京都の紅葉は、半分程が見ごろ、他が一部見ごろ。
来週いっぱい大丈夫で、人出は、今週末がピークでしょうか。
京都の左端に嵐山があるが、その北部が、嵯峨野。
静かな、落ち着いた所。
百人一首が生まれ、小倉餡(おぐらあん)の発祥の地でもある。
JRの嵯峨嵐山の駅から歩いた。 平日だが、人は多い。
今日行く所は、下の地図にある。
最初はここ、野宮神社。
鳥居が変わってて、くぬきの木で、樹皮が付いたまま。 黒木鳥居と呼ばれる。
源氏物語の「賢木」(さかき)の巻に、こんな文が、
はるけき野辺を分け入りたまふより、いともものあはれなり。
秋の花みなおとろへつつ、浅茅が原もかれがれなる虫の音に、松風すごく吹きあはせて、
そのこととも聞きわかれぬほどに、物の音ども絶え絶え聞こえたる、いと艶なり。
(中略)
ものはかげなる小柴垣を大垣とて 板屋ども あたりあたりいとかりそめなり
黒木の鳥居ども さすがに神々しう見わたされて、・・」
このことについては、ここに詳しく。(京都観光堂のHPより)
常寂光寺に向かっている。 ※ じょうじゃっこうじ
向こうに見えるのは、落柿舎(らくししゃ)。
松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘として使用されていた草庵。
芭蕉もしばしば訪れ、「嵯峨日記」を残している。
ただ、Wikipediaには、場所も建物も、昔のとは違うとある。
名前だけ昔の名前。 何を見てることになるんだろう。
入るには、お金がいる。
坂本龍馬、中岡慎太郎達の像があった。
近くに、天竜寺があり、禁門の変(1864年)のとき、長州藩はそこに陣を敷いた。(他にもあるが)
龍馬たちが、そこに行く時、久坂 玄瑞(くさか げんずい)に会うため、立ち寄ったとあった。
※ 天竜寺には、今でも、柱に刀傷があるという。 戦いを前にして気持ちが高ぶったため。
道も、風情がある。
常寂光寺。 日蓮宗の寺。
京都の寺は、風景が洗練されている。
ここは、小倉山の中腹。
この寺には、藤原定家の山荘「時雨亭」があったという。 それが売り。
その跡があったのだが、気づかなかった。
落ち葉がいい赤。
常寂光寺は、今が見頃。
重要文化財の、多宝塔。
歩き疲れて、休んでいる。
紅葉に、緑が入っても悪くない。
二尊院に来た。 総門。
総門のむこうは、「紅葉の馬場」と呼ばれる参道。 この参道が、紅葉の名所として知られる。
この寺にも、百人一首ゆかりの、藤原定家の時雨亭跡とされる場所がある。
※ 百人一首は、時雨亭で選ばれたとなっている。
紅葉の馬場。 色の鮮やかさが少し足りないと感じた。
まあいいでしょいか。
この寺は、何がってものはないが、公家の墓が多い。
ここが、特にいい。
本堂に上がることができた。
ここは天台宗。 最澄の肖像画があった。 重要文化財。 普通に置いてあっていいのか。
撮影禁止の標示はない。 注意はされなかった。
祈りを込めて、これから木に結ぶ。
これが、時雨亭跡。
実は、時雨亭跡は他にもあって、少なくても3か所はある。
こういうことがあると、寺の言うことが、信用できなくなる。 他のことも。
小倉餡(あん)発祥の地とあった。
ところが、これの発祥の地も、他に見た。
戻った。
途中にあった、西行井戸。
読めないので、調べた。
牡鹿なく小倉の山のすそ近み ただひとりすむ わが心かな (山家集)
お土産やさん。
嵯峨野は、伝説が多いから、その伝説は自分のとこだとなるのか。
伝説が寺の観光の目玉になっている。
収益に関わるから、どこも譲らない。
こういうのは他にもあって、伏見の寺田屋なんか、偽物と京都市から烙印をおされたのに、それでも営業を続けている。
京都の寺の庭は、質の高い庭師の手によるものと分かる。
常寂光寺が、とくに良かったでしょうか。
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 京都市内 いつ、夜行くかな。
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来週いっぱい大丈夫で、人出は、今週末がピークでしょうか。
京都の左端に嵐山があるが、その北部が、嵯峨野。
静かな、落ち着いた所。
百人一首が生まれ、小倉餡(おぐらあん)の発祥の地でもある。
JRの嵯峨嵐山の駅から歩いた。 平日だが、人は多い。
今日行く所は、下の地図にある。

