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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

囚人は、タダで働かせることができる。
それが理由で、網走という地に、監獄はできた。

囚人に何の仕事をさせたかったか。 それは、道路建設。
そう云うことだった。 

脱獄王と云われた白鳥由栄は、自由が欲しくて脱獄したと思っていた。
違った。 そうではなかった。
スティーブ・マックイーンのパピヨンとは違った。
    ☆    ☆    ☆    ☆

場所は、網走湖の東岸。  
少し上の、網走川とある辺りに、本物の刑務所がある。(120年前にスタート。 人口631名の時)
そこにあった物を、移築した。


鏡橋。 ※ 網走川に架かっている橋。

11年9月8日 (1)

※ 本物の鏡橋。 (2008年11月19日撮影)

入り口の赤レンガ門の前に、脱獄王 五寸釘の寅吉の像があった。
網走監獄ではまじめだったので、こんな仕事もできた。

11年9月8日 (2)

入り口の向こうに、庁舎。 
 ※ 刑務所を管理するための事務を行う。 昭和62年まで使用した。 ここに移築。
   今は、中でお土産とかを売っている。

11年9月8日 (3)

順路とある方に行った。 敷地は広い。

11年9月8日 (4)

休泊所。 刑務所の外にある宿泊所。 外での仕事が多いから、必要。
※ タコ部屋の原形だそう。

起こす時は、枕の木を棒でたたく。

11年9月8日 (5)

裁判所。

11年9月8日 (6)

無実でも有罪になった者が、たくさんいた。
※ こんな歴史があるため、死刑廃止の考えが生まれるよう。

11年9月8日 (7)

どこの建物だったか忘れたが、現在はこんな独房。
広さは、私といっしょ。 食事は、私よりいい。

11年9月8日 (8)

※ 敷地内には、こんな感じで建物がある。 時計回りで見ている。

DSCF09995679461

ここからは、監獄歴史館の中。

11年9月8日 (9)

7分程の映画。 受刑者が道を作ってる様子。

11年9月8日 (10)

こんなのを足に付けられたのもいる。

11年9月8日 (11)

何てことない。
道路を作るために、作業員が必要だったので、スタート地点の網走に刑務所を作った。
網走監獄の担当は、網走から北見峠までの、163㌔㍍。

監獄にいた受刑者の数は1200人。 道路建設に働いた人は、1115人。
死んだ人は、211人。 8ヶ月で、道は完成。

11年9月8日 (12)

死んだ人は、そのへんに埋められた。 戦後、それを掘り起こして供養した。

11年9月8日 (13)

歴史館の中は、このように広い。

11年9月8日 (14)

刑務所を出る時の、受刑者の言葉。 3人分。

11年9月8日 (15)

本物。

11年9月8日 (16)

二見ヶ丘農場。 網走湖の西岸にある農場。 遠いから、刑務所も併設している。

11年9月8日 (17)

明治29年の建物。

11年9月8日 (18)

朝食の様子。 ご飯とみそ汁と漬物。

11年9月8日 (19)

刑務所。

11年9月8日 (20)

中心の建物。 五翼放射状平屋舎房。 

11年9月8日 (30)

真ん中に、見張りをするところがある。 舎房と言われる建物が、5つ放射状に出ている。

11年9月8日 (21)

こう。

11年9月8日 (22)

看守は刀も持っていた。 

11年9月8日 (23)   11年9月8日 (24)

独居房。 規則違反したらここに。
まじめに座っているのは、看守の足音が聞こえてから。 看守が行ったら、ごろごろ。
(案内の人が、そう言った)

11年9月8日 (25)

網走刑務所を脱獄した、白鳥由栄。 天井のガラスを破って逃げた。

11年9月8日 (26)

白鳥由栄がいた部屋。 本物。 ドアの金具を外して、そこから出た。
狭いから、肩の骨を外して。 

11年9月8日 (27)

脱獄の様子は、下に。 ※ HP「オワリナキアクム」より。

無題098877656

白鳥由栄。
彼は、収監された刑務所に不満があった時だけ、脱獄を図った。

11年9月8日 (29)

冬の暖房。 長い煙突。

11年9月8日 (28)

ここは、別の建物で、浴場の中。
※ 明治時代は、6~9月は、月5回。 そのほかの月は、月1回。 時間は、15分。

11年9月8日 (31)

独居房。 受刑者が最も恐れた。 

11年9月8日 (32)

食事も減らされた。

11年9月8日 (33)

教かい道。 厚生への道を、さとし導く場とあった。

11年9月8日 (34)

受刑者の作品。 下の中央の絵は、山本富士子か。

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博物館 網走監獄の入館料は1050円。 少し高いけど、それに見合う内容だった。
道路建設で苦労し、また亡くなった人たちに対しての姿勢がいい。 そう思った。

知床峠に向かった。
原生花園駅。

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知床連山。

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斜里岳。

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海別岳の麓から撮影。 ※ この場所は、ピアソン会館の方が教えてくれた。
まるで、空に続く道。 

11年9月8日 (42)

オシンコシンの滝の上に行ってみた。 旧道を通って。

11年9月8日 (44)

11年9月8日 (43)

下を、今の国道が通っている。

11年9月8日 (39)

知床峠。 携帯が使えることは調べて行ったが、駐車場はダメだった。 少し離れたら使えたが。
ネットが使えないので、羅臼に下りることに。
※ 30年程前、友達とここに来たことがある。 知床五湖を見た後。
  道はここまでしかなかった。 羅臼側は工事中。
  暗かったので、羅臼の街の灯りが見えた。

11年9月8日 (40)

国後(くなしり)島。 小さく、羅臼の市街が。

11年9月8日 (41)

暗くなってから、熊の湯温泉に行った。

11年9月8日 (45)   11年9月8日 (46)

ここを下りて行く。

11年9月8日 (47)

水を入れて温度を調節。 水を入れたけど、45度くらいあった。

11年9月8日 (48)

写っているのは、地元の人。

11年9月8日 (49)

場所はここ。


私は昔根室にいたので、知床と言えば、ウトロより羅臼になる。
羅臼は、ウトロより、半島の先まで道がある。
観光客は少ないが、知床っぽい感じがする。

【動画】





【道の駅】  知床・らうす

【明日の予定】  羅臼の町を歩く  しばらく羅臼にいる

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 博物館 網走監獄~網走市~   他   (2011/9/8)
  • 2011年09月08日 (木)
  • 23時32分35秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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