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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

牛窓(うしまど)には、江戸時代から昭和にかけての風景が残っていた。
造船業、また、潮待ち風待ちの港として、栄えた時代があった。
瀬戸内の日差しの中、しおまち唐琴通りを、のんびりと歩いてみた。
    ※    ※    ※    ※

牛窓に来たのは、2年ぶり。 その時は、目の前にある前島に渡った。 写真に見える右半分は、前島。

11年12月9日 (1)

古い町並みに向かった。

11年12月9日 (2)

フェリー乗り場。 右向こうに、小さくフェリーが見える。 港を出たら、すぐに前島の港。

11年12月9日 (3)

案内所で地図をいただいて、コースを教えてもらった。

明治20年に、警察署として建てられた。 今は、海遊文化館。(朝鮮通信使の資料などがある)
屋根は瓦。 でも洋風。 だから、和洋折衷。

11年12月9日 (4)

瀬戸内市の地図。 夢二の生家が見える。 牛窓は右下。

11年12月9日 (5)m

ここを歩く。 しおまち唐琴通り。
 ※ どうして唐琴と云うのかは、?。 下の右の地図に、唐琴の瀬戸と云うのもある。

11年12月9日 (25)

左半分。 右半分。

11年12月9日 (26)   11年12月9日 (27)

本蓮寺。 お堂がたくさんあるので、少しずつ。 ほとんどが、国の重要文化財。
こんなみ見せていただいて、無料。
本蓮寺は、朝鮮通信使の接待所だった。 この後行く井戸と合わせて、国の指定史跡になっている。

左向こうに、美しい三重塔。

11年12月9日 (7)

中門の上。 一つだけ勉強した。 
○の中は、鰭付蕪懸魚(ひれつきかぶらげぎょ)。 
両側が鰭(ひれ)。 蕪(かぶ)は、野菜のカブ。 懸は、懸(か)けるの意味。 こういう物を、懸魚と云うそう。

11年12月9日 (6)

小さな三重塔。 これは、国の重要文化財ではないが、美しい。 江戸時代のもの。
  ※ 重要文化財になるならないは、何で決まるのか、いつか調べてみますね。 コネもあったりして。

11年12月9日 (8)

三重塔の下。 古さが分かります。  
釣鐘のような窓は、花頭窓(かとうまど)。 これも、勉強。 一つだけでも、覚えることに。

11年12月9日 (10)

前島の右半分。 フェリーが見える。 一昨年の今頃、島を歩いて歩いて・・・歩いた。

11年12月9日 (9)

こんな感じの通りも多い。 ※ 重伝建地区ではない。

11年12月9日 (11)

お休み処。 ありがたい。

11年12月9日 (12)

酒屋だった。 高祖酒造。 今は、別の場所で。

11年12月9日 (13)

上ってみなくなる石段。 上に小さな神社。

11年12月9日 (15)

エンドウが、育ち始めた。 今は、冬なのに。

11年12月9日 (14)

上からの風景はよかった。 右向こうに、三重塔。

11年12月9日 (16)

再び、しおまち唐琴通り。

11年12月9日 (17)

かわいいサンタさんが、お出迎え。 そんな季節がまもなく。 今日の歌は、きまった。

11年12月9日 (18)

最一稲荷。 たいしたものに見えないが、地域では、大事にしている神社。
明治7年に出来た。 上の山で、老いた狐が亡くなった。 その狐を神と考えた。

11年12月9日 (19)

この井戸が、朝鮮通信使ゆかりの井戸。 この井戸だけ、どんな時にも涸れることはなかった。

11年12月9日 (20)

水が動いていたら、こんこんと、と表現できる。 

11年12月9日 (21)

右の方に朝鮮、そして、承応三と読める。 1654のこと。 岡山藩が掘った。

11年12月9日 (22)

井戸からこの道を戻って、しおまち唐琴通りへ。

11年12月9日 (23)

大正4年、牛窓銀行として建てられた建物の内部。
上の窓の所に、細い通路がある。 窓の開け閉めのためにある。 キャットウォークと云うそう。

11年12月9日 (29)

初めて見る。 ししこま。 女の子が生まれて、最初の8月1日につくる。
米の粉でつくった団子。 色を塗って。 近所の子供にあげる。 そこの家で女の子が生まれたら、戻してもらう。
男の子が生まれたら、喜ぶことが多かった。
でもこれは、女の子が生まれた時、みんなで喜びあう風習。 いいですね。

