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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

鹿島市には、2つの重伝建地区があった。 前回来た時は、気づかなかった。
   ※ 浜中町八本木宿と浜庄津町浜金屋町。
まとめて、肥前浜宿と呼んでいた。
ある人に話が聞けて、伝建地区選定までのことが、分かった。

この町も、一人の人間が、まず動いていた。
    ※    ※    ※    ※

上の広い所が、浜中町八本木宿。  はまなかまち はちほんぎ しゅく。
右のせまい方は、浜庄津町浜金屋町。  はましょうづまち はまかなやまち。

※ どちらも、名前が長いと云う問題がある。
  命名の時に、いろんな声を聞いたから、そうなったのか。
  記憶してもらうのは、大変。

12年2月8日 (23)

車を駐車場に止めようとしたら、年配の男の人がいた。
バックする時、車の後ろを見てくれた。

一昨年も来たことを話しているうちに、作業場に案内してくれた。
椅子に座って、1時間ほどお話しを聞いた。
私は、ストーブの右の椅子に。

12年2月8日 (1)

※ 呼び名は、全体は、肥前浜宿(ひぜんはましゅく)。 
  ブログでは、こう呼ぶことにします。
  右の狭い方は、肥前浜宿の「茅葺(かやぶき)の方」。 広い方は、「酒蔵の方」。

男の方は、峰松 昭次郎さん。 銅板の加工の技術を持っている。
仕事は、神社の屋根を葺いたりするんだが、下のようなのも作る。

右は、神社で使う見本。 祐徳神社の、ある建物の屋根葺きを担当している。

12年2月8日 (2)   12年2月8日 (3)

※ 晩に調べて分かったことだが、峰松さんは、
    佐賀マイスター認定(建築板金)
    卓越した技能者(現代の名工)認定
  を、受けていた。 他に、~~1級とかも。
  現代の名工は、全国で年に150名程しか認定されない。

急須とかは特に、むずかしいと思う。
右の写真の「わ」は、わざと「わ」にしたのだろうか。
  ※ 理屈を言ってるのではなく、こう話している感じになる。
  ※ 単純に間違ったかもしれない。

12年2月8日 (4)   12年2月8日 (5)

峰松さんは、最初気になったのは、茅葺の方だった。
3人集まった。 浜川愛護協会の名前で、始まった。 昭和52年の頃。

次に取り組んだのは、旧乗田家(のりたけ)住宅。 この後、行く家。
崩壊寸前の家だったが、保存に乗り出した。

それがきっかけで、伝建地区の認定となっていく。
市、県、国との関わりで、動くことになる。

※ 最初に動いたのは、峰松さん。 でも、市役所の中にも熱心な人が、きっといた。
  そうでなければ、むずかしい。
  一昨年お会いした、鹿島市役所の人達かもしれない。

人の集まりは増えて、肥前浜宿まちなみ保存研究会と、名前を変える。
現在は、肥前浜宿水とまちなみの会。

12年2月8日 (6)   12年2月8日 (7)

旧乗田家住宅。 案内していただいた。

12年2月8日 (14)

美しい建物に戻った。 新築は、約200年前。 その時との違いは、何なんでしょう。

12年2月8日 (13)

裏側です。 コの字になっているのが、特徴。

12年2月8日 (8)

この建物は、鹿島鍋島藩に仕えた、武士の家だった。 武士の家にしては、大きい。
  ※ 鹿島鍋島藩は、鍋島藩(佐賀藩)の支藩。

12年2月8日 (11)

こうなっていた。 上の方に、シートが。 崩壊寸前。
峰松さんは、これを残したいと言い出した。 誰からも、変人に思われた。

家は、柱が大丈夫であれば、復元できる。 峰松さんは、それを見抜いていた。

12年2月8日 (9)

最近とは言わないが、人はずっと住んでいた。

12年2月8日 (10)

花です。 ボランティアでしてる人がいるんですね。 フキノトウも。

12年2月8日 (12)

※ 佐賀市から、ある放送局の人がやって来て、一緒に見学。

この後、戻る。
右の建物が、峰松さんの工場兼住宅。 峰松さんが、家に入る所。 左は、観光案内所。 最後に行く。

12年2月8日 (15)

時々、このように観光客がやってくる。

12年2月8日 (16)

後で、ここにも行く。 左に、酒粕入荷とあるので、買った。 美味しい甘酒に。

12年2月8日 (17)

