長湯温泉は、小さな温泉街。
ところが、日本100名湯に選ばれている。 選んだのは、温泉博士の松田忠徳。
とにかくあったまる。 湯温は40度くらいだが、体はポカポカに。
特徴は、炭酸泉。 日本では、屈指の炭酸泉。
※ ※ ※ ※
長湯温泉は、九重に近づいている。
温泉街の端に道の駅がある。 隣に、黒牛の子どもがいた。
声をかけたら、やってきた。
最後に、おまえは何年生きれるんだろうね、と口が滑った。 子牛は、それどういうこと、って顔をした。
長湯温泉は2度目。 2年前に来ている。
長生湯(ちょうせいゆ)に向かった。 200円で入ることが出来る。
寄り道しながら歩いた。 いたるところに、句碑や歌碑がある。
与謝野晶子。
「蛾となりて やがてはここに飛びて来ん 芹川に添ふ 小さきともし灯」
※ 解釈をネットで調べても、分からない。
自分が死んだいつの日か、自分の魂が蛾となって、この温泉街の灯りを目指して飛んでくる。
(来ん は、正確には、どんな意味でしょう。 来るのかな、それとも、来たい、・・・。 高校の時、ちゃんと勉強しとけばよかった)
上のような意味と思うけど、自信はない。
右は山頭火。 分かりやすい。
全体が、長生湯の建物。 左が、日帰り入浴の温泉。 最後に入ることに。
手前左に、山頭火の句碑。
「あかつきの 湯がわたし一人を あたためてくれる 山頭火」
前日、昼間から酒を飲んで早く寝てしまった。
夜が明ける前に目を覚まし、一人で風呂に入っている。
こんな感じでしょうか。 朝からまた、飲んでたりして。
手前が入り口。 向こうは出口。 女湯は、左に。
「飲んで効き 長湯して効く・・・・」とある。
※ 後で知るが、長湯しなくても、10分も入れば十分温まるとあった。
少し坂の上に行くと、歌碑があった。 上に書いた文ですよ。
松尾と云う大学の先生で、長湯温泉の発展に尽くした人のよう。
川は、芹川(せりかわ)。 向こうは、ガニ湯屋台村。
川原に露天風呂。 ガニ湯。 カニの形をしている。 後で行く。
時々、浴衣姿で歩いている人を見る。 風情がある。
左に長生湯。 正面に歌碑が見える。
「芹川の 湯の宿に来て 灯のもとに 秋を覚える 山の夕立」 (与謝野鉄幹)
「 湯の原の 雨山に満ちその雨の 錆の如くに 浮かぶ霧かな」 (与謝野晶子)
※ ここの温泉は、昔、湯の原温泉と呼ばれていた。
芹川は、向こうに流れている。 下流で、大分川に合流。
手前が、長生湯のお風呂。
道の駅は、地図の中央に。 下に来ている。
この橋が、長湯温泉の中心かな。
山に公園がある。 右に、神社。
天満神社。 鳥居には、湯乃原天満社とある。
右に、山頭火の句碑。 真ん中、薬泉堂。 左に小さなお堂。
「壁をへだてて 湯の中の 男女さざめきあう 山頭火」
※ 歌碑のそばに、天満湯が昔からある。
今も昔も、温泉は楽しい。 知ってる者同士だと、賑やかに。
薬泉堂の中。 温泉が出ていた。 飲んでみた。 少し苦い。 ミネラルいっぱい。
お堂の中。 右は、地蔵菩薩。 左は、薬師如来。
温泉は病気を治す。 体にいい。 それで、薬師如来。
※ 地蔵菩薩は、「子供の守り神」。 私のAkkamui(アッカムイ)も、アイヌ語で、子供の守り神。
右は、神の水、とあった。 左に、山頭火の句碑。
神の水を飲んだ。 一句できた。
神のみずの 美味しさは
神のみぞ 知る。
「まだ奥に 家がある 牛をひいていく 山頭火」
※ 長湯温泉自体は、山奥ではない。 豊後街道が近くを通っている。
天満神社。 ※ こんな絵が飾ってある。 前回来た時撮影。
※ 長湯温泉では、日本一の炭酸泉の表示を時々見る。 日本全体では、認められていない。
ここが、ガニ湯。 カニの形。 目玉は、大きな石。
ガニ湯伝説。 修行の足りない僧が出てくる。
この後、長生湯に入る。
湯は濁っている。 マグネシウム、ナトリウム、カルシウムなど。
炭酸は小さな泡の他、溶けてるのもある。
すごい勢いの、かけ流し。 10分入っていれば、十分に温まる。
御前湯。
長湯温泉を歩いていると、落ち着く。 美々津の町並みを歩いているのに似ている。
小さくても、寂れている訳では、決してない。
こういう所は、少ない。 泉質の良さが、大きいんでしょうね。
※ 九重山と坊ガツルが、遠くありません。 さかんに調べています。
今が5月なら、自由自在ですが。 九重山の上には、雪が残っているよう。
夏山の季節までは、もう少しある。
【今日の歌】
鈴木一平と云う人は、札幌出身。 現在、北海道のラジオに毎週出ています。
2曲とも、この人だけのメロディに感じます。
水鏡。 数名の歌手が、カバーしています。
雨の糸。
【道の駅】 ながゆ温泉
【明日の予定】 この近く
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で9位です。
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ところが、日本100名湯に選ばれている。 選んだのは、温泉博士の松田忠徳。
とにかくあったまる。 湯温は40度くらいだが、体はポカポカに。
特徴は、炭酸泉。 日本では、屈指の炭酸泉。
※ ※ ※ ※
長湯温泉は、九重に近づいている。
温泉街の端に道の駅がある。 隣に、黒牛の子どもがいた。
声をかけたら、やってきた。
最後に、おまえは何年生きれるんだろうね、と口が滑った。 子牛は、それどういうこと、って顔をした。