11年12月9日 (24)

建物のガラスは、昔のガラス。 ゆがんで見えた。 涙で潤んで見えたよう。
  ※ 福岡にいる私の教え子が、友達とけんかしたら友達の顔が涙でゆれて見えた、って、詩に書いたことがある。
    この子は、糸が切れて、凧は自由になった、とも書いた。 4年生の時。 根室時代。 

11年12月9日 (28)

こんな道をさらに。

11年12月9日 (30)

最初のバスは、こうだった。

11年12月9日 (31)

唐琴の瀬戸。 前島があるため、港は波が穏やかだった。
それで、港が発展した。 風待ち潮待ちの船がやってきた。
 ※ 「 風待ち 潮待ち あなた待って 」となれば、以前紹介した「安芸灘の風」の歌になります。 
 ※ 上のような歌を作るには、この地域の自然・歴史・暮らしの魅力の全てを整理します。
   その中から物語を生み出します。 そこまで行ったら、詩を作ることが可能になります。
   メロディは、その後に。  安芸灘の風は、そうやって作られています。

11年12月9日 (32)

燈籠(とうろう)堂。 石垣は昔のまま。 

11年12月9日 (33)

燈籠堂の下に。 ここしかないと云う場所に、人形と花。

11年12月9日 (34)

サザンカ。 

11年12月9日 (35)

造船所の前で、お年寄りの方とお話し。
船の作り方を、しつこく聞いたら、入っておいでと事務所に。
昔は、松林があった。

11年12月9日 (36)

昔は、木造のこんな船も作った。

11年12月9日 (37)

大きな船だねと行ったら、それは模型だと言われた。

11年12月9日 (38)

帆船時代が一番栄えた時かな、とか少し面倒な質問をすると、聞こえなかったふりをして、話は次に進んだ。
毎日何しているのと聞いたら、畑の草取るくらいのもんじゃ、と言った。

最後に見た、若葉屋。 船に使う木材で、財を成した。

11年12月9日 (39)

海沿いの道を、もどった。

11年12月9日 (40)

牛窓は、古い町並みがあって、歴史があって、住む人は穏やかに暮らす。
安芸灘の御手洗(みたらい)に、魅力が似ていた。

【関連ブログ】  牛窓町 前島を歩いてみました。  他  (2009/12/6)

【今日の歌】   
  Aly & AJ Silent Night   1分30秒からの間奏が、たまらない。 しびれる。


  Silent Night -- Original Version


【その他】  浅田真央のお母さんが亡くなりました。 
       お母さんのことで、あるニュースを見つけたけど、再度見つけられない。
       こんな内容。 いい表現であったんだが。 オリンピックの時の話し。

         匡子さんはそのとき、バンクーバー市内のホテルでテレビの前にいた。
         スイッチは入れられず、ひたすら勝利を祈っていた。
         娘の快挙を聞くと「よくやったねと伝えたい」と号泣した。

       浅田真央の銀を喜んだのは、お母さんだけかもしれない。
       お母さんだけが、最悪と大きなけがを心配していた。

【停泊場所】   牛窓の港

【明日の予定】  犬島を検討中。

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

牛窓

牛窓。こんな所だったんですね。潮の香りが漂ってきそうです。夢二生家を訪問したとき、「牛窓」の地名になんとなく興味を持っていました。塔のある町って素敵ですね。地方では、簡単に塔は見られません。大分県臼杵市にも市内に塔がありましたので、興味を持って眺めたことがあります。

塔や城は、その町のシンボルであり、市民の誇りでしょう。

Re: 牛窓

美しい塔があって、それを美しく見せる。 2つがあるといい。
そういう面で、室生寺は優れています。
山口の瑠璃光寺のもいい。 周りと調和しています。 上の階の手すりを取った。これもよかった。

塔はどこから人に見られるのか、それを考えて塔を建てた寺もありますね。
遠くから見ても、塔は目立ちます。



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  • 牛窓の「しおまち唐琴通り」を歩く ~瀬戸内市~  他  (2011/12/9)
  • 2011年12月10日 (土)
  • 01時56分16秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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