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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

芭蕉がいて、各地に俳句の好きな人たちの集まりができた。
菊舎(きくしゃ)はそんな仲間に支えられて、旅ができたのでしょうか。
   ・  ・  ・  ・  ・
女性が一人旅が可能。
江戸時代の治安はそんなにひどくはなかった、ということでしょうか。

建物は普通、四角。 六角や八角は珍しい。
郵便局の2階部分が、六角の塔になっていた。
   ※     ※     ※     ※  ランキング ありがとう!!   ブログタイトル一覧は、右をクリック burogutaitoru656.jpg        
                ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に)
   ・  ・  ・  ・  ・ 
上の方が菊舎の生誕地。

s-20年12月6日 (1)  s-20年12月6日 (2)

旧殿居(とのい)郵便局。 自分の立っている右に今の郵便局。
見学したいとお願いしたら、開けてくれる。 

s-20年12月6日 (7)  s-20年12月6日 (6)

正面から。  木が育ち過ぎた。 剪定(せんてい)して軽い雰囲気にしたらいいですね。
大正12年。 局長さんと大工の棟梁が東京へ見学に。

色々見て、このデザインに。
局長さんは、日本が進む未来に夢を見ていたのでしょうか。

s-20年12月6日 (8)  s-20年12月6日 (9)

細かくデザインされていますね。 我が家にこんな部分があったら楽しい。 
函館や長崎のように海が見えたらいい。 のんびりそこでコーヒー。
お酒を飲むなら見える風景もお酒の肴。 ワインがいい。

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お願いして開けてもらった。  広く事務室。 お客は左。

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夜、灯りを点けたら美しいでしょうね。 設計図。 宿直の人が、昔はいた。

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六角の部分の下。 応接室。

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宿直の人はここで寝る。  ※ 昔は学校にもそんな人がいた。
箱階段で上に。 

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何に使ったのでしょう。  職員が一休みの時はここでお茶。 お昼はお弁当でしょうか。 飲み会?

s-20年12月6日 (21)  s-20年12月6日 (22)

以前、台風でこの部分が倒れた。 天井裏から棟札が発見。
それで、大正十二年と分かった。 大工の名前も。

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二階からの風景。 薄いグリーンが落ち着きますね。

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ここに車が置ける。

s-20年12月6日 (27)  s-20年12月6日 (26)

受付のところに、電報ってあった。 電話もメールもない時代。
  ※ 真夜中の電報や電話は嫌い。 どきっとする。  今は、電報は祝電と弔電だけでしょうか。

s-20年12月6日 (28)  s-20年12月6日 (30)

これが棟札。  天井裏のどこかにはり付けてあった。

s-20年12月6日 (31)

木はバランスの取れる大きさにすればいい。
見学が終わったことを告げて、お礼を言って。

s-20年12月6日 (32)  s-20年12月6日 (33)

少し走って、田上菊舎の生誕地へ。  航空写真で正確な場所は分かっている。
住所は、下関市豊北(ほうほく)町田耕(たすき)。

橋を渡った右に酒蔵。 その向こうの方に。 山の下。

s-20年12月6日 (34)

中央に白く見えている。 

s-20年12月6日 (35)

この後の写真で、昭和初期にも家はこの場所に。 
彼女が育った1760年ころも家の位置は同じでしょうね。  生誕の地。

16才で地元の人に嫁ぐから、ここに棲んだのはそれまでですね。
6年後に夫が死んで、一人で生きていく。 親は引っ越してここには戻っていない。

s-20年12月6日 (36)

「月を笠に着て遊ばゞや旅のそら」
   
   ※ 月を、雨や日差しをしのぐ傘のようにかぶって遊びたいものだ。 この旅で。
   ※ 余談 権力を笠に着ては、笠によって権力から守られるように好き勝手なことを、って感じですね。

菊舎の句には月がよく出てくる。

s-20年12月6日 (37)