長湯温泉は2度目。 2年前に来ている。
長生湯(ちょうせいゆ)に向かった。 200円で入ることが出来る。

寄り道しながら歩いた。 いたるところに、句碑や歌碑がある。
与謝野晶子。
「蛾となりて やがてはここに飛びて来ん 芹川に添ふ 小さきともし灯」
※ 解釈をネットで調べても、分からない。
自分が死んだいつの日か、自分の魂が蛾となって、この温泉街の灯りを目指して飛んでくる。
(来ん は、正確には、どんな意味でしょう。 来るのかな、それとも、来たい、・・・。 高校の時、ちゃんと勉強しとけばよかった)
上のような意味と思うけど、自信はない。
右は山頭火。 分かりやすい。


全体が、長生湯の建物。 左が、日帰り入浴の温泉。 最後に入ることに。
手前左に、山頭火の句碑。

「あかつきの 湯がわたし一人を あたためてくれる 山頭火」
前日、昼間から酒を飲んで早く寝てしまった。
夜が明ける前に目を覚まし、一人で風呂に入っている。
こんな感じでしょうか。 朝からまた、飲んでたりして。

手前が入り口。 向こうは出口。 女湯は、左に。
「飲んで効き 長湯して効く・・・・」とある。
※ 後で知るが、長湯しなくても、10分も入れば十分温まるとあった。

少し坂の上に行くと、歌碑があった。 上に書いた文ですよ。
松尾と云う大学の先生で、長湯温泉の発展に尽くした人のよう。

川は、芹川(せりかわ)。 向こうは、ガニ湯屋台村。

川原に露天風呂。 ガニ湯。 カニの形をしている。 後で行く。

時々、浴衣姿で歩いている人を見る。 風情がある。

左に長生湯。 正面に歌碑が見える。

「芹川の 湯の宿に来て 灯のもとに 秋を覚える 山の夕立」 (与謝野鉄幹)
「 湯の原の 雨山に満ちその雨の 錆の如くに 浮かぶ霧かな」 (与謝野晶子)
※ ここの温泉は、昔、湯の原温泉と呼ばれていた。

芹川は、向こうに流れている。 下流で、大分川に合流。

手前が、長生湯のお風呂。

道の駅は、地図の中央に。 下に来ている。

この橋が、長湯温泉の中心かな。

山に公園がある。 右に、神社。

天満神社。 鳥居には、湯乃原天満社とある。

右に、山頭火の句碑。 真ん中、薬泉堂。 左に小さなお堂。

「壁をへだてて 湯の中の 男女さざめきあう 山頭火」
※ 歌碑のそばに、天満湯が昔からある。
今も昔も、温泉は楽しい。 知ってる者同士だと、賑やかに。

薬泉堂の中。 温泉が出ていた。 飲んでみた。 少し苦い。 ミネラルいっぱい。

お堂の中。 右は、地蔵菩薩。 左は、薬師如来。
温泉は病気を治す。 体にいい。 それで、薬師如来。
※ 地蔵菩薩は、「子供の守り神」。 私のAkkamui(アッカムイ)も、アイヌ語で、子供の守り神。


