楢下宿(ならげじゅく)。 昔は賑わったが、今は小さな集落。
地域の人たちが、自分たちの力で、歴史をだいじに残していた。
奥羽本線と、羽州街道は、だいたい同じ所を通っている。
およそ福島から、弘前まで。
ところが、スタートから、山形の少し手前の上山までが違う。
奥羽本線は、福島から米沢に向かう。 その後、北上し、上山へと。
羽州街道は、ショートカットするように、斜めに上山に向かっていた。
そのことを、今日知った。
☆ ☆ ☆ ☆
楢下宿は、赤い所。
奥羽本線は、福島から米沢へ、そして上へ。
羽州街道は、桑折から斜め上に行く。 上山(かみのやま)で合流。 その後は、だいたい一緒。
小坂峠は、一昨年通っていた。
古い家の横に、駐車場があった。 この家は最後に見る。
左回りで動く。 上の道は、明治に入って作られた。 街道は、迂回するように、コの字だった。
ここは、街道。 地図の右の方で、上に向かっている。
ここは、橋。 古い家は、山田屋。
石橋だった。 明治に入って作られた。 それまでは、木造。
東北での石橋は、珍しい。
人々は、最初、怖がって渡らなかったそう。
九州の人なら、平気。
「石橋をたたいて渡る」のことわざが生まれるくらい、石橋は安全に思っている。
石が、がっしり押さえつけ合ったら、落ちない。
地図の右への道、上山方面の家並み。 蔵王信仰への道とある。 蔵王に近い。
戻って来た。 家並み全体が残っている訳ではない。
この道は、新道。 明治に入って作られた。
観音堂があった。
軽トラで、梨を運んでいた。 山形県は、ラ・フランスの発祥のよう。
まだ固い。 柔くなったら食べられる。
左の方の街道に入った。
※ 新奥の細道は、東北自然歩道と呼ばれる。 この地図のピンクの部分。
古い家が見えてきた。
この家は、旧武田家となっていた。 1759年に建てられたことが分かっている。
ここから入る。 左側は、しとみ戸と云うそう。 昼間は、普通外す。
土間が広い。 馬の部屋もあった。
こんな説明は、子供が見学に来たとき、助かる。
このように、楢下宿は、数軒古い家を残している。 復元工事を終わらせて。
下は、蔵。 土で作っている。
藁を混ぜた土で、こうです。
土だと、良く分かる。 ハチの巣。
素敵な庭だなと思って・・。
馬頭観音。 馬と同じ家に住むくらいだから、馬を大事にした。
亡くなった馬を弔った。
地蔵さんがあって、天明と何とか読める。
1780年代。 天明の大飢饉があった。
※ この飢饉で、例えば弘前藩では10万人ほどが死んだ。 東北全体では、どれだけか。 全国では、90万人程。
庭に、お墓のようなのが。
少し離れた所に、いっぱいの墓。 古いのを集めたのかな。
秋になると、赤い実が目立つ。
家の壁に、こんな模様。 鏝絵(こてえ)に似ている。
戻って来て、川の方に下りてる。 左に、古いお家。
住んでるのかな。 住まなくなったら、すぐに傷みだす。
石橋の上から。
楢下街道の道とある。
このように、羽州街道の一部は、別な呼び名がある。 七ヶ宿街道とか。
石橋は、美しい。 ※ 私が一番美しいと思っているのは、これなか。(霊台橋 九州 美里町)
手づくり郷土賞とある。
※ 上の賞は、国土交通省が出している。 山形県内では、30カ所程。 例えば、銀山温泉。
庄内屋とあった。 脇本陣。
※ 殿様は、本陣に泊る。 複数の殿様が来た時、予備に脇本陣を作っておく。
※ ここの道は、山形、秋田、弘前の殿様達の通る、メインルート。
楢下宿で最も古い建物。 18世紀中ごろ。
この飾りが好き。 正月、車の中に、飾ってみたい。 ぶら下がっているのは、走るとすぐに絡まるが。
最初に見た家。 入らなかった。
街外れに。 移築したもの。
楢下宿の出口に、一里塚。 1600年過ぎに、建てられたもの。 古い。
街並み全体が古くはないので、伝建地区とかにはならない。
先人が残してくれた、歴史的な物を大事にする考えが、いいでしょうか。
古いものを大事にしたら、今を大事にする気持ちも生まれてくる。
私が、駐車場を出る時、若い女性2人が、これから歩くってやって来た。
【関連ブログ】 蔵王山 ~お釜がこんなに美しいとは~ 他 (2010/7/23)
家の周りの瓦礫の撤去。 東北は、今も昔も、大変な苦労をしている。 それでも、キム・ヨナを中心に動く。 他 (2011/4/30)
【道の駅】 たかはた
【明日の予定】 高畠町を歩きます。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は6位、 旅行全体で13位です。
記事は役立ったでしょうか。
気に入った所などがありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
地域の人たちが、自分たちの力で、歴史をだいじに残していた。
奥羽本線と、羽州街道は、だいたい同じ所を通っている。
およそ福島から、弘前まで。
ところが、スタートから、山形の少し手前の上山までが違う。
奥羽本線は、福島から米沢に向かう。 その後、北上し、上山へと。
羽州街道は、ショートカットするように、斜めに上山に向かっていた。
そのことを、今日知った。
☆ ☆ ☆ ☆
楢下宿は、赤い所。
奥羽本線は、福島から米沢へ、そして上へ。
羽州街道は、桑折から斜め上に行く。 上山(かみのやま)で合流。 その後は、だいたい一緒。
小坂峠は、一昨年通っていた。

