五城目朝市は、朝からの雨で、本来の賑やかさはなかった。
でも、これが観光客相手でない本当の朝市なので、仕方ない。
ラーメンにかき揚げのような天ぷら。
それが、五城目ラーメンの特徴。
うのき食堂に入った。 スープが絶品だった。
作り方を聞いてしまった。 なるほど・・、と思った。
矢田津世子という作家を、初めて知った。 この町で幼少時を過した。
午後、見物を切り上げて、この人の作品「神楽坂」をネットで読んだ。
精細な目で、日陰(?)に生きる女性を観察していた。
美人だからって得をするとは限らない、そんなことも・・・。
☆ ☆ ☆ ☆
車は、五城館の駐車場に。 ※ 駐車場を調べてから、街に入る。 いつものこと。
※ 地図は、ずっと下の方に。
朝市は、少し行ったポストの所から、左に曲がる。 地図を持っている。
この後気付くが、赤○の所に、文学碑。
矢田津世子。 やだ つせこ。 初めて聞く名前。 美貌、そして若くして亡くなったとある。
小さな町は、地元出身者を、このように大事にする。
※ 観光だけを考えているのではなく。
物を見つめる目が深く、表現がありふれていない。
「馬車の中に何かいいことが・・」の文がいいですね。
煉瓦の建物は、酒屋さん。 元禄時代から続く。
少し前まで雨だった。 そのせいか、お店の数が少なかった。
テントのないお店も多い。
葱とかは100円。 スーパーの半額。
売ったお金は、お年寄りのお小遣い。 生きがい。
秋です。 キノコです。
朝市は、8時からお昼まで。 今、9時。
雨が止んだので、お店が少しずつ増えてきた。
無言の買いものはない。 みんなしゃべっている。 顔なじみのお店を、みんな持っている。
最近、道の駅で朝市のように売っているところがある。
自分がするのは、品物を並べるところまで。
安く出せるので、大きなスーパーと戦える。
後ろの建物は、五城目朝市ふれあい館。
街の地図。 国道7号線が見える。
※ 7号線は青森から新潟まで。 新潟過ぎたら京都まで、8号線。 何度も走った。
朝市は、500年の歴史を持っている。
ふれあい館の中に、絵があった。 昔の様子。
私は、何も買わなかった。 私にとっては、その場で食べられる物がいい。 キノコ汁とか。
こんな売り方が多い。 例えば、小魚を買う時、
「そのお魚300㌘ちょうだい」って言ったら、はいよって、300g袋に入れる。
でも、それで終わらない。 おまけが必ず、入る。
ワサビ。 葉っぱも辛い。
売る方も買う方も、みんなお年寄り。 これがあるから、家から出てくる。 健康。
ラーメンを食べることに。 写真で見たのが、美味しそうだった。 変わっているし。
向こうに、五城館が見える。 そんな場所。
うのき食堂。
注文したのは、天ぷら中華。 天かすが載ってる感じ。
※ 背油を載せても、見た目はこう。
※ 背油を載せるのは、背油チャッチャ系。 チャッチャって振りかける。 新潟が発祥か。
スープは、醤油が混ざった状態で、やかんで温めていた。
これは普通と違う。 ※ 高山ラーメンが、醤油を混ぜて温める。
天ぷらは、スープに甘みを出す感じなんだが、スープ自体が美味しかった。
和風っぽい。 魚ダシ。
食べ終わって、お話し。 天ぷらは、こんなの。 薄い。
スープは、魚の焼き干と日高昆布。
焼き干が、普通と違った。 はらわたと頭が元々取ってあった。
だから、変な味がしなかった。 少し濃いめの味なのに。
驚くことに、ラーメンのスープとうどん・そばのスープが同じだと言う。
こんなお店、初めて見た。 美味しければ、どうだっていいが。
そんなことで、満足。
そうそう、こんなことも言っていた。
新しい味を考えてはいない。 昔の味を守るのが大変と。
※ 全国区のレベルにするには、麺の工夫が必要。
美味しいスープが、もっと麺に絡んでくるような、縮れた細麺が合いそう。
あと、もう少し麺の水分を減らして、麺がスープを吸い込むように。
美味しいスープを、100%生かす。
五城館に行った。 目的は、矢田津世子。
私も秋の夜長に浸ってみたい。
少しの肴と、美味しいお酒で。 月でも見ながら。 虫の声を聞いて。
五城館の中に、彼女の資料室があった。 遺品の全てがここに。
彼女の写真は、もっと男っぽいのが多い。
でも、これが本来の彼女の表情かなと思う。 彼女を生き方を見たら。
彼女が30歳の時。 昭和12年。 奈良への旅行。
※ 左から2番目は、放浪記を書いた林芙美子。 34歳。
この人の像が、尾道にある。 いい表情。
こんな写真も。 美人と言われた。
美人であるために、文壇でちやほやされたり、評価が狂ったり、本人もそれで悩む。
彼女は、坂口安吾の恋人と言われた。 手紙がいっぱい。 川端康成からも。
色んな男が近づいてくる。 面倒を見てるふりをして。
でも、彼女の態度により、みんないつかは離れて行く。(この辺りは、私の想像)
壷井栄から。 ※ 二十四の瞳を書いた人。 最後に、関連ブログで。
文学碑の近くに生家があったとある。 この町が、彼女を一番大事にしたのかな。
午後、代表作の神楽坂を読んだ。
彼女の存在の意義と言うのか、そんなのが知りたくなった。
神楽坂を読んで、それが分かればいいんだが、私にはそこまでの力はない。
調べたら、下の文が見つかった。 これでいいと思う。
上でいい証拠は、下にある。(町のHP) 彼女は、そう云う人だった。 だから、写真もあれでいい。
矢田津世子は、成長の途中で亡くなってしまった。
後10年、いや5年でもいいから、長生きしてたら、誰でもが知ったであろう作品を残したと思う。
下をクリックしたら、神楽坂。 難しい。 一気に引き込まれる内容ではない。
でも、その時代を生きた人の、心の中が見える。

