大隅半島を北上して来て、志布志市に。
隣は宮崎県。 そんな位置にまで来た。
駐車場や観光案内が親切なため、見学がしやすい。 助かる。
山頭火の句が、とにかく多い。
この町でちょっとしたことがあって、旅を中断して戻る。
でも、多くの句を残していた。
歩いていたら、小学校から、森山直太郎の「さくら」が聞えてきた。
※ ※ ※ ※
大崎町から10㌔も走らないで着いた。
観光案内のパンフレットに、市役所のパーキングが紹介されていた。 ありがたい。
お勧めの散策コースも載っている。
コースは3つに分かれていたが、全部行くことに。
だいたい、時計と反対回りで動いている。 オレンジの○は、最後に歩いた。
駐車場は、建物の右側に。 お礼に、庁舎を1枚。
大慈寺(だいじじ)には、この石像がある。
九州には、山門の仁王像でなく、こんな石像を見ることがある。 普通の仁王像と違う顔立ち。
右の像。 右手が折れてる。 折れた所に、偶然ツバキの花。 血に見える。
※ この写真を見て、これから、わざとこんな写真を撮ろうと思った。
頭の上に花が来るようにして、リボンにするとか。
大慈寺の本堂。 昔は100名以上の僧侶がいた。 明治の廃仏毀釈で衰える。
京都の妙心寺の末寺とあった。 ※ 嵐山へ行く途中の、花園駅に近い。 大きな寺。
下小西公園。 山頭火の句碑。 山頭火の言うように、この公園にも墓がいくつもあった。
彼がやってきたのは、昭和5年の秋。 この頃から、たくさんの歌を作り出す。 48歳。
このように、古い商家が残っている。 右奥に、句碑。
彼は志布志で、46の句を詠んでいる。
桜が咲いた。
私も、適当に一句つくってみた。
「 桜が咲いて ホーホケキョ 」
上の句を口ずさんだ時、偶然ウグイスが鳴いた。 さらに、一句できた。
「 桜が咲いて ホーホケキョ と言ったその時 ホーホケキョ 」
もう一度鳴いてくれたら、もう一句できたのに。
小さな、お魚屋さん。
生活は、川と共に、水と共にある。 そういう時代があった。
この標識があるため、動きやすい。 迷わない。
川沿いの道。 しだれ柳。 新緑。
宝満寺跡。
碑には、「 家をもたない 秋がふかうなった 」
彼の生きがいは、酒と句を詠むこと。 それだけ。
山頭火は酒豪で、飲み方は、半端じゃなかった。 こんなかんじ。 本人の話し。
「まず、ほろほろ、それから、ふらふら、そして、ぐでぐで、ごろごろ、ぼろぼろ、どろどろ」
最初の「ほろほろ」の時点で既に3合。
「肉体に酒、心に句、酒は肉体の句で、句は心の酒だ」と語っている。 ※ 参考文献 「あの人の人生を知ろう~種田 山頭火」
崖下の大きなくぼみに、仏像。 進入禁止。
今の方満寺。 右に、墓地への道が。
墓への石段を登った。 岩壁に穴があったの入った。
江戸時代の古い墓ばかり。 説明にあった千亀姫の墓は分からなかった。
方満寺の中。 1年経っても、震災を忘れることはない。
笑っても泣いても、いいわけだ。
地図に一番右の端の、橋に来た。 ここに天智天皇が来たという。 志布志の名前の発祥の地。
説明は大変なので、下に。
地図の右上。 武家屋敷地区。
小さな若宮神社。 石像の表情が、さっきのに似ている。 独特。
感じのいいお店と、向こうの庭。
こんな道を向こうに。
湧水があった。 ここにも、句碑。
子供のカバンが転がっていた。 子供たちには、ここでも他でも、何度も出会った。 低学年。
みんな真っ直ぐ家に帰らない。 友達と遊びながら。 みんな仲がいい。
※ 志布志小の教育を垣間見ることが出来ましたね。
学校がもし、子供をどう育てるか、本質の部分が見えなくなったら、細かいことにうるさくなる。
寄り道するな、靴をそろえろ、ゴミを落とすな、そんなのばかりになる。
子供たちは、下校時遊びながら帰って、もし叱られても、先生は鬼のような顔をしないことを知っている。
友達と仲良くする、自分で考えて決める、危険な場所に行かないとか、もっと大事なことは別にあると知っている。
天水氏庭園。 個人の庭です。
大きな庭ではないけど、いいですね。
春の日差しがまぶしい、って言ってるよう。
さらに奥へ。
志布志城跡へ行ってみた。 小さな山の上。 上は小さな広場。 石碑と。
※ 今日も、足を鍛えるため、両足に1㌔ずつのおもりを付けている。
走って登るのは、結構きつい。 急な所は、走れない。
今日の散歩の終点。 右に湧水。
御前の水。 川のように水が湧き出ている。 ここで小川が生まれる。 方丈川。
戻っている。 東郷医院の昔の建物。
こんなことがあって、この町を出る。 そうして、今回の旅全体も打ち切る。
どんなふうに叱られたか。
托鉢(たくはつ)なら托鉢らしく、正々堂々とやりたまえ、と注意された。
※ 今の時代でも、~~らしく や、正々堂々 の言葉は、深く物事を考えない人間が使いたがりますね。
ダグリ岬に来ました。
山頭火は、さみしい時も、酒を飲んだ。
ここから志布志の市街地まで、1里くらいでしょうか。 4行目の意味は分からない。
岬の突端へ。
展望台。
都井岬は、あの半島の向こう。
志布志の港。 大きな港。
どこかに、下に降りる道がありますね。
今日は、4時間ほど歩いたでしょうか。
ほのぼのとした町並みで、伝建地区ではないけど、歩いて楽しい町。
歴史を大事にすることは、今を大事にすることにつながりますね。
とうぜん、子供たちは、一番大事にされる。
いい一日でした。
【今日の歌】
さくら、です。
卒業式か児童会の行事に向けての練習だったのでしょうか。
風にのって聴こえてきました。
この動画がいいでしょうか。 ギター1本で、こうやって歌えるんですね。
※ 森山良子との親子の動画もあります。
綾小路きみまろは、この町の出身です。 歌ではないけど、たまには。
【道の駅】 おおすみ弥五郎伝説の里
【あすの予定】 曽於(そお)市のどこか
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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隣は宮崎県。 そんな位置にまで来た。
駐車場や観光案内が親切なため、見学がしやすい。 助かる。
山頭火の句が、とにかく多い。
この町でちょっとしたことがあって、旅を中断して戻る。
でも、多くの句を残していた。
歩いていたら、小学校から、森山直太郎の「さくら」が聞えてきた。
※ ※ ※ ※
大崎町から10㌔も走らないで着いた。
観光案内のパンフレットに、市役所のパーキングが紹介されていた。 ありがたい。
お勧めの散策コースも載っている。
コースは3つに分かれていたが、全部行くことに。
だいたい、時計と反対回りで動いている。 オレンジの○は、最後に歩いた。

