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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

下津井は、岡山県によって町並み保存地区に指定されている。
でも、町並みになるだけ、古い家は残っていなかった。
今は、残ったものを大事にしている。 そういう状態でした。
    ※    ※    ※    ※

鷲羽山の駐車場について景色を眺めていたら、年配の男の人が近づいてきた。
旅のことや車のことを話した。
「散歩で来たが、この後、下津井まで歩くので一緒に行かないかい」と誘ってくれた。
鷲羽山は後にして、歩くことに。 40分か50分はかかる。

坂を下りながら歩くと、瀬戸大橋が見えてきた。 その向こうに、下津井の港。
ちょうど列車が通った。 左に少し見える。 下を走っている。

11年12月12日 (1)

瀬戸大橋。 倉敷と坂出の間。 橋は10こあって、その総称。

11年12月12日 (2)

下津井の港。 昔、風待ち潮待ちの港として栄えた。 北前船もやってきた。

11年12月12日 (3)

タコが干してあった。 下津井タコとして、知られているそう。 冬の風物詩。

11年12月12日 (4)

おばあちゃんが、お堂の世話をしていた。
最後に、線香に火を付けた。 煙を自分の体にかけ、静かに手を合わせた。
お願いしてるのは、家族のことか、それともお孫さんのことか。 何かのお礼かもしれない。

11年12月12日 (5)   11年12月12日 (6)

写真に撮れる町並みはない。 このように、古い家が、点在している。

11年12月12日 (7)

男の人は、ここに連れて来てくれた。 むかし下津井回船問屋。

11年12月12日 (8)

ここの説明では、建物は復元とあったが、古い建物をどれだけ利用したかは分からない。

女の人が迎えてくれた。 この後、見学している時、質問してみた。
下津井の町は、ずっと以前に、古い町並みを残そうと云う機運が高まったことは無いんですか、と。
女の人は、分からないと言った。 その人の役割は、見学に来た人のお世話。

11年12月12日 (9)

港に来る船が回船。 荷物の積み下ろしや保管の、その他なんでも世話をするのが、廻船問屋。

下の写真の北前船が入港すると、港は賑やかになる。 
北海道から、ニシン、かずのこ、コンブなどを山ほど積んでやってくる。

11年12月12日 (10)

展示の方法には驚かされる。 素人がやったのではない。 これを見るだけでも、勉強になるし楽しい。

11年12月12日 (11)

小樽や松前から日本海の荒波を越え、関門海峡を通ってやってくる。 長い旅。 瀬戸内に入ったら、一安心。

11年12月12日 (12)

母屋の裏は、中庭になっていた。 それを取り囲むように蔵とかがある。

11年12月12日 (13)

建物の位置は、昔のまま。 寄せ集めたのではないと説明してくれた。

11年12月12日 (14)

昔の人のセンスをすべて再現はできない。 今の時代の優れたデザインをプラスしていいと思う。

奥の建物は、蔵サロン。休憩や会食に使える。

11年12月12日 (15)

蔵サロンの中。 壺が展示してあった。

11年12月12日 (16)

昔は、下津井軽便鉄道というのが走っていた。 小さな機関車。
※ 石炭の質が悪いと、力が出ない。 登りの時、客は下りて押すこともあったそう。

11年12月12日 (17)

真ん中に、むかし下津井回船問屋。 右端に、鷲羽山。
左に小さな湾がある。 ここが良港として使われたのか。

11年12月12日 (18)

大正・昭和の展示の蔵も。

11年12月12日 (19)

真ん中の焼き物に、小さな穴。 この穴から水。 硯(すずり)に入れる。
キセルが左に。 今は吸ってないが、美味しいと思って吸っていた。
ずっと歳をとったら、また吸うかな。 こんなので。 

11年12月12日 (20)

※ 下津井節というのがあるので紹介。



こんな建物も。 なまこ壁が見える。

11年12月12日 (21)

ブーゲンビリア。 九州の南の指宿に、いっぱい咲いていた。 いい名前だ。

11年12月12日 (22)

祇園神社の境内。 「薫風や 北前船の 来し港」の歌碑。
薫る風で、季節は初夏。 北海道でのニシン漁が始まって、北前船がやってくる。 
下津井は活気に満ち溢れる。

11年12月12日 (23)

