龍野は、しっとり風情の、しょうゆの里。
見所いっぱいで、歩いて退屈しない、小京都の町だった。
また、赤とんぼ他、いろんなことを知ることができた。
※ ※ ※ ※
龍野市はここ。
車は、河川敷の駐車場に。 離れていたので、今日は自転車。
市街地に入ってきた。
古いポスター。 山本富士子です。
味噌と麹のお店。 自分が美味しいと思う味噌は、九州に近づくと見つかる。 合わせ味噌。
龍野の町の風には、においがあった。 醤油の甘い香り。
軒先の風鈴が、やわらかな風で鳴った。
うすくち滝野醤油資料館に入った。
醤油さし。 こんなのに気を使った生活は、してない。 この旅を終えたら、考えてみるか。
三木露風の詩があった。 冒頭は、樽を緊め、となっている。 緊(し)めと読むのかな。
地図があった。 右上に、童謡の里とある。 三木露風が作詞した、赤とんぼの事を言っている。
童謡「赤とんぼ」の生まれた背景が、どこかで知れるかもしれない。 楽しみができた。
瀧野城が見えてきた。 隅櫓。 建物はすべて再建された物。
本丸御殿。
お金をかけて、復元。
龍の絵。 第一人者が描いている。
門は埋門とあった。 初めて見る。
少し歩いたら、霞城館(かじょうかん)という建物があった。 三木露風や三木清についての展示。
「赤とんぼ」について、詳しくあった。
最初に発表したときの詩は、違った。
※ 函館のトラピスト修道院に講師で行ってた時に作る。 そこに歌碑があった。
露風自筆の、赤とんぼ。
※ 12才のとき、「赤とんぼ とまっているよ 竿の先」を作っている。
資料館の人が教えてくれた。
生まれたいきさつが書いてある。
「姐や」は、姉ではない。
赤とんぼについて講演している。 そのときの、原稿。 上は、この要約。 資料として載せておきます。
トラピストのブログでも載せましたが、メロディは、別の曲に似ている。
この詩も、函館にあった。
島村抱月について、露風が書いている。 抱月は、その時代、力があったようだ。
抱月については、下に書いてあります。 女優の松井須磨子や竹久夢二が登場する。
※ 関連ブログ 中山晋平記念館 ~信州 中野市~ 他 (2011/7/14)
芥川龍之介からの手紙もあった。 こんな字を書く人だった。
月夜は、露風の他の作品にも出てきた。
※ 田中冬二の月夜の陵(はか)という詩が、鬼無里(きなさ)にあった。 思い出す。
すぐに意味は分からない。
隣の建物、矢野勘治記念館。 どんな人かは、知らない。
矢野勘治は、旧制第一高等学校の寮歌の作詞をしていた。
どこかで、聴いたことありますね。
珍しいものがあった。 矢野勘治がもらった将棋に初段の免状。
名人坂田三吉とある。 短い期間、関西で名人を名乗っていた。 だから、これは貴重。
彼は、映画「王将」のモデル。 字はいくつかしか、書けなかった。
なお、少女漫画『ガラスの仮面』の主人公、北島マヤのモデルは、坂田三吉。 作者が語っている。
山に上っている。 この近くで、露風は育った。
紅葉の径(みち)。
山の中腹に、茶室があった。 天皇から賜ったとか、いわれのあるもの。
池の上にもあるので、浮堂と呼ぶそう。
露風19歳のときの詩。
春に詠ったとあるので、春の情景ですね。
近くに、猫がやってきた。 この人が猫を呼んだ。 我が家の猫を呼ぶように。 優しい声だった。
ここを治めていた、脇坂家の離れ。
何の花でしょう。
この後、自転車で、坂を少し下って、赤とんぼの歌碑へ。
こんな道を通って、河川敷に戻った。
今朝いた道の駅に戻るか迷ったが、海に出た。 道の駅、あいおい白龍城。
ここにラドン温泉がある。 その魅力があって。
湯葉豆腐も売っている。 中に湯葉が入っている。 普通の豆腐とは、違う。
※ 前回来た時、湯葉豆腐と牡蠣(かき)を買った。
その時、湯葉がやきもちを焼いたことにして、ふざけて、こんな句を作った。
「 かきくえば わたしもたべてねと ゆばとうふ 」
それで、今回は、湯葉豆腐だけ。
龍野はいい町だった。 情報誌で大きく紹介されてる理由が分かった。
この町に来るまで、赤とんぼのことは、知らなかった。
【今日の歌】
「ふるさとの」を探していたとき、見つかった。 いいですよ。
あさみちゆき/ふるさとの木の下で... (YouTube)
大連の街から 昨日のオー・ソレ・ミオと比べたら、こっちは異国情緒たっぷり。
【道の駅】 あいおい白龍城(ぺーろんじょう)
【明日の予定】 小さな島に行くかもしれない。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は9位、 旅行全体で22位です。
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見所いっぱいで、歩いて退屈しない、小京都の町だった。
また、赤とんぼ他、いろんなことを知ることができた。
※ ※ ※ ※
龍野市はここ。
車は、河川敷の駐車場に。 離れていたので、今日は自転車。
市街地に入ってきた。