午後からは、道の駅で矢田津世子を調べた。 ネットで。 神楽坂を読んだ。
道の駅に温室があったので、それも見た。
ハイビスカス。 寅さんと浅丘ルリ子を思い出す。
ランです。
トカゲがいて、びっくり。
矢田津世子は、美人だったがために、ああだこうだ言われて悩む。
美しい人は、子供の頃から、そういう経験が少ない。
だから、作家になって苦労もした。
彼女が坂口安吾の恋人だったかどうかなんて、どうでもいいことで、彼女がどう生きたか、
どのように生きたかったか、それが伝わるといい。
最近、小さな町の情報は、ネットで調べている。
情報誌だけなら、小さな町や村のことは、分からない。
少し暖かくなった。 ありがたい。
【お詫び】 私は、拍手の文を見るのを忘れていた。
その文に、まったく返事を書いていない。
今までの全部に、時間を見つけて、書いていきます。
【関連ブログ】 二十四の瞳の舞台 小豆島田浦 他 (2009/06/05)
男鹿半島 ~なまはげ・八望台・入道崎~ 他 (2009/09/18)
【道の駅】 しょうわ ※ 海まで数㌔。
【明日の予定】 県立博物館を見て、秋田市内へ 。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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でも、これが観光客相手でない本当の朝市なので、仕方ない。
ラーメンにかき揚げのような天ぷら。
それが、五城目ラーメンの特徴。
うのき食堂に入った。 スープが絶品だった。
作り方を聞いてしまった。 なるほど・・、と思った。
矢田津世子という作家を、初めて知った。 この町で幼少時を過した。
午後、見物を切り上げて、この人の作品「神楽坂」をネットで読んだ。
精細な目で、日陰(?)に生きる女性を観察していた。
美人だからって得をするとは限らない、そんなことも・・・。
☆ ☆ ☆ ☆
車は、五城館の駐車場に。 ※ 駐車場を調べてから、街に入る。 いつものこと。
※ 地図は、ずっと下の方に。

朝市は、少し行ったポストの所から、左に曲がる。 地図を持っている。
この後気付くが、赤○の所に、文学碑。

矢田津世子。 やだ つせこ。 初めて聞く名前。 美貌、そして若くして亡くなったとある。

小さな町は、地元出身者を、このように大事にする。
※ 観光だけを考えているのではなく。
物を見つめる目が深く、表現がありふれていない。
「馬車の中に何かいいことが・・」の文がいいですね。

煉瓦の建物は、酒屋さん。 元禄時代から続く。

少し前まで雨だった。 そのせいか、お店の数が少なかった。

テントのないお店も多い。
葱とかは100円。 スーパーの半額。

売ったお金は、お年寄りのお小遣い。 生きがい。
秋です。 キノコです。

朝市は、8時からお昼まで。 今、9時。
雨が止んだので、お店が少しずつ増えてきた。
無言の買いものはない。 みんなしゃべっている。 顔なじみのお店を、みんな持っている。

最近、道の駅で朝市のように売っているところがある。
自分がするのは、品物を並べるところまで。
安く出せるので、大きなスーパーと戦える。
後ろの建物は、五城目朝市ふれあい館。

街の地図。 国道7号線が見える。
※ 7号線は青森から新潟まで。 新潟過ぎたら京都まで、8号線。 何度も走った。

朝市は、500年の歴史を持っている。
ふれあい館の中に、絵があった。 昔の様子。


私は、何も買わなかった。 私にとっては、その場で食べられる物がいい。 キノコ汁とか。
こんな売り方が多い。 例えば、小魚を買う時、
「そのお魚300㌘ちょうだい」って言ったら、はいよって、300g袋に入れる。
でも、それで終わらない。 おまけが必ず、入る。

ワサビ。 葉っぱも辛い。

売る方も買う方も、みんなお年寄り。 これがあるから、家から出てくる。 健康。

ラーメンを食べることに。 写真で見たのが、美味しそうだった。 変わっているし。
向こうに、五城館が見える。 そんな場所。
うのき食堂。

注文したのは、天ぷら中華。 天かすが載ってる感じ。
※ 背油を載せても、見た目はこう。
※ 背油を載せるのは、背油チャッチャ系。 チャッチャって振りかける。 新潟が発祥か。

