山の斜面に、横穴がいっぱい。 古代の墓だと云う。
不思議な風景だった。
近くのお寺に、三重塔があるので見に行った。
そうしたら、その寺は、頼朝の弟の 源範頼が関わっていた。
※ 範頼は、曽我兄弟の仇討で知った。
☆ ☆ ☆ ☆
吉見町は小さな町。
国道も線路もない。 町から一歩出たら、両方ともあるんだが。
ここの山の斜面にあった。 観覧料300円。
吉見百穴。 よしみひゃくあな。
一目、咲き終わったハスの花か、コモリガエルの背中に見えた。
最初は、この穴には、コロボックルが住んでいたと考えられていた。 そっちの方が夢がある。
※ 北海道のオホーツク地方に、背の低い民族がいたのかもしれない。
ミャンマーのタロン族のように、大人で130㌢以下なら、コロボックル。
ヒカリゴケがあるとも。
最初にこの穴に入った。 戦争中につくられた。
どこまでも続いているので、途中で行き止まりに。
朝鮮人に掘らせた。
戦闘機のエンジンを作る予定だったが、その前に終戦。
穴を見て歩いた。 219個ある。
「わずかな土地を耕して、かろうじて毎日を暮らしていた多くの農民は・・・」という文がある。
その時代の人々の生活を想像できる、いい説明ですね。
穴の中は、2人くらいなら生活できそう。
この穴には、亡くなった人を置く場所がある。
壁にいたずら書き。 もっとひどい穴もあった。
この辺りの岩も凝灰岩。 火山灰で出来ているので、軟い。
穴の形は、色々。 普段は、ふたをしており、追加して入れることもあった。
土に埋めたら土になって消えるので、それがいやだったのか。
この時代には、もう鉄の工具があったようですね。
石の他に、金属も。
正岡子規の歌があった。 明治24年に来ている。
「神の代は かくやありけん 冬籠(ふゆごもり)」
コロポックル説の時代なので、こんな歌が生まれてしまった。
こんな土偶が出てきた。 隣は、発掘の時、半分埋まっている写真。
航空写真。 左の○に吉見百穴。 真ん中の山に松山城跡。 武田軍もこの城を攻めに来ている。
この辺りは、こんな低い山(丘)があるが、そろそろお終い。
吉見町を過ぎたら、広い関東平野の始まり。
吉見町の案内を見て、近くに三重塔があるのが分かった。 場所は吉見観音(安楽寺)。
人が訪れるのか、お土産屋さんが1軒。
仁王様がお出迎え。
※ 仁王門と仁王像(金剛力士像)は、平成8年から3年かけて、解体修理を行った。
費用は、7000万円とあった。 大変な額。
本堂も三重塔も、江戸時代のものと説明にある。
本堂。
八起地蔵尊とあった。 大きな案内があったので、本堂の裏に見に行った。
※ この地方独特の地蔵のようだが、それ以外は、分からない。 説明の写真が失敗。
三重塔。
高さ17.6㍍。 小さい。
※ 室生寺五重塔は16㍍。 それより少し大きい。
基壇と呼ばれる、塔の下の台がないという。 ※ あるようにみえるが。
中心の柱を支えているのは、1階の梁(はり)だという。 下までないと云うことか。
※ 源頼朝の弟に、源範頼(のりより)がいる。 平家滅亡のために活躍した。
頼朝が富士山でタカ狩りをしていた時、曽我兄弟の仇討の事件があった。
この事件の直後、しばらくの間鎌倉では頼朝の消息を確認することができなかった。
頼朝の安否を心配する妻政子に対して、巻狩に参加せず鎌倉に残っていた弟源範頼が
「範頼が控えておりますので(ご安心ください)」と見舞いの言葉を送った。
この言質が謀反の疑いと取られ、範頼は伊豆修善寺に幽閉され、のちに自害したと伝えられている。(Wikipedia)
ところが、範頼はこの寺に隠れ住んだと云う説がある。 住んだ場所と言われる所もある。
範頼は、もともとこの地方を領地にしていた。
範頼の子供は助かり、その子孫が、吉見氏として続いた。 吉見町の名前は、ここから。
道の駅は、すぐ近く。 陶器市をやっていた。 かわいい鬼がいた。
最近、ガソリンが安くなってきた。 軽油が110円を切ったのを、久しぶりに見た。
安くなると助かる。
川越市に近い道の駅に来た。
近くに何かないかと探したら、今日のがあった。
コロポックルがいた方が、夢があっていい。
でも、遺跡の研究は進んでいるから、もう戻らないでしょうね。
【道の駅】 いちごの里よしみ
印の所は、吉見百穴
【明日の予定】 川越市 ※ 駐車場がはっきりしない。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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不思議な風景だった。
近くのお寺に、三重塔があるので見に行った。
そうしたら、その寺は、頼朝の弟の 源範頼が関わっていた。
※ 範頼は、曽我兄弟の仇討で知った。
☆ ☆ ☆ ☆
吉見町は小さな町。
国道も線路もない。 町から一歩出たら、両方ともあるんだが。
ここの山の斜面にあった。 観覧料300円。