古いポスター。 山本富士子です。

味噌と麹のお店。 自分が美味しいと思う味噌は、九州に近づくと見つかる。 合わせ味噌。

龍野の町の風には、においがあった。 醤油の甘い香り。
軒先の風鈴が、やわらかな風で鳴った。

うすくち滝野醤油資料館に入った。

醤油さし。 こんなのに気を使った生活は、してない。 この旅を終えたら、考えてみるか。

三木露風の詩があった。 冒頭は、樽を緊め、となっている。 緊(し)めと読むのかな。

地図があった。 右上に、童謡の里とある。 三木露風が作詞した、赤とんぼの事を言っている。
童謡「赤とんぼ」の生まれた背景が、どこかで知れるかもしれない。 楽しみができた。

瀧野城が見えてきた。 隅櫓。 建物はすべて再建された物。

本丸御殿。

お金をかけて、復元。

龍の絵。 第一人者が描いている。

門は埋門とあった。 初めて見る。


少し歩いたら、霞城館(かじょうかん)という建物があった。 三木露風や三木清についての展示。

「赤とんぼ」について、詳しくあった。
最初に発表したときの詩は、違った。
※ 函館のトラピスト修道院に講師で行ってた時に作る。 そこに歌碑があった。

露風自筆の、赤とんぼ。
※ 12才のとき、「赤とんぼ とまっているよ 竿の先」を作っている。
資料館の人が教えてくれた。

生まれたいきさつが書いてある。
「姐や」は、姉ではない。

赤とんぼについて講演している。 そのときの、原稿。 上は、この要約。 資料として載せておきます。

トラピストのブログでも載せましたが、メロディは、別の曲に似ている。
この詩も、函館にあった。

島村抱月について、露風が書いている。 抱月は、その時代、力があったようだ。

抱月については、下に書いてあります。 女優の松井須磨子や竹久夢二が登場する。
※ 関連ブログ 中山晋平記念館 ~信州 中野市~ 他 (2011/7/14)
芥川龍之介からの手紙もあった。 こんな字を書く人だった。

月夜は、露風の他の作品にも出てきた。
※ 田中冬二の月夜の陵(はか)という詩が、鬼無里(きなさ)にあった。 思い出す。
すぐに意味は分からない。

隣の建物、矢野勘治記念館。 どんな人かは、知らない。

矢野勘治は、旧制第一高等学校の寮歌の作詞をしていた。

どこかで、聴いたことありますね。
珍しいものがあった。 矢野勘治がもらった将棋に初段の免状。
名人坂田三吉とある。 短い期間、関西で名人を名乗っていた。 だから、これは貴重。
彼は、映画「王将」のモデル。 字はいくつかしか、書けなかった。
なお、少女漫画『ガラスの仮面』の主人公、北島マヤのモデルは、坂田三吉。 作者が語っている。