スープは、醤油が混ざった状態で、やかんで温めていた。
これは普通と違う。 ※ 高山ラーメンが、醤油を混ぜて温める。
天ぷらは、スープに甘みを出す感じなんだが、スープ自体が美味しかった。
和風っぽい。 魚ダシ。
食べ終わって、お話し。 天ぷらは、こんなの。 薄い。

スープは、魚の焼き干と日高昆布。
焼き干が、普通と違った。 はらわたと頭が元々取ってあった。
だから、変な味がしなかった。 少し濃いめの味なのに。

驚くことに、ラーメンのスープとうどん・そばのスープが同じだと言う。
こんなお店、初めて見た。 美味しければ、どうだっていいが。
そんなことで、満足。
そうそう、こんなことも言っていた。
新しい味を考えてはいない。 昔の味を守るのが大変と。
※ 全国区のレベルにするには、麺の工夫が必要。
美味しいスープが、もっと麺に絡んでくるような、縮れた細麺が合いそう。
あと、もう少し麺の水分を減らして、麺がスープを吸い込むように。
美味しいスープを、100%生かす。
五城館に行った。 目的は、矢田津世子。
私も秋の夜長に浸ってみたい。
少しの肴と、美味しいお酒で。 月でも見ながら。 虫の声を聞いて。


五城館の中に、彼女の資料室があった。 遺品の全てがここに。
彼女の写真は、もっと男っぽいのが多い。
でも、これが本来の彼女の表情かなと思う。 彼女を生き方を見たら。

彼女が30歳の時。 昭和12年。 奈良への旅行。
※ 左から2番目は、放浪記を書いた林芙美子。 34歳。
この人の像が、尾道にある。 いい表情。

こんな写真も。 美人と言われた。
美人であるために、文壇でちやほやされたり、評価が狂ったり、本人もそれで悩む。

彼女は、坂口安吾の恋人と言われた。 手紙がいっぱい。 川端康成からも。
色んな男が近づいてくる。 面倒を見てるふりをして。
でも、彼女の態度により、みんないつかは離れて行く。(この辺りは、私の想像)


壷井栄から。 ※ 二十四の瞳を書いた人。 最後に、関連ブログで。

文学碑の近くに生家があったとある。 この町が、彼女を一番大事にしたのかな。

午後、代表作の神楽坂を読んだ。
彼女の存在の意義と言うのか、そんなのが知りたくなった。
神楽坂を読んで、それが分かればいいんだが、私にはそこまでの力はない。
調べたら、下の文が見つかった。 これでいいと思う。

上でいい証拠は、下にある。(町のHP) 彼女は、そう云う人だった。 だから、写真もあれでいい。

矢田津世子は、成長の途中で亡くなってしまった。
後10年、いや5年でもいいから、長生きしてたら、誰でもが知ったであろう作品を残したと思う。
下をクリックしたら、神楽坂。 難しい。 一気に引き込まれる内容ではない。
でも、その時代を生きた人の、心の中が見える。

午後からは、道の駅で矢田津世子を調べた。 ネットで。 神楽坂を読んだ。
道の駅に温室があったので、それも見た。
ハイビスカス。 寅さんと浅丘ルリ子を思い出す。





ランです。

トカゲがいて、びっくり。


矢田津世子は、美人だったがために、ああだこうだ言われて悩む。
美しい人は、子供の頃から、そういう経験が少ない。
だから、作家になって苦労もした。
彼女が坂口安吾の恋人だったかどうかなんて、どうでもいいことで、彼女がどう生きたか、
どのように生きたかったか、それが伝わるといい。
最近、小さな町の情報は、ネットで調べている。
情報誌だけなら、小さな町や村のことは、分からない。
少し暖かくなった。 ありがたい。
【お詫び】 私は、拍手の文を見るのを忘れていた。
その文に、まったく返事を書いていない。
今までの全部に、時間を見つけて、書いていきます。
【関連ブログ】 二十四の瞳の舞台 小豆島田浦 他 (2009/06/05)
男鹿半島 ~なまはげ・八望台・入道崎~ 他 (2009/09/18)
【道の駅】 しょうわ ※ 海まで数㌔。
【明日の予定】 県立博物館を見て、秋田市内へ 。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
Re: タイトルなし
こんにちは。
日本語が上手と云うことは、日本に長く住んでるんですね。
矢田津世子さんに旅でであった。 こういう出会いが好きです。
もっと生きててくれたらと、思いました。
研究の結果を知りたいですね。
日本語が上手と云うことは、日本に長く住んでるんですね。
矢田津世子さんに旅でであった。 こういう出会いが好きです。
もっと生きててくれたらと、思いました。
研究の結果を知りたいですね。
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十年ぐらい前に五城目を訪れたことがあります。素敵な写真を見るとその旅行を
懐かしく思い出しました。ありがとうございました。