬ 啄木の文 (鉄寛)

直ぐ近くに、父が住職していた宝徳寺。

雨が降っている時に見学と決めていました。
中々これなくて、今日になりました。
啄木以上に好かれている歌人っているでしょうか。
【記事紹介】
啄木が旭川にいたのは、15時間15分。 歌は、4首。 像と歌碑が、旭川駅に。~旭川市~ 他 (2015/8/16)
ノロッコ号に乗って、釧路の街へ。 幣舞橋、そして、石川啄木と小奴。~釧路市~ 他 (2013/9/2)
函館での、石川啄木 ~函館市~ 他 (2011/7/31)
【動画紹介】 よかったらこれを。 石川啄木 「一握の砂」 1/4
【道の駅】 にしね (八幡平市)
【明日の予定】 南に
※ 都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。
(放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は3700ほど。)
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それなりに生活出来たが、無理な生活でずっと体調は良くない。(低血糖症の指摘も)
結核は、明治44年の暮れに重くなる。
次の年の4月13日に亡くなる。
歌集「一握の砂」の発刊は明治43年。 亡くなる2年前。
評価が高まるのは死んでから。
一握の砂に、下の歌。
「いのちなき砂のかなしさよ さらさらと握れば指の間より落つ」
幸せはみんな砂のように逃げていく。
自分の命も、この砂のように・・。 そんな思いで作ったのか。
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昔は渋民(しぶたみ)村。 渋民尋常小学校は、元々は〇の辺りにあったよう。


石川啄木記念館。 左の方に、移築した旧渋民尋常小学校が。

入館料300円。

写真はここまで。
※ 展示の主なものはパンフレット(リーフレット)に。 それを紹介。 右写真から。
リーフレット全体は、HPのリーフレットをクリックしたら見られます。


啄木は岩手山の見える渋民で育った。
父は、記念館の裏にある宝徳寺の住職。 歌人でも。
※ 記念館の場所は、啄木が幼少から走り回っていた場所でもあるんですね。

盛岡中時代。 秀才。 神童。 頭が良かった。 生意気だけど嫌われない(?)

キツツキは啄木鳥と書く。
啄木は、キツツキの木を突く音を聞いて感じた。
森が切られ自然が少なくなるのを見て、キツツキは警鐘を鳴らしていると。
啄木はキツツキに自分を重ねた。
石川一を、石川啄木に。
※ これを感じさせてくれるビデオを館内で見た。
人間とサルとの会話。 百年後を見通してる感じの内容。 全文は右に。 「林中の譚(はなし)」
19歳で結婚。

文壇で高い評価はなかなかもらえない。

評価されない苦しみの中で、最後の最後に「一握の砂」が生まれる。
吹っ切れたように、あふれ出るように、歌が生まれたという。 一晩に100とか。
変に評価されていたら、一握の砂は生まれなかった。
山頭火と同じように、極限の苦しみの中から。 (芭蕉は淡々と作った感じ)

東京から戻って、旧渋民尋常小学校の代用教員に。
啄木は人と直ぐにもめるから、長続きはしない。 後の新聞社も。

北海道に行ってみることに。 誰かの世話になって。
啄木の生きがいは決まっていた。 文を書くこと。 東京に行くこと。
苦しみの旅は無駄にならなかった。
その中から歌が生まれたのだから。

自分の高い評価を知ることなく、命を終える。
でも、啄木は一握の砂に、きっと自信を持っていた。
※ 啄木は死ぬことと眠ることは、そんなに違わないように考えていたよう。

啄木は庶民の悲しみを歌った。 平易な文で。
ある作家が、啄木は日本人として最初の現代人、と評した。 考え方、文体を見てですね。

旧渋民尋常小学校と、代用教員時代に住んだ旧齋藤家。 ※ 齋藤家はこの下の方にあったよう。 旧街道の道沿い。

子どもたちと歌を歌って。


明治17年に建った。 啄木は明治24年に入学。 代用教員は明治39年。(1年ほど)
教室は2階に。


左の方。 左が職員室の感じ。 右は、小使室とあった。


足踏みオルガン。 優しい音。

2階の廊下。

1・2年生の教室。 啄木は他の子より1年早く入学。 小さいから前の方か。
右は、3・4年。


ここに住んだ。


大きな家に間借り。 この部屋と読み取っていいのかな。 2階も使った。


こっちは持ち主の人が。 奥に馬屋。 ※ 余談 炉端での酒はまだ実現できていない。


大きな枝垂れカツラの木。 上に与謝野晶子と鉄寛の歌が。 ※ 間違って他の写真を。
下の歌があったよう。
いつしかと 心の上に跡形も あたずなるべき 人と思はず (晶子)
古びたる 国禁の書に はさまれて 日付のあらぬ 啄木の文 (鉄寛)


直ぐ近くに、父が住職していた宝徳寺。

雨が降っている時に見学と決めていました。
中々これなくて、今日になりました。
啄木以上に好かれている歌人っているでしょうか。
【記事紹介】
啄木が旭川にいたのは、15時間15分。 歌は、4首。 像と歌碑が、旭川駅に。~旭川市~ 他 (2015/8/16)
ノロッコ号に乗って、釧路の街へ。 幣舞橋、そして、石川啄木と小奴。~釧路市~ 他 (2013/9/2)
函館での、石川啄木 ~函館市~ 他 (2011/7/31)
【動画紹介】 よかったらこれを。 石川啄木 「一握の砂」 1/4
【道の駅】 にしね (八幡平市)
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