山に上っている。 この近くで、露風は育った。

紅葉の径(みち)。

山の中腹に、茶室があった。 天皇から賜ったとか、いわれのあるもの。
池の上にもあるので、浮堂と呼ぶそう。

露風19歳のときの詩。

春に詠ったとあるので、春の情景ですね。

近くに、猫がやってきた。 この人が猫を呼んだ。 我が家の猫を呼ぶように。 優しい声だった。

ここを治めていた、脇坂家の離れ。

何の花でしょう。

この後、自転車で、坂を少し下って、赤とんぼの歌碑へ。
こんな道を通って、河川敷に戻った。

今朝いた道の駅に戻るか迷ったが、海に出た。 道の駅、あいおい白龍城。
ここにラドン温泉がある。 その魅力があって。
湯葉豆腐も売っている。 中に湯葉が入っている。 普通の豆腐とは、違う。
※ 前回来た時、湯葉豆腐と牡蠣(かき)を買った。
その時、湯葉がやきもちを焼いたことにして、ふざけて、こんな句を作った。
「 かきくえば わたしもたべてねと ゆばとうふ 」
それで、今回は、湯葉豆腐だけ。

龍野はいい町だった。 情報誌で大きく紹介されてる理由が分かった。
この町に来るまで、赤とんぼのことは、知らなかった。
【今日の歌】
「ふるさとの」を探していたとき、見つかった。 いいですよ。
あさみちゆき/ふるさとの木の下で... (YouTube)
大連の街から 昨日のオー・ソレ・ミオと比べたら、こっちは異国情緒たっぷり。
【道の駅】 あいおい白龍城(ぺーろんじょう)
【明日の予定】 小さな島に行くかもしれない。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
「赤トンボ」の里ー龍野市
Re: 「赤トンボ」の里ー龍野市
何があって、歌が生まれたのか。
そんなことを知るのが、面白いです。
龍野に、宙太さんは行ってましたか。 私は、まったく知らない町でした。
揖保川があって、揖保の糸の宣伝を見ました。
食べずに終わりました。
月の沙漠の舞台は、本当は、作者である加藤まさをの心の中にあったようです。
御宿が、月の沙漠を大事にしてくれたので、舞台はそこでいいかとなったようです。
こういうことって、ありますね。
例えば、木下順二の夕鶴の資料は、山形県の南陽市にあります。
この町が夕鶴の舞台にはなりえないのですが、夕鶴の里となっています。
南陽市は、夕鶴の話をだいじにしました。
それで、今となっています。
※ 登場人物が京の都に行くには、山形では遠すぎます。
歌は、詩とメロディの両方ですね。
そんなことを知るのが、面白いです。
龍野に、宙太さんは行ってましたか。 私は、まったく知らない町でした。
揖保川があって、揖保の糸の宣伝を見ました。
食べずに終わりました。
月の沙漠の舞台は、本当は、作者である加藤まさをの心の中にあったようです。
御宿が、月の沙漠を大事にしてくれたので、舞台はそこでいいかとなったようです。
こういうことって、ありますね。
例えば、木下順二の夕鶴の資料は、山形県の南陽市にあります。
この町が夕鶴の舞台にはなりえないのですが、夕鶴の里となっています。
南陽市は、夕鶴の話をだいじにしました。
それで、今となっています。
※ 登場人物が京の都に行くには、山形では遠すぎます。
歌は、詩とメロディの両方ですね。
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「姐や」の意味、私も勘違いしていました。
真実は「子守娘」のことなのですね。いいことを知りました。
「赤トンボ」と「月の沙漠」は、最高の童謡で、日本の宝です。気持ちが沈んだとき聴くと、なんとなく心を癒されます。大事にしたい歌です。
感動的取材でした。ご苦労さまでした。