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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

昭和の初めは、200羽ほどだった。
それが、餌付けによって、1万羽を越えるようになった。
秋遅くにやって来たツルたちは、暖かくなるこれから、また北に戻る。

黒之瀬戸大橋ほか、何ヶ所かで、長島町の写真を撮りました。
    ※    ※    ※    ※

出水市ツル観察センターです。

12年2月17日 (1)

13101羽。  数えるためのノウハウは完成されていて、正確なようです。

12年2月17日 (2)

場所は、左上。 ツル渡来地とある。   武家屋敷群は、右に。

12年2月17日 (3)

鳥インフルエンザの関係か、屋上は閉鎖。 外も、エサ場には近づけない。
建物から見るしかない。

 ※ 鳥からの感染が心配なんだが、人間から鳥へは大丈夫なのか。

小柄で黒いのが、ナベヅル。  少し大きくて、目の所が赤いのが、マナヅル。

12年2月17日 (4)   12年2月17日 (7)

ナベヅル、約1万羽。 世界の90%がここに。
マナヅル、約3千羽。 世界の半数がここに。

中央の道の何ヶ所かに、エサが置いてある。 冷凍の魚。 小麦は、毎日1㌧。 朝に。
冷凍の魚は、昼ごろとけて食べられるようになる。
  
※ 北に帰る時、山と山の間を通っていく。 いったん上昇して。 詳しくは、後で。

12年2月17日 (5)

ナベツルは、鍋鶴。 鍋の底のように黒いからだという。 かわいそう。
左の方。
 ※ 長島町の行人岳は、見える山の向こうに隠れている。 北帰行のとき、そっちに向かう。

12年2月17日 (6)

マナヅルは、真鶴。 または、真名鶴。  普通のとか、本当の、の意味。
さらに左。

12年2月17日 (8)

エサは、魚に見えますね。 鶴は雑食なので、タンパク質として与えている。
強い物から順に食べる。 弱いのは、待っている。

白っぽいのは、マナヅル。 小柄な黒っぽいのが、ナベヅル。 分かりやすいですね。

12年2月17日 (24)

世界のナベヅルの、ほとんどがここにいる。
やっと、この数を保っている。 もしここで伝染病がはやったら大変。

一ヶ所に集まる危険は、そこにある。 数ヶ所に、分散したほうがいい。 検討しているよう。
種の保存と云う、観光より大事なことがあることに、気づいている。

12年2月17日 (25)

中央に見えるツルが、他と違う。 頭の上が赤く、羽根が少し白っぽい。

12年2月17日 (26)

拡大するとこう。 ナベヅルとクロヅルの雑種だそう。

12年2月17日 (27)

足も首も真っ直ぐ。

12年2月17日 (28)

鳴いた。

12年2月17日 (29)

観察センターに、観光客に説明している人がいた。 ただ、趣味でやってる感じ。
北帰行について聞いた。
上昇気流のこと。 上空の風。 行人岳のこと。 などなど。

ここの場所で、上昇気流に乗る。 滑空するように、上の方の写真の山と山の間を抜けて行く。
そして、行人岳の近くで、再度上昇気流に乗る。

登るだけ登ったら、北に向かう風に乗る。
羽ばたきながら飛び続けることはしない。

こんなイメージを持って、いろいろ聞いたが、よく分からなかった。
説明がどこかで、あやふやになる。 最後は、この人、ちゃんと知らないのでは、と思ってしまった。

※ ここの上昇気流で一気に風に乗らないのは、望む高さまで昇れないからと思う。
  行人岳の上昇気流に乗ると、北に向かう風がある所まで、昇れる。
  そう思っているんだが。

※ 北に向かう飛行については、再度調べ直します。

ナベヅル。 タンチョウのような美しさはないが、元々、比べる必要が無いんですね。

12年2月17日 (30)

家族。 左が子供。 昨年春に生まれた。 ここまで飛んで来たから、戻るのは心配ないかな。

12年2月17日 (31)

右が、子供。 親と同じ大きさ。

12年2月17日 (32)

ナベヅル。 毛が無い所が赤くなるそう。 ※ クロナベヅルは、頭の上が赤かった。

12年2月17日 (33)

ツルたちた、どこからやって来たかと云うと。 下の地図。
ちょうど、アムール川流域になる。
アルール川の水は、氷になってオホーツク海を南下する。
ツルたちは、風に乗って、九州にやってくる。   ※ アムール川については、関連ブログで。

ツルの繁殖地

新しい道の駅、黒之瀬戸だんだん市場に戻った。 
下の地図の、下の方で、黒之瀬戸大橋を渡ったら、すぐの所にある。

12年2月17日 (9)

昨年、道の駅になった。 これで、島に道の駅が2つ。 ※ 天草諸島全体にだって、1つしかないのに。

12年2月17日 (35)

生きた魚を買うことが出来る。

12年2月17日 (11)

地場産の物がたくさん売っている。 長島町は、豊かな島になっている。

12年2月17日 (10)