吉見百穴。 よしみひゃくあな。
一目、咲き終わったハスの花か、コモリガエルの背中に見えた。

最初は、この穴には、コロボックルが住んでいたと考えられていた。 そっちの方が夢がある。
※ 北海道のオホーツク地方に、背の低い民族がいたのかもしれない。
ミャンマーのタロン族のように、大人で130㌢以下なら、コロボックル。
ヒカリゴケがあるとも。

最初にこの穴に入った。 戦争中につくられた。

どこまでも続いているので、途中で行き止まりに。
朝鮮人に掘らせた。
戦闘機のエンジンを作る予定だったが、その前に終戦。

穴を見て歩いた。 219個ある。

「わずかな土地を耕して、かろうじて毎日を暮らしていた多くの農民は・・・」という文がある。
その時代の人々の生活を想像できる、いい説明ですね。

穴の中は、2人くらいなら生活できそう。

この穴には、亡くなった人を置く場所がある。
壁にいたずら書き。 もっとひどい穴もあった。
この辺りの岩も凝灰岩。 火山灰で出来ているので、軟い。

穴の形は、色々。 普段は、ふたをしており、追加して入れることもあった。
土に埋めたら土になって消えるので、それがいやだったのか。
この時代には、もう鉄の工具があったようですね。


石の他に、金属も。

正岡子規の歌があった。 明治24年に来ている。
「神の代は かくやありけん 冬籠(ふゆごもり)」
コロポックル説の時代なので、こんな歌が生まれてしまった。

こんな土偶が出てきた。 隣は、発掘の時、半分埋まっている写真。


航空写真。 左の○に吉見百穴。 真ん中の山に松山城跡。 武田軍もこの城を攻めに来ている。
この辺りは、こんな低い山(丘)があるが、そろそろお終い。
吉見町を過ぎたら、広い関東平野の始まり。

吉見町の案内を見て、近くに三重塔があるのが分かった。 場所は吉見観音(安楽寺)。
人が訪れるのか、お土産屋さんが1軒。

仁王様がお出迎え。
※ 仁王門と仁王像(金剛力士像)は、平成8年から3年かけて、解体修理を行った。
費用は、7000万円とあった。 大変な額。

本堂も三重塔も、江戸時代のものと説明にある。


本堂。

八起地蔵尊とあった。 大きな案内があったので、本堂の裏に見に行った。
※ この地方独特の地蔵のようだが、それ以外は、分からない。 説明の写真が失敗。

三重塔。

高さ17.6㍍。 小さい。
※ 室生寺五重塔は16㍍。 それより少し大きい。
基壇と呼ばれる、塔の下の台がないという。 ※ あるようにみえるが。
中心の柱を支えているのは、1階の梁(はり)だという。 下までないと云うことか。

※ 源頼朝の弟に、源範頼(のりより)がいる。 平家滅亡のために活躍した。
頼朝が富士山でタカ狩りをしていた時、曽我兄弟の仇討の事件があった。
この事件の直後、しばらくの間鎌倉では頼朝の消息を確認することができなかった。
頼朝の安否を心配する妻政子に対して、巻狩に参加せず鎌倉に残っていた弟源範頼が
「範頼が控えておりますので(ご安心ください)」と見舞いの言葉を送った。
この言質が謀反の疑いと取られ、範頼は伊豆修善寺に幽閉され、のちに自害したと伝えられている。(Wikipedia)
ところが、範頼はこの寺に隠れ住んだと云う説がある。 住んだ場所と言われる所もある。
範頼は、もともとこの地方を領地にしていた。
範頼の子供は助かり、その子孫が、吉見氏として続いた。 吉見町の名前は、ここから。
道の駅は、すぐ近く。 陶器市をやっていた。 かわいい鬼がいた。

最近、ガソリンが安くなってきた。 軽油が110円を切ったのを、久しぶりに見た。
安くなると助かる。

川越市に近い道の駅に来た。
近くに何かないかと探したら、今日のがあった。
コロポックルがいた方が、夢があっていい。
でも、遺跡の研究は進んでいるから、もう戻らないでしょうね。
【道の駅】 いちごの里よしみ
印の所は、吉見百穴
【明日の予定】 川越市 ※ 駐車場がはっきりしない。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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Re: 川越観光のP情報
川越の情報ありがとうございました。
無事に観光できました。
無事に観光できました。
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