最初はここ、野宮神社。
鳥居が変わってて、くぬきの木で、樹皮が付いたまま。 黒木鳥居と呼ばれる。

源氏物語の「賢木」(さかき)の巻に、こんな文が、
はるけき野辺を分け入りたまふより、いともものあはれなり。
秋の花みなおとろへつつ、浅茅が原もかれがれなる虫の音に、松風すごく吹きあはせて、
そのこととも聞きわかれぬほどに、物の音ども絶え絶え聞こえたる、いと艶なり。
(中略)
ものはかげなる小柴垣を大垣とて 板屋ども あたりあたりいとかりそめなり
黒木の鳥居ども さすがに神々しう見わたされて、・・」
このことについては、ここに詳しく。(京都観光堂のHPより)
常寂光寺に向かっている。 ※ じょうじゃっこうじ

向こうに見えるのは、落柿舎(らくししゃ)。
松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘として使用されていた草庵。
芭蕉もしばしば訪れ、「嵯峨日記」を残している。
ただ、Wikipediaには、場所も建物も、昔のとは違うとある。
名前だけ昔の名前。 何を見てることになるんだろう。
入るには、お金がいる。

坂本龍馬、中岡慎太郎達の像があった。
近くに、天竜寺があり、禁門の変(1864年)のとき、長州藩はそこに陣を敷いた。(他にもあるが)
龍馬たちが、そこに行く時、久坂 玄瑞(くさか げんずい)に会うため、立ち寄ったとあった。
※ 天竜寺には、今でも、柱に刀傷があるという。 戦いを前にして気持ちが高ぶったため。

道も、風情がある。

常寂光寺。 日蓮宗の寺。

京都の寺は、風景が洗練されている。

ここは、小倉山の中腹。

この寺には、藤原定家の山荘「時雨亭」があったという。 それが売り。
その跡があったのだが、気づかなかった。
落ち葉がいい赤。

常寂光寺は、今が見頃。

重要文化財の、多宝塔。

歩き疲れて、休んでいる。

紅葉に、緑が入っても悪くない。

二尊院に来た。 総門。

総門のむこうは、「紅葉の馬場」と呼ばれる参道。 この参道が、紅葉の名所として知られる。
この寺にも、百人一首ゆかりの、藤原定家の時雨亭跡とされる場所がある。
※ 百人一首は、時雨亭で選ばれたとなっている。

紅葉の馬場。 色の鮮やかさが少し足りないと感じた。

まあいいでしょいか。

この寺は、何がってものはないが、公家の墓が多い。

ここが、特にいい。

本堂に上がることができた。

ここは天台宗。 最澄の肖像画があった。 重要文化財。 普通に置いてあっていいのか。

撮影禁止の標示はない。 注意はされなかった。

祈りを込めて、これから木に結ぶ。

これが、時雨亭跡。

実は、時雨亭跡は他にもあって、少なくても3か所はある。
こういうことがあると、寺の言うことが、信用できなくなる。 他のことも。
小倉餡(あん)発祥の地とあった。
ところが、これの発祥の地も、他に見た。

戻った。

途中にあった、西行井戸。

読めないので、調べた。
牡鹿なく小倉の山のすそ近み ただひとりすむ わが心かな (山家集)

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嵯峨野は、伝説が多いから、その伝説は自分のとこだとなるのか。
伝説が寺の観光の目玉になっている。
収益に関わるから、どこも譲らない。
こういうのは他にもあって、伏見の寺田屋なんか、偽物と京都市から烙印をおされたのに、それでも営業を続けている。
京都の寺の庭は、質の高い庭師の手によるものと分かる。
常寂光寺が、とくに良かったでしょうか。
【道の駅】 ガレリアかめおか
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