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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

歓楽街のある温泉街、嬉野温泉は武雄温泉に似ていた。
シーボルトの湯があり、明るいモダンな雰囲気だった。

嬉野市には、和泉式部公園があり、和泉式部生誕の地とあった。
これは苦しいと云うのが、第一印象だったでしょうか。

中心街の中に、商家の町並みが残っていた。 重伝建地区。
    ※    ※    ※    ※

嬉野(うれしの)市は、佐賀県。


シーボルトの湯。  共同浴場。  観光の拠点。 
この建物は新しく、まだ2年経っていない。 古い建物を再現した。  

12年2月6日 (1)

どうして。シーボルトなのか。 理由は、3つ。 (情報は、ある温泉のサイト。 正確さは?)
 ① シーボルトが、嬉野温泉に来たことがある。
 ② 温泉の湯の分析をシーボルトがした。
 ③ 嬉野茶を伝えたのは、シーボルト。

美人の湯というくらいで、肌がつるつるになる。 床も滑るところが。 

12年2月6日 (2)

受付は、この感じ。 モダン。
    ※ モダンという言葉は、新しいと云う意味だが、大正・昭和の匂いがする。

12年2月6日 (7)

龍馬がどうだとか、資料が展示してあった。

12年2月6日 (6)

大浦慶という人が、長崎にいた。 
嬉野茶をはじめとした日本茶の輸出で儲けた。

彼女は、龍馬たちと関わりがあり、彼らの活動を支えたとある。
この説明は正しく、事実のよう。

12年2月6日 (3)   12年2月6日 (4)

陸奥宗光の夫人。 陸奥亮子。 横顔は、昨日のブログの、黒木瞳のよう。
旦那の陸奥宗光は、龍馬や勝海舟と親しかった。

龍馬はこう言った。  (Wikipediaより)
  「(刀を)二本差さなくても食っていけるのは、俺と陸奥だけだ」
陸奥は、龍馬をこう絶賛。
  「その融通変化の才に富める彼の右に出るものあらざりき。自由自在な人物、大空を翔る奔馬だ」

陸奥宗光は、明治に入って活躍。 夫人の亮子は、社交界の花形。

12年2月6日 (5)

シーボルトの湯から、少し坂を上ると、シーボルトの足湯。

12年2月6日 (8)

嬉野は蓮池(はすいけ)藩。 鍋島藩の支藩。 でも、山間部は佐賀藩。
境界線がどこなのかで、もめた。 それで、境界線に石を置いた。

12年2月6日 (9)

ホテルと歓楽街のある温泉。 見所が多い訳ではない。

12年2月6日 (10)

このような通りが続く。

12年2月6日 (11)

燈籠なのか。 右は、きっと和泉式部。 嬉野市に、和泉式部公園があるから。

12年2月6日 (12)   12年2月6日 (13)

豊玉姫神社に向かっている。 左の人も。 そぞろ歩きが楽しい通りではない。 

12年2月6日 (14)

温泉ホテルは、このように建っている。 
ホテルの客は、夕食後、街のネオン街に出てくる。 昔ながらの温泉。

12年2月6日 (15)

白ナマズが祀ってあるというので、来てみた。

12年2月6日 (18)

ピンクのナマズが、お出迎え。  ヒゲがある。

12年2月6日 (19)

右の人が、白ナマズを触っている。 さわると、御利益。

12年2月6日 (16)

水をかけてから、さわる。 かわいい。 ※ 生きてるのがいたら、面白い。

12年2月6日 (17)

戻る途中の道端に、六地蔵さん。 

12年2月6日 (20)

嬉野温泉から、嬉野市の市街地に向かった。 街外れに、和泉式部公園があった。

12年2月6日 (21)

歌碑があった。 こんな歌。
  「君が 望む その木の綿は 川瀬住む 鮎の腹にぞ 宿りぬるかな」

※ 和泉式部が子供の頃、木綿を摘む手伝いをしていた。
  これを見た天皇の使いが「この綿売るのか」と聞いた。
  和泉式部は即座に
 「君が望む その木の綿は 川瀬住む 鮎の腹にぞ 宿りぬるかな」
  と答えて、天皇の使いをびっくりさせた。

  上のような話しで
  このわたは、はらわたのこと。 うるかは、鮎のしおから。

この歌は、以前見たことがある。 作られた場所は、分からない。
和泉式部の表情、いいですね。

12年2月6日 (22)   12年2月6日 (23)

像があった。 いい像だなっていうのを作るのは、むずかしい。

12年2月6日 (26)

※ それなりの作家にお願いしないと、絶対に作れない。
  人物を全て理解しないと、表情をつくることはできない。
  そんなことを思うんだが・・・。
  最近、いい表情の像に、出会っていない。
  今日も、像を見ただけで、がっかり。 たくさんお金をかけて、もったいない。