駐車場は、建物の右側に。 お礼に、庁舎を1枚。

大慈寺(だいじじ)には、この石像がある。
九州には、山門の仁王像でなく、こんな石像を見ることがある。 普通の仁王像と違う顔立ち。

右の像。 右手が折れてる。 折れた所に、偶然ツバキの花。 血に見える。
※ この写真を見て、これから、わざとこんな写真を撮ろうと思った。
頭の上に花が来るようにして、リボンにするとか。

大慈寺の本堂。 昔は100名以上の僧侶がいた。 明治の廃仏毀釈で衰える。
京都の妙心寺の末寺とあった。 ※ 嵐山へ行く途中の、花園駅に近い。 大きな寺。

下小西公園。 山頭火の句碑。 山頭火の言うように、この公園にも墓がいくつもあった。
彼がやってきたのは、昭和5年の秋。 この頃から、たくさんの歌を作り出す。 48歳。

このように、古い商家が残っている。 右奥に、句碑。

彼は志布志で、46の句を詠んでいる。

桜が咲いた。

私も、適当に一句つくってみた。
「 桜が咲いて ホーホケキョ 」
上の句を口ずさんだ時、偶然ウグイスが鳴いた。 さらに、一句できた。
「 桜が咲いて ホーホケキョ と言ったその時 ホーホケキョ 」
もう一度鳴いてくれたら、もう一句できたのに。
小さな、お魚屋さん。

生活は、川と共に、水と共にある。 そういう時代があった。

この標識があるため、動きやすい。 迷わない。

川沿いの道。 しだれ柳。 新緑。

宝満寺跡。

碑には、「 家をもたない 秋がふかうなった 」
彼の生きがいは、酒と句を詠むこと。 それだけ。
山頭火は酒豪で、飲み方は、半端じゃなかった。 こんなかんじ。 本人の話し。
「まず、ほろほろ、それから、ふらふら、そして、ぐでぐで、ごろごろ、ぼろぼろ、どろどろ」
最初の「ほろほろ」の時点で既に3合。
「肉体に酒、心に句、酒は肉体の句で、句は心の酒だ」と語っている。 ※ 参考文献 「あの人の人生を知ろう~種田 山頭火」