境内には、こんなのも。 旅は、自由に近い意味か。 柔軟な心、そんなのかも。

11年12月12日 (24)

これは、面白い。 
昔ここに、橋があった。 
橋のたもとで「まだかな」と男の人に声をかける、お婆がいた。 どんな意味だと思います?
近くに、遊郭があった。 
まだ遊郭には行ってないのかな、いい女の子がいるよ、と云う意味。

※ こういうのは、表向き、露骨な表現は使わない。
  昔、根室に遊郭があった時、男は「ちょっと山に行って来る」と言って出かけた。
  遊郭が少し高い所にあったので、こう表現した。
  この遊郭から海に下りた所に、涙香岬(るいかみさき)がある。 小さな岬。
  その岬から、流氷の冷たい海に、仕事の辛さから、多くの女性が身を投げた。
  ルイカ岬は、涙香岬と呼ばれるようになった。

11年12月12日 (25)

むかし賑わった商店街。 今はさびしい。

11年12月12日 (26)

丘の中腹にある道を戻った。 下の家並みが、家の隙間から見えた。 迷路のように小路がある。

11年12月12日 (27)

瀬戸大橋は、出来て23年経った。 巨大な建造物。

11年12月12日 (28)

※ 下のプロジェクトXは、以前見たことがあります。



こんな道を戻る。

11年12月12日 (29)

潮は動いているのか。 海はおだやか。

11年12月12日 (30)

案内してくれた人と別れて、鷲羽山山頂へ。

11年12月12日 (31)

山頂。 15分程で着いた。

11年12月12日 (32)

霞んでいるけど、はるか遠くまで。

11年12月12日 (33)

対岸の四国。 一昨年、見える所を歩いた。  山は、讃岐富士。

11年12月12日 (37)

児島の市街。 案内してくれた人は、ここに住んでいる。

11年12月12日 (34)

この道を上がって来た。

11年12月12日 (35)

夕日も橋をつくった。

11年12月12日 (36)

太陽は大きくなって、急ぎ足で沈んで行った。

11年12月12日 (38)m

下津井には優れたデザイナーがいるので、観光としての町の再生は可能なように思います。
見所をつなぐどこかの道を、昔のイメージで再現したらいい。
まだかな橋が駐車場に近いので、そこから、むかし下津井回船問屋までがいいでしょうか。
※ 参考に出来るところは、全国にあります。

書き忘れました。 昔の相撲取り、鷲羽山(わしゅうやま)は、山の下の児島出身です。
小さな体で、大きな小錦に勝ったことがあります。 この動画に。(YouTube)

【今日の歌】  日本の題名は、雨に消えたあなた。 美しい昔ともいう。
       カーン・リーと云う人が歌っているが、若い時に歌っていた、録音のいいのはない。
       この動画が、いいでしょうか。 もう少し優しい声だと、もっといい。  でも、心にしみる間奏。



この子の顔の表情の変化は、何がそうさせるのでしょう。 物語の世界に入っているのか。



このアレンジは、NHKの番組に使われた。 その動画は、今は無い。
震災の少し前に聴いていた。
3月11日に震災があった。 被災地の人々の悲しみと、曲のイメージが重なった。
※ 東北にボランティアに行くが、心の底に、いつもこの曲が流れていた。



札幌のTさんに編曲をお願いして、その曲に、写真を載せたもの。
写真は、私が撮影したのと、アメリカメディアのとが混ざっている。



※ 私の写真は、ボランティアの後の夕方に撮影したのと、休みを取った時に撮影。
  ボランティアは、3月の20日頃から、釜石、大船渡、陸前高田、南三陸、亘理、相馬、南相馬で、1週間ずつ。
  多くの人に支えてもらった。

【停泊所】  鷲羽山の駐車場

【明日の予定】   笠岡市のどこか

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

こんにちは

鷲羽山は子供の頃に行きましたが下津井はまだ行った事がありません。近くに住んでいて行ってない場所は結構ありますね。
ところでakkamui21さんは福山の鞆の浦には行きましたか?

Re: こんにちは

こんばんは。
福山の鞆の浦、行ってみますね。 明後日辺りに。 遠くなく道の駅がありますし。
気にはなっていました。

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  • 北前船で賑わった港町、下津井   鷲羽山山頂からの風景 ~倉敷市~  他  (2011/12/12)
  • 2011年12月12日 (月)
  • 23時47分47秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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