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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

谷中(やなか)湖を含む一帯は、渡良瀬遊水地となっていた。
 ※ この場所は、足尾鉱毒事件による鉱毒を沈殿させることを目的に、渡良瀬川下流に作られた。
   遊水池である谷中湖が中心。

谷中村があった跡が、一部残っていた。
   ※    ※    ※    ※

道の駅にある建物の、屋上から撮影。

11年10月27日 (1)

赤○が道の駅。 黄色の○が、谷中村の跡。 ピンクの橋まで、自転車で行く。

11年10月27日 (2)

右に、渡良瀬川が流れている。


谷中村跡の北に、展望台がある。 そこから撮影。 谷中湖が見えている。
写真の左方面に、役場跡とかがある。

11年10月27日 (3)

広く公園になっていた。 憩いの場、と云う感じ。 小学生や中学生も来ていた。

11年10月27日 (4)

自転車で散策していたら、釣りをしている人がいた。 遊水地(谷中湖)には、釣りで来る人も多い。

11年10月27日 (5)

コイの子供。 持って帰って、近くの池に放すと云う。 ここの来れない時は、そこで釣る。

11年10月27日 (6)

遊水地は3つに仕切られていて、この道は、仕切っている道。 向こうに行く。

11年10月27日 (7)

上の地図の、北橋。 

11年10月27日 (8)

この後、谷中村の痕跡探し。 ここに、役場があった。 でも、標示はあっても、何もない。

11年10月27日 (9)

消えかけた地図があった。 黄色の○が、役場跡。
この後、神社とかの場所が分かる。

pp

「谷中村遺跡を守る会」が、昔の歴史を残そうとしていた。

11年10月27日 (11)

この後、村の痕跡を探したが、見つけられない。
環境整備をしている人たちが、昼休みで集まっていたので、聞いた。
親切に教えてくれた。

砂利の細い道を、しばらく行ったら、それらしい場所に出た。
左に、神社跡。

11年10月27日 (21)

高くなっていて、上はこう。 標示はあるが、あったのは、石が1個。
昔は、右の写真の神社があった。 谷中村雷電神社。
田中正造は、何度もここに来ている。 村の人達と、ここで話し合った。

11年10月27日 (12)   11年10月27日 (31)

ここが墓地。 右には延命院というお寺があった。 今は、何もないが。

11年10月27日 (13)

その寺にあった鐘。 この後行く、藤岡町歴史民俗資料館で、撮影。

11年10月27日 (28)

遺跡を守るために、陳情が必要だったことが分かる。

11年10月27日 (14)

墓石。 江戸時代のも多い。

11年10月27日 (15)

十九夜供養とある。 初めて見る。 Wikipediaには、こうあった。

  ※ 月待行事とは、十五夜、十六夜、十九夜、二十二夜、二十三夜などの特定の月齢の夜、
    「講中」と称する仲間が集まり、飲食を共にしたあと、経などを唱えて月を拝み、
    悪霊を追い払うという宗教行事である。

十九夜供養塔は、関東地方に少し見られるだけのよう。 少ない。

11年10月27日 (16)

何を怒っているのか。

11年10月27日 (17)   11年10月27日 (18)

この地蔵さんは、村が無くなったことを知っているのか。
天和元年は、1681年のこと。 古いですね。

11年10月27日 (20)

この後、藤岡町歴史民俗資料館に向かった。

田中正造に関する資料は、ネット上にいくらでもある。
知りたかったのは、谷中村の人たちの動き。 
特に、北海道に移住した人たちのこと。 佐呂間町栃木に。

資料館で、下の写真のが目に入った。  石塚倉子と云う人。

11年10月27日 (22)

※ 調べてみたら、代表作に、下のようなのが。
  もしかしたら、この人に、光が当たる時が来るかもしれませんよ。

muronoyasima7657.jpg

※ 詳しくは、ここに

田中正造。

11年10月27日 (23)

右の写真は、大洪水の視察とある。

谷中村は、洪水はもともとあった。
でも、足尾銅山が出来て山の木が無くなったため、洪水の規模が大きくなった。
※ 銅山では、精錬のため、大量の燃料がいる。

11年10月27日 (25)

議会での質問書。 正造は、衆議院議員になっている。

11年10月27日 (24)

田中正造の衣類など。

11年10月27日 (26)

読みは、左下に。 意味を調べたが、分からない。

11年10月27日 (27)

洪水の時の、谷中村。 その時代の、人の表情のある写真は、貴重ですね。  屋根の上にも一人。

11年10月27日 (29)   11年10月27日 (30)

強硬破壊に用いた木槌とある。 よく残してあったもんです。

11年10月27日 (32)

資料館では、谷中村の人たちの動きについての資料を見せてくれた。
それを、写真に撮らせてもらった。 旧谷中村関連資料調査報告書。

※ これについては、以前読んだことがあった。
  3年程前、藤岡町のホームページに載っていたような気がした。
  資料館の人の話では、栃木市と合併したため、今は載っていないと言った。(HPを整理中か)
  上の報告書以外もあったように思う。

  その時、HPをもとに書いたのが、以前のブログに書いた、下の内容。(他もあるが)

yanakamura9999.jpg

上の内容以上のことは、分からなかった。

※ 明治44年4月出発とあるが、この時はまだ、旭川から北見まで石北線は通っていない。
  開通は、この年の秋。
  陸別を通ったと云うことは、帯広まわりで行っている。
  当時開通しているのは、旭川まで行って、富良野線に乗れば、列車で帯広まで行けた。
  そこから先、どうやって行ったのだろう。
  かなりの部分は、きっと歩いた。
  留辺蘂まで行ったら、ひと山越えて、栃木と名前をつけた、その地になる。

※ 栃木団体と云う名前で、開拓に入っていた。
※ 私のおじいちゃんは、秋田団体の一員として、同じ時代に、留辺蘂の少し南に入っている。
  栃木は、留辺蘂の少し北。
※ 北海道に開拓に入った人達は、どこも、同じような苦労をした。

※ 2009年2月の、佐呂間町栃木。    今年の夏近くを通ったので、動画を撮れば良かった。 忘れなければ、来年。

11年10月27日 (34)

歴史民俗資料館の外にあった、田中正造の像。 谷中村があった方を見ている。

11年10月27日 (33)

この川が、渡良瀬川。 この下流に谷中湖がある。



調べるだけの十分な時間はなかったけど、谷中村跡を見られたことがよかったかな。

パンフレットや、案内板などの文章の表現は、下のように。

 「渡良瀬川遊水地は、旧谷中村民の移住問題等、人々の大きな犠牲のもとにつくられました」

時代が変わった今、行政を含めた地域の人々全体の意識は、苦労した人々の側に立っているように感じた。
それを知って、少し安心したでしょうか。

【道の駅】   みかも


【明日の予定】   足利市  足利学校とか

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

meisigazoupppm.jpg
   
【ランキング】  国内旅行は7位、 旅行全体で17位です。  放浪の旅が、32位でした。                  
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  • 渡良瀬遊水地で、谷中村の痕跡を探す。~栃木市藤岡町~  他  (2011/10/27)
  • 2011年10月27日 (木)
  • 23時01分49秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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