崖下の大きなくぼみに、仏像。 進入禁止。

今の方満寺。 右に、墓地への道が。

墓への石段を登った。 岩壁に穴があったの入った。

江戸時代の古い墓ばかり。 説明にあった千亀姫の墓は分からなかった。

方満寺の中。 1年経っても、震災を忘れることはない。

笑っても泣いても、いいわけだ。

地図に一番右の端の、橋に来た。 ここに天智天皇が来たという。 志布志の名前の発祥の地。

説明は大変なので、下に。

地図の右上。 武家屋敷地区。

小さな若宮神社。 石像の表情が、さっきのに似ている。 独特。

感じのいいお店と、向こうの庭。

こんな道を向こうに。

湧水があった。 ここにも、句碑。
子供のカバンが転がっていた。 子供たちには、ここでも他でも、何度も出会った。 低学年。
みんな真っ直ぐ家に帰らない。 友達と遊びながら。 みんな仲がいい。
※ 志布志小の教育を垣間見ることが出来ましたね。
学校がもし、子供をどう育てるか、本質の部分が見えなくなったら、細かいことにうるさくなる。
寄り道するな、靴をそろえろ、ゴミを落とすな、そんなのばかりになる。
子供たちは、下校時遊びながら帰って、もし叱られても、先生は鬼のような顔をしないことを知っている。
友達と仲良くする、自分で考えて決める、危険な場所に行かないとか、もっと大事なことは別にあると知っている。


天水氏庭園。 個人の庭です。

大きな庭ではないけど、いいですね。

春の日差しがまぶしい、って言ってるよう。

さらに奥へ。

志布志城跡へ行ってみた。 小さな山の上。 上は小さな広場。 石碑と。

※ 今日も、足を鍛えるため、両足に1㌔ずつのおもりを付けている。
走って登るのは、結構きつい。 急な所は、走れない。
今日の散歩の終点。 右に湧水。

御前の水。 川のように水が湧き出ている。 ここで小川が生まれる。 方丈川。

戻っている。 東郷医院の昔の建物。

こんなことがあって、この町を出る。 そうして、今回の旅全体も打ち切る。

どんなふうに叱られたか。
托鉢(たくはつ)なら托鉢らしく、正々堂々とやりたまえ、と注意された。
※ 今の時代でも、~~らしく や、正々堂々 の言葉は、深く物事を考えない人間が使いたがりますね。
ダグリ岬に来ました。
山頭火は、さみしい時も、酒を飲んだ。

ここから志布志の市街地まで、1里くらいでしょうか。 4行目の意味は分からない。

岬の突端へ。

展望台。

都井岬は、あの半島の向こう。

志布志の港。 大きな港。

どこかに、下に降りる道がありますね。

今日は、4時間ほど歩いたでしょうか。
ほのぼのとした町並みで、伝建地区ではないけど、歩いて楽しい町。
歴史を大事にすることは、今を大事にすることにつながりますね。
とうぜん、子供たちは、一番大事にされる。
いい一日でした。
【今日の歌】
さくら、です。
卒業式か児童会の行事に向けての練習だったのでしょうか。
風にのって聴こえてきました。
この動画がいいでしょうか。 ギター1本で、こうやって歌えるんですね。
※ 森山良子との親子の動画もあります。
綾小路きみまろは、この町の出身です。 歌ではないけど、たまには。
【道の駅】 おおすみ弥五郎伝説の里
【あすの予定】 曽於(そお)市のどこか
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
Re: タイトルなし
どううこと?
「さくら」の歌は、学校から聞こえてきたから、今日の歌に。
ここ数日、夜はずいぶん寒いですよ。 2月の初めみたい。
昼間は、春です。
間もなく、桜並木全体が桜、と云う風景に出会いますね。
過しやすい季節がやってきます。
去年は、そろそろ北に向かったのかな。
思い出します。
「さくら」の歌は、学校から聞こえてきたから、今日の歌に。
ここ数日、夜はずいぶん寒いですよ。 2月の初めみたい。
昼間は、春です。
間もなく、桜並木全体が桜、と云う風景に出会いますね。
過しやすい季節がやってきます。
去年は、そろそろ北に向かったのかな。
思い出します。
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まだ、朝方寒い日々が続いています。
志布志は行ったことがありません。本当に山頭火の句が多いですね。山頭火もお気に入りの場所だったかもしれません。
大牟田の臥龍梅が今、満開と新聞が報じています。約一月送れだそうです。天候異変で梅の開花が狂い、他の花の開花時期にも影響がありそうですね。
桜の開花も今年は遅いようです。各地の桜の写真もアップしてください。楽しみです。朝夕の寒さに気をつけてください。