問題が書いてあった。(左上に)  ミカンは、棒に刺してあった。
  この鯉は、下駄を、「はく」?「はかない」。  という問題。

裏に答えがあると、あった。 私は見なかった。 考えた方が面白いので。
ところが、分からない。 分かるまで、8時間。 まいった。
※ 鯉(こい)には足が無いから・・・というのは、小学校1年生だって言わない。
※ 答えはおしえない。 いじわるかな。 では、明日のブログに。 

12年2月8日 (18)

誰だろう。 井上陽水かな。 陽水は糸田町の人。 福岡県の真ん中辺り。  関連ブログは、最後に。
※ まさか、森田童子ということはないですね。

12年2月8日 (19)

通りには17軒の造り酒屋。 こんな通りは、他に知らない。 
全部のお店で試飲したら、満足する量、そして酔う。

12年2月8日 (20)

寒いからか、お酒の匂いはしなかった。 でも、飲みたくなる。

12年2月8日 (21)

フナは苦手。 子供の頃釣って遊んだ。 臭いを思い出す。

12年2月8日 (22)

こっちは、浜に近い、茅葺の方。 3軒並んでいる。 一昨年来た時は、改築中。

12年2月8日 (24)

恵比寿さんを祀っているが、像は無く、字だけ。

12年2月8日 (25)

峰松さんに、お礼を言いに行った。 少し話そうと、向かいの案内所に。

この写真には、何かが隠れている。 これも、問題にしましょうか。
※ ヒント  北海道ではありえない。 九州だから、ありうる。 大きい。 答えは、これも明日。

12年2月8日 (27)

たくさんの鶴が、つながっている。 この織り方は、あるんですね。 4つ位なら易しい。 

12年2月8日 (26)

近くにある、祐徳稲荷(ゆうとくいなり)に来ました。

12年2月8日 (28)

九州では、大宰府について大きいと言われる。

12年2月8日 (29)

楼門の中。

12年2月8日 (35)

峰松さんは、この建物の屋根全体をやったと思う。 先代と共に。

12年2月8日 (30)

左に、200㍍程、お土産屋さんが続く。

12年2月8日 (31)

美しくする目的はあるんでしょうか。 

12年2月8日 (32)

右に、なんでもうまくいく守、とある。 それなら、欲しい。
願い事がある人が来たら、この神社は退屈しない。 山の上まで、ず~っと小さな祠が続く。

12年2月8日 (33)

こんなのも。

12年2月8日 (34)

冬だし、5時を過ぎていたので、店は閉まっていた。 後ろにも、たくさんの店。

12年2月8日 (36)

峰松さんは、行動力のある人。
誰かが先に動かなければ、進まない時がある。
変人と言われようが、鹿島地区に重伝建地区が生まれたから、よかったですね。

峰松さんについは、下の資料で分かります。 
※ どこのHPか分からない。 子供の写真があるので、公共のものと思います。

【資料】

norirake1.jpg   noritake2.jpg

noritake3.jpg   noritake4.jpg

noritake5.jpg


【今日の歌】  
あの写真は、井上陽水ということにします。 いつまでも、上手ですね。
陽水が歌う、月の沙漠もいい。 コーヒールンバも。



ピアノがいい。 特に、前奏と間奏。  陽水の奥さまです。



歌だけなら、これがいい。
※ この曲については、書きたいことがいっぱいある。 いつか、書ける時が来るといい。



※ 関連ブログ  糸田は、山頭火が緑平さんを頼り、また陽水が育った町だった。~福岡県のほぼ中央、糸田町~  (2010/4/25)

【道の駅】    鹿島

【明日の予定】  道の駅 おおむた に向かう。 途中でどこか。
         雪の予報なので、どうなるか。 
         9日の日に、柳川の宙太さんが、大牟田市を案内してくれる。

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

Re: タイトルなし

長島町のUさんへ。
コメント読みました。
タイヤの件、お世話になります。
無事に、大牟田の道の駅に着いています。

またお世話になります。
よろしくお願いします。
※ コメントは、読みましたし、両方の名前があるので、消しますね。
  知られて困ることはないんですが。

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  • 茅葺と土蔵造りの、肥前浜宿の町並み  祐徳稲荷 ~鹿島市~  リバーサイドホテル  他  (2012/2/7)
  • 2012年02月08日 (水)
  • 02時56分41秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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