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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

親不知の高速道路は、海の上にあった。
また、黒部峡谷、北アルプスの山々、親不知、どれもフォッサマグナと関係していた。

姫川に沿っての道を、走った。  姫川~ひめかわ
※ 奴奈川姫(ぬなかわひめ)が登場する神話がある。
  姫はこの地方で採れる「翡翠(ひすい)」を支配する神というか女王のような人。
  この姫が、姫川の名前の由来。 この人を祀る神社が、何カ所かこの地方にある。

フォッサマグナパークがあった。 情報誌にもあり、寄ってみた。

10年11月2日 (6)

ここから入って、5~6分歩く。 見える鉄道は大糸線。(当初、大町~糸魚川間だったので大糸線) 左方向が海に。

10年11月2日 (1)


丸の中に、構造線というのが見えるらしい。

10年11月2日 (5)

今の日本列島は、「くの字」の曲がっていて、大陸との間に日本海がある。
でも、昔はこうだったという。

はるか昔には、大陸にくっ付いており、曲がっていなく、真っ直ぐだった。
それが、大陸から離れだした。
※ どうして離れたかは分からないが、想像では、こうかなと思う。
  太平洋プレートというのが、日本の右の方で、地球の内部に潜り込んでいる。
  それに、引っ張られたのではと。 (今でも、引っ張られた方が、時々弾けて地震が起きる)

大陸から離れだした時に、「くの字」の曲がって、真ん中が割れた(離れた)。
離れた部分が、フォッサマグナ。 
その部分は、新しい岩石などで出来ている。 つまり、新しい地層。

今いる所は、その西側の境界線。 糸魚川・静岡構造線と呼んでいる。

10年11月2日 (2)

海側に向いて見ている。 
右側は、フォッサマグナ。 左は、古い地層。

でも、このように白い線を引いて、ここですよと言われても、何も分からない。
左右の違いと、境目の様子を見せてくれないと。 全部隠している。

10年11月2日 (3)

下の方に、工事をしてない部分があった。 余計なことをしていない、これがいい。
右は1600万年前の地層。 左は2億6000万年前。 大きな違い。
左右を分ける線が、糸魚川・静岡構造線。

10年11月2日 (4)

立山連峰などの北アルプスは、この構造線の近くにある。
日本列島が移動するときの歪みによって、複雑な地形になった。
黒部ダムのある深い谷も生まれた。

ナウマンという人が、この地を通った時、風景を見て、構造線の存在に気付いたという。
※ ナウマン象のナウマンは、この人の名前。

こういうのを見るのは、太古のロマンに触れたというのか。

日本海に出た。 海は大荒れ。

10年11月2日 (7)

糸魚川の少し北東に、能生(のう)という町がある。 ラーメンを食べに行った。
店の名前は、あさひ桜(ろう)。
小さな看板はあるが、暖簾はない。 普通の住宅。  ここです

10年11月2日 (9)

10年11月2日 (8)

さすが新潟、という味だった。 とにかく、スープがよかった。

DSC00003ppll990

※ 問題は、麺が軟い(直ぐにのびた)
  麺が多いため、麺を引っ張り出すのが大変。

  ネギはのっていなく、薄く切ったタマネギがあった。
  コショーは、最初からかかっている。

《感想》 これだけのスープが出来たのに、もったいないと思った。   
     スープだけが、飛びぬけていい。 そういうラーメン。
     暖簾を出さない、ネギをのせない、など個性を出そうとしているが、それは我流。
     ラーメンのプロの人のアドバイスを聞いたら、新潟県でも、日本でも、トップクラスのラーメンになる。
     そう思った。

     もう一度ここを通ったら、こんどは、
     麺を固くして、麺の量を3分の2にして、チャーシュー麺でなく、普通のラーメンにする。
     とりあえず、だいぶ良くなる。

戻って、ここは、親不知ピアパーク。
親不知の場所は点ではなく、線なので、ここも親不知。 ※ 親不知は、青海駅から市振駅の間。

高速道路は、海の上。 町並みから離れたら、トンネルに入る。
日本海の荒波が、逆巻きながら、高速道路に襲いかかる。 波の高さは、ビルの3階はある。

10年11月2日 (10)


道の駅の建物。

10年11月2日 (11)

亀の像があった。 どうしてあるかは分からない。

10年11月2日 (12)

目に鳥がいた。

10年11月2日 (13)

展望台に向かった。 このように、鉄道と道。

10年11月2日 (14)

展望台(親不知記念広場)からの風景。  ここです

10年11月2日 (15)

ここからの風景が一番と言われている。 この崖なら道はつくれない。

10年11月2日 (16)

昔から、道を作る時、海を離れて、山越えにつくればと思うけど、山が急だったのかな。
それでつくれなかった。
昔は、波の小さい時に、海岸を歩いたのかな。

母子像があった。 今の道は、ここから山にあがる。

10年11月2日 (17)

歌碑があった。

10年11月2日 (18)

10年11月2日 (19)

こんな文も。

10年11月2日 (20)

ここ親不知を通ると、旅の厳しさを感じるのか。

親不知の名前の由来はこう。
「断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に、険しい道であるから」

場所を変えて、別の展望台。

10年11月2日 (21)

こんな所に、道をつくった。

10年11月2日 (22)

親不知の名前の由来は、もう一つある。

  壇ノ浦の戦い後、助命された平頼盛は、越後国蒲原郡五百刈村(現在の新潟県長岡市)で落人として暮らしていた。
  このことを聞きつけた奥方は、京都から越後国を目指して、この難所に差し掛かった。
  しかし、難所を越える際に、連れていた子供が波にさらわれてしまった。
  その時、次の歌を詠んだ。
  
   「親知らず、子はこの浦の波枕、越路の磯の泡と消え行く」

  以後、その子供がさらわれた浦を「親不知」と呼ぶようになった。

展望台の場所は、ここ

10年11月2日 (23)

道は、このように。

10年11月2日 (24)

冬は、毎日がこうなのか。

10年11月2日 (25)

下は、ちゃんと見えない。

10年11月2日 (26)

ウェストンの像があった。 ※ 上高地にもあったかな。

10年11月2日 (27)

市振に来たが、松尾芭蕉はここで、一句つくっている。

  一つ家に 遊女も寝たり 萩と月

親不知は、昔は北陸道最大の難所。 
今は、海の幸豊かな観光地になっていた。

【道の駅】    越後市振の関


【明日の予定】  富山県に入るけど・・・

※ キャンピングカーで放浪の旅」は、こちらです
    8,9月分だけ、タイトル一覧表が出来ています。

【ランキング】  国内旅行は 4位、 旅行全体で11位 です。 
          
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  • 日本海に迫る断崖絶壁 親不知  フォッサマグナパーク ~糸魚川市~   他  (2010/11/2)
  • 2010年11月02日 (火)
  • 23時26分00秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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