細い路地に、家が密集。 隣の家との間に隙間が無い。
道が曲がれば、家も曲がる。
他とは全く違う、重要伝統的建造物群保存地区だった。
的山大島(あづちおおしま)は、平戸から船で45分。
棚田が広がり、ゆっくり時が流れる島だった。
※ ※ ※ ※
朝からずっと雨。 午後から弱まる予報を信じて、船に乗った。 12時30分出港。 640円。
船の中で、一人のおばあちゃんと話した。
甲浦(こうのうら)の家と家の間は狭いと、親指と人差し指を広げて、教えてくれた。
火事になったら、みな焼ける、と。
おばあちゃんは、平戸から大島に嫁いだ。 私一人島流し、と言って笑った。
私とおばあちゃんが話していたら、低い壁の向こうで寝ている女の人が、時々口をはさんでくる。
それは、ああだとか。 顔は分からない。
今日の船は空いている。 平戸の病院が休みだから。 いつもは、病人でびっしり。
高校はあるが、3月でなくなる。
島が近づいた。
フェリーふ頭。
細いロープを、このように投げる。 これを手繰り寄せると、太いロープが上がる。 船を港につなぐ。
バックで乗って、このように出る。 珍しい。
島は広い。 歩くのは、○の中。 家並みまで、数分歩く。 車は、軽しかない。
細い路地。 昔は、これ以上広い道はなかった。 路地だけど、メイン通り。
道が曲がると、家も曲がる。 まるく、へっこんでる家も。
小さな集落に、お寺が多い。 昔は、多くの家があり、多くの人で賑わったと分かる。
小ぶりの雨が、止んだ。 私には運があると調子に乗ったら、すぐにまた降って来た。
ここは、小さな谷の奥。 真ん中に川。 両側に家並み。 左を歩いてきた。
上の写真の右側を歩いてる。 人がいないと、時は、止まった感じかな。
やっと見つけた、家の隙間。 ほとんどは、ない。
後で知るが、空き家が多いと云う。
お年寄りは、元気なうちはいいが、病気が重くなると島を出る。 軽いうちは、船で通院。
2008年に、重伝建地区に選定されている。
小さなショウウインドウ。 売り物。
振り返って撮影。 右の家が、修復中。
勝手には直せない。 使える木材は使って。
およりまっしぇ、とある。 寄っていって、という意味か。
振り返って撮影。 左右、お店。 何でも、売っている。 私の後ろは、神社前で、小さな広場。
神社の石段の上から見たら、こう。 ※ お店の家の形を、憶えておいて・・。 後で、古い写真に出てくる。
更に上から。 鳥居は、肥前型鳥居の古いものだと、説明にあった。
この時、やっと雨がやんだ。 一句考えた。
「 雨があがって からすが カァ~ 」
神社の下に井戸。 勘定場の井戸とあった。 昔は、捕鯨が盛んだった。 ※ 説明は、資料として。
ここには、六角井戸。 海辺で、塩分の無い水が出たら、いい井戸。 地蔵さんも。
どれも、個性的な表情。 いいですよ。
角の家は、スナック。 飾りがいっぱい。
魚の供養碑があった。 2番目に大きな石碑かな。
ふるさと資料館を見学。
この島の昔が、分かる。
昭和28年。 右の家が、さっきの神社前の家。 屋根の形が、同じ。