高台に上った。 黒之瀬戸海峡に、昭和49年、黒之瀬戸大橋が架かった。 
島民にとって、悲願の橋だった。 

12年2月17日 (12)

40年前に橋は出来た。 島への橋の中では、早い時期の橋です。 
橋なんか夢物語と思われる時代に、必要性を訴えた人間がいた。

何気なく、その地域が発展することはない。 
必ず、きっかけを作った人、動いた人、支えた人達がいる。

左は、有明海。 右は、東シナ海。

12年2月17日 (16)

有明海。 島の間は、波が穏やか。 豊かな養殖の海になっている。 

12年2月17日 (13)

大伴旅人の歌碑。

12年2月17日 (14)

説明にもあるが、
隼人は、朝廷に逆らって戦ったんですね。
鹿児島湾の北に、龍馬の新婚旅行の道があって、途中に隼人塚があった。
 そこに、こんな絵があった

12年2月17日 (15)

Uさんの所に向かう途中。

12年2月17日 (17)

段々畑が見える。

12年2月17日 (18)

Uさんの所に寄って、御馳走をいただいて、温泉の下の駐車場に。
下に、道の駅長島。 右遠くに、牛深の街。 天草。

12年2月17日 (20)  

サンセット長島のホテルと、右に長島温泉センター。
長島は、花の島。

12年2月17日 (21)

小さな丘を越えたら、Uさんの会社がある。 ず~っと行ったら、橋がある。

12年2月17日 (22)

温泉は300円。
遠くに、牛深の街。

12年2月17日 (23)

牛深ハイヤ大橋が、見えている。  ※ こんな橋

12年2月17日 (34)

Uさんの奥様から、手料理をいただいた。 長島のジャガイモが美味しい。 ※ 昨年は、カレーを。

12年2月17日 (19)

※ 今までブログで書けなかったが、実は、車のカギの調子が悪かった。
  後ろの部屋に乗るドアのカギ。 それも直していただき、調子がいい。

ツルたちが生きていける自然は、人間が壊してしまったから、ツルを助けるのは、問題ないですね。
九州に何ヶ所か飛来地があれば、急な伝染病が起きても、全滅することはない。

ツルを、いっぺんに1万羽 見なくても、数百羽、数十羽でも、十分に楽しめます。

【動画】





【関連ブログ】  いろは島の風景 他 ~唐津市肥前町~  「アムール河の波」について  他  (2012/1/11)


【今日の曲】
温泉の脱衣所にいた時、音楽が流れてきた。 ラジオかな。
一瞬、聴いたことのあるメロディと思った。 実際は、違った。
でも、これかも知れない、と思った曲が、今日のシューベルトのセレナーデ。 ※ セレナード、とも。

私は、メロディの一部は分かるが、曲名が分からなかった。
車に戻って、札幌のTさんに電話した。 電話で、こんなメロディと歌った。
Tさんは、知っていた。

歌っているのは、ナナ・ムスクーリ、と言う人。 ギリシャの人。
日本に来たことがある。 ボスニア紛争の時、子供たちのために動いている。
              ※ レッツ・ザ・サンシャインが歌われたのは、ボスニアだったかな。



これほど美しいメロディは、そんなにない。 少し悲しげ。 哀愁も。
シューベルトが亡くなった年に作られた。

歌曲集「白鳥の歌」に入っている。 ※ Tさんも、このことを言った。
「死を目前にした白鳥が、最も美しい声で鳴く」という言い伝えがあって、この名前だそう。

セレナーデは、好きな人が住む家の、窓の外に佇んで、夜に静かに歌う歌と、何かの説明にある。
その人は、自分にとって高嶺の花。
簡単には手に入らない、そんな悲しみが、メロディーに感じます。 どうでしょう。



※ 明日の曲は、今日のセレナーデを、男が歌い、また演奏を。 いいですよ。

【道の駅】  長島

【明日の予定】  長島のどこか。 天気次第。

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

久々に、出水の鶴を見ました。去年は鳥インフルエンザで観察センターは閉まっていたのかな? 生き物だから、日々のお世話が大変と思う。

10年ほど前、元旦に出水へ鶴見に行ったことがあります。出水市に入り、観察センターへの道は大渋滞でした。この辺の習慣で、元旦に鶴を観察し、新しい年を祝うようです。

 姫路市では、元旦、姫路城に登城するみたいです。元旦は、登城料無料でした。
 いろんな正月の光景があり、珍しく感じた次第です。各地には、いろんな正月模様があるようです。

Re: タイトルなし


ツルのことを考えたら、1万羽を越えたとか、観光だとか言ってられない。
早く、分散を考えないとなりませんね。

出水市は、観光でやったことでしたが、ツルにとっては大きなことでした。
助かりましたね。

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  • 13101羽のツルを、間近に見る  黒之瀬戸大橋 他 ~出水市・長島町~  シューベルトのセレナーデ  他  (2012/2/17)
  • 2012年02月17日 (金)
  • 23時43分09秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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