古い家の横に、駐車場があった。 この家は最後に見る。

左回りで動く。 上の道は、明治に入って作られた。 街道は、迂回するように、コの字だった。

ここは、街道。 地図の右の方で、上に向かっている。

ここは、橋。 古い家は、山田屋。

石橋だった。 明治に入って作られた。 それまでは、木造。
東北での石橋は、珍しい。
人々は、最初、怖がって渡らなかったそう。
九州の人なら、平気。
「石橋をたたいて渡る」のことわざが生まれるくらい、石橋は安全に思っている。
石が、がっしり押さえつけ合ったら、落ちない。

地図の右への道、上山方面の家並み。 蔵王信仰への道とある。 蔵王に近い。


戻って来た。 家並み全体が残っている訳ではない。

この道は、新道。 明治に入って作られた。

観音堂があった。

軽トラで、梨を運んでいた。 山形県は、ラ・フランスの発祥のよう。
まだ固い。 柔くなったら食べられる。

左の方の街道に入った。
※ 新奥の細道は、東北自然歩道と呼ばれる。 この地図のピンクの部分。

古い家が見えてきた。

この家は、旧武田家となっていた。 1759年に建てられたことが分かっている。

ここから入る。 左側は、しとみ戸と云うそう。 昼間は、普通外す。

土間が広い。 馬の部屋もあった。

こんな説明は、子供が見学に来たとき、助かる。


このように、楢下宿は、数軒古い家を残している。 復元工事を終わらせて。
下は、蔵。 土で作っている。

藁を混ぜた土で、こうです。


土だと、良く分かる。 ハチの巣。


素敵な庭だなと思って・・。

馬頭観音。 馬と同じ家に住むくらいだから、馬を大事にした。
亡くなった馬を弔った。

地蔵さんがあって、天明と何とか読める。
1780年代。 天明の大飢饉があった。
※ この飢饉で、例えば弘前藩では10万人ほどが死んだ。 東北全体では、どれだけか。 全国では、90万人程。

庭に、お墓のようなのが。

少し離れた所に、いっぱいの墓。 古いのを集めたのかな。

秋になると、赤い実が目立つ。


家の壁に、こんな模様。 鏝絵(こてえ)に似ている。

戻って来て、川の方に下りてる。 左に、古いお家。

住んでるのかな。 住まなくなったら、すぐに傷みだす。

石橋の上から。

楢下街道の道とある。
このように、羽州街道の一部は、別な呼び名がある。 七ヶ宿街道とか。

石橋は、美しい。 ※ 私が一番美しいと思っているのは、これなか。(霊台橋 九州 美里町)

手づくり郷土賞とある。
※ 上の賞は、国土交通省が出している。 山形県内では、30カ所程。 例えば、銀山温泉。

庄内屋とあった。 脇本陣。
※ 殿様は、本陣に泊る。 複数の殿様が来た時、予備に脇本陣を作っておく。
※ ここの道は、山形、秋田、弘前の殿様達の通る、メインルート。

楢下宿で最も古い建物。 18世紀中ごろ。

この飾りが好き。 正月、車の中に、飾ってみたい。 ぶら下がっているのは、走るとすぐに絡まるが。

最初に見た家。 入らなかった。

街外れに。 移築したもの。

楢下宿の出口に、一里塚。 1600年過ぎに、建てられたもの。 古い。

街並み全体が古くはないので、伝建地区とかにはならない。
先人が残してくれた、歴史的な物を大事にする考えが、いいでしょうか。
古いものを大事にしたら、今を大事にする気持ちも生まれてくる。
私が、駐車場を出る時、若い女性2人が、これから歩くってやって来た。
【関連ブログ】 蔵王山 ~お釜がこんなに美しいとは~ 他 (2010/7/23)
家の周りの瓦礫の撤去。 東北は、今も昔も、大変な苦労をしている。 それでも、キム・ヨナを中心に動く。 他 (2011/4/30)
【道の駅】 たかはた
【明日の予定】 高畠町を歩きます。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ランキング】 国内旅行は6位、 旅行全体で13位です。
記事は役立ったでしょうか。
気に入った所などがありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。

※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui.com/tb.php/404-a2a7eead