右は、神の水、とあった。 左に、山頭火の句碑。
神の水を飲んだ。 一句できた。
神のみずの 美味しさは
神のみぞ 知る。

「まだ奥に 家がある 牛をひいていく 山頭火」
※ 長湯温泉自体は、山奥ではない。 豊後街道が近くを通っている。

天満神社。 ※ こんな絵が飾ってある。 前回来た時撮影。

※ 長湯温泉では、日本一の炭酸泉の表示を時々見る。 日本全体では、認められていない。
ここが、ガニ湯。 カニの形。 目玉は、大きな石。

ガニ湯伝説。 修行の足りない僧が出てくる。


この後、長生湯に入る。
湯は濁っている。 マグネシウム、ナトリウム、カルシウムなど。
炭酸は小さな泡の他、溶けてるのもある。

すごい勢いの、かけ流し。 10分入っていれば、十分に温まる。

御前湯。


長湯温泉を歩いていると、落ち着く。 美々津の町並みを歩いているのに似ている。
小さくても、寂れている訳では、決してない。
こういう所は、少ない。 泉質の良さが、大きいんでしょうね。
※ 九重山と坊ガツルが、遠くありません。 さかんに調べています。
今が5月なら、自由自在ですが。 九重山の上には、雪が残っているよう。
夏山の季節までは、もう少しある。
【今日の歌】
鈴木一平と云う人は、札幌出身。 現在、北海道のラジオに毎週出ています。
2曲とも、この人だけのメロディに感じます。
水鏡。 数名の歌手が、カバーしています。
雨の糸。
【道の駅】 ながゆ温泉
【明日の予定】 この近く
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント
毎日楽しく見ています。
毎日、楽しく拝見しています。ながゆ温泉の近くに七里田温泉という温泉があります。車で10分ほどでしょうか。七里田温泉木乃葉の湯の「下湯」という温泉がお薦めです。よかったらお試しください。 木乃葉の湯 0974-77-2686 の下湯です。歩いて3分。
Re: 毎日楽しく見ています。
そうです。 それを狙っています。 日本一危険な温泉とか、何かにありました。
長湯温泉より炭酸が強いかもしれませんね。
情報ありがとうございます。 気持ちが固まりました。
長湯温泉より炭酸が強いかもしれませんね。
情報ありがとうございます。 気持ちが固まりました。
こんにちは
夜勤明けに見ています。
長湯温泉も下湯も知りませんでした。いかがでしたか?
25年前に九重町の筋湯温泉には春秋あわせて半年くらいいたのですが仕事ばかりで、、、
今はどうか分かりませんが、長湯温泉よりもっとひなびた感じの湯治客向けの温泉街でした。今時は珍しくない打たせ湯が売りでした。
九重夢大吊橋のできたいきさつを、つい先ほど知りました。関門海峡ロープウエイの夢も願わなければ叶いませんね。大吊橋はいつか行ってみようと思います。
長湯温泉も下湯も知りませんでした。いかがでしたか?
25年前に九重町の筋湯温泉には春秋あわせて半年くらいいたのですが仕事ばかりで、、、
今はどうか分かりませんが、長湯温泉よりもっとひなびた感じの湯治客向けの温泉街でした。今時は珍しくない打たせ湯が売りでした。
九重夢大吊橋のできたいきさつを、つい先ほど知りました。関門海峡ロープウエイの夢も願わなければ叶いませんね。大吊橋はいつか行ってみようと思います。
Re: こんにちは
大分県は、温泉の宝庫。 そのくらい、数が多いです。
今日の七里田温泉も、驚きの温泉でした。
筋湯温泉ですね。 調べてみます。 そっちの方、通りそうです。
今回は、四国に渡らないで北上の予定です。
門司で食べたうどんの味が忘れられません。
今日の七里田温泉も、驚きの温泉でした。
筋湯温泉ですね。 調べてみます。 そっちの方、通りそうです。
今回は、四国に渡らないで北上の予定です。
門司で食べたうどんの味が忘れられません。
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