※ 檮原の龍馬たち。 月の沙漠。 林芙美子。 これらは、とてもいいのだが。
  佐藤忠良が手掛けた像は、どれも完璧。  天草四郎もよかった。

下の説明があった。

 「ふるさとに 帰る衣の色くちて 錦の浦や杵島なるらん」
この歌に、この地方の地名が入っている。
だから、和泉式部は、嬉野の出身といっている。 伝説もあるし。

12年2月6日 (24)

※ 上の歌が、和泉式部の歌かどうかが分からない。
  証明はできないと、思う。

※ 和泉式部の伝説は、全国にたくさんある。 小野小町と同じように。
  柳田国男は、こう言っている。(Wikipedia)
   式部の、このような伝承が各地に存在するのは、
  「式部の伝説を語り物にして歩く京都誓願寺に所属する女性たちが、中世に諸国をくまなくめぐったからである」

※ 誓願寺は、祇園に近い新京極の奥にある。 龍馬が襲われた場所は、遠くない。
  信者を広めるために、周ったのか。

和泉式部公園を活かすには、こうかなと思う。
すべて、この地域に伝わっていること、として押し通す。
行事の中身、ポスター、など、美しく魅力的な物にする。
恋の歌限定で、歌を募集するとかも。

それなりの存在感が出てきた時、小野小町の秋田の「雄勝」のように、全国的な物になる。
秋田では、米は秋田小町、銀行だって何だって、小町の名前がいっぱいついている。
こんな、魅力的なポスターも

嬉野市の市街地。 ○の辺りに、町並みがある。 この時は、分からなかった。

12年2月6日 (25)

タンポポ。 今年初めて。 夏には、踏みつけられている。

12年2月6日 (27)

川は、旧塩田川。 川の左に町並み。 川の水運を利用して、町並みが発達した。
川の側なので、塩田津の町並み。

12年2月6日 (42)

西岡家住宅。 国の重要文化財。

12年2月6日 (28)

新しい家と、昔の家とが混ざっている。

12年2月6日 (29)

復元が終わった状態に見えますね。

12年2月6日 (30)

数軒の家が、復元の途中だった。 修復の工事が多いのが、塩田津の町並みの特徴。
今後、大きく変貌していく。 楽しみな町並み。

12年2月6日 (31)

脇道が、時々ある。 石蔵から塩田川までの道とかも。 ちゃんと、石畳。

12年2月6日 (32)

この子がいて、この表情。

12年2月6日 (33)

中学生を含めて、通る人達は、みな挨拶を交わしている。 私も途中から、声をかけるようにした。

12年2月6日 (34)

商家なので、重々しさを感じない。 そこがいい。

12年2月6日 (35)

説明。 地図を見ながらでないと、分かりにくい。

12年2月6日 (36)

旧長崎街道とある。 長崎や平戸の殿様も、嬉野を通って、小倉に向かった。

12年2月6日 (37)   12年2月6日 (38)

別な、修復中の家を見せてもらった。 のぞいていたら、どうぞって声をかけてくれた。

12年2月6日 (39)

元の柱が、ほとんど使えている。 
※ 少しでも使えば、復元したことになる。 使える材料は使う、それが条件。

昔の家は、いつまでたっても、デザインは古く感じない。
昭和の家のデザインのほとんどは、今に通用しない。

12年2月6日 (40)

弁慶でしょうか。 なぎなた持ってるので。

12年2月6日 (41)

景気が悪いから、温泉街は大変。
賑わっているのは、競争で勝ち残った所だけ。 湯布院や黒川温泉など。
若者にとって魅力的な所は、誰にとっても楽しい。 
そんなふうに、最近思います。

【関連ブログ】  義経修行の地、鞍馬山  和泉式部恋の道、貴船 ~京都市鞍馬~   他  (2010/11/25)


【今日の歌】
改築工事をしている中から、聞えてきた。
小柳ルミ子の両親は、秋田の人。 福岡で生まれた。 彼女は、秋田美人の顔ではない。
※ 上で紹介したポスターの子が、秋田美人。 
  小町は、どんな顔だったのか。 親は役人のようなので、秋田の人ではないが。



私の城下町、他。 彼女は、福岡をイメージして歌っている。 詩を書いた人は、京都を。



【道の駅】    鹿島


【明日の予定】  鹿島市内  見所はあります。

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 嬉野温泉シーボルトの湯  和泉式部公園  塩田津の商家町 ~嬉野市~  恋の雪別れ  他  (2012/2/6)
  • 2012年02月07日 (火)
  • 02時15分13秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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