俳諧を学び尼に。 力があると名が知られて、旅の途中で呼ばれるのでしょうか。
そうでないと生きていけない。 山頭火もそんな旅。  水飲んでしのいだ時も。

女一人旅は大変だったでしょうね。
薦(こも)一枚のさび、ってある。 こもは敷物ですね。  ※ 右写真は以前の記事から。

s-20年12月6日 (38)  s-20年12月6日 (4)

2万㌔って聞くから、他にも歩いているでしょうか。  大きめの笠。  雨も日差しもこれで。

s-20年12月6日 (3)  ②s-20年12月6日 (5)  ③s-20年12月6日 (39)

首からぶら下げてるのが、左の写真に。  真ん中は、昭和初期。  

s-20年12月6日 (40)  ⑤s-20年12月6日 (41)  ⑥s-20年12月6日 (42)

※ 上の写真はここからお借り。 順に。

 ① 菊舎の里。   ② 山口県の先人たち。   ③ 読むお坊さんの話。   
 ④ 下関街道ガイドブック。   ⑤ 日本の歴史と日本人のルーツ。   ⑥ 菊舎顕彰会

7つ句を紹介。  分かりやすいのを。

   茂る葉の蔭に蛙も歌よむか           ※ カエルはケロケロって。
   何もいはで涼しいふりに別れふか       ※ これが一番好き。  何も言わないで、言えないで。 つらい。

   月に遊び花に事足る庵かな           ※ 楽しみはいっぱいほしくなる。 ・・。
   月もひとつ我もひとりの宿すゞし         ※ 月も一人だったか。

   秋に悲し只一片の峰の雲             ※ 何気ない風景見て感じるようになりたい。 
   夕霧や山ひとつかくしふたつ隠し        ※  朝霧が太陽を隠す。 ソーラーが使えない。

   白雲に香を吐く菊の山路かな          ※ 菊の香りの中、山道を歩いている。

神上寺の記事。 

【駐車場】  旧郵便局は前に数台。(写真のように)。  
       菊舎の生誕地は、短い時間ならそばに。  自分は集落に入る前に置いて歩いた。(これが好きだから)

【その他】  六角堂と八角堂を紹介。

      四国観自在寺八角堂。  西堂寺八角堂。(萩市)  竹村病院六角堂。(旭川市)
      四国大日寺六角堂。  太鼓堂。(須坂市)  極楽山西芳寺本堂。(仙台市) 興福寺南円堂(奈良市)

【麒麟が来る】  信長と光秀の間に亀裂が。 
           尾野真千子の伊呂波太夫(いろはだゆう)、美しかったですね。 雪の中の姿。

           お茶か何かに灯りが映っていました。
           その灯りをスプーンですくって飲めばよかったのに、と思った。

           朝廷(天皇)は、武士でも誰でも公家以外は、虫けらのようにしか思っていません。        
           家康は孫の和子(まさこ)を天皇に嫁がせる策略。 
                           ※ 和子は秀忠と江(ごう)の子。 末娘。 後に、東福門院
           うまくいって後水尾天皇の后に。
           でも上のことがあるから、つらい思いをする。
           そんな時はいつも、自分の念じ仏に語りかけた。

           その念じ仏は哲学の道に近い、彼女の菩提寺光雲寺に残されている。
           これほどに美しい像はあるでしょうか、っていう仏像です。         

【道の駅】    きくがわ

【明日の予定】    どこかに寄って門司に。(住吉神社でシーボルトコギセルを探しましょうか)

【カメラ・レンズ】  フジフイルム、X-H1 XF 18-135mm f 3.5-5.6  

    都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg

   (放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は4300ほど。)
          
 ※ プロフィール・・・。 ⇒ ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg  今までの記事には、この2枚だけ。

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  • 放浪の女流俳人、田上菊舎の生誕地に。 女芭蕉と呼ばれて。 八角塔屋の旧殿居郵便局。~下関市~ 他 (2020/12/6/日)
  • 2020年12月07日 (月)
  • 07時46分26秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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