人が、あふれる程いる。 2階の部屋は、子供の見学場所。
踊りは、大島の須古踊り。 念仏踊りのよう。 ※ 最後に、動画を。
※ 大島の須古踊りは、こんな踊り。 動画にある説明。
クジラ漁。
学校が見えるかと思って、高台に。
学校は、もっと上のよう。 左の方か。 全部の学校が、山の上に。
※ 小学校の児童数は、51名。 島全部の子供が、集まる。
山を下りて、別の小路。
時々、立派な家がある。
城山という小さな山がある。 頂上に展望台。 そこに、行く。
向こうから来た。 右に、島も見えてる。(度島か)
中央に、支所や、さっき行った資料館が見える。 棚田が広がっている。
左の方。 山の上の建物は、漁火館という温泉のよう。
山を下る時に見た畑。 エンドウが育っている。
※ 向こうに、ニラか。 平戸に戻って、ニラを買った。 卵とじして食べる。
最初に見たのは、正面にあった小路。 最後のは、手前に。
※ 昔、島には、5000人の人がいたと云う。 今は、3分の1。 資料館の人が教えてくれた。
木がいい。 椿の花。
4時、出港。
黒牛を積んだトラックが、下りてきた。 この島で育てるのかな。 島は、黒牛で売り出している。
港を離れた。
同じ島の、的山(あづち)港に寄った。
平戸からの人が、下りた。
帰り、海にはうねりがあって、船はゆれた。
無事に、平戸港に。
神浦の集落は、今後どうなるのだろう。 きっと、空家ばかりになる。
島を出た人が、定年で戻って来たとしても、修理できない家が増える。
通りが3つあったけど、ちゃんと残るのは、1つだけかもしれない。
家と家が、ずっとくっ付いていた。 そんな家並み、初めて見た。
めずらしい伝建地区でした。
【大島の須古踊り】 動画は、ここにあります。 少し長い。
【動画】
※ カピタン、という言葉は、映画「デルス・ウザーラ」の中で、何度も出てくる。 何かの「長」という感じ。
【今日の歌】
映画の一シーンのよう。 俳優は、アントニオ・バンデラス。 スペイン出身。 今は、ハリウッド。
この曲は、ロス・ロボス(Los Lobos)というバンドの歌。 ラ・バンバのヒットで知られる。
曲名は、Antonio Banderas y Los Lobos - Canción Del Mariachi の、後ろの部分か。
ロス・ロボスが日本に来た時の公演。 曲名は、分からない。
※ 明日は、夏川りみ、吉川忠英、石川鷹彦、かな。
【停泊場所】 平戸城下の駐車場
【明日の予定】 平戸島の南の部分
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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道が曲がれば、家も曲がる。
他とは全く違う、重要伝統的建造物群保存地区だった。
的山大島(あづちおおしま)は、平戸から船で45分。
棚田が広がり、ゆっくり時が流れる島だった。
※ ※ ※ ※
朝からずっと雨。 午後から弱まる予報を信じて、船に乗った。 12時30分出港。 640円。


船の中で、一人のおばあちゃんと話した。
甲浦(こうのうら)の家と家の間は狭いと、親指と人差し指を広げて、教えてくれた。
火事になったら、みな焼ける、と。
おばあちゃんは、平戸から大島に嫁いだ。 私一人島流し、と言って笑った。
私とおばあちゃんが話していたら、低い壁の向こうで寝ている女の人が、時々口をはさんでくる。
それは、ああだとか。 顔は分からない。
今日の船は空いている。 平戸の病院が休みだから。 いつもは、病人でびっしり。
高校はあるが、3月でなくなる。
島が近づいた。

フェリーふ頭。

細いロープを、このように投げる。 これを手繰り寄せると、太いロープが上がる。 船を港につなぐ。

バックで乗って、このように出る。 珍しい。

島は広い。 歩くのは、○の中。 家並みまで、数分歩く。 車は、軽しかない。


細い路地。 昔は、これ以上広い道はなかった。 路地だけど、メイン通り。

道が曲がると、家も曲がる。 まるく、へっこんでる家も。

小さな集落に、お寺が多い。 昔は、多くの家があり、多くの人で賑わったと分かる。

小ぶりの雨が、止んだ。 私には運があると調子に乗ったら、すぐにまた降って来た。
ここは、小さな谷の奥。 真ん中に川。 両側に家並み。 左を歩いてきた。

上の写真の右側を歩いてる。 人がいないと、時は、止まった感じかな。

やっと見つけた、家の隙間。 ほとんどは、ない。

後で知るが、空き家が多いと云う。
お年寄りは、元気なうちはいいが、病気が重くなると島を出る。 軽いうちは、船で通院。

2008年に、重伝建地区に選定されている。
小さなショウウインドウ。 売り物。

振り返って撮影。 右の家が、修復中。

勝手には直せない。 使える木材は使って。


およりまっしぇ、とある。 寄っていって、という意味か。

振り返って撮影。 左右、お店。 何でも、売っている。 私の後ろは、神社前で、小さな広場。

神社の石段の上から見たら、こう。 ※ お店の家の形を、憶えておいて・・。 後で、古い写真に出てくる。

更に上から。 鳥居は、肥前型鳥居の古いものだと、説明にあった。
この時、やっと雨がやんだ。 一句考えた。
「 雨があがって からすが カァ~ 」

神社の下に井戸。 勘定場の井戸とあった。 昔は、捕鯨が盛んだった。 ※ 説明は、資料として。


ここには、六角井戸。 海辺で、塩分の無い水が出たら、いい井戸。 地蔵さんも。

どれも、個性的な表情。 いいですよ。

角の家は、スナック。 飾りがいっぱい。

魚の供養碑があった。 2番目に大きな石碑かな。

ふるさと資料館を見学。

この島の昔が、分かる。

昭和28年。 右の家が、さっきの神社前の家。 屋根の形が、同じ。
人が、あふれる程いる。 2階の部屋は、子供の見学場所。
踊りは、大島の須古踊り。 念仏踊りのよう。 ※ 最後に、動画を。

※ 大島の須古踊りは、こんな踊り。 動画にある説明。

クジラ漁。


学校が見えるかと思って、高台に。

学校は、もっと上のよう。 左の方か。 全部の学校が、山の上に。
※ 小学校の児童数は、51名。 島全部の子供が、集まる。

山を下りて、別の小路。

時々、立派な家がある。

城山という小さな山がある。 頂上に展望台。 そこに、行く。


向こうから来た。 右に、島も見えてる。(度島か)

中央に、支所や、さっき行った資料館が見える。 棚田が広がっている。

左の方。 山の上の建物は、漁火館という温泉のよう。

山を下る時に見た畑。 エンドウが育っている。
※ 向こうに、ニラか。 平戸に戻って、ニラを買った。 卵とじして食べる。

最初に見たのは、正面にあった小路。 最後のは、手前に。
※ 昔、島には、5000人の人がいたと云う。 今は、3分の1。 資料館の人が教えてくれた。

木がいい。 椿の花。


4時、出港。

黒牛を積んだトラックが、下りてきた。 この島で育てるのかな。 島は、黒牛で売り出している。

港を離れた。

同じ島の、的山(あづち)港に寄った。

平戸からの人が、下りた。

帰り、海にはうねりがあって、船はゆれた。
無事に、平戸港に。

神浦の集落は、今後どうなるのだろう。 きっと、空家ばかりになる。
島を出た人が、定年で戻って来たとしても、修理できない家が増える。
通りが3つあったけど、ちゃんと残るのは、1つだけかもしれない。
家と家が、ずっとくっ付いていた。 そんな家並み、初めて見た。
めずらしい伝建地区でした。
【大島の須古踊り】 動画は、ここにあります。 少し長い。
【動画】

※ カピタン、という言葉は、映画「デルス・ウザーラ」の中で、何度も出てくる。 何かの「長」という感じ。
【今日の歌】
映画の一シーンのよう。 俳優は、アントニオ・バンデラス。 スペイン出身。 今は、ハリウッド。
この曲は、ロス・ロボス(Los Lobos)というバンドの歌。 ラ・バンバのヒットで知られる。
曲名は、Antonio Banderas y Los Lobos - Canción Del Mariachi の、後ろの部分か。
ロス・ロボスが日本に来た時の公演。 曲名は、分からない。
※ 明日は、夏川りみ、吉川忠英、石川鷹彦、かな。
【停泊場所】 平戸城下の駐車場
【明日の予定】 平戸島の南の部分
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
島並み拝見
最近は 島並み拝見に はまって いますね
Re: 島並み拝見
そうです。 見ないふりして、通り過ぎれないので。
いつか、無人島に、カヌーで連れて行ってください。
いつか、無人島に、カヌーで連